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空白期間が1年あることを履歴書に書くとマイナス評価になりますか?

履歴書に1年間の空白期間がある場合、やはり転職活動において不利になってしまうのでしょうか?

この期間、自己分析に時間を費やしたり、スキルアップのための勉強をしたりしていたのですが、採用担当者にはどのように受け止められるか不安です。正直に書くべきだとは思いますが、ネガティブな印象を持たれないか心配です。

また、1年間の空白期間がある場合、履歴書にどのように記載すれば、選考に悪い影響が出にくいでしょうか? 具体的な書き方や、面接で聞かれた際の説明の仕方を教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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空白期間が1年あっても成長の証として伝えられる

1年間の空白期間について、自己分析やスキルアップのための勉強をしていたことが、ネガティブな印象を与えるとは限りません。

スキルアップのための勉強が、応募企業で生かせるものであれば、一定の評価を得られますし、主体的に行動していたことを明確に伝えることで、採用担当者に好印象を与えることもあります。

自己研鑽やスキル習得の目的・成果を明確に語れば評価につながる

履歴書に空白期間を記載する場合は、以下のように簡潔に記述します。

〇〇年〇月~〇〇年〇月 スキルアップのための自己研鑽
〇〇(資格名など)の取得に向けて勉強し、〇〇年〇月に資格取得

面接で問われたときは、自己分析やスキルアップの目的、具体的な取り組み、そして得られた成果について、自信を持って説明してください。

履歴書に記載した内容をさらに具体的に掘り下げ、どのような方法で自己分析をおこない、何を発見し、今後のキャリアプランにどう生かせるのかを語りましょう。

空白期間を通して得た学びや気づきが、応募企業や職種にどのように繋がるのかを示すことで、成長意欲と関連する職務のスキルをアピールできます。

「習得した〇〇のスキルは、御社の〇〇業務で生かせるかせると確信しています」といった具体的な言葉で伝えてください。

空白期間は自己成長の時間として捉え、自信を持って経験と学びを語り、入社への熱意を示すことが大切です。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

秋田 拓也

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不利とは限らない! 過ごし方と伝え方のポイントを知っておこう

結論から言うと、履歴書で完全な空白の期間を作ってしまうとそれは不利になります。ですが、その期間を「どう過ごしていたか」が重要です。

自己分析やスキルアップに費やした時間は、あなたにとって意味のある活動としてアピールする必要があります。

面接の場面で伝えても良いのですが、書類選考で落とされるリスクを考えると、空白の期間について履歴書や職務経歴書に記載した方が良いと思います。

就職活動やスキル習得の具体的な内容を記載し、前向きな姿勢を示そう

伝え方について、履歴書には「就職活動期間」等として、活動内容を簡潔に記載します。職務経歴書の方には、具体的な活動内容を記載しましょう。

また、アルバイトをしていた場合は、期間が短くても通常の職業履歴として記載しても問題はありません。

面接では具体的な活動内容についての質問があると思いますので、次の就職までの有意義な期間だったことが伝わるようにアピールしてください。

面接に進めたのであれば、就職活動を通じて苦労したことや心情などを伝えつつ、やる気と前向きな姿勢を伝えることで面接官の共感が得られ、空白の期間が意味のあるものと理解してもらえると思います。

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