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バイトリーダーをしていた経験はガクチカとして強いですか?
ガクチカは、アルバイトをテーマにしたいと考えていて、一つのアピール要素としてバイトリーダーを任されていたことを話そうと思っているのですが、これはアピールとして効果的ですか?
リーダーとしてチームをまとめたことや、売上向上に貢献したことなど、いくつかエピソードがあるのですが、ほかの就活生とどう差別化すれば良いのかわかりません。正直、バイトリーダーをやったことがある人はたくさんいるんだろうなとも思っているのですが、実際企業側はどのように感じるのでしょうか?
この経験のほかには特にこれといったガクチカがないので、この経験でしっかりアピールできる具体的な方法があれば教えていただきたいです。お願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
リーダーシップのアピールになるため活用可能
バイトリーダーをしていた経験は、十分にアピールポイントとして活用可能だと思われます。
なぜなら、企業は選考基準として「将来的な成長」も視野に入れているからです。
20代はポテンシャル採用に重きを置きますが、30代になると即戦力やリーダーシップを問われる機会が多くなります。
そのため、同企業に長く勤める場合も転職を検討した際も、バイトリーダーを務めた経験をアピールポイントとして活用されるとよいでしょう。
具体的な数値や独自のエピソードで差別化しよう
学生でバイトリーダーを任されている方は、ほかにも多くいらっしゃることと思います。ですが、売上向上に貢献した実績もあるとのこと。こちらに関しては、具体的な数値を明示するとよいでしょう。
また、他にも「スタッフへの思いやり」や「地味な裏方作業への取り組み」など、あなたにしか成し得なかったエピソードはありませんか?
もし、複数の達成項目があれば、そちらも合わせてアピールポイントとすることで差別化をはかれる可能性が高まります。
バイトのガクチカを実際に作成する方法は、次の記事を参考にしてみてくださいね。
バイトリーダー経験は「主体性」と「巻き込み力」で差をつけよう
私たち採用担当者がバイトリーダーの経験談を聞く際に注目しているのは、その成果が本人の主体的な努力によるものなのか、そして、周囲の人々を効果的に巻き込んで達成したものなのか、という点です。
なぜなら、自分一人の努力だけで成し遂げられることには限界があると考えられているからです。
私の経験上、同じ「売上50%アップ」という実績でも、周りのスタッフの信頼を得て協力を引き出し、チームとして成果につなげたエピソードであれば、それは再現性のある能力として高く評価されるといえます。
自分の行動のプロセスを具体的に語って更なるアピールにつなげよう
また、もう一つの評価軸として「圧倒的な行動力」も挙げられます。
たとえば、「原材料のコストを下げるために、自ら問屋と直接交渉をおこなった」、「フランチャイズチェーン全体の販売戦略を見直し、本部に対して具体的な改善案を提案した」などといったエピソードからは、現状に甘んじない主体性や並外れた行動力が感じられると私は思います。
面接において私は、書類上では同じように見える実績でも、その背景にあるプロセスや具体的な行動を深く掘り下げて聞いていき、その学生が持つ主体性や周囲を巻き込む力を見極めています。
結果として同じ「売上50%アップ」という実績を持つ学生が3人いたとしても、そのプロセスにおける本人の努力や、能力を発揮できた度合いによって、評価は大きく変わってくると私は思うのです。
たとえば、「インバウンド観光客の増加を見込み、外国語メニューの導入とSNSでの情報発信を強化した結果、外国人客が前月比〇%増加した」といった具体的な取り組みは、仮説検証能力を示す良い行動プロセスの説明といえますね。
もちろん派手な成果でなければいけないわけではなく、自ら仮説を立ててそれを検証した経験を、具体的でわかりやすく伝えてほしいと、私たち採用担当者は期待しているのです。
主体性の自己PRの仕方を知りたい人は、次の記事もチェックしてみましょう。
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