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履歴書の資格欄に「簿記を取得している」と嘘を書いたらバレますか?
履歴書に簿記の資格を持っていると偽って記載した場合、採用選考でバレてしまう可能性はありますか?
もしバレてしまった場合、何かしら重い処分を受けることになるのでしょうか?
正直に書いたほうが良いとは思いつつ、私は何も資格を持っていないので少しでも有利に進めたいという気持ちと、めったなことではバレないだろうという気持ちがあります。
嘘は書かないほうが良いのは理解していますが、念のために確認させてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
簿記の資格を履歴書に嘘を書くのは絶対NG!
履歴書の資格欄に「簿記を取得している」と虚偽の記載をした場合、発覚する可能性は十分にあります。
企業によっては、採用選考の過程で資格証明書の提出を求めたり、面接時に資格に関する具体的な質問をしたりすることがあります。
また、入社後に業務で簿記の知識が必要になった際に、能力不足が露呈し、虚偽記載が明るみに出ることも考えられます。
もし虚偽の記載が発覚した場合、企業によって対応は異なりますが。内定取り消しや解雇といった厳しい処分を下す可能性もあります。
これは、経歴詐称が企業の信頼を損なう行為であり、雇用契約上の重大な違反とみなされるためです。
履歴書は自身の能力や経験を正直に伝えるための重要な書類です。虚偽の記載は一時的に有利に働くかもしれませんが、長期的に見れば自身のキャリアにとって大きなリスクとなります。
誠実な姿勢で就職活動に臨むことが最も大切です。
取得予定であれば「〇級取得に向けて学習中」と記載するのが誠実な対応
簿記資格取得に向けて自己研鑽に励んでいることを、履歴書や職務経歴書に記載することが可能です。
履歴書では、資格欄もしくは備考欄に「簿記〇級取得に向けて学習中(〇〇年〇月試験予定)」と具体的に記載することで、採用担当者に計画性と意欲を伝えることができます。
履歴書に簿記の嘘は厳禁! 誠実な姿勢が信頼につながる
結論から言うと、履歴書に嘘を書いてはいけません。特に資格に関する虚偽記載は、後でバレた場合に応募先からの信頼を大きく失い、内定取り消しや懲戒解雇の原因にもなりかねません。
たしかに、選考段階で簿記の証明書を求められることは少ないかもしれません。
しかし、入社後に資格証の提出を求められたり、業務で知識が必要な場面で確認されたりすることで、虚偽であることが発覚する可能性は十分あります。
一度でも経歴詐称と判断されると、信頼は簡単には取り戻せません。
正直に勉強中と伝えることで意欲を評価してもらえる
また、採用担当者は正直さや誠実な態度を非常に重視しています。
資格がなくても、「現在簿記を勉強中」、「実務で数字に関心を持ってきた」など、今の自分を等身大で伝えた方が評価されることも多いです。
たとえ資格がなくても、やる気や学習意欲を示すことは十分可能です。短期的な得よりも、長期的な信頼を築くことが大切です。
正直に、そして前向きにアピールしましょう。嘘をつかずに誠実に事に挑戦するあなたの姿勢は、きっと相手にも伝わります。
以下の記事では就活で嘘をつくことのリスクについて解説しています。また、盛ることについても言及しているため、「少しでも自分を良く見せたい」と盛ったり、嘘をついたりすることを考えている人は、目を通しておきましょう。
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