新卒用履歴書の自己PRを書く極意|例文28選を強み・職種別で紹介

この記事にコメントしたアドバイザー

  • 上原 正光

    上原コンサルティングオフィス代表 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号20038717)/2級キャリアコンサルティング技能士(第21S17400467号) SNS:Twitter/Facebook

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  • 富岡 順子

    コレカラボ代表 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号16018273)/産業カウンセラー/ワーク・ライフバランス認定コンサルタント/健康経営アドバイザー(認定番号2901967) SNS:instagram/note

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  • 鈴木 洵市

    ブルーバード合同会社代表取締役 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号21041822) SNS:Instagram/Facebook

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この記事のまとめ

  • 新卒用履歴書の自己PRは要素を端的に盛り込むことが不可欠
  • 3つの方法で魅力を最大限アピールすることができる
  • 履歴書の自己PR例文28選を強み別・職種別紹介

履歴書の自己PR欄について、何を書けば良いのか迷いますよね。自己PRの経験が浅い新卒であればなおさらです。「書くべきことが思いつかない」「エントリーシート(ES)と同じ内容で良いのかな」などと悩む人は多いと思います。

自己PRの欄の限られたスペースの中で、まず盛り込むべきポイントを押さえ、見せ方を工夫しなければ、企業に良い印象を残すことができません。ただなんとなく書くのではなく、コツを押さえてアピールすることが大切です。

この記事では、キャリアアドバイザーの上原さん、富岡さん、鈴木さんと、新卒用履歴書の自己PRに書くべき内容や書き方のコツを解説するので参考にしてくださいね。

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目次

履歴書の自己PRは要素を「端的に」盛り込むことが大切

履歴書の自己PR欄はかなりスペースが小さいものが多いですよね。そこでポイントとなるのは、その中であなたの魅力を伝え切るために、端的に書くことです。

富岡 順子

プロフィール

端的に書かれていなければ、読み終わっても何を伝えたいのかわからなかったり、理解するのに時間がかかってしまったりするためプラスの印象を残すことができません。

印象に残らなければこの人に会ってみたいと思ってもらえないので、自己PRは端的に書くことが大切です。

記事では、まず新卒用履歴書の自己PRに書くべき基本的な内容を解説するので、これを踏まえて盛り込む内容を考えていきましょう。さらに、高評価を得られる3つのポイントや、避けなければならない3つの失敗例を説明するので、これを参考にほかの学生と差別化できる自己PRを作成しましょう。

書くときに具体的なイメージが湧くように、自己PRの例文28選も併せて紹介します。アピールしたい強みと職種に分けて紹介するので、自分に合うものを見つけて参考にしてくださいね。

自己PR欄のみならず、新卒用履歴書全体の書き方はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてください。
新卒用履歴書の書き方完全版|よくある失敗や受け渡しのマナーも解説

そもそも企業が自己PRを聞く目的とは

自己PRの内容を考える前に、そもそもなぜ企業が自己PRを聞くのか、目的を捉えることが大切です。

目的を理解すると、書くべき内容の方向性が定まります。反対に、目的を理解しないまま書くと、的外れなアピールをしてしまうことになるため、企業が自己PRを聞く目的をしっかりと捉えていきましょう。

人柄が企業とマッチしているかを知るため

企業が採用基準で重視する項目上位5位

就職みらい研究所の就職白書2022によると、企業が採用基準で最も重視する項目として人柄を挙げています。

人柄が、企業の方針や社風、仕事内容などにマッチするのかを特に重視しているのです。

たとえば、「私の強みは協調性です。サークル活動で対立する意見を尊重しお互いが納得できる結果を導き出しました」などと伝えると、企業でも顧客や社内の人の意見を大切にし良い雰囲気を作り出す人柄が想像できますよね。たとえば、基本理念として「人のため 正しく 仲良く」を掲げているサイゼリヤのような企業で、その人柄がマッチするといえます。

自己PRを通して、強みや長所を聞き、あなたが持つ人柄が企業にマッチするのかを知ろうとしているのです

上原 正光

プロフィール

人が何かに真剣に取り組む時、その行動の過程に人柄が表れます。

採用担当者は、自己PRのエピソードを通じて、課題にどう向き合ったのかを見ることで人柄を知ろうとします。

本人が自覚している性格を参考にしながら、社風に合う人物かどうかも判断していますよ。

企業で活躍できるかを知るため

企業が採用基準で重視する項目上位5位

企業が欲しいのは、その会社で活躍できる人材です。そこで、自己PRを聞くことで、その会社でどのように活躍できるのかを知ろうとしています

たとえば「協調性の強みを活かして、立場の異なる相手の調整役になり、業務を円滑に進めるとともに、皆が気持ちよく過ごせる雰囲気づくりに貢献したいです」などと伝えると、業務がスムーズに進みやすくなる、良い雰囲気作りをして活躍しているイメージが持てます。

就職みらい研究所の就職白書2022によると、企業が重視する項目として3番目に挙げられているものが今後の可能性となっており、自己PRを通して、入社後活躍できる可能性があるのか知ろうとしているのです。

富岡 順子

プロフィール

自社で大切にしていることや、目指している方向性、求めるスキルに合致するかどうかを、自己PRに書かれた強みや経験してきた内容をもとに考えます。採用後、会社で再現してくれるのかを見るのです。

履歴書の自己PRに書くべき内容

企業が自己PRを聞く目的として「人柄を知るため」「企業で活躍できるのかを知るため」と解説しました。それを踏まえると、自己PRでは「どのような人柄で」「それを活かしどのように活躍できるのか」を伝えられると良いです。

そもそもこれといって自己PRできるようなこともありません……。どうすれば自己PRの内容が思いつきますか?

鈴木 洵市

プロフィール

ライフチャートを使って自己分析してみよう

自己PRについてなかなか思いつかないということは、就職相談の事例としてよくあることなので、あまり焦らないで大丈夫です。

最初に自己分析をおこなうと良いです。自己分析の中でも、「ライフチャート」を使うことによって、出来事とそのときの感情、なぜそのように思ったのかを整理することができます。

最悪な状況から脱した時、成功をおさめた時などに、あなたの人柄や性格が出ています。ライフチャートでぜひチェックしてみてください。

ESの自己PRとの違い

ESにも「自己PRをしてください」という設問があることが多いですよね。「同じことを書いても良いのかな」と悩む人もいるのではないでしょうか。

しかし、ESと履歴書は役割が異なるため、それを意識して差別化する必要があります。

ESと履歴書の目的の違い

  • ES:企業が独自に作成した書類であり、企業の特徴に合わせて自分の人間性をアピールするためのもの
  • 履歴書:捺印が必要な公的文書であり、自身の基本情報を伝えるもの

履歴書はあなたのプロフィールを伝えるものであり、名刺代わりといえます。そのため、工夫してアピールするというよりも、あなたという人間がどういう人なのかがわかりやすい内容にする必要があります

特に端的さを意識することが大切

履歴書の自己PRのポイント

履歴書は、基本的に氏名や経歴などのスペースが大きく、そのほかの自己PRや志望動機の欄は狭く設定されていますよね。履歴書は基本情報を伝えるものなので、それ以外の自己PRなどは、端的に書くと良いです。

端的に要約するには、「とても」「大変」などの強調する語句は省略したり、回りくどい表現を避けたり、結論から書くなどの意識を持つことが大切です

ESで自己PRを伝える際の方法は、こちらの記事で詳しく解説しているので併せてチェックしてくださいね。
例文15選|エントリーシートの自己PRで人事を惹き込むコツを解説

ESと履歴書の自己PR、企業はどちらの方をより重視していますか?

上原 正光

プロフィール

それぞれ役割が異なるのでどちらかを重視するわけではない

企業や選考の段階によって提出書類が異なります。

たいていの場合、選考の時点ではESだけを求められます。ESには、通常履歴書で記載を求められる項目が含まれています。そして最終的に履歴書を提出する場合もあります。社員を記録するための台帳を作るので、正式な文書である履歴書を提出させるのです。

そのため、ESと履歴書では求める役割が違います。ESと履歴書の両方を提出する場合には、内容に差は出ないはずです。同じ人間なので内容が異なるはずはありません。

ただし、字数が変わってきたり質問内容が異なったりする場合には、同じことを述べるにしても表現を変えることが必要になってきます。

また履歴書のみを提出する場合は、当然ながら履歴書の内容が書類選考や面接での質問に影響します。

履歴書の「長所」との違い

履歴書には「長所」を問う箇所もありますよね。長所と自己PRの違いがわからないと感じる人も多いと思いますが、以下の通り考えてみましょう。

自己PRと長所の違い

  • 自己PR:企業で成果を出せる強みやスキル。企業は、自社に貢献できるかを知るために聞く
  • 長所:性格面での良い部分。自社に貢献できるかに加え、社風とマッチしているかを知るために聞く

自己PRは企業に貢献できること、長所は性格面で他者と比較し良いところ、と考えましょう

たとえば同じ「リーダーシップ」を伝えるものであっても、自己PRの場合、「リーダーシップを発揮し、チームを引っ張り目標を達成し売り上げに貢献します」などと自分が企業に貢献できるイメージまで伝える必要があります。

鈴木 洵市

プロフィール

履歴書の長所は現在のあなたの強みであるのに対し、自己PRはあなたの強みを活かしてどのように活躍ができるかと未来を語る点が異なります。

アドバイザーコメント

履歴書の自己PRは「過去」「現在」「未来」のつながりを意識しよう

履歴書の自己PRには、経験を通した気づきを盛り込めるとできると良いですね。その際「過去」「現在」「未来」を意識して書いてみましょう。

最初に結論でアピールポイントを述べた後、どうしてそこが自分の強みなのかを「過去」のエピソードを用いて説明していきます。字数に制限があるので、端的に表現することが必要ですが、数字を用いるなどして客観的に判断できるよう工夫していきましょう。

次に、その経験を通して気づいたことは何だったか、経験を抽象化して捉えてみるとどんなことが言えるか、「現在」教訓となっていることは何か、を概念化し書きましょう。

一つひとつの経験をしっかりと振り返り、次につなげる意識をアピールすることが大切です。たとえば、「苦手なことでもチャレンジすることで自分の殻を破り成長することができることに気づいた」といった具合です。

入社後も活かせる学習サイクルを身に付けて履歴書の自己PRを書こう

最後は入社後に強みをどのように発揮していきたいか、志望先の企業の仕事内容、業務内容に重ねながら「未来」のビジョンで締めくくると読みやすいです。

経験を振り返り、気づきを抽象化・概念化し知識へと変え、次の実践をおこなう流れは経験学習モデルと言われ仕事をするうえでも大切にされています。履歴書を作成しながらこのサイクルを回せるようになると入社後も役に立ちますよ。

履歴書の長所・短所の書き方は、こちらの記事で豊富な例文とともに説明しているので見てみてくださいね。
例文25選|履歴書の長所・短所の書き方と選考通過に導くポイント

そもそも長所が見つからない人は、短所とともにこちらの記事で考え方を詳しく解説しているので、併せてチェックしてください。
「長所と短所がわからない」の脱出方法10選|例文や伝え方も紹介

自己PRのエピソードで悩んだら、ツールを使うのが一番オススメ

自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます

そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけで裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

 実際にツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。 学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。 サークル長を務めていたフットサルサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携が取りきれていないことが問題でした。そこで、大学側に掛け合い週に二回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声かけを行いました。さらに、週末明けに今週の活動の詳細をメンバーにメールで配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。 問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしてきたいと考えております。

履歴書の自己PRを書く2つのパターン

履歴書の自己PRを書く2つのパターン

  • ESの要約文にする
  • ESとは異なる強みを押し出す

履歴書の自己PRを書く際に、意識してほしい2つのパターンがあります。これを意識することで、内容のおおまかな方向性をつかむことができ、書きやすくなります。

しっかりチェックしてどちらのパターンで書くべきか考えましょう。

①ESの要約文にする

履歴書の自己PRは、ESと比較し端的な内容にする必要があると解説しましたが、ESの内容を要約した文章にすることが一般的です。

フォーマットにもよりますが、履歴書の自己PRはおおよそ300字程度が一般的なので、ESの内容をその字数を目途にまとめましょう

ただ、要約の仕方がわからない人も多いと思います。以下を意識するとうまくまとめられるので、参考にしてみてくださいね。

ESを要約するポイント

  • 「とても」「大変」など強調する語句を省略する
    →強調する語句はなくても伝わるため
  • 企業の情報を省略する
    →元々企業側が把握している情報であるため
ESの自己PRが600字くらいなので大幅に削りたいです。どうまとめれば良いですか?

上原 正光

プロフィール

アピールポイントを1つに絞ること、エピソードは丁寧に説明することを心がけよう

アピールしたい項目を絞り込み、背景に関する記述をそぎ落とし簡潔にまとめることが必要です。最も伝えたいアピールポイントを1つに絞ってみましょう。

企業側の求める人物像を確認しながらポイントを外さないように選択します。そして削れないのが、アピールポイントを具体的に説明する根拠。つまり具体的なエピソードです。

必ず具体例を示し、できれば数字を用いて表現することで説得力が増します。エピソードは、ダラダラと背景が長くなりがちなので簡潔にまとめることが重要ですよ。

300字の自己PRは、面接で伝えると約1分になります。1分間の自己PRを上手くこなすコツは、こちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
例文12選|1分の自己PRで魅力を伝え切る必勝法

②ESとは異なる強みを押し出す

ESの自己PRも300字程度、もしくはそれ以下で指定されている場合、ESとまったく同じ内容にならないように、異なる強みを押し出すことをおすすめします。

ESとは異なる内容を書くことで、あなたの魅力を多面的に伝えることができます。加えて、「企業に自分の魅力をたくさん伝えたい」という気持ちが伝わり、熱意のアピールにもつながります

鈴木 洵市

プロフィール

ESと履歴書で異なる強みを記載しても、多面的な強みがあると理解することができるので、企業側の印象が悪くなることはありません。

その際はESと履歴書で矛盾した内容にしないことが大切です。たとえばESでは「リーダーシップがある」とアピールし、履歴書では「縁の下の力持ちである」と伝えると矛盾している印象になります。

履歴書の自己PRでより良い印象を残すには、ESの要約文にするのと、ESとまったく異なる内容にするのはどちらが良いでしょうか?

富岡 順子

プロフィール

わかりやすければどちらでも良いため自分に合う方法を選ぼう

端的にわかりやすく書けていればどちらでもOKです。

自己分析をした結果伝えたいPRが複数あれば使い分けるのも良いですし、1つのことを推していきたいとなったら履歴書→ESと
段階を踏んで膨らませるのも読みやすいので良いですね。

文字数の違いをうまく利用して、自分という人間をどのようにブランディングしていくか考えてみてください。

履歴書の自己PRで最大限アピールする3つの方法

履歴書の自己PRで最大限アピールする3つの方法

  • 客観的に強みを伝える
  • 企業が求める人材像にマッチするワードを盛り込む
  • アピールしたい強みを強調をする

履歴書の自己PR欄ですが、スペースが限られているからこそ、盛り込むべき内容を見定め、しっかりとアピールする必要があります。

ここからは、限られたスペースの中でも最大限アピールする3つの方法を解説するので、参考にして過不足なくあなたの魅力を伝えましょう。

①客観的に強みを伝える

「私の強みはリーダーシップです」とただ強みを伝えても、それが本当なのか説得力がありませんよね。どれほどの影響力があるリーダーシップなのかもわかりません。

そこで、履歴書の自己PRでは「客観的に強みを伝えること」を意識することが大切です。たとえば以下の工夫をしてみましょう。

客観的に強みを伝える方法の例

  • 第三者の視点を取り入れる
    例:友人から「リーダーシップがあり信頼を寄せている」と言われました。
  • 数字を使う
    例:アルバイトのリーダーとしてリーダーシップを発揮した結果、売上を20%伸ばすことができました。
  • 功績を使う
    例:吹奏楽部でコンクールに出場し、リーダーシップを発揮してメンバーを引っ張り、最終的に金賞を受賞することができました。

限られたスペースの中でも、客観性を意識して伝えることで、他者から評価されたり、成果を確実に出せる強みであることがわかり、説得力が出ます

アルバイト経験を自己PRで伝える際は、こちらの記事もチェックしてくださいね。アルバイト別、強み別の例文10選も紹介しています。
例文10選|アルバイト経験の自己PR必勝法を企業目線で解説

アルバイト経験は「学生時代力を入れたこと(ガクチカ)」でもアピールできます。こちらの記事でアピール方法を詳しく解説しているので参考にしてください。
例文15選|アルバイトのガクチカの作り方と印象に残すコツ

②企業が求める人材像にマッチするワードを盛り込む

「リーダーシップがある」とアピールしても、企業が求める人材像が「1人でコツコツと努力できる人」であれば、企業が求めるものと学生の強みがマッチしていないため、企業側は「この学生を採用したい」とは考えにくいです。

そこで、まずは企業ホームページ(HP)などで企業が求める人材像を調べましょう。たとえば三菱地所は、求める人材を「『志』ある人」「『現場力・仕事力』のある人」「『誠実・公正』である人」「『組織』で戦える人」「『変革』を起こす人」としています。

そこで、「志を持って熱心に取り組める強みがあります」「プロフェッショナルとしてこだわりぬける強みがあります」といったように、企業が求める人材像にマッチするワードを盛り込みつつ、自分の強みをアピールすると、企業側に「自社が求めるぴったりな人材だ」「企業研究をしっかりとしてくれている」と良い印象が残ります。

ただ、企業が求める人材像ありきで自己PRを考えるのではなく、自己分析をして自分の強みを見つけたうえで、企業が求める人材像にマッチすることを伝えることが大切です

自己分析のやり方はこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説

上原 正光

プロフィール

企業が求める人材像にマッチするワードに合わせようとするあまり、誇張したり嘘の自分を表現したりすることは避けてくださいね。

具体的なエピソードを聞かれた際につじつまが合わなくなり、すぐにバレてしまいます。自分の特徴を表す言葉を言い換えて、企業が求めるキーワードに近づけるよう考えてみましょう。

③アピールしたい強みを強調をする

自己PRの欄は狭く、文字を敷き詰めてしまいがちですが、企業側としては読みにくく思われてしまうことがあります。

そこで大切なのは、確実に伝えたいことを強調し、主張をわかりやすくすることです。具体的には以下の方法を実践してみましょう。

アピールしたい強みを強調する方法

  • 強みをタイトルにする
    例:リーダーシップをアピールするなら、「周囲を巻き込むリーダーシップ」などとタイトルをつける
  • 強みに下線を引いたり太字にする
    例:「私の強みは周囲を巻き込むリーダーシップです」
  • キャッチーに表現する
    例:「私の強みは徳川家康のような継続性・安定性のあるリーダーシップです」

アドバイザーコメント

企業が求める人材であることのアピールが特に大切

履歴書の自己PR欄で注意を惹くには、自己PRを読む人事担当者目線で考えることができるかがポイントです。人事担当者の職務の目的としては、学生の中から、「会社に入社した後に活躍してくれる人材を探す」ということが大命題になっています。

そのため、学生は「会社に入社した後に活躍できる」ことをいかにアピールするかが大切です。

特に就職活動は、企業側は採用したい人物像に近い学生を採用したいと考えているため、必ず企業の求める人物像を調べてその内容を織り込むようにしてください。

いくら優秀な学生であったとしても、企業風土にマッチしない学生は、企業側が求める人材となりえるでしょうか? この点に注意してアピールしていきましょう。

ほかに注意すべきこととして、履歴書を手書きする場合は、全体的に乱雑な印象になりやすいです。履歴書を手書きする方法や、手書きの履歴書の印象はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
手書きの履歴書の印象は? PCとの効率的な使い分け術も解説

自己PRに困ったら「自己PR作成ツール」がおすすめ!

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そんな人には無料の「自己PR作成ツール」がおすすめです。このツールを使えば、型に当てはめていくだけあなたの強みが伝わる自己PRを作れるようになります。

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 実際にツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。 学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。 サークル長を務めていたフットサルサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携が取りきれていないことが問題でした。そこで、大学側に掛け合い週に二回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声かけを行いました。さらに、週末明けに今週の活動の詳細をメンバーにメールで配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。 問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしてきたいと考えております。

履歴書の自己PRの構成

履歴書の自己PRの構成

  • 自分の強みは何か
  • 根拠となるエピソード
  • 強みを活かして企業にどう貢献するか

伝える内容をイメージできたところで、実際にどのような順番で書くべきか、構成を理解していきましょう。

どんなに内容がよくても、伝える順番によってはわかりにくい印象になり、最悪の場合内容を吟味してもらえないことがあります。

自己PRの構成は大きく3つに分かれるので、それを意識しわかりやすい自己PRを作成しましょう。

①自分の強みは何か

PREP法

まずは、自分の強みが何かという結論を伝えます。結論から伝える方法はPREP法といい、ビジネスでは基本的なコミュニケーションの方法となっています。

PREP法

結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、結論の頭文字をとったもので、この順番で話を展開するフレームワーク

特に履歴書の限られたスペースでは、わかりやすく伝えることが不可欠なので、この順番にのっとり、まずは「強みは何か」という結論を最初に述べましょう

自己PRは、書き出しで読んでもらえるかが決まります。書き出しの作り方はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしましょう。
自己PRは書き出しで命運が決まる! 人事を惹き込むコツを大解剖

富岡 順子

プロフィール

結論から書かれていない自己PRは内容を理解するのに時間がかかるので、不親切な印象があり、かつ端的に伝えることが苦手なのかな、仕事をするうえでのコミュニケーションは大丈夫かな、と不安を抱きます。

②根拠となるエピソード

強みを伝えた後は、それが本当に強みといえるのかを伝えられるよう、根拠となるエピソードを書くことが大切です。

たとえば「私の強みは分析力があることです」と伝えたら、それを根拠づけるために「マーケティングゼミで消費者動向の分析をおこない、教授から『独自の着眼点で分析ができていて良いね』と言われました」などと伝えると、分析力があることに説得力が出ます。

また、エピソードを伝えることで、強みを発揮する具体的なシーンが想像できるので、「自社でも分析力を活かして研究に携わってもらえそうだ」などと、入社後活躍しているイメージも持ってもらいやすくなります

③強みを活かして企業にどう貢献するか

繰り返しになりますが、企業が欲しいのは、自社で活躍できる人材です。そのため、自分が企業に貢献できる人材であることを示すために、最後は「自分の強みを活かして企業でどう活躍できるか」で締めます。

たとえば分析力がある人は、「入社後も独自の視点を活かした分析力で人々の潜在的なニーズまで察知し、商品開発に貢献したいです」などと伝えれば、入社後活躍しているイメージを具体的に持てます。

貢献したい内容も具体的であればあるほど、入社後の活躍をイメージしやすいので、どのような部署や業務を通して何に貢献したいのか、明確に伝えましょう

締めとして入社後やりたいことを伝えるコツは、こちらの記事で詳しく解説しているので、併せてしっかりチェックしてくださいね。
例文10選|入社後にやりたいことの回答で押さえるべきコツは?

履歴書の自己PRで新卒がやりがちな3つの失敗例

履歴書の自己PRで新卒がやりがちな3つの失敗例

  • 特別なことをアピールしようとしすぎている
  • エピソードが結論まで書かれておらず中途半端
  • ESや面接と矛盾した内容を伝えてしまう

わかりやすく読みやすい自己PRを作成したとしても、あることに気を付けなければマイナスイメージにつながってしまうことがあります。履歴書に慣れていない新卒の場合は、特に注意が必要です。

ここからは、書き慣れている人でもついやってしまいがちな、履歴書の自己PRの失敗例を解説します。「せっかく良い内容なのに残念だな」などと思われないように、しっかりチェックして気を付けつつ作成していきましょう。

①特別なことをアピールしようとしすぎている

自分の強みを精一杯アピールするため、つい特別なことを伝えようと考え過ぎてしまうことがあります。たとえば、高度なビジネススキルや、珍しい経験をアピールしようと考えるケースです。

履歴書は、あなたの基本情報を把握するための文書となるため、自己PRについては軽く目を通す程度の企業もあります。

アピールする内容は特別なことでなくて問題ないので、シンプルかつわかりやすく伝えることを意識しましょう

②エピソードが結論まで書かれておらず中途半端

強みの根拠となるエピソードを示す際に、結論まで書かれておらず、「結局どれほどの強みがあるのか」がわかりにくいことがあります。

たとえば「一つのことを突き詰める強みを活かして研究に励みました」とだけ書かれており、結果がどのようになったのかわからないものです。

それがどれほどの強みなのか伝えられるように、「強みを発揮しどのような結果に結び付いたのか」を伝えることが大切です。たとえば「一つのことを突き詰める強みを活かして研究に励み、従来まで研究が進んでいなかった無腸動物の生殖機能の究明に成功した」などと伝えると良いです。

鈴木 洵市

プロフィール

エピソードを結論までしっかり書かれていないと、「アピールする気がないのかな」という印象になり、マイナスの印象を植え付けてしまいます。エピソードは完結させましょう。

③ESや面接と矛盾した内容を伝えてしまう

ESや面接でも自己PRを伝えることになりますが、そこでアピールする内容と矛盾したことを伝えてしまう人もいます。

もちろん多くの魅力をアピールすることは大切ですが、伝える魅力が矛盾していると、「結局どのような人なのかわからない」とマイナスな印象を残してしまいます

ESで伝える自己PRや、これから面接で伝えたい内容と矛盾が発生しないか考えて書きましょう。

矛盾した内容を伝える例

履歴書:私の強みは臨機応変なところです。
面接:私の強みは一つのことにこだわりぬけるところです。

面接での自己PRの伝え方はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
例文12選|面接必勝の自己PRはエピソードが最重要!

矛盾を発生させないために、履歴書やES、面接でずっと同じ強みを伝えるのはありですか?

上原 正光

プロフィール

強みは同じでもまったく問題ない

自分の強みが質問の違いだけで変わってしまうのはおかしなことなので、同じで問題ありません。エピソードをいくつか準備しておいて使い分けてみると良いでしょう。

面接などでは、ほかの強みを披露することも有効です。念のため、強みとそれを表すエピソードを何種類か準備して、優先順位をつけておくと慌てなくて良さそうです。

ぜひ自己分析を深め、エピソードを添えて強みを説明できるようにしてください。そして入社後にその強みをどのように活かして会社に貢献できるのか述べましょう。

履歴書を含めた書類選考で落ちてしまうことのないよう、書類選考のよくある失敗と改善方法はこちらの記事で解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
書類選考で落ちる学生必見! 現状を打破する5つの基本を徹底解説

自己PRに困ったら「自己PR作成ツール」がおすすめ!

自己PRを相手に伝えられる自信がなく、不安を抱いていませんか?

そんな人には無料の「自己PR作成ツール」がおすすめです。このツールを使えば、型に当てはめていくだけあなたの強みが伝わる自己PRを作れるようになります。

また、本選考に限らずインターン選考にも役立ちます。ぜひ活用して、採用担当者に評価される自己PRを完成させてください!

 実際にツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。 学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。 サークル長を務めていたフットサルサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携が取りきれていないことが問題でした。そこで、大学側に掛け合い週に二回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声かけを行いました。さらに、週末明けに今週の活動の詳細をメンバーにメールで配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。 問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしてきたいと考えております。

履歴書の自己PRの強み別例文22選

では、ここからは実際に履歴書に自己PRを書く際に参考にできる例文を紹介します。まずは伝えたい強み別に例文22選を紹介するので、企業が求める人材像や自分の強みから、参考にできるものを探してみてくださいね。

履歴書の自己PRの例文①粘り強さ

履歴書の自己PRの例文①粘り強さ

私の強みは粘り強いところです。

私はラクロス部に所属していましたが、未経験から始めたこともあり、最初の2年はレギュラーメンバー入りできませんでした。

しかし、普段の練習に加え、朝、昼、夜と粘り強く個人的に練習を重ね、オフの日は個別指導を受けられるクラブに通ったところ、実力を上げられ、大学3年生の夏にメンバー入りを果たしました。

また、その粘り強さからコーチやチームメンバーからの信頼を獲得し、自分が希望していたMFのポジションを任せてもらい、夏の大会では県大会3位を獲得しました。

御社に入社後は、営業職として、粘り強さを活かしてどんなに対応が難しい顧客にもしっかりと対峙し、目標を達成し貢献したいです。

鈴木 洵市

プロフィール

大学の部活で努力してレギュラーを勝ち取った経験を、企業に就職した後にも強みとして発揮することで、会社に貢献してくれるであろうという印象がよく伝わるので良いですね。

履歴書の自己PRの例文②分析力

履歴書の自己PRの例文②分析力

私の強みは冷静に分析する力です。

私は個人経営のコンビニエンスストアでアルバイトをしていましたが、売り上げが伸びず困っているとの話を社員から聞きました。

そこで私は、売っている商品のラインナップは他店と変わらないことを踏まえ、商品の陳列方法に問題があるのではないかと分析しました。

そして客層に60歳以上の方が多いことから、高齢の方向けの商品を手の届きやすい位置に置き、かつ商品名と値札など大きい文字でわかりやすくしたところ、半年で売上を20%伸ばすことができ、店長からも感謝されました。

入社後は、この分析力を活かし、営業戦略を立てたり商品開発に携わることで売上伸長に貢献したいです。

富岡 順子

プロフィール

結果が出たことを数字を用いて説明できているので読みやすく、強みを端的に伝えることができています。

第三者からの発言が上手に組み込まれているのも良いですね。

履歴書の自己PRの例文③責任感

履歴書の自己PRの例文③責任感

私の強みは責任感があることです。

私が幹事長を務めたオーケストラサークルでは、大学4年生が主体になって演奏会を作り上げなければなりませんが、就活で同期が不在がちになり、後輩に迷惑がかかっていました。

そこで、私が練習に出られる日はほかの同期の分も仕事をすることにし、たとえばほかの同期がとりまとめていたパート練習を、自分が引き受けるなどしてきました。

その結果、同期からも後輩からも感謝され、演奏会も無事に大好評で終えることができました。

責任感の強みを活かし、御社に入社後は、任せていただいたどんな仕事もやりきるだけでなく、困っている人に手を差し伸べてフォローし、チームとしての目標を達成します。

上原 正光

プロフィール

責任感がある強みを具体的なエピソードと共にアピールできています。

ただ、自分一人が役割を担うことで問題を解決したという内容ですが、同期や後輩と話をしたり、いろいろな方法を考えたり、協力を得たりしたのではないでしょうか。そこで、他者とどのようにかかわったのか加えるとより良くなります。

何事も自分一人で成し遂げることはできません。チームとしてどのように解決したのか、チームワークやコミュニケーションの要素も入れてみましょう。

責任感を強みに持つ人は、こちらの記事でアピールの仕方を詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
責任感の自己PRは要注意! 失敗例と絶対響く6例文で徹底差別化

履歴書の自己PRの例文④行動力

履歴書の自己PRの例文④行動力

私の強みは行動力です。

私はメーカーの営業職として長期インターンに1年間参加していましたが、その際多くの行動を起こすことを意識していました。

たとえばほかの人より1件でも多くテレアポを取る、客先に足を運ぶ、社員に相談するなど、経験と知識を増やすために行動量を多くすることを心掛けました。

この経験から、インターン生の中でもトップの売上を記録することができ、社員からは「自社で働かないか」とまで声をかけていただきました。

御社に入社後も、営業職としてほかの人に引けを取らない行動量を維持し、成果を出し売上に貢献したいです。

富岡 順子

プロフィール

インターンでの経験と企業でどう貢献するのかをしっかり結び付けられています。

結論後の2つの段落は同じことを言っているので一つにまとめてしまい、その分インターン生が何人いたか、1日に何件のテレアポ、客先に足を運んでいたかという詳細情報を加えると、読み手もあなたの仕事ぶりと行動力をさらにイメージできるようになりますよ。

履歴書の自己PRの例文⑤協調性

履歴書の自己PRの例文⑤協調性

私の強みは協調性があることです。

私は弁論サークルに所属しており、そのサークルでは5、6人でチームを組み大会に出場する仕組みになっていました。

最初はチーム内での意見がばらつき、なかなか発表までの準備に至りませんでした。

そこで、協調性を活かし、対立するそれぞれの意見を聞いて妥協点を見出し、それぞれが納得する形で結論を導き出しました。その後は準備がスムーズに進み、最終的に私のチームは県大会で2位を獲得しました。

御社に入社後も、たとえ対立する意見があってもお互いが納得できるようすり合わせられる協調性を発揮し、最終的には皆が1つの目標に向かってビジョンを成し遂げる意識づくりに貢献します。

鈴木 洵市

プロフィール

協調性のエピソードがわかりやすくまとめられています。自分の強みが協調性であることを理解しており、また協調性を活かしたリーダーシップを図ってきたことがわかります。さらに入社後のビジョンも伝わりますね。

履歴書の自己PRの例文⑥リーダーシップ

履歴書の自己PRの例文⑥リーダーシップ

私の強みは気遣いができるリーダーシップです。

私は大学時代水泳部に所属し、練習を取り仕切るリーダーをしていました。

部活動には初心者から経験者までさまざまなレベルの人がいて、それぞれの士気を下げずに練習を取り仕切ることが大切だと考えました。

そこで、レベルをしっかりと分け、特に初心者には自身がマンツーマンレッスンを週1回おこなうなど、誰の士気も下げないよう工夫しました。

その結果私が練習リーダーになってからは退部者が一人も出ず、かつ部員の約50%が大会で入賞しました。

御社に入社後は、私のリーダーシップを活かし、チーム全員がモチベーションを保ち業務に携われる仕組み作りをして、会社の成長に貢献したいです。

上原 正光

プロフィール

リーダーシップを入社後どう活かすか具体的に述べられていますね。

ただ、自分一人で問題を解決したように書かれているため、対策を考え実行する際に、部員にどのように説明をしたのか、相談したのか、協力を得たのかを述べると良いです。

何事も自分一人で成し遂げることはできません。他者とコミュニケーションを上手にとりながらチームワークを大切にし、問題解決したことを述べるとより良いですね。

履歴書の自己PRの例文⑦継続力

履歴書の自己PRの例文⑦継続力

私の強みは継続力です。

私は元来英語が苦手だったのですが、大学の留学生と話す機会があり、海外の価値観に触れた際に新鮮に感じ、かつもっと深く知りたいと思い、英語力を上げることにしました。

そこでTOEICの点数を400点から700点に上げられるよう、1日2時間の勉強を継続しました。週4回のサークルや大学の課題で大変な思いをすることもありましたが、毎日欠かさず英語や文法、リスニングの勉強を続けることで、最終的には半年で730点を取得することができました。

御社に入社後も、任せていただいた業務がたとえ苦手なことであったとしても、継続力を活かして実力を伸ばし、大きな成果を出して貢献したいです。

富岡 順子

プロフィール

どうして英語を勉強しようと思ったのかという動機から始まり、半年間どのように勉強しどんな成果を出したのかが、数字を用いてわかりやすく述べられています。継続力とともに人柄も伝わってくるので好印象です。

継続力をアピールする自己PRの作り方はこちらの記事で詳しく解説しているので、継続力を強みに持つ人は併せてチェックしてくださいね。
例文13選|「継続力」を魅せる自己PRの鉄則を職種・業界別に解説

履歴書の自己PRの例文⑧忍耐力

履歴書の自己PRの例文⑧忍耐力

私の強みはどんな圧力やプレッシャーにも負けない忍耐力です。

私は大学時代ラグビー部に所属していましたが、大学の中でも特に練習量と求められるスキルが厳しいものでした。ときに投げ出したくなりましたが、ラグビーが好き、皆で笑顔で試合を終えたい、という気持ちから練習に励みました。

毎年全国大会に出場しているというプレッシャーから、練習試合であっても、他校に負けると厳しい叱責と練習のハードさが増したことが厳しかったですが、歯を食いしばり、最終的に毎年全国大会出場を決めることができました。

御社に入社後も、大きなプレッシャーが多々あると思いますが、私の忍耐力で乗り切り成果を出して貢献したいです。

鈴木 洵市

プロフィール

忍耐力について、具体的なエピソードを交えてアピールできていて良いです。忍耐力をアピールするときの注意点ですが、忍耐力を全面に出し過ぎて、主体性がないと捉えられないように、マイナスのエピソードは書かないことをおすすめします。

履歴書の自己PRの例文⑨気配り

履歴書の自己PRの例文⑨気配り

私の強みは気配りができることです。

私はサッカー部のマネージャーとして、選手が気持ちよく活動できるように気配りをしました。たとえば、ケガをすぐ治せる応急処置の方法を勉強したり、救急箱の中身を常に補充したり、体調不良の人が続出すると、栄養が取れる弁当を人数分作ったりと、安心してサッカーに集中できる環境づくりをしていました。

その結果、選手からは「何があっても〇〇さんに支えられていると実感し、安心して試合に臨める」と言われ、やりがいを感じました。

御社に入社後も、常に相手が何を望んでいるかを考えるだけでなく、さまざまなケースを考えて常に「欲しいところに手が届く」存在になれるよう、気配りをして活躍します。

気配りができる人の自己PRの作り方や、さらなる例文はこちらの記事で解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
自己PRの「気配り」は一工夫が必要! 効果的にアピールする秘訣

上原 正光

プロフィール

気配りができる人だということがよくわかるエピソードです。その特徴を入社後希望する働き方の中でどのように活かし、会社に貢献していきたいと考えているか、具体的に述べられるとより良いですね。

履歴書の自己PRの例文⑩マネジメント力

履歴書の自己PRの例文⑩マネジメント力

私の強みはマネジメント力です。

私はダンスサークルの幹事長を務めています。毎年ステージはコンセプトを統一して発表する必要があったのですが、人によってやりたいダンスがさまざまで、ステージをまとめるのに苦労しました。

しかし、そこで全員が納得できるよう、一人ひとりと話し合ったうえで、融合したコンセプトの舞台を作り上げることに最終決定し、全員がモチベーション高く持ち、ステージを終え、観客からも好評をいただきました。

御社に入社後は、マネジメント力を活かし、編集職として、さまざまなクリエイターの意見をまとめつつ、皆が納得できるテーマで、世間も満足させられるコンテンツを作り上げ、御社の成長に貢献したいです。

富岡 順子

プロフィール

マネジメント力を活かし企業でどう貢献したいか具体的に述べられています。ただ、「多様性の中で、リーダーとしてチームをまとめた」というエピソードはよく使われるということもあり、もう少しプロセスについての詳細な説明が欲しいです。

ESと組み合わせる履歴書の場合であれば、ESの方で一人ひとりとどんなことに気をつけて話をしたのか、モチベーションが高いといはどんな状態なのかなど記載があると良いと思います。

履歴書の自己PRの例文⑪チャレンジ精神

履歴書の自己PRの例文⑪チャレンジ精神

私の強みはチャレンジ精神です。

私は「世界を見渡したい」という思いから登山サークルに所属し、国内外含めさまざまな山に登ってきました。地形的に難易度が高く、歴代のメンバーが誰も登ったことがない山にも登ってきました。

ときにめげそうになることも多々ありましたが、高ければ高いほど見渡せる景色は絶景で、一緒に登山しているメンバーとの絆が深まることもあり、将来もどんな困難という山にも果敢に挑戦したいと考えています。

業界1位の実績を誇る御社は、その位置を守るために大変なことや苦労が多いと思いますが、どんな困難にも果敢に挑戦し、大きな成果を上げ、チーム全体で良い景色が見られるよう貢献したいです。

鈴木 洵市

プロフィール

登山サークルで新しいことにチャレンジしてきた経験を展開し、入社後にこのチャレンジ精神をどのように活かせるか具体的にアピールできており、良い内容です。

履歴書の自己PRの例文⑫計画力

履歴書の自己PRの例文⑫計画力

私の強みは計画力です。

金融業界を受けるにあたり、金融知識を身に付けたいと考え、ファイナンシャルプランナーや簿記、ビジネス会計検定の資格を大学4年生の春までに取ることを決めました。

アルバイトやサークル、大学の課題など忙しい中でしたが、「金融業界で働くにふさわしい人材」との自信をつけたく、3つの資格を取るため、「毎日参考書を〇ページ進める」など、計画を立てて勉強し、最終的に4月までにすべての資格の2級を取得することができました。

御社に入社後、将来的には企画職で働きたいと考えています。スケジュールの調整が多々発生し大変だとお聞きしていますが、柔軟な計画力を活かして必ず成果を出し、貢献したいです。

上原 正光

プロフィール

スケジュールを管理し目標に向かって努力したことが具体的に示されていて、粘り強い勤勉な努力家であることがよくわかります。

ただ、企画職に必要な能力は、ほかにも多くあります。そのあたりの要素を加えるとより説得力が出てきます。

金融業界に関心がある人は、こちらの記事で特徴を詳しく解説しているので、併せてチェックしましょう。
金融業界を徹底調査! 押さえておくべきトレンドや対策まで大解剖

履歴書の自己PRの例文⑬負けず嫌い

履歴書の自己PRの例文⑬負けず嫌い

私の強みは負けず嫌いなところです。

私はバスケ部に所属しているのですが、中学校からバスケを経験していたにもかかわらず、大学からバスケを始めた同期とのレギュラー争いに負け、悔しい思いをしました。しかしこの悔しさをバネに練習することが飛躍できるチャンスだと考え、寸暇を惜しんでずっと練習をしていました。

その結果、次の試合ではレギュラーを取り戻すことができ、かつ最も活躍したMVP選手として表彰してもらうことができました。

御社に入社後も、不屈の負けず嫌い精神を活かして、トラブルや大変なことがあっても乗り越え大きな成果を出したいです。

富岡 順子

プロフィール

大学からバスケを始めた同期にレギュラーを取られるのはさぞかし悔しかったと思いますが、その悔しさをバネに成長し、結果を出したことが伝わってきます。

今後も成長してくれそうなことが伺える反面、チームワークを大切にできるか少し心配になってしまうので、エピソードの部分で補いましょう。

履歴書の自己PRの例文⑭向上心

履歴書の自己PRの例文⑭向上心

私の強みは向上心があることです。

私は囲碁サークルに所属しています。未経験から始めましたが、囲碁の奥深さに魅了され、もっと上手くなりたいと、先輩からアドバイスをもらったり、参考書などで勉強して技術を突き詰めました。

その結果サークル代表で囲碁の県大会に出場したのですが、そこで自分の未熟さを思い知り、さらに上を目指したいとプロ囲碁棋士から1年レッスンを受け、翌年の県大会では見事優勝することができました。

将来も向上心を活かしてさまざまな技術を突き止めたいと考えています。御社にエンジニアとして入社後、常に向上心を持って勉強を続け、皆様に信頼される技術力を身に付けて活躍したいです。

鈴木 洵市

プロフィール

向上心があるエピソードを囲碁サークルでの経験をもとに展開できています。

向上心をもとに努力を継続できることがわかる、良い内容になっています。

履歴書の自己PRの例文⑮コミュニケーション力

履歴書の自己PRの例文⑮コミュニケーション力

私の強みはコミュニケーション力があることです。

塾講師のアルバイトで、ただ教えるだけでなく、コミュニケーションを通して生徒が根本的に求めていることを理解しようと努めました。

たとえば、長期間成績が伸びなかった私の生徒は、コミュニケーションを通して「親の意思とは異なる進路を目指したいのに、親の言いなりになっており勉強に身が入らない」とわかったため、三者面談を個別におこない、両親の了承を得て、最終的には生徒が志望する学校に合格させることができました。

御社に入社後は、営業職として相手が欲しているニーズは何かを察知し、顧客の意思決定をサポートできるよう心掛け活躍したいです。

上原 正光

プロフィール

短い文章の中で、エピソードを交えて自分の特徴を述べることができており、企業への熱意も伝わり良い内容です。

親御さんからはすんなりと納得してもらえたのでしょうか。面接などの際に、3者間の葛藤を語れるようにすると現実味が増してさらに良いと思います。

また、なぜ相手が根本的に求めていることを聴くことの大切さを学んだのか、そのきっかけを述べるようにするとより良くなります。

履歴書の自己PRの例文⑯明るさ

履歴書の自己PRの例文⑯明るさ

私の強みは明るさです。

今は国際弁論サークルに所属しており、真面目な性格のメンバーが多い中、深刻になりそうなときはあえて明るい雰囲気づくりに務めています。そうすることで、視野が狭くなっていたりモチベーションが下がっていたメンバーは、我に返ったり前向きになったりすることができ、最終的に意見がまとまりやすくなりました。

幹事長から「〇〇さんがいなければサークルは破綻していた」と言われ、将来もこの明るさを活かしたいと考えました。

OB・OG訪問をする中で、御社は穏やかな社風があると感じていますが、普段は穏やかでありつつも必要なときに明るく振る舞い、良い雰囲気を作り出し、皆が気持ちよく過ごせるよう貢献したいです。

富岡 順子

プロフィール

チームメンバーの性格を理解し、自分にできることが何かを考え、実践し、チームに貢献している姿勢が大変好印象です。最後のまとめ方も企業と自分を上手につなげて未来を語れているので、入社後のイメージが浮かびやすくなっています。

履歴書の自己PRの例文⑰真面目

履歴書の自己PRの例文⑰真面目

私の強みは真面目なところです。

私はカフェのアルバイトをしています。一度必要なシロップを入れずにドリンクを作ってしまったことがあるのですが、気づいた後は提供した顧客の席を回って謝罪しつつ新しいものを作り直しました。

社員から「そこまでしなくて良いよ」と言われたのですが、顧客に申し訳ないという思いから成し遂げ、社員から「改めてあなたの真面目さを見直した」といってもらいました。

その後社員から信頼されアルバイトリーダーになり、今は責任を持って後輩たちの指導をしています。

御社に入社後も、真面目な強みを活かし、どんなことも責任感を持って成し遂げ、御社に、かつ社会に貢献したいです。

鈴木 洵市

プロフィール

自分が失敗してしまった経験談から、真面目さがわかりやすく伝わるため、とても良い内容です。

履歴書の自己PRの例文⑱集中力

履歴書の自己PRの例文⑱集中力

私の強みは集中力があることです。

私は高校3年生の秋に部活動を引退し、大学受験まで約4か月しかなかったのですが、そこで集中して勉強し偏差値を20伸ばし第一志望合格を果たしました。

高校の授業後に16時から20時まで勉強し、0時まで睡眠後、登校の時間まで勉強をするというスケジュールで、勉強時間中は一時も休まず、当時は家族からも「話しかけられる雰囲気ではないほど常に勉強していた」と言われるほどの集中力を発揮しました。

短期間で成果を挙げられる集中力を活かし、御社に入社後も常に高い成果を出すために集中して業務に取り組み、最短でのMVP受賞を狙い活躍したいです。

上原 正光

プロフィール

集中力があることがよく説明できています。

ただ、入社後は自分の特性を活かしどのように働きたいのかをもう少し具体的にすると良いです。MVP受賞は働く目的にはなりにくく、また集中力だけではMVP受賞につながりにくいため、その部分を補足するとより良いですね。

履歴書の自己PRの例文⑲素直

履歴書の自己PRの例文⑲素直

私の強みは素直であることです。

私は大学時代予備校のチューターアルバイトをし、生徒指導をしていました。元来頑固な性格で、最初は先輩や同期からのアドバイスを聞き入れず自分流に指導をしていました。

しかし先輩から「素直さがなければ成長できない」と言われ反省し、その後は先輩、同期、後輩からも毎日意見を聞き、生徒指導のスキル改善に取り組みました。

その結果、その年度の最後には「最も素直になり成長したのは〇〇さんだった」と当初注意してくれた先輩から声をかけてもらい、素直になることの大切さと成長を実感しました。

御社に入社後も、常に先輩方からの意見を素直に聞き、成長を遂げ、御社に貢献したいです。

富岡 順子

プロフィール

素直であることと、入社後どう成長するのかを結び付けてアピールできています。ただ、人の話を聞く=素直とは限らないため、ほかのキーワードで伝えることも考えましょう。

また、仕事ではイエスマンになることが求められているわけではなく、何でもかんでも人の意見を聞いて行動するのはマイナスに映ってしまうこともあるので注意しましょう。

履歴書の自己PRの例文⑳傾聴力

履歴書の自己PRの例文⑳傾聴力

私の強みは傾聴力です。

私は介護施設でボランティアをしていましたが、最初は被介護者がわたしの介護を嫌がっていたため、先輩に相談したところ「被介護者の意見に耳を傾けよう」とアドバイスをいただきました。

それからは「何をしてほしいか」「どんなことに困っているか」など意見を聞きつつ介護し、その結果最終的には「〇〇さんを呼んでほしい」などと言われるほど信頼を得ることができました。

御社では、「顧客第一のホスピタリティ」を企業理念に掲げられていますが、顧客の意見に常に耳を傾け、最善策を練り、顧客全員が満足できるようなサービスを提供し活躍したいです。

鈴木 洵市

プロフィール

自分の強みである「傾聴力」をどのような経験から得ることができたか、エピソードがわかりやすく展開できています。社会人となっても活躍できるという評価が得やすい内容です。

ボランティアで学んだことを伝える際は、こちらの記事も併せて参考にしましょう。例文4選とともに解説しています。
ボランティアで学んだ事を効果的にアピールする方法|例文付き

履歴書の自己PRの例文㉑好奇心

履歴書の自己PRの例文㉑好奇心

私の強みは好奇心が強いことです。

私は大学3年生の時に、広い世界を知りたいという好奇心からバックパッカーになり、世界一周に挑戦しました。

その中で、私が思い描いていた各国のイメージが180度変わったことが大きい収穫でした。特に、大学生の私よりも途上国の小学生の方が英語を熱心に勉強していた点には、身が引き締まりました。この経験は、英語含め大学の授業に熱心に取り組み、すべての成績で優を取るきっかけにもなりました。

好奇心を持ちさまざまな経験に挑戦することで、思いもよらぬ結果を生み出せると痛感しています。

御社に入社後も、どんな業務にも好奇心を持って取り組み、その結果多くの成果を出して貢献できるよう努めます。

上原 正光

プロフィール

好奇心が強く精神的にもタフであることがよく表現できています。

ただ、どんな業務でも取り組むことは良いことですが、興味のある仕事も具体的にあげることができるように準備しておきましょう。自分の特徴を業務でどのように活かすことができ、会社に貢献できるのか語ると良いですね。

履歴書の自己PRの例文㉒チームワーク

履歴書の自己PRの例文㉒チームワーク

私の強みはチームワークがあることです。

私はバレーボールサークルに所属しており、アタッカーにトスを出す「セッター」のポジションを務めていました。

セッターは常に人の動きを見つつ最適な場所にボールを出すことや、相手チームに悟られないよう目で合図を送り球出しをすることが求められます。練習中は気を配り、個人の癖を把握し、最適なトスを出すことを心掛けました。その結果キャプテンから「〇〇さんのトスは安定感と温かさがあり、チームワークを作る礎になった」と言われました。

御社に入社後も、周囲に気を配るチームワークを活かして、チーム全体で良い成果を挙げられるよう貢献したいです。

富岡 順子

プロフィール

セッターの役割をしっかりと理解し、練習の頃から仲間を観察し、自分のプレーを磨いてきたことが伺えます。読んでいて、目で合図を送るとはどのようにするのかなど実際に会って質問したい項目がいくつも浮かんできて好印象です。

履歴書の自己PRの職種別例文6選

「すでに志望する職種が決まっているが、どうアピールすれば良いのかわからない」と感じる人も多いと思います。

ここからは志望する職種別に使える自己PRの例文を紹介するので、各職種で求められる職種が何かを意識しつつ、参考にして自己PRを作成してみてくださいね。

営業職の履歴書の自己PRの例文①

営業職の履歴書の自己PRの例文①

私の強みは立場の違う相手と妥協点を見出す交渉力です。

私は学園祭実行員の幹事長として、音楽やダンスサークルの人と交渉しつつ、学園祭を作り上げてきました。

さまざまなサークルの意図を汲みつつ、来客の導線や客数の偏りを避けるための調整をしなければならず、ときには各団体とぶつかることが多々ありました。

しかし、交渉を重ね、それぞれの妥協点を見つけ出し、各団体が納得できる学園祭を作り出すことができました。

さまざまな立場の人、意見を持つ人を、中心となってまとめ、良いものを作り出す交渉力を活かし、入社後は顧客にとって満足でき、かつ御社の売上にも最大限貢献できるような営業活動をして活躍したいです。

鈴木 洵市

プロフィール

学園祭の幹事長としての経験を「交渉力」としてわかりやすくまとめられています。

営業には必ずといって良いほど交渉力が必要です。それが経験値としてある程度備わっている印象を受ける、良い内容だと思います。

営業職の履歴書の自己PRの例文②

営業職の履歴書の自己PRの例文②

私の強みは、どんなにつらいことがあってもめげずに行動を続けられるところです。

私はスーパーで、新商品1日20本を販売するアルバイトをしていました。最初は買ってくれる顧客がおらず苦しみましたが、近くの売り場にいる顧客に声を掛けたり、社員に許可を取り実演をしたり、他店のアルバイトの様子を見て勉強するなどしました。

その結果2か月後にはノルマを達成できるようになり、社員からは「最初はつらかったと思うけど、めげずに行動して成果を出せたね」と声をかけてもらいました。

この経験から、つらくても行動すればいずれ環境は変わると確信しており、御社に営業職として入社後、地道に行動を続け売上を達成し貢献したいです。

上原 正光

プロフィール

自分なりに工夫しながら目標に向きあい、粘り強く自発的に取り組むことができるのだということがよくわかります。

ただ、地道に行動できることは立派ですが、最後の締めのところで受身な印象を受けます。せっかくエピソードで自発的な面を示しているので、何に興味がありどんなことがしたいのか能動的な姿勢を示すとより良いです。

営業職を志望する場合は、こちらの記事で志望動機の書き方を解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
例文18選|営業職の志望動機で採用担当者を惹きつけるコツ

事務職の履歴書の自己PRの例文①

事務職の履歴書の自己PRの例文①

私の強みは正確に作業を進められる力です。

私は音楽サークルの会計係を務めており、部費の徴収や合宿費、飲み会などの会計管理をおこなっていました。

Excelを使って緻密に管理しており、2年間務めた中で1円の狂いも出したことはありません。

また、部費が集まらないなどトラブルもありましたが、定期的に督促し、部員に支払いを意識付けることにより、半年に1回の予算作成時には滞りなく業務を進めました。

御社に入社後も、どんなに細かい作業もミスなく正確に進め、皆様からの信頼を得て活躍できると確信しています。

富岡 順子

プロフィール

事務職を意識し、サークルの会計での経験をアピールし、入社後を想像させているのがいいです。「細かい作業をミスなく正確に進める」ために気をつけていたことなどが書かれているとさらによくなります。

事務職の履歴書の自己PRの例文②

事務職の履歴書の自己PRの例文②

私の強みは計画的に複数の物事を進められる力です。

私の家庭は金銭的に余裕がなかったことから、学費を自分で稼がねばならず、学業とアルバイトの両立に苦しみました。しかし、カフェ、居酒屋、塾講師の3つのアルバイトと学業をどちらもしっかりとやるべく、毎日1時間単位で計画を立てて取り組みました。

睡眠時間を確保しつつ、これらを両立し、これまでの8割の科目で優の成績を収めています。また、アルバイトも手を抜かず、「責任感を持ってやり遂げる姿が心強い」と社員に言われました。

このように、何事も妥協せず、計画的に物事を進められる力は、さまざまな社員から広く業務を任され遂行する事務職で活かせるのではないかと考えます。

鈴木 洵市

プロフィール

事務職の能力で必要な、複数の物事を整理しながら進める能力の自己PRが上手く伝わる内容になっています。特に事務職では多種の業務をこなすこともあるので、入社後心強い社員になるだろうと予測できます。

事務職の志望動機の書き方は、こちらの記事で詳しく解説しているので併せて参考にしてくださいね。
例文20選|事務職の志望動機を職種別・業界別に徹底解説

研究職の履歴書の自己PRの例文①

研究職の履歴書の自己PRの例文①

私の強みは論理的思考力です。

私は生物学科に所属し、光合成について研究していました。仮説を立て、実験し、結果からまた仮説を立て、実験をすると繰り返していましたが、どの過程でも「なぜこう考えたのか」「どうしてこうなったのか」を説明する論理的な思考力が鍛えられました。

常に論理的なつながりを意識して実験を進めていたため、大学3年生の冬頃には、教授から「仮説の段階から論理的で説得力のある内容だ」と褒めていただき、自身の論理的思考力に自信を持ちました。

御社に入社後も、論理的に考え適切なPDCAサイクルを回し、最終的には多くの人に愛される商品を開発できるよう尽力します。

上原 正光

プロフィール

論理的思考力についてよく書かれています。

入社後やりたいことについては、より具体的に書けるとなお良いです。現在の当社の商品についてどう感じていて、多くの人に愛される商品とはどんな商品でどのように開発していきたいのかよく考えてみてください。

研究職の履歴書の自己PRの例文②

研究職の履歴書の自己PRの例文②

私の強みはより良いものを作り出す探究心です。

工学部に所属し、ロボットを設計していました。大学の授業で得た知識をもとに設計していましたが、次第に「もっと実用性を高めたい」「スムーズに動く工夫をしたい」と考え、独学でロボット設計技術を学習し、掃除ロボットを開発しました。

結果的に教授からは「普段から使いたいほど便利なロボット」と称され、現在は教授の意思で研究室に置き、部屋の中や机上の清掃に活躍しています。

御社に入社後も、こだわりぬいて良いものを作り出す探究心を活かし、すべての人が満足する成果を生み出し貢献したいです。

鈴木 洵市

プロフィール

自己PRの内容である探求心で、内容がわかりやすいです。ニーズを把握してから商品開発をするという部分を加えると、人の意見も聞けることがわかりもっとよくなります。

使えるのは自己PR欄だけじゃない! そのほかの項目で自己PRする方法

履歴書の自己PR欄以外の項目で自己PRする方法

  • 趣味
  • 特技
  • 資格・免許

自己PR欄だけがアピールできる場と考えている人もいるかもしれませんが、実はそのほかの欄も自身の魅力を効果的に伝えられます。

ここからは、履歴書のそのほかの欄であなたの魅力を最大限に伝える方法を解説するので、参考にして書き進めてみてくださいね。

趣味

趣味は、基本的に選考結果に大きな影響を残すものではありませんが、あなたの人柄を伝える大切な要素です。プライベートな部分を伝えられるため、採用担当者としても親近感や興味がわき、「面接で話を聞きたい」と思われるきっかけになるかもしれません

趣味を書くコツとしては、具体的にどのような行動をしているのか、何を得たのかを伝えることが大切です。具体的には以下を参考にしてください。

物足りない印象のある趣味の例

サウナ

→印象に残りにくい

良いイメージを残せる趣味の例

サウナ:友人の影響で週に2回サウナに通っています。サウナが好きな方は多く、初対面の人ともサウナの話をすることで打ち解けられるようになりました。つらいことがあってもリフレッシュでき、生活の支えとなっています。

→プライベートな人柄がわかり、初対面の人とのコミュニケーション力や気分転換の方法を身に付けていることがアピールできる

履歴書に書いた趣味は、自己紹介で改めて伝えても効果的です。自己紹介で趣味を伝える方法はこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
自己紹介で趣味を伝えるべき? 好印象を残す工夫を例文付きで解説

特技

「特技」と聞くと、ついインパクトのある内容を書こうとする学生が多いと思いますが、ここでは業務に活かせる専門的な知識やスキルを書くと良いです。

おすすめなのは、大学で学んだ科目の中で得意な分野を書くことです。具体的には以下の例を参考にしてください。

アピールになりにくい特技の例

バク転
→インパクトはあるものの、入社後活躍しているイメージはつきにくい

アピールになる特技の例

体育:特に団体競技では、持ち前の運動神経に加え、周囲を見渡すチームワーク力と負けず嫌いなところを発揮し、体育の授業やサッカー部の活動で活躍していました。

→人柄がわかり、かつ入社後もチームワークを発揮し活躍していることが想像できる

得意分野を伝えるときのコツはこちらの記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
就活で得意分野をアピールする3ステップ|専攻別例文15選付

大学で学んだことをアピールするなら、成績を用いて客観的に得意であることを伝えるとなお良いです。こちらの記事では、就活で成績をアピールする方法を解説しているので併せてチェックしましょう。
「就活で成績は関係ない」は古い! どんな成績でも好印象を残す秘訣

資格・免許

資格や免許も持っているならば、ぜひ記入しましょう。その際、今持っている資格だけでなく、これから取得しようとしている資格も書くと良いです。たとえば以下のような形で書くと、向上心や勤勉さ、ポテンシャルを見出してもらうことができます。

資格や免許の書き方の例

TOEIC640点(※730点取得に向けて勉強中)

資格の名前は正式名称で書くようにしてくださいね。

また、「趣味の範囲で取ったものだし、この資格をアピールしても意味がないだろう」と考える資格もあるかもしれません。しかし、その資格から、面接で話題が広がったり、人柄のアピールになることがあるので、持っている資格や免許はしっかりと書くことをおすすめします。

就職に有利になる資格はこちらの記事で33個紹介しています。すぐに取れる資格や業界別に活かせる資格など、目的別に紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
就職に有利な資格33選|業界・状況別であなたに合った資格を解説

理系学生の皆さんは、併せてこちらの記事を読むこともおすすめします。理系ならではのアピールになる資格を紹介していますよ。
理系向けの資格28選|「就活で有利になるの?」企業の本音も大公開

時間がないけれど資格を取っておきたいという人は、こちらの記事で取りやすい資格を解説しているので、併せて確認してくださいね。
取りやすい資格25選|取得から就活でのアピールの仕方まで解説

TOEICのスコアを就職でアピールするなら、こちらの記事を参考にしてくださいね。アピールになるレベルを企業の特徴別に解説しています。
TOEICのスコアは就職活動に影響大! 目安の点数を大公開

履歴書の自己PRはわかりやすく端的にまとめ選考を突破しよう

履歴書の自己PR欄に何を書けば良いかわからず悩む人も多いと思いますが、記事で解説した盛り込むべきポイントや注意点を意識しつつ端的にまとめることで、魅力的な内容になります。

ESでも自己PRを書くことが多いですが、とにかくわかりやすく端的にし、スマートにアピールして選考を突破しましょう。

アドバイザーコメント

履歴書の自己PRは自身の人柄をアピールする重要なパート

履歴書の項目の中でも自己PRは、自分をアピールすることができる、企業との最初の大事な接点です。

この内容を採用担当者に読んでもらって、ぜひ会ってみたい人だなと思ってもらえなければ、何も進みません。大変重要な部分なので、存分に自分を表現しましょう。

会社が求める人物像を研究して無駄なくアピールしよう

履歴書の自己PR欄は、自分の強みを活かして企業に対してどのように貢献できるかを示す場です。まずは、自己分析を深めるとともに、自分の特徴と会社の接点を探してみましょう。

企業が知りたいことは、自社が必要とする特徴を持っているかということ。求める人物像は会社によって差があるので、企業研究を十分におこなってください。

企業の特徴や求めるものがわかっていないと、的外れな自己PRになってしまう可能性があります。どんな強みをアピールするとその企業で活躍できそうだと思ってもらえるか考えることが大切です。

入社したいという熱意は大切ですが、自己PRでは自分がその企業の仕事に合っていることや、貢献できる人間であることを思う存分にアピールしたいところです。要点を押さえて、エピソードを添え、簡潔に、そして常にポジティブな表現でまとめていきましょう。

ネタがなくても3分あれば受かる自己PRを作れます

ネタがなくてもアピールできる! 自己PR作成ツールを試してみよう(無料)

自己PRのネタがないと悩む学生は多くいます。しかし、特別なネタがなくても受かる自己PRを作ることは可能です。

無料の「自己PR作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、ネタがなくてもあなたの強みをアピールできる自己PRが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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