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短期インターンシップの期間はどれくらい?
短期インターンに興味があるのですが、具体的にどのくらいの期間のものがあるのでしょうか?
数日から1週間程度のものもあれば、2週間程度のものもあると聞きましたが、それぞれの期間で、学べる内容や経験できることに違いはありますか?
また、大学の授業やアルバイトとの両立を考えると、どのくらいの期間のインターンに参加するのが現実的でしょうか?
短期インターンを探す際のポイントや、期間によって選考の難易度に違いがあるかなど、何かアドバイスがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
短期インターンの期間は3パターンが主流! 志望企業について調べよう
短期インターンの期間は企業やプログラムによってさまざまですが、大きく分けると1日、数日(2~5日)、1週間程度の3パターンが主流です。
ごく一部の企業では2週間程度のプログラムも実施されています。また、1カ月以上の長期インターンを設けている企業もあり、これは特にベンチャー企業や外資系企業で多く見られるでしょう。
1日や数日程度のプログラムは、企業説明会に近い場合が強く、社風や業界の理解を深めることがおもな目的です。
これらは、ケースワークや簡易的なワークショップを通じて「業務の全体像を体験し、興味を確かめたい」という段階で参加すると効果的だと思います。
一方、1週間程度のプログラムになると、より実務に近いグループワークやプロジェクト演習が組み込まれており、短期間でチームで課題を解決する過程を学ぶことができるでしょう。
業務の進め方やコミュニケーションの取り方を実体験できるため、自分の働き方スタイルとの相性も見極めやすくなるのです。
2週間程度のプログラムはあまり一般的ではありませんが、一部の企業では業務の基礎部分を一通りローテーションで体験したり、実際に数日かけて提案資料を作成したりと、より深いプロジェクト体験が得られるケースもあります。
この段階までくると、実際の就業後に近いタスク感覚やチームメンバーとの協働手法を肌で感じられるため、エントリーシート(ES)や面接での説得力向上にもつながるでしょう。
大学の授業やアルバイトとの両立を考えると、平日フルで動けるのは長くても1週間が現実的だと思います。2週間以上のプログラムや長期インターンは、夏季休暇や春季休暇などまとまった時間を確保できるタイミングで参加するのがおすすめです。
たとえば、長期休み中に1週間程度のプログラムを複数社申し込むことで、比較しながら自分に合う企業文化や業務内容を絞り込む方法もあります。
自分の目的と時間に合わせて期間を選ぶ! 効率的に進めよう
ただし、日程が重なる場合もあるため、事前にスケジュール調整をおこなうことが大切です。インターン参加のための選考の難易度は期間が長いほど高くなる傾向があります。
1日型や数日型は比較的応募障壁が低く、説明会後の簡単なWebテストやエントリーで参加できる場合が多いです。一方で、1週間以上のプログラムでは書類選考やオンライン面談、グループディスカッションを課す企業もあります。
そのため、「試験的に参加してみたい」段階なら短期プログラム、より深く業務体験したい場合は1週間以上のプログラムを選び、事前にスケジュール調整をしたうえで志望度の高い企業に応募すると良いでしょう。
自分の目的と時間に合わせて期間を選び、参加後は必ず振り返りをおこない、次の自己PRや志望動機に活かしてください。
短期は1時間から! 興味度の高い企業は数日参加を検討しよう
短いものですと1時間程度、なかには50分というインターンも聞いたことがあります。そのほか、半日、1日、あるいは2~3日間といったように、期間は本当にさまざまです。
大学3年生の夏休みは、多くの学生にとって非常に多忙な時期となります。「来週は複数のインターンが重なってしまって参加できない」といった声も実際に聞くことが多いです。
もし夏の時点で、「この企業に絶対に行きたい」という本命の企業が明確に決まっているのであれば、まずはそこに集中するのが良いと思います。
そのうえで、ほかの企業も見ておきたいということであれば、1dayインターンをいくつか組み合わせて参加するのが現実的でしょう。
興味の度合いが高い企業のインターンについては、可能であれば2~3日以上のものに参加すると、より深く企業を理解することができます。
実務体験か課題か? プログラムの内容で経験の質が変わる
期間による内容の違いですが、たとえば社員の人に同行して実務を体験させてもらえるようなインターンであれば、仕事の疑似体験ができるでしょう。
2~3日程度の期間だと、業務の導入部分に触れる程度となり、仕事全体の具体的なイメージをつかむのは少し難しいかもしれません。
1週間程度の期間があれば、ようやく全体像が見えてくる可能性がありますが、これもインターンの内容によります。
私が聞いている限りでは、学生だけで何らかの課題に取り組む形式の1週間と、実際の業務に触れられる1週間とでは、得られるものの質が異なることが多いです。
以下の記事では、短期インターンの内容や参加するメリットなどを解説しています。就活時に後悔しないためにも、短期インターンを理解して参加するかどうかを考えておきましょう。
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