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理系のインターンはいつから始めるべきですか?

理系の大学院生です。周りの友人がインターンシップに参加し始めていて、自分も動かなきゃとは思うものの、研究が忙しくてなかなか踏み出せずにいます。

研究室の先輩からは「もっと早くから準備しておけばよかった」という話も聞き、今のうちに何をしておくべきか、不安になってきました。

理系のインターンは、一般的にのタイミングで動き出す人が多いのでしょうか? また、研究との両立を考えた参加時期や、スケジュールの立て方も知りたいです。

インターンを探すうえでの注意点や、事前に準備しておくべきことなど、理系ならではのアドバイスがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

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理系インターンは大学3年生・修士1年生の夏と冬が主流!

理系のインターンシップは、大学3年生・修士1年生の夏(8〜9月)や冬(12〜2月)に多く開催されます。

特に夏期は、企業によっては早期選考や本選考への直結ルートにつながる場合もあるため、春頃から情報収集を始めて4〜5月にはエントリーを進める学生が多いです。

研究との両立を考えると、まずは研究室の年間スケジュールや繁忙期、実験の山場などを確認し、無理なく参加できる時期を見極めることが大切だと言えます。

可能な範囲で研究内容の整理や活躍イメージの言語化を進めてみよう

また、関連する学会やゼミ発表などと重ならないタイミングを選ぶのが現実的です。理系ならではの準備としては、研究概要をわかりやすくまとめる練習や、専門分野が企業でどのように活かせるかを自分の言葉で説明できるようにしておくことが挙げられます。

たとえ、テーマが自分の専門と異なっても、柔軟な吸収力や論理的な考え方を伝えられれば十分評価されます。

1dayから参加できるインターンも多いため、まずは自分の予定と照らし合わせ、「この期間なら行けそう」と思える時期を見つけて行動することが、第一歩となります。

インターンに参加すると視野が広がるため、積極的に挑戦していきましょう。

キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

西 雄一

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理系インターンは目的意識が大切!

マイナビ2026年卒大学生広報活動開始前の活動調査によると、2026 年卒のインターン・仕事体験参加社数は平均で5.2 社でした。

インターンには、「働くことを実感したい」「企業理解を深めたい」だけでなく、「希望する企業があればそこで自分をアピールしたい」「採用が始まった段階でインターンの評価も含めてほしい」という目的で参加する学生が多いです。あまり何も考えずに手あたり次第申し込むと、やる気のあるほかの学生と比較される可能性もあります。

キャリアセンターの活用と自己分析で効率的に進めよう

そもそも、目的意識を持ってインターンに参加することが、その後の学びの質や、場合によっては選考にも良い影響を与えるのです。夏のインターンはかなりの人気がある企業もあるため、志望動機、自己紹介などが事前に求められることも多いです。そのため、早い段階から自己理解を深めておく必要があります。

インターンの情報収集については、大学のキャリアセンターを利用してみましょう。大学のキャリアセンターには日々多くの企業から最新かつ信頼性の高い情報が寄せられていて、過去の参加実績や学生の感想といった資料も充実している場合が多いです。

もちろんインターン情報サイトや志望する企業のサイト、先輩からも情報を得ることもできます。インターンのスケジュールがわかればそこから逆算して自己分析を開始しましょう。

以下の記事では、インターンに参加するメリットやインターンの選び方などを解説しています。インターンについてあまり理解できていない人は、事前にチェックしておきましょう。

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