例文12選|「ゼミで取り組んだ内容」がさくっと書ける作成のコツ

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この記事にコメントしたアドバイザー

  • 井上 捺稀

    保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号21069437)

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  • 岩﨑 千夏

    HR&Sパートナーズ代表/人事採用コンサルタント 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント SNS:X(旧Twitter)/ブログ

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  • 吉田 隼人

    就活塾・転職塾・キャリアデザインスクール 我究館コーチ 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号23022119) SNS:X(旧Twitter)/ブログ

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履歴書やエントリーシート(ES)で、「ゼミで取り組んだ内容」を書く枠があり、書くべきことがわからず手が止まってしまった人がいるのではないでしょうか。

「自分のゼミについてどう説明して良いのかわからない」「あまり活発に活動していないためゼミで取り組んだ内容として伝えられることがない」というように、さまざまな悩みがあるでしょう。

この記事では、キャリアアドバイザーの井上さん、吉田さん、岩﨑さんのアドバイスを交えつつ、「ゼミで取り組んだ内容」のケース別の書き方や高評価につなげるためのコツを解説します。就活生の皆さんはぜひ参考にしてくださいね。

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「ゼミで取り組んだ内容」では枠の大きさに応じた最大限のアピールをしよう

履歴書もESもさまざまなフォーマットがあり、記載内容や各項目の枠の大きさが異なります。「ゼミで取り組んだ内容」についても、300字程度の文章を書き込めることもあれば、1行程度の枠に簡潔に記載しなければならない場合もあります。

書きたいことがたくさんあったとしても、枠の中をはみ出してしまえばマイナスな印象を持たれかねません。自分の目の前にある履歴書もしくはESのフォーマットでできる最大限のアピールをしましょう。

記事ではまず、「ゼミで取り組んだ内容」が持つ選考における意味や、このテーマを通してアピールできることを解説します。ゼミでの取り組みを通して自分がアピールしたいことを決めたうえで、回答の作成に取り掛かりましょう。

そして記事では、「ゼミで取り組んだ内容」の書き方について枠の大きさごとに解説。文字数別の例文も紹介しているので、枠に応じた回答文が書けるように、該当する例文をチェックしてくださいね。

記事の後半では、そもそもゼミに所属していない場合やゼミでの活動が少ない場合など、ケースごとの対処法を紹介。枠の大きさやゼミの活動状況など自分の状況に応じた適切な書き方を押さえて、選考突破の決め手となるような魅力的な回答に仕上げましょう。

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「ゼミで取り組んだ内容」は自己アピールのチャンス!

履歴書もしくはESに「ゼミで取り組んだ内容」の項目があることを知り、「何を書けば良いのかわからないけどとにかく空欄を作らないようにしなければ」と、埋めることが目的になっている人は、実際少なくないでしょう。

空欄を作らないようにしようとする意識は素晴らしいですが、「ゼミで取り組んだ内容」は生年月日や住所のようにとりあえず事実を書いておけば評価には影響しない項目とは異なります。どう記載するかによって選考結果を左右することもあり得る重要な項目なのです

つまり、「ゼミで取り組んだ内容」で選考の評価を大きく高めることも可能になります。ゼミでの取り組みには、自分の特性や強み、培ったスキルや知識が表れているはずです。それらを回答に盛り込めば、効果的な自己アピールになります。

「ゼミで取り組んだ内容」をただ空欄を作らないために書くのではなく、自分の魅力をアピールする枠として存分に活用しましょう。

井上 捺稀

プロフィール

採用担当者は日々たくさんの履歴書やESに目を通しているので、内容をしっかりと考えて書いたかどうかは一目瞭然です。そのため、ここでしっかりと自己アピールができれば、ほかの学生と差別化できるポイントとなりますよ。

ゼミでの取り組みを通じて、自分が培ってきた強みを自覚できていない人もいるでしょう。こちらの記事を参考にして、自分の強みを見つけてくださいね。
強み一覧付き|自分の強みが必ず見つかる方法9選とアピール方法

ゼミの内容を自己PRに使いたい人は、以下の記事も併せて確認してみましょう。
自己PRでゼミはアピール可能? 人事の印象に残る秘訣を解説

「ゼミで取り組んだ内容」でアピールできる3つのこと

「ゼミで取り組んだ内容」でアピールできる3つのこと

  • ゼミ選びに表れた自分の志向性
  • ゼミで身に付けた専門的なスキルや知識
  • ゼミで得られた汎用的に活かせる経験

「ゼミで取り組んだ内容」は自分の魅力をアピールできる項目だと述べましたが、では具体的にどのようなことがアピールできるのでしょうか。ここでは、「ゼミで取り組んだ内容」でアピールできる3つのことを解説します。

自分のゼミでの活動や経験に置き換え、どのようなアピールができるのか考えながらチェックしてくださいね。

①ゼミ選びに表れた自分の志向性

さまざまなゼミがある中で今のゼミを選んだ背景には、あなたがどんなことに興味を持ち、どんなことを学びたいのかといった志向性が表れています。ゼミ選びだけでなく、研究テーマの決め方も同様です。

企業側としても学生の志向性には注目している担当者が多くいます。志向性によって、企業の社風とのマッチ度や適した配属などが予想できるからです

自分の志向性が企業とマッチしていることや業務に活かせることをアピールしたい人は、「ゼミで取り組んだ内容」の中でゼミ選びの理由や研究テーマを決めた理由などを詳しく伝えると良いですね。

所属しているゼミによって、評価が変わることはありますか?

岩﨑 千夏

プロフィール

ゼミのテーマだけで評価が決まることはまずない

ゼミのテーマでその人を決めつける、合否が決まるということはほぼ聞きません。

理系の研究職のように大学での専門的な学びが入社後の仕事に直結しているなら詳細を説明することは有効ですが、そうでなければゼミでの取り組み姿勢やなぜそのゼミを選んだのか、またゼミの中での役割といった価値観、得られたことの方が重視されます。

研究職を希望している人は、こちらの記事で研究職の仕事内容や、選考突破の秘訣を習得しましょう。
研究職ってどんな仕事? 狭き門を勝ち抜くための志望動機例も紹介!

②ゼミで身に付けた専門的なスキルや知識

ゼミでの研究や活動を通して、ほかの学部や専攻では身に付かない、そのゼミに所属したからこそ得られた専門的なスキルや知識があるのではないでしょうか。「ゼミで取り組んだ内容」では、ゼミでの経験を通して獲得できたスキルや知識を示すことができます。

特に、研究職やエンジニア、クリエイティブ職など、専門性の高い仕事で求められるスキルや知識と、ゼミで身に付けたスキルや知識がマッチすれば、企業側は採用を前向きに検討することがあるのです

身に付けた専門的なスキルや知識を仕事に活かしたい人は、「ゼミで取り組んだ内容」の中で、スキルを身に付けた背景や知識を獲得したきっかけなどを効果的に伝え、業務との適性の高さをアピールしましょう。

③ゼミで得られた汎用的に活かせる経験

ゼミで身に付けた専門的なスキルや知識が仕事に直接的に活かせるケースばかりではありません。むしろ、ゼミにも学部にも直接的な関連性がない仕事を志望している就活生の方が多いのではないでしょうか。

ただ、知識そのものが活かせなくても、論文を書くための文章力、複雑な課題を解決するための論理的思考力など、どのような仕事でも活かせる汎用的なスキルもゼミを通して培ってきたはずです

培った能力は自分の強みになり、選考でのアピールポイントにできます。「ゼミで取り組んだ内容」の中で、ゼミで得られた汎用的に活かせる経験を示すことで、自分の強み、企業にどう貢献できるのかをアピールできるのです。

吉田 隼人

プロフィール

「やりきる力」も上記同様とても大切です。ゼミ活動の中には、サークルなどのように面白いことばかりではなく、やりたくないつまらないことでもやる必要がでてきます。

そういったときにどのように取り組み、どう成果を出したのかは社会に出てからも活かせる大切なスキルといえます。

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就活のプロが解説! 「ゼミで取り組んだ内容」で企業は何を知りたい?

「ゼミで取り組んだ内容」でアピールできる3つのことを解説しましたが、「結局自分は何を書けば良いのわからない」という人もいるでしょう。

そこでここでは、採用に携わる人事職の経験をしてきたキャリアコンサルタントの岩﨑さんが、「ゼミで取り組んだ内容」で企業が知りたいことを解説します。

企業が求めていることがわかれば、自分がするべきアピールがより明確に見えてきます。企業側の意図を踏まえたうえで、回答の作成に取り掛かりましょう。

アドバイザーコメント

重視されているのは取り組みの活かし方と論理的な説明ができるか

ゼミで取り組んだ内容に関して、詳細の内容を専門用語たっぷり用いて説明されても、正直内容に精通していない人事担当者にとっては理解しきれません。

ここでポイントとなるのは、ゼミで取り組んだ内容が今後の社会人生活でどう役立つのかと、採用面接という限られた時間の中で論理的に説明できるかどうかではないでしょうか。

ゼミで取り組んだ内容を事細かに、たとえばテーマが特定の地域における史学や経済に関してだとすると、その地域の歴史や登場人物、貨幣や風土に関しての前提条件などをいくら説明しても、採用選考で評価にはつながりません。むしろ、意図を汲んでいないとさえ思われます。

ゼミへの取り組みは仕事への取り組み方に置き換えられる

知りたいのは、あなたがどんな理由でそのゼミを選び、どのように学習に取り組み、その中での困難をどうやって乗り越えたのか、周りのゼミ生とのかかわり、先生との関係を知りたいのです。

それはなぜか。ゼミでの出来事を会社に置き換えたとき、今後ゼミでの立ち振る舞いに再現性があると思うからです。

周囲とぶつかってばかりの人、期限内に提出物を仕上げられない人、そういった人は社会に出ても急には変われません。自社に入社後、活躍してくれる人なのかを見られていると思ってください。

そして、論理的に説明できるかという点も気を付けましょう。だらだらと自分の興味のある話やいかに努力したかを述べるのではなく、端的に説明できる力が求められます。時間が無限にあるわけではないので、自分を最大限アピールしながら、コンパクトにまとめられるようにしておくと良いですね。

「ゼミで取り組んだ内容」のスペースの大きさに応じた書き方

「ゼミで取り組んだ内容」のスペースの大きさに応じた書き方

前述した通り、「ゼミで取り組んだ内容」は履歴書やESのフォーマットによって枠の大きさが異なります。枠の大きさが異なればいうまでもなく書ける文字数も違い、盛り込める内容も変わってきます。

ここでは、スペースが小さい場合と、300〜400字程度書けるぐらいスペースが広い場合の両方のケースで、それぞれどのようなことに注意して書けば良いのかを解説します。手元にある書類のフォーマットに応じた書き方を習得してくださいね。

スペースが小さい:取り組みの概要を簡潔に書く

「ゼミで取り組んだ内容」について書くスペースが、1行分しかないほど小さかったり、文章を書けたとしても100字程度しか書けない場合は、ゼミの取り組みを詳細に書くのではなく、概要を記載しましょう。

文字を小さく書いてでも具体的な取り組みをたくさん書こうとする就活生もいますが、小さい字が詰まった書類は見栄えが整っているとはいえず、「読み手への配慮がない」とマイナスな印象を抱く企業の担当者もいます。そのため、無理に多くのことを書こうとせず、取り組みを簡潔に書くことを心掛けてください。

専攻分野に詳しくない人が読んでも、自分のゼミでの取り組みがイメージできるような内容にしましょう。

「ゼミで取り組んだ内容」のスペースが1行分しかない場合

国際社会における人権意識の変遷について史料や論文を使って研究しています。

「ゼミで取り組んだ内容」のスペースが100字程度しか書けない場合

歴史社会学のゼミに所属しています。国際的な人権意識の変遷を明らかにするため、人権意識が生まれ始めた中世から現代までの出来事を整理し、各時代の文学作品や絵画、映画などで人権意識のあり方を調べています。(99文字)

「ゼミで取り組んだ内容」のスペースが一行分しか書けないほど小さい場合、何を書けば良いのでしょうか?

井上 捺稀

プロフィール

研究テーマや研究手法を簡潔に記載しよう

「ゼミで取り組んだ内容」の文字数が限られている場合は、あなたがどんな研究をおこなっているのかを簡潔に書くようにしましょう。例文にあるように、研究テーマや研究手法について書いておくのが一般的です。

履歴書やESで最も大切なのは、「読み手に伝わること」です。そのため、専門的な用語は極力避け、誰が読んでも理解できる言葉で書くように心掛けましょう。

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。


スペースが大きい:4つの要素を盛り込んで書く

スペースが大きい:4つの要素を盛り込んで書く

  • 結論:どんなゼミでどんな取り組みをしているのか
  • 理由:なぜその取り組みをしたいと思ったのか
  • 具体例:どんな成果や学びがあったか
  • 結論:仕事にどう活かしたいか

「ゼミで取り組んだ内容」のスペースが大きい場合、ただつらつらとゼミでの取り組みを書き並べても、企業側はそれらが仕事にどう活きるのかイメージできず、高評価にはつながらないでしょう。

ゼミでの取り組みを効果的にアピールして、企業からの自分に対する評価を高めるには、4つの要素を盛り込むことが重要です

ここでは、「ゼミで取り組んだ内容」のスペースが大きい場合に盛り込むべき4つの要素について順を追って解説します。以下の①から順に4つの要素を漏れなく盛り込んでくださいね。

①結論:どんなゼミでどんな取り組みをしているのか

履歴書やESを評価する企業の担当者は、あなたがどんなゼミに所属しどんな取り組みをしているのかまったく知らない人であるケースがほとんどでしょう。そんな相手に対して、自分のゼミでの取り組みをイメージしてもらうには、1文目でゼミの概要を確実に伝えなければなりません

たとえば、「バイオテクノロジーについて研究するゼミに所属しています」と言っても、どんなゼミなのかイメージできない担当者もいます。「バイオテクノロジーを研究するゼミに所属し、遺伝子治療で遺伝性の障害を治療する研究をしています」というように、そのゼミがどんな活動をしているのか誰が読んでもわかる説明をしましょう。

岩﨑 千夏

プロフィール

書き出しは、「私は〇〇というゼミに所属し、△△を学びました。」などで良いと思います。書くスペースはそんなに大きくないはずなので、詰め込みすぎず、わかりやすさを意識してまとめましょう。

②理由:なぜその取り組みをしたいと思ったのか

最初にゼミでの取り組みについて説明すると、採用担当者は「なぜそのゼミを選んだのだろう」「その研究テーマにしたのはどうしてだろう」とゼミや研究テーマを選んだ理由について疑問を持つ可能性が高いです。

ゼミを選ぶにしても研究テーマを選ぶにしても、そのきっかけや原因を掘り下げると、個人の価値観や志向性が表れます。企業としては、応募者が自社の社風に合う人柄なのかを見極めるためにも、その取り組みをしようと思った理由はとても気になる要素なのです

「興味があったから」や「なんとなく」では、価値観や志向性は伝わりません。「品種改良の技術に可能性を感じ人々の生活をより豊かにする新しい植物を生み出したいと思ったから」というように、ゼミを選んだり研究テーマを設定した際の想いや動機を示しましょう。

井上 捺稀

プロフィール

「ゼミで取り組んだ内容」に書けるのは、研究そのものについてだけではありません。たとえば、ゼミ長をしている人はなぜゼミ長になったのか、ゼミ全体をまとめるためにどんなことに力を入れたのかをアピールすることもできます。

③具体例:どんな成果や学びがあったか

ESで「ゼミで取り組んだ内容」の項目を設置した企業は、ゼミでどんなことに取り組んでどんな成果や学びを得たのかを知りたいと考えています。その内容から仕事への再現性が期待できるかどうかを判断したいからです。

前述した通り、「〇〇について調べた」「〇〇の研究をした」だけでは、企業側はその経験が仕事に活かせるかイメージできない可能性が高いです。

「地方創生に関して300名に意識調査をし、アンケート調査や分析の手法を学びました」というように、経験を通して得られた成果や学びを伝えると、ゼミでの経験を糧に仕事でも活躍できそうかがイメージできます。

仕事とゼミの分野が直接関係しない場合でも、「仮説を立てる過程で論理的な思考力を身に付けられた」というように汎用性のあるスキルや能力を培えたことを述べれば、効果的なアピールになりますよ。

ゼミで大した成果を出せていません……。何をアピールすれば良いのでしょうか。

吉田 隼人

プロフィール

ゼミでの学びや成果を出すための改善策を具体的に伝えることは有効

大した成果が出せていないのであれば、成果を出すためにどのようなプロセスを経たのか、そして何が足りなかったのかをしっかりと言語化しましょう。

成果が出せなかったことに対しては必ず原因があります。まずはそれと向き合い、なぜ成果が出なかったのか、どこで間違えたのかをしっかり原因分析することが重要です。

そして次に同じような問題が発生したときにどう対応するか、そういったところまで考えて伝えられるようにしましょう。

成果が出ていないので、アピールという表現は適切ではありませんが、このゼミ活動から何を学び、次にどう活かそうと考えているのか、という点は主張できると思います。

④結論:仕事にどう活かしたいか

最後は、ゼミでの成果や学びを仕事にどう活かしたいかを述べて締めくくりましょう。自分が入社後に携わる仕事が理解できていれば、成果や学びを活かせる業務や場面が見えてくるはずです。

「ゼミで培った論理的思考力を活かして顧客の課題を分析し、効果的な提案につなげたいです」というように、仕事への活かし方が具体的に述べられていると、企業側も入社後あなたが活躍する姿をイメージしやすくなります。また、企業理解ができていることについても好意的な印象を持つ可能性が高いです。

「仕事にどう活かせるかがわからない」という人は、企業分析をして業務について明確なイメージを持てるようになりましょう。この後紹介する例文も参考にしてくださいね。

企業分析を入念におこなうことで、ほかの質問への回答の質も高められます。ぜひこちらの記事を参考にして、志望企業の分析に取り組みましょう。
企業分析のやり方を完璧にマスターする3ステップ|よくある注意点も

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Chat GPTで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

文字数別パターンも紹介! 「ゼミで取り組んだ内容」の例文12選

「ゼミで取り組んだ内容」の例文12選

「ゼミで取り組んだ内容」のスペースの大きさに応じた書き方を解説してきましたが、実際に回答を書こうとしても、自分の専攻や研究テーマに置き換えてどう書けば良いのかがイメージできない人も多いでしょう。

そこでここでは、6つの専攻分野を取り上げ、文字数が100字程度の場合と300字程度の場合の2パターンの例文を紹介します。自分と同じ分野や近しい分野の例文をぜひ参考にしてくださいね。

吉田 隼人

プロフィール

ポイントは、「なぜやりたいか」と「どんな成果を出せるのか」の2点が網羅されているかです。ESで落ちる人ほど、この2点のどちらか、あるいは両方が抜けています。研究内容の羅列だけでなく、具体的な研究を抽象化して伝えることも意識しましょう。

文学

100字程度

大学3年生の前期から近代文学研究ゼミに所属しています。ゼミでは、明治時代から昭和時代に活躍した小説家たちの作品や論争を研究していて、現在私は、芥川龍之介の「南京の基督」を研究しています。

井上 捺稀

プロフィール

100字程度の枠であれば、何を研究するゼミに所属しているのか、あなたがどんな研究をおこなっているのかを簡潔に述べましょう。ゼミ名に教授の名前がつけられることが多いですが、例文のように研究内容がわかるように書けると良いですね。

300字程度

大学3年生の前期から近代文学研究ゼミに所属し、明治時代から昭和時代に活躍した小説家たちの作品や論争を研究しています。

幼い頃から読書が趣味で、自分の性格や価値観に大きな影響を与えられたため、そのような作品が生み出される背景を知りたいと思い、文学作品の研究ができるゼミを選びました。

現在は芥川龍之介の「南京の基督」という短編小説を研究しています。近代に書かれた作品ですが、現代とは時代背景が大きく異なるため、1文1文丁寧に読み解かなければなりません。研究を通して、自分の認識を疑うことの大切さや信頼できる情報を見極める手法について学べています。

貴社に入社後も、自分の認識を疑う視点も忘れず、より信頼性の高い情報に頼ることで、精度の高い仕事をして貴社に貢献したいと考えています。

岩﨑 千夏

プロフィール

上記の例文は、過去、現在、未来の切り口でわかりやすくまとまっています。小説について詳しく知らない人が読んでも、作品に深入りしすぎず、自分のアピールにつなげられていると思います。入社後の意欲も感じられますね。

心理学

100字程度

大学2年生の前期から心理学について研究するゼミに所属しています。ゼミでは社会心理学について研究しており、現在は個人が商品やサービスを購入する際に、社会や身の回りからどのような影響を受けるのかを研究しています。

300字程度

大学2年生の前期から心理学について研究するゼミに所属しています。そして、現在は特に社会心理学に注力して研究を進めています。

社会心理学に興味を持ったきっかけは、高校生の頃にゲームを購入したことが挙げられます。私は幼少期からゲームはあまり好きでなく、それよりも外で遊ぶことが好きな少年でした。しかし、高校時代、無性にゲームを購入したくなった時期があり購入したのですが、すぐに飽きてしまいました。

この経験から、なぜあのときゲームを購入したのか、何が影響していたのかなどが気になり、調べていくと社会心理学が関係していることがわかったため研究することにしました。

このように、人が商品を購入するのにはきっかけやトリガーがあります。そのきっかけやトリガーを研究することで、より多くの人に届けたい商品・サービスを届けられるのではないかと考えています。

貴社に入社後は、マーケティング職への配属を志望しており、心理学の研究を活かして、より多くの人に貴社の商品・サービスを届けられるように努めてまいります。

経済学

100字程度

経済学部に入学し、大学3年生前期からは経済学に関して研究するゼミに所属しています。現在は行動経済学に関する研究をしており、人が何かを判断するきっかけとなるのは何か、それが市場にどう影響を及ぼすのかなどを研究しています。

300字程度

私は〇〇大学の経済学部に入学し、大学3年生の前期からは経済学に関して研究するゼミに所属しています。

行動経済学に興味を持ったきっかけは、シャツを販売するビジネスを始めたことです。大学1年生の頃、友人と遊び感覚でTシャツを作り、それを販売してみました。最初は4,500円で販売したところ、まったく売れませんでした。次に3,000円まで値下げしたところ、少しずつ売れるようになりました。

次に、実験的に限定5枚だけ販売し、かつ4,500円まで値上げしたところ、5枚すべてが売れました。

このような経験から、人は状況によって判断が変わることがわかり、これが行動経済学で学習できることがわかり、大学のゼミで研究することにしました。

貴社に入社後は、マーケティング職を志望しております。あらゆる施策を提案・実施して、貴社の商品・サービスをより購入してもらえる状況を作り、売上拡大に貢献したいと考えております。

法学

100字程度

大学1年生の後期から金融に関する法律を研究するゼミに所属しています。ゼミでは、金融商品の利息や担保などの法的な知識に関して研究しており、金融業界や企業の法務部で即戦力になれることを目的に取り組んでいます。

300字程度

大学1年生の後期から金融に関する法律を研究するゼミに所属しています。

金融に関する法律に興味を持ったきっかけは、母が保険商品の営業を受けているところに同席したことです。私の母は金融に関する知識はありません。そのため、営業の人から言われるがままに契約し、契約後に後悔していました。

このようになった原因は知識が不足していたからです。私も同じ経験をすることなく、かつ母に正しい知識を教えられるようになろうと思い、金融に関する法律を学ぶことにしました。

ゼミでの経験によって、利息とは何か、担保とは何かなどの基礎知識から、それを応用してビジネス的な観点から合理的、かつ合法な保険商品を作ってみるという経験もしました。

貴社に入社後は営業職を志望しております。ゼミで培った知識を活かして、法的に正しいことを伝えながら貴社のサービスの魅力をアピールし、多くの人に成約してもらえるよう努めてまいります。

物理科学

100字程度

大学2年生の前期から物理学に関した研究をするゼミに所属しています。その中で、統計学に関する研究を専攻しており、現在は学食で注文するメニューのデータを集計・分析して、曜日や時期などによってどのような傾向があるかを研究しています。

300字程度

大学2年生の前期から物理学に関する研究をするゼミに所属しています。その中で、統計学に関する研究をしています。

統計学を学ぼうと思った理由は、人の行動の傾向はデータによって分析できると気が付いたからです。

私は大学1年生のときにカフェでアルバイトをしていました。当時は注文されるメニューが予測できず、廃棄する食品が多いことに悩まされていました。

そこで、注文されるメニューのデータを集計し、分析することになったのですが、時間帯や曜日、時期によって傾向があることがわかりました。

このような経験から統計学に興味を持ち、現在は大学の学食に協力していただき、食材の廃棄を減らすことを目的にデータの集計・分析をしています。

貴社に入社後はデータアナリスト職を志望しております。貴社または顧客が抱える課題をデータの分析を通じて解決し、大きなインパクトを残したいと考えております。

アルバイト経験はガクチカや自己PRでもアピールできます。アルバイト経験を強調的にアピールしたい人は、こちらの記事を参考にしましょう。

ガクチカ
例文15選|アルバイトのガクチカの作り方と印象に残すコツ

自己PR
例文10選|アルバイト経験の自己PR必勝法を企業目線で解説

電子工学

100字程度

大学3年生の前期から電気工学研究ゼミに所属しています。ゼミではエネルギーに関する研究をしており、熱や光、風などがどのようにエネルギーに変換し、我々の生活に還元されるのかなどを研究しています。

300字程度

大学3年生の前期から電気工学研究ゼミに所属しています。そして、ゼミではエネルギーに関する研究に注力しております。

幼い頃、東日本大震災を経験し、福島第一原発の影響によって引っ越ししたことがあります。当時は何も知らないまま言われたとおりに引っ越しをしたのですが、徐々に原発とは何か、エネルギーとは何かなどに興味を持つようになりました。

この経験から、エネルギーに関する研究をするようになり、熱や光、風などがどのようにエネルギーに変換され、我々の生活にどう還元されるのかなどに注力して研究するようになりました。

御社に入社後は、研究で培った知識・経験を活かして、人々が便利で安心安全な暮らしを届けられるように努めてまいります。

情報工学

100字程度

大学2年生の前期から情報工学研究ゼミに所属しています。ゼミではコンピューターサイエンスについて研究しており、特にプログラミング言語であるPHPの研究をしています。この2年間で10個以上のWebアプリを開発してまいりました。

300字程度

大学2年生の前期から情報工学研究ゼミに所属しています。ゼミではコンピューターサイエンスについて研究しており、特にC言語について研究しています。

私がプログラミングに興味を持った背景にはゲームがあります。幼少期からゲームが好きで、毎日のようにゲームをしていました。

ゲームをやる中で、あるときから「自分好みのゲームを作りたい」と思うようになりました。そして、ゲームを開発するにはプログラミングについて学ばなければいけないと知り、独学で学習しました。

独学でもある程度はゲームを開発できるようになったのですが、これ以上の成長がないと見込み、大学のゼミでも研究することにしました。

この約2年間では3つのゲームを開発しており、1つはインターネット上で公開して、現在10万人の人に利用してもらっています。

このような経験を活かすために、貴社に入社後はエンジニア職を志望しております。より高品質なゲームを開発して、多くの人に感動を与えられるようになりたいと思っています。

空欄はNG? 「ゼミで取り組んだ内容」が書けないときのケース別対処法

ここまで、「ゼミで取り組んだ内容」の書き方について、ゼミに所属し活動実績がある前提で解説してきましたが、そのような状況にない学生もいますよね。ゼミに所属していない、もしくはゼミに所属はしているもののほとんど活動をしていないケースもあるでしょう。

このような状況にある学生も、「ゼミで取り組んだ内容」を空欄のまま提出するのはなるべく避けましょう。では、書くことがない場合どのようなことを書けば良いのか。就活のプロであるキャリアコンサルタントのアドバイスとともに解説していきます。

ゼミに所属していない

ゼミに入ることが必須ではないために所属していなかったり、ゼミに入れるのが大学4年生以降で現時点ではまだゼミに所属していない学生もいるでしょう

このような場合の「ゼミで取り組んだ内容」の書き方について、ベンチャー企業の人事部で新卒採用に深く携わってきた井上さんが解説します。

アドバイザーコメント

ゼミに所属していない場合はその理由をポジティブに記載しよう

ゼミに所属していない人は、ゼミに所属しなかった理由や、その代わりに取り組んでいた活動について書くようにしましょう。

ゼミに所属しなかった理由について、「必修ではないから」や「面倒だったから」などといったネガティブな理由では良い印象を持たれません。「ゼミ以上に力を入れた、入れたいことがあった」など、ポジティブに言い換えるようにしましょう。

これからゼミに入る人は所属予定のゼミについて記載しよう

また、ゼミに入れるのが大学4年生以降で、現時点ではまだゼミに所属していない人は、どんなゼミで何について研究したいと考えているのか、その理由も含めて書いておきましょう。所属したいゼミに向けて勉強・準備していることについても書けると良いですね。

採用担当者は、あなたが自社で活躍できる人材かどうかを確認する手段の一つとして、ゼミについての質問をしています。

ゼミでの取り組み内容そのものよりも、課題解決能力や推進力といった、あなたの取り組む姿勢が見られているのです。そのため、ゼミに所属していなくとも、あなたが力を入れて取り組んだエピソードについて書くことができれば問題ありません。

ゼミでほとんど活動をしていない

ゼミに所属しているものの、まだ入って間もないために活動実績が少なかったり、学部や教授の方針でゼミでの取り組みがほとんどないケースもありますよね

ゼミでの活動がほとんどないために、「ゼミで取り組んだ内容」が書けない場合の対処法については、就活塾でさまざまな就活生のサポートをしてきた吉田さんが解説します。

アドバイザーコメント

ゼミでほとんど活動をしていない場合2つのポイントを押さえよう

大前提、「ゼミの取り組み」を聞かれている以上、その企業との相性は良くないということを受け入れましょう。

ゼミで取り組んだことを聞いているということは、ゼミで何をどのように学び、どんな成果を出し、それを仕事にどう活かすかを聞きたがっています。それが言いづらいことをしっかりと受け入れたうえで何を伝えるかを考えます。

そのうえでポイントは2点。「なぜそのゼミを選んだのか」と「ゼミ以外でどんな学習をしているのか」です。

少なくともゼミに所属しているのであれば、そのゼミに入った理由が少なからずあるはずです。まずはゼミに入った目的・動機を言語化し、どんな分野に興味関心があり、なぜそれを学ぼうと思っているのかを語れるようにしましょう。

また、企業はゼミに取り組んできた人を採用したいと思っているので、ゼミ以外でもゼミのように学習したり少人数で取り組んだものがあればそれを伝えましょう。

ゼミの活動に代わる経験を効果的にアピールしよう

ゼミに力を入れていない環境なのであれば、ゼミについて詳しく書くことはほぼ難しいでしょう。「○○の理由でゼミの取り組みができませんでした」と言い訳をしても良い印象を持たれることはありません。

であれば、自分が自らゼミに代わって主体的に勉強したことを伝えましょう。自分から進んで学習し、一生懸命取り組める人間であるということが伝えられれば、ゼミの活動が少なくても問題ないでしょう。

「ゼミで取り組んだ内容」は自己PRやガクチカでもアピール可能

「ゼミでの経験を仕事に活かしたい」「ゼミで培ったスキルをアピールしたい」という人は、「ゼミで取り組んだ内容」の項目がない履歴書やESだったとしても、ゼミでの取り組みはアピールするべきです

ゼミでの取り組みは、「ゼミで取り組んだ内容」に限らず自己PRやガクチカの題材とすることも可能です。自己PRでアピールするなら自分の強みを培ったエピソードとして、もしくは学生時代に注力したこととしてゼミでの経験をアピールしましょう。

自己PRやガクチカでゼミでの取り組みをアピールしたい人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。

自己PR
自己PRでゼミはアピール可能? 人事の印象に残る秘訣を解説

ガクチカ
例文8選|ガクチカでゼミ経験を魅力的にアピールする8ステップ

ゼミでの取り組みをアピールできる項目として、「研究課題」もあります。研究課題の書き方はこちらの記事で詳しく解説しています。
例文8選|ガクチカでゼミ経験を魅力的にアピールする8ステップ

履歴書の「好きな学科」欄も、ゼミに関連した学科を取り上げれば、ゼミでの取り組みをアピールできます。以下のQ&Aで、書き方のコツをキャリアコンサルタントが解説しているので参考にしてくださいね。

「ゼミで取り組んだ内容」が書けた後にやるべき2つのこと

就活でゼミに関する話をするときは、伝えたいことを確実に伝えるためにより一層注意して回答を作成しましょう。学問分野の知識には人によって差があります。どんなにゼミで良い経験をしていても、聞き手に伝わる説明でなければ効果的なアピールになりません。

ここでは、より確実に「ゼミで取り組んだ内容」で高評価を得るために、回答が書けた後にやるべき2つのことを解説します。回答を作成したらこの2つも忘れずに実践して、ゼミでの取り組みを効果的にアピールしましょう。

誰でも理解できる内容になっているか第三者にチェックしてもらう

履歴書やESを評価する担当者は、自分が専攻している学問分野についてほとんど何も知らない可能性もあるため、誰でも理解できる内容になっているか注意して見直す必要があります。

ただ、普段から当たり前にその分野に関する研究をしているのであれば、読み手の立場を考慮しようと思ってはいても、無意識のうちに専門用語を使ってしまったり、相手が理解している前提で話を進めてしまうこともあるでしょう。

そのため、自分自身でわかりやすい文章になっているか見直すだけでなく、自分の専攻分野への見識がない人にも目を通してもらうことをおすすめします

わかりづらい点はないか、自分の取り組みが明確にイメージできるかをチェックしてもらい、改善点がなくなるまでブラッシュアップさせましょう。

深掘り質問をされても対応できるように用意しておく

自分が専攻している学問分野について企業の評価者がほとんど何も知らないケースもあれば、一方でその分野に精通していることもあり得ます。

精通している人であれば、履歴書やESであなたのゼミでの取り組みに興味を持ち、面接でさらに詳しく知るために掘り下げた質問をするでしょう。

深掘り質問をされたときに曖昧であったり論理が通らないような回答をしてしまった場合、アピールに説得力がなくなり、一気に評価を落とすことになりかねません。「ゼミで取り組んだ内容」について回答を作成した際は、面接での深掘り質問を想定し、回答を用意しておきましょう。

想定される深掘り質問の例

  • どんな先行研究を参考にしたのか
  • その研究成果は人々の生活にどのように役立つのか
  • なぜその研究手法をとったのか

岩﨑 千夏

プロフィール

本当にゼミに所属し参加していたのなら深掘り質問に対して何かしら答えられるはずなので、自分で書いた履歴書ではないか、もしくは積極的に参加していなかったと捉えられるでしょう。

興味があるゼミ、継続できるゼミを選ぶ、そのためには自己分析もできることが求められますね。

選考突破の決め手となるような「ゼミで取り組んだ内容」に仕上げよう

「ゼミで取り組んだ内容」は、単なるあなたの基本情報ではなく、ゼミでの経験を通して身に付けたスキルや知識、仕事への活かし方をアピールできる項目です。

「ゼミで取り組んだ内容」を読んだ企業の担当者が、「ゼミでのこんな経験があるなら自社で活躍してくれそう」と思い、選考突破の決め手になる可能性もあります。

記事内で解説してきたスペースの広さに応じた書き方や例文を参考にして、ぜひ自分がいるゼミならではのアピールをしてくださいね。

アドバイザーコメント

ゼミと仕事は共通性を理解して効果的なアピールをしよう

ゼミを真剣に取り組んできた人にとっては、「ゼミで取り組んだ内容」は自己アピールの絶好のチャンスとなります。

なぜなら、ゼミは一般的に、部活やサークルといった楽しさ、面白さ、得意という文脈よりも、つまらない、退屈、大変であると認識されており、実際の仕事と性質が似ているからです。

だからこそ、そんなゼミを一生懸命に取り組んでいたり、成果を出せていれば、頭脳労働に向いていると捉えられ、高評価を得られるポイントになり得ます。

たとえば、私がサポートしてきた学生の中にも、派手な部活やサークル、アルバイトの経験がなくても、ゼミで最後までやり切った経験をアピールし、総合商社やコンサルといった難関企業から内定を得た学生が何人もいます。

「やるべきこと」に主体的に取り組んだ経験を持っていることが重要

ゼミの活動は、目標に対してコミットしやり切る力、仲間と一緒にチームワークを発揮し課題解決する力など、仕事をするうえで大切な要素を数多く内包しています。ぜひ自信を持ってゼミの内容を言語化していきましょう。

一方、ゼミに真剣に取り組んでいなかったあなたは、ゼミに代わるものを主体的に勉強していきましょう。自主的な勉強会でも個人的な勉強でも構いません。

主体的に勉強し一生懸命取り組むものがある人とない人では、受ける印象がまったく変わってきます。今からでも遅くありません。主体的に勉強に取り組んでいきましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了
全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-220824001-02942)
国家資格キャリアコンサルタント

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