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バイトリーダーをしていた経験はガクチカとして強いですか?

ガクチカは、アルバイトをテーマにしたいと考えていて、一つのアピール要素としてバイトリーダーを任されていたことを話そうと思っているのですが、これはアピールとして効果的ですか?

リーダーとしてチームをまとめたことや、売上向上に貢献したことなど、いくつかエピソードがあるのですが、ほかの就活生とどう差別化すれば良いのかわかりません。正直、バイトリーダーをやったことがある人はたくさんいるんだろうなとも思っているのですが、実際企業側はどのように感じるのでしょうか?

この経験のほかには特にこれといったガクチカがないので、この経験でしっかりアピールできる具体的な方法があれば教えていただきたいです。お願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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アルバイトリーダーの経験をどう差別化するかが重要

たしかに、これまでの私のキャリアコンサルタントとしての経験から見ても、質問者さんの言う通り、就活の場においてアルバイトリーダーの経験者が多い可能性も考えられるため、アルバイトリーダーの肩書きだけではアピールポイントとして少し弱いと思います。

しかし、決してその経験がガクチカとして無意味ということではありません。私の考えとして、こうしたエピソードを伝えるうえで大切なのは、ほかの人とどのように差別化するかです。

独自エピソードで「一緒に働きたい人材」として印象付けよう

たとえば、売上貢献の実績がある場合は、具体的な数値を明示すると説得力が増します。また、スタッフへの思いやりや、地道な裏方作業といったリーダーならではの苦労や努力も具体的に言語化できれば、評価されるポイントになるのです。

以前、私が話を聞いた人で、飲食店の店長をされていた人が、経費削減のために悪天候の日にアルバイトを休ませ、ご自身一人で仕入れから営業までこなしたという話がありました。

このように、自分ならではのエピソードを具体的に語ることで、ほかのバイトリーダー経験者との違いを明確に示し、「この人と一緒に働きたい」と思わせることが重要だと私は思います。

バイトのガクチカを実際に作成する方法は、次の記事を参考にしてみてくださいね。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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バイトリーダー経験は「主体性」と「巻き込み力」で差をつけよう

私たち採用担当者がバイトリーダーの経験談を聞く際に注目しているのは、その成果が本人の主体的な努力によるものなのか、そして、周囲の人々を効果的に巻き込んで達成したものなのか、という点です。

なぜなら、自分一人の努力だけで成し遂げられることには限界があると考えられているからです。

私の経験上、同じ「売上50%アップ」という実績でも、周りのスタッフの信頼を得て協力を引き出し、チームとして成果につなげたエピソードであれば、それは再現性のある能力として高く評価されるといえます。

自分の行動のプロセスを具体的に語って更なるアピールにつなげよう

また、もう一つの評価軸として「圧倒的な行動力」も挙げられます。

たとえば、「原材料のコストを下げるために、自ら問屋と直接交渉をおこなった」、「フランチャイズチェーン全体の販売戦略を見直し、本部に対して具体的な改善案を提案した」などといったエピソードからは、現状に甘んじない主体性や並外れた行動力が感じられると私は思います。

面接において私は、書類上では同じように見える実績でも、その背景にあるプロセスや具体的な行動を深く掘り下げて聞いていき、その学生が持つ主体性や周囲を巻き込む力を見極めています。

結果として同じ「売上50%アップ」という実績を持つ学生が3人いたとしても、そのプロセスにおける本人の努力や、能力を発揮できた度合いによって、評価は大きく変わってくると私は思うのです。

たとえば、「インバウンド観光客の増加を見込み、外国語メニューの導入とSNSでの情報発信を強化した結果、外国人客が前月比〇%増加した」といった具体的な取り組みは、仮説検証能力を示す良い行動プロセスの説明といえますね。

もちろん派手な成果でなければいけないわけではなく、自ら仮説を立ててそれを検証した経験を、具体的でわかりやすく伝えてほしいと、私たち採用担当者は期待しているのです。

主体性の自己PRの仕方を知りたい人は、次の記事もチェックしてみましょう。

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 ツールで作成した例文 
私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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