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理系ですがガクチカが全然ないです……。

理系の大学院生なのですが、就職活動で話せるような良いガクチカがありません。どうしたら良いでしょうか?

研究室にこもって実験ばかりしていたので、サークル活動やアルバイト経験がほとんどありません。研究は理系学生なら皆やっていることだと思うので、ガクチカになり得るテーマではないと思っています。

仮に研究のことを話すとしても、自分の研究内容は専門的すぎて面接官にうまく伝わるかわからず、「研究以外に何もやってこなかったのか」という印象を持たれそうな気がして心配です。

理系の研究室に所属していてこれといったガクチカがない場合、面接でどのように自分をアピールすれば良いのでしょうか? ほかにも、今からできることでガクチカとしておすすめのことなどがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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理系のガクチカは研究プロセスを語ってアピールしよう!

理系で研究以外にガクチカがない場合でも、研究に集中したのは正しい学生生活です。そのため、それがガクチカで良いと私は考えます。

ただし、面接官は選考を通してあなたの人柄も知りたいと思っているので、何か人間的な趣味や息ぬきの話があれば、そのことも少し添えられると良いでしょう。

研究内容が専門的すぎるなら、内容ではなくその研究にどう努力したかというプロセスや、問題解決能力、論理的思考力、忍耐力などの姿勢に焦点を当てて伝えましょう。

そうすれば専門外の採用担当者にもあなたの努力や成長が伝わりますよ。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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学生の本分は学業だからこそ研究も立派なガクチカになる!

本来、大学生のガクチカとは大学での勉強・研究であるのが自然なことです。

私はむしろ、今の世の中のガクチカには「勉強や研究以外で特に自分が頑張って、何かを成し遂げた経験を語るもの」という大きな誤解が起きていると考えています。

そのため、質問者さんが研究室にこもって実験ばかりしていたことは立派な本来の意味のガクチカであると思うのです。

専門性よりも伝え方と経験のなかで得られた学びのアピールが大切

一方で、質問文のなかで「自分の研究内容は専門的すぎて面接官にうまく伝わるかわからず、『研究以外に何もやってこなかったのか』という印象を持たれそうな気がして心配」とありますが、これはその通りで、自分の研究内容をそのまま伝えていくことはおすすめできません。

ではどうするかですが、まずは研究や実験の内容を抽象化し、そのうえで小学生相手に話しても伝わる程度の難易度にしてみましょう。そこまでできたものを、面接官に説明することが重要になります。

特に大学生以上の知識レベルが必要になる専門用語の使用は控えましょう。正確さや精度をある程度犠牲にしても、思い切って簡単な言葉で言い換えることを意識してください。

あなたがこれまで研究に力を入れているなかで、得ることのできたスキルや気づいた思いを整理していきましょう。きっとオリジナリティがあって素敵なガクチカになるはずです。

「アピールできるガクチカがない」と悩みを抱えている人は、以下の記事を参考にしてください。ガクチカを見つけ出し、就活で存分にアピールできる方法を解説しています。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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