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インターンシップで提出するエントリーシートの書き方を教えてください。
インターンシップに参加するにあたって選考があるのですが、エントリーシートの書き方に苦戦しています。
絶対に参加したいインターンなので、企業の担当の方に響くものにしたいのですが、自分の強みや経験をどのようにアピールすれば良いのでしょうか。
ただアルバイト経験を羅列するだけでは弱い気がしますし、企業の求める人物像に合わせたアピールをするにはどうすれば良いのか悩んでいます。
インターンシップの選考を突破できるような、効果的な自己PRの書き方について、具体的なアドバイスをお願いします。ほかの就活生はどのような点を意識して書いているのかも気になります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「なぜその企業なのか」をしっかり伝えよう!
インターンのESを書くとき、競争率の高い企業であればあるほど「自分の強みをどうアピールすればいいのか」と、ついそこに意識が向いてしまいがちです。
質問者さんも、きっとそうした迷いのなかにいるのだと思います。しかし、ここで一度その前提を見直してみましょう。
目的は「選考を通過してインターンに参加すること」です。強みを全面に出すよりもまず大事なのは「なぜその企業なのか」をしっかり伝えることだといえます。
企業にとって、たとえ優秀な人材であっても、「なんとなく応募しました」といった動機では、インターンに来てほしいとは考えにくいものです。
なぜなら、そういう人はそもそも志望度が高くないケースが大半で、インターンに来てもその後に繋がる可能性が低いと見なされてしまうからです。
企業は「この企業のこの仕事に興味がある、だからこのインターンに参加したい」という気持ちの学生を待っています。そのため、自分の強みや経験は、それを支える根拠として使う意識が大事です。
たとえば、「こういうアルバイト経験があったからこの仕事に惹かれた」「こういう強みがあるからこの企業で活かせると感じた」といったように、志望理由の裏付けとして語るのが効果的なのです。
逆に、「私はこういう強みがあります、こんな経験があります」とだけ並べても、企業側としては「何の関係があるの?」となりかねません。
就活は、自分を売り込む場ではあるものの、自己紹介だけをしても相手に売り込むことはできないのです。
企業に惹かれた理由と自分のなかの経験や価値観をセットで語ろう
企業に惹かれた理由と自分の経験や価値観がしっかりつながっていることを伝えられると、より説得力が増します。
まずは、「多くの企業のなかで、なぜこの企業なのか」「なぜこの仕事なのか」を最初にしっかり書きましょう。そのなかに、自分の経験や強みが自然に出てくるのが理想です。
経験の細分化→言語化で企業との共通点を語ろう
大切なのは、「どんな経験を通じて何を学び、何を得たのか」を、しっかりと言葉にして伝えられるようにしておくことです。
そのうえで、企業理念や企業リサーチを通じて、「企業が求めていること」と「自分の経験」が結びつく部分があれば、そこを意識して関連づけていくと良いのではないでしょうか。
重要なのは、物事を細分化して捉えることです。たとえば、「企業理念」という大きな言葉も、要素に分解していくと、具体的な価値観や行動指針が見えてきます。
企業理念や事業内容に自分の視点を持つことがカギ
実際に、ある企業の理念が「人を豊かにする」であった場合、「豊かにする」とは具体的にどういうことか、さらに細かく掘り下げて考えることができます。
「どのように豊かにするのか」「どんな方法で実現するのか」といった視点で考えることで、自分の経験や強みと結びつけられるヒントが見つかるため、実践してみましょう。
エントリーシートの自由記入欄の書き方について知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
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