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内向型の人でも営業職に就けますか?
就活中の学生です。私は営業の仕事に興味があるのですが、内向的な性格のため、営業職の適性がないのではと悩んでいます。
人と話すことは嫌いではないのですが、大勢の前で積極的に話したり、初対面の人とすぐに打ち解けたりするのは苦手です。しかし営業職で働いている人は、誰とでも明るく話せるイメージがあります。
内向的な私は向いていないのでしょうか?
もし可能であれば、内向的な人が営業職で働くうえで工夫できることや、向いている営業スタイルなどがあれば教えていただきたいです。また、面接で自分の内向的な性格をどのように伝えれば、企業へのアピールになるでしょうか?
ぜひアドバイスいただきたいです。よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
内向型でも大丈夫! 営業は「聞く力」が重要
話すこと自体が苦痛でストレスに感じる人であれば、営業職は避けたほうが良いかもしれません。しかし質問者さんは、人とのコミュニケーションが嫌いではないということなので、営業職を目指すことはまったく問題ないと私は思います。
多くの人が営業というと、自分から積極的に、巧みに商品を説明しなければならないというイメージを持っているのではないでしょうか。
私の考えは逆で、営業職にはクライアントのニーズをどれだけ引き出せるか、相手の話を聞く力のほうが重要だと思うのです。
内向型の人ならではの強みから営業職への適性をアピールしよう
相手の本心を引き出し、自社の製品やサービスがどのようにマッチするかを提案する仕事になるため、内向的だからといって諦める必要はありません。
内向的な性格の人が営業職を志望する場合の面接でのアピールとしては、人の話を丁寧に聞くことができる、相手が何に困っているかを感じ取る力がある、といった点をアピールできると良いと思います。
私が見てきた限り、内向的な人は観察力に長けている場合が多いです。そのため、相手のことを優先し、相手の気持ちや本質に気づくのが得意である、などといった点を自分のなかに見つけて、アピールしてみてはどうでしょうか。
内向型も強みになる! 自信を持って営業職に挑戦してみるべし
内向型だと営業に向いてないのではないかと心配になりますよね。
しかし、実は、内向的な人のほうが営業に向いているという話もよく聞きます。それは、人の話を真摯に聞くことができるからです。
顧客は結局のところ、自分の話をしたい、聞いてほしいという欲求を持っている場合が多くあります。そういった顧客の気持ちに寄り添える内向的な人のほうが、相手に安心感を持ってもらうことができ、信頼関係の構築がしやすいのです。
これは強みだととらえて良いと思います。自信を持って営業職の就職を目指してください。
努力のやり方次第では効率的に営業スキルを身に付けることもできる
もし人と話したり伝えるのが苦手だと感じる場合は、話し方のトレーニングや、成果を上げている営業パーソンの本を読むなどして研究をすることで改善できます。
うまくいっている人の真似をすることは、効率的に学ぶことにつながる非常に有効な手段です。
私の経験上、ガツガツと積極的にアプローチする営業の人も素晴らしいですが、じっくりと話を聞いてくれる、どちらかというと内向的なタイプの人に信頼感を覚え、契約に至ったケースも実際に経験しています。
ぜひチャレンジしてみてください!
以下の記事では内向型にピッタリな仕事を詳しく解説しています。併せてチェックしてみてください。
人見知りを長所としてアピールする方法は、こちらの記事を参考にしてください。人見知りの性格のとらえ方を変えて、魅力的な強みとしてアピールできますよ。
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