Q
その他
回答しない
履歴書「私の特徴」欄で協調性をアピールするにはどうすれば良いですか?
履歴書の「私の特徴」という欄で、協調性をアピールしたいと考えています。
私は人の気持ちやチームワークを意識するタイプで、これまでの経験でも周囲と協力して目標達成に貢献してきたエピソードがいくつかあるものの、エピソードの選定基準や伝え方がいまいちよくわかりません。
「私の特徴」欄で協調性を効果的に伝えるためには、どのような点に焦点を当てて伝えれば良いのでしょうか? ぜひアドバイスしていただきたいです。よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
履歴書で協調性を伝えるには具体的な役割と貢献を示そう
協調性をアピールするにはどうすれば良いか悩んでいるのですね。
企業が協調性を重視するのは、チームで成果を出すためです。円滑なコミュニケーション、信頼関係、多様な意見の尊重、問題解決への貢献が不可欠だからです。
チームで目標達成のために、どのように周囲と協力し、どのような役割を果たせるのかを示す必要があります。
具体的には、傾聴力、共感力、コミュニケーション能力、協力性、譲歩性、貢献意欲、これらの要素に基づき、具体的なエピソードを選びましょう。
主体的に何をおこない、どのような役割を担い、チームの目標達成にどう貢献したのかを明確に語ることが重要です。
私の過去の支援例としては、アルバイト先でのメニュー開発で、反対意見を持つ同僚とデータに基づき折衷案を提案し、売上向上に繋げた経験から、多様な意見を尊重する協調性を示した方もいましたね。
主体性・貢献・ポジティブさを意識し、企業の求める人物像と結びつけて
これらのエピソードを語る際には、「協調性」というキーワードを意識し、主体性・役割・貢献を明確に、そしてポジティブな言葉で簡潔に伝えましょう。
最後に、応募する企業が求める人物像を理解し、あなたの協調性がどのように貢献できるかを結びつけることが重要です。
数値とPREP法で説得力を高め協調性をアピールしよう
まず、焦点を当てるべき点は数値化です。
キャリアコーチングをさせていただく際、「あなたの強みは?」とお尋ねすると、「コミュニケーション能力です」と答える方がいます。
ですが、具体的な数値エピソードを聞くと、言葉に詰まる方が多いのが実情です。なぜなら、コミュニケーション能力というのは、抽象度が高く数値化しづらい特徴だからです。
抽象的な特徴は数字と構成で伝えると初対面でも伝わりやすい
初対面の方に実績をアピールするには、数字が一番伝わりやすい手段だと言われています。そのため、エピソードを選定する際には、数値的な実績のあるものを選ぶのが有効です。
次に伝え方ですが、パートを4つに分けて、それぞれを簡潔にまとめてみてください。
1:結論:50文字
2:理由:100文字
3:具体例:100文字
4:結論:50文字
これは、PREP法という伝達技法で、大人が1分間で話せる文字数が300文字であるという観点から導き出されたものです。
結果結論から告げることで、聞き手は話し手が、これから何を話そうとしているのかを推測することができます。ゆえに、伝えたいことを認識してもらいやすくなると言われています。
ぜひ、担当者の方に素敵な協調性エピソードが伝わるよう、上記の方法を用いてトークスクリプトを考察してみてください。
自己PRで自身の協調性をアピールしたいと考えている人は以下の記事を参考にしてください。協調性を語るうえでのポイントを解説しています。
関連記事
例文17選|協調性の自己PRで確実に差別化する8つのコツ
協調性はどの企業でも必要とされる特徴のため、うまく自己PRで伝えられれば高評価をもらえます。企業が求める人物像にリンクした方向性やほかの就活生と差別化されたエピソードを盛り込み、的確にアピールする方法をキャリアコンサルタントとともに解説します。
記事を読む

履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。