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自由な働き方ができる正社員の仕事はありますか?

正社員として安定した働き方をしたいのですが、時間や場所に縛られず、ある程度自由に仕事を進められるような働き方にも魅力を感じています。

リモートワークが中心であるとか、フレックスタイム制が導入されているなど、比較的自由な働き方ができる正社員の仕事には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

また、そのような自由な働き方を選ぶ際に、注意しておくべき点や、企業を選ぶ際のポイントなどがあれば教えていただけますでしょうか? 正社員の安定性と、ある程度の自由を両立できるような働き方を探しています。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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正社員で自由な働き方ができる場面は多い! ただし成果とスキルは必須

自由な働き方の正社員の仕事というと、リモートワーク中心の仕事や職場がまずは挙げられるでしょうか。

コロナ禍を経て、リモートワーク中心の働き方はとても増えました。通勤のストレスもなく、リモート会議などへの参加が必要なときはありますが、自分でタイムマネジメントをしながら働くことが可能です。

Wi-Fiの環境が整っていればどこでも仕事ができます。IT企業でエンジニアをしている人や、経理担当などのような事務系総合職として働いている人などに多い働き方です。

最近では、採用面接などをおこなう人事部なども、知っての通りオンライン面接やインターンシップが増え、採用担当者も自宅で業務ができる場合も多くなってきています。

私が人事をしていたときも、自宅でオンラインの採用面接やインターン、会社説明会をおこなったことがありました。

また、出勤時間を選べる働き方としてフレックスタイム制を導入している企業もあります。働く時間を選択できるため、プライベートの予定との両立が計りやすいのです。

自由な働き方の代償としてのリスクも加味して進路を決めよう

ただこれらの働き方は、正社員という立場があっての働き方になり、基本的には企業側が求めている成果を期限内に挙げることが求められます。

また、新人で働き方がまだわかっていない人にとって、リモートワークのような働き方は、上司に質問をしたくてもオンラインだと聞くタイミングがわかりにくい、質問ができないなど、孤独感を感じてしまうこともあるようです。

本当に、すべてのことを自分で決めて働きたい場合は、個人事業主として職場や労働時間を自由に決めることもできます。たとえば、何かの教室を開く、作家として作品を生み出すなどといった働き方です。

しかしこれらの仕事は、すべて自己責任になり、収入も自分の頑張りに応じて決まっていくことになります。

自由に働けるのは、とても魅力的な働き方ですが、同時にリスクもあるのでメリット、デメリットの両面を検討してから判断するようにしましょう。

国家資格キャリアコンサルタント

高橋 拓也

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正社員として自由と安定を両立する方法はいろいろある!

正社員としての安定と時間や場所に縛られない自由な働き方、どちらも大切にしたいという気持ち、とてもよくわかります。以下に、現状の働き方のトレンドを踏まえて、具体的な職種例や注意点を紹介します。

働き方改革や働き方の多様化、コロナ禍でのオンラインサービスの発達により、リモートワーク、フレックスタイム制、裁量労働制などを導入している企業は増えていて、正社員でありながら柔軟な働き方が可能な仕事が多くなってきているのは事実です。

具体的な職種は以下の通りで、特にITやWeb業界の仕事は正社員ながらリモートでの働き方がしやすい職種の代表格といえます。

●IT・Web業界の職場
・エンジニア(開発、インフラ、テスト)
・Webデザイナー・UI/UXデザイナー
・Webマーケター
・データアナリスト・リサーチャー
・ITコンサルタント・プロジェクトマネージャー

●そのほかの職種
・カスタマーサクセス(SaaS企業など)
・オンライン秘書・採用コーディネーター
・編集者・ライター(メディア企業等)
・人事・広報・経理(リモート対応のコーポレート部門も増加中)
・一般事務
・営業

こうした働き方を選ぶときは以下の点に注意しましょう。

・成果重視になるため、自律的に動けないと厳しい
・時間管理やオンオフの切り替えが必要
・チームでのコミュニケーションが希薄になりやすい

自由な仕事=楽なのではなく、自由の裏側にある責任もきちんと理解して選ぶことが大切です。

自分の求める「自由」の形を明確にしたうえで企業を選ぼう

応募する仕事での働き方の自由度を確かめたい場合は、募集要項に「リモート勤務可」「フルリモート可」「フレックス制度」等の記載があるか確認しましょう。最近は、求人検索でもこだわり条件にチェックを入れて絞り込める機能などもあります。

ほかにも以下のようなポイントに着目しておくのがおすすめです。

・働き方や福利厚生欄に「自由度」への言及があるか
自由な働き方ができる、といった言及があることで、企業側がそれを売りにしていることがわかります。

WantedlyOpenWorkで社員の働き方・社風
こうした口コミサイトは、実際に働いていた社員の生の声が集まっているので、実態を知ることができるのです。

・出社日や勤務時間のルール
本当に自由なのか、実はチーム単位で固定されていることもあります。

・評価が時間でなくアウトプット重視か
フレックスでも勤務時間も評価に含まれる場合は、時間に縛られることになるかもしれません。

・連絡手段や会議の頻度について
頻繁に電話連絡や定例会議があると、勤務時間が必然的に固定されてしまいます。

・勤務場所について
「リモート勤務可」となっていても、「出社か在宅勤務のみ可」などと条件付きの場合もあります。

自由さと安定の両立は可能です。大事なのは、自分がどこまで自由を求めていて、どこに安定を感じるのかを見極めることです。

まずは自分が自由に働きたいのは、いつ、どんなポイントなのかを明確にしましょう。

以下の記事では自由なやりがいのある仕事を33選紹介しています。「どのような仕事であれば自由に働くことができ、どれが自分に合っているか知りたい」と考える人は、視野を広げるためにもチェックしておきましょう。

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