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企業理念がない場合の志望動機の書き方を教えてください。
就職活動中の学生です。私が見ている企業のなかに、ホームページ(HP)や採用情報を見ても、企業理念が特に記載されていない企業があったのですが、こういう場合の志望動機はどのようなことを書くべきなのでしょうか?
企業理念のようなその企業の考え方や価値観にあたる部分は、志望動機を考えるうえで重要な要素だと聞き、私自身も志望動機を作成する際は企業理念への共感などを盛り込むようにしています。
そのため、企業理念が調べてもよくわからない企業の志望動機はどんな切り口で伝えれば良いのかわからず困っています。
具体的なアプローチのポイントなどについて、アドバイスいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業理念がない場合は事業内容やサービスなどに注目してみよう
企業理念が明確に言語化されていなかったり、あるいは非常に抽象的な言葉で表現されていたりする企業は確かに存在します。
そのような場合は、企業の具体的な事業内容、業界内でのポジショニング、提供しているサービスや製品の特徴、社内で働く社員の人々の雰囲気などに注目してみましょう。
そうすることで、その企業がどのような人材を求め、社会に対してどのような価値を提供しようとしているのか、その方向性が見えてくるはずです。
そして、そのなかで自身がどのように貢献し、成長していきたいのかという軸で志望動機を構成していくと、企業理念が明示されていない企業に対しても、比較的書きやすくなるでしょう。
HP以外の情報源としてはプレスリリースなどがおすすめ
しかし、企業によってはHPに情報が少ない場合も考えられます。中小企業などでは、社員インタビューなどが掲載されていないこともあるでしょう。
その際は、社長のメッセージやプレスリリース、ニュースリリースといった情報がないか探してみましょう。
それでも情報が少ない場合は、同業他社の情報から推測することも一つの手ではありますが、まずはその会社で働く人、特にトップである社長のメッセージを確認することをおすすめします。
社長メッセージや事業のミッションなどから価値観を読み取ってみよう
企業理念はその企業の考え方や価値観を示す重要な要素であり、志望動機を作成する際に共感点を盛り込みたいと考えるのは自然なことです。
企業理念として明確に掲げられていなくても、その企業の考え方や価値観は、代表者のメッセージや事業のミッション・ビジョンといった項目に込められている場合が多くあります。
これらの情報を丁寧に読み解くことで、企業が大切にしていることや目指している方向性が見えてくるはずです。
それでもどれが企業理念にあたるのか判断に迷う場合は、ぜひ同業他社のHPなどと比較検討してみてください。
事業内容が似ていても、それぞれの会社が何を大切にし、どのような社会貢献を目指しているのか、といった点には必ず違いがあるはずです。
その違いこそが、その企業独自の理念や価値観を示している可能性が高いため、そこに着目して志望動機を深掘りしていくと良いでしょう。
面接対策にも効果あり! 複数企業との比較から説得力のある内容に仕上げよう
たとえ現時点で志望する企業がその業界で1社だけであったとしても、面接では「なぜ同業の他社ではなく、当社なのですか?」といった形で、他社との違いを理解しているかを問われることは少なくありません。
そのため、面接対策という観点からも、複数の企業を比較研究しておくことを強くおすすめします。
企業理念が見えないからと諦めずに、多角的な視点から企業を理解しようと努めることが、説得力のある志望動機作成につながるのです。
志望動機に企業理念への共感を盛り込みたい人は、こちらの記事をチェックしてみてください。企業理念を取り入れる際の注意点を解説しています。
次のQ&Aでも企業理念を志望動機にすることについて、キャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみましょう。
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