この記事のまとめ
- 自由な仕事は「やりたくないこと」を避ける意識で見つけられる
- やりたくないこと別で自由な仕事33選を紹介
- 3ステップで自分にぴったりのやりがいのある自由な仕事を見つけ出そう
- 適職診断
たった3分であなたの受けない方がいい職業がわかる!
この記事を読んでいる人に
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企業選びをするにあたって、できれば自分らしくいられる仕事に就きたいと考えますよね。
また、「もっと自由に働ける仕事があったらな……」と考えたことがある人は多いのではないでしょうか。
今の仕事につらさを感じている人や、理想の就職先の具体的なイメージが湧かない人は、自由な仕事に目を向けてみると、自分らしく働ける職場が見えてくるはずです。
この記事では、キャリアアドバイザーの古田さん、楳内さん、柴田さんのアドバイスを交えつつ、自由な仕事33選を紹介します。自分にぴったりな仕事の見つけ方も解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
自由な仕事を見つけるには「できればやりたくないこと」を排除することが重要
自由な仕事は、人によって捉え方や感じ方はさまざまです。そのため、一般的に自由な仕事だといわれるものでも、もしかしたらあなたが想像している自由な仕事とは異なることがあるかもしれません。「自分にとっての自由な仕事」は「自分ができればやりたくないことを避けられる仕事」でもあるのです。
記事ではまず、「やりたくないこと」別に自由な仕事33選を紹介します。自分が避けたいと考える業務を思い浮かべながら確認してみましょう。
次に、自由な仕事に就く際のリスクについて解説します。自分らしく働ける自由な仕事ですが、もちろん大変なこともあるのです。これらを理解したうえで納得して就職できるようにしましょう。
記事後半では、自分にぴったりな自由な仕事を見つける方法を3ステップで解説します。自分らしく生き生きと毎日を過ごすために、ぜひ仕事の際に活用してくださいね。
「楽しい仕事」こそが自分にとっての自由な仕事だと感じる人もいるでしょう。そんな人はこちらの記事も参考にしてみてください。
楽しい仕事20選|3ステップで自分にぴったりの仕事を見つけよう
やりがいを感じる仕事に就きたいと考えている人は以下の記事を参考にしてみてください。やりがいのある仕事の見つけ方を解説しています。
やりがいのある仕事の見つけ方をプロが解説! 11職種のやりがいも
人によって避けたい業務は違う! やりたくないこと別に自由な仕事を紹介
やりたくないこと別に自由な仕事を紹介
- 時間や場所が縛られる仕事がしたくない人向けの仕事9選
- 人に従って仕事をしたくない人向けの仕事8選
- 身なりを制限される仕事がしたくない人向けの仕事8選
- 私生活に大きく影響が及ぶ仕事がしたくない人向けの仕事8選
人によって「自由だ」と感じることには違いがあるように、「やりたくないこと」にも違いがあります。この「やりたくないこと」を避けられる仕事こそ、その人にとっての「自由な仕事」となるのです。
ここでは、やりたくないこと別に自由な仕事を33選紹介します。「自分がやりたくないことってなんだろう?」と考えながら、それぞれチェックしていきましょう。
時間や場所に縛られる仕事がしたくない人向けの仕事9選
決まった時間や、特定の場所で仕事をすることに息苦しさを感じる人はいるかもしれません。周りのペースに巻き込まれたり、視線を感じながら業務に取り組んだりするのが苦手だという人もいるでしょう。
そういった人は、時間や場所にとらわれずにできる仕事がおすすめです。これらの仕事の特徴として、大半がリモートで仕事ができるという点が挙げられます。
時間や場所にとらわれない仕事は、周りの視線を感じずに自分の好きな時間・場所で、自分のペースで仕事を進められます。下記の職種をチェックしてみてくださいね。
職種 | 仕事内容 | 自由なポイント |
---|---|---|
ブロガー・アフィリエイター | ・ブログやWebサイトを運営する ・記事中で商品やサービスの魅力を紹介する | ・インターネットで活動するから場所を問わない ・自分のスケジュールで進められる |
作家 | ・本を書き下ろす ・週刊誌などにエッセイや小説などを掲載する | ・いつでもどこでも制作に取り組める |
翻訳家 | ・海外の文章や映像をほかの国の言語に訳す | ・自宅やリモートで仕事をおこなえる ・デジタル形式でおこなう場合が多いから場所に制限がない |
ライター・編集者 | ・雑誌やWebサイトなどに掲載される記事を作成する ・雑誌や書籍、マンガなどの内容を企画して作り上げる | ・文字ベースの仕事だから時間や場所が問われない ・自分のペースで進められる |
YouTuber | ・動画を作成して編集・公開する | ・時間や場所に縛られずに好きな場所・時に制作、公開ができる |
イラストレーター | ・ポスターや広告、新聞・雑誌、Webサイト、ゲームなどで使われるイラストを描く | ・オンラインでのやり取りが多いため基本的に場所に制限がない |
Webデザイナー | ・Webサイトのデザインを手がける | ・インターネット上での仕事なため、好きな場所で取り組める |
ITエンジニア | ・コンピュータを動かすためのシステムを設計・構築する | ・コンピュータとインターネットがあればどこでもできる ・多くの企業がリモートワークを取り入れている |
自宅教室(ピアノ・映画・絵画の先生など) | ・自分の得意なことや好きなことを人に伝えたり指導したりする | ・自分の都合に合わせてレッスンをスケジュールできる ・オンラインでレッスンを提供することも可能 |
- 仕事をするスピードが人よりも遅いです。時間に縛られない仕事であれば仕事が遅くても大丈夫でしょうか?
「なぜ遅いのか」を考えてから時間に縛られない仕事に就くことがおすすめ
仕事をするスピードが遅いと感じている人は、時間に縛られない仕事であれば自分のペースで取り組むことができるため、過度なプレッシャーやストレスを感じることが少ないかと思います。
しかし、軌道に乗ると業務量が増えたり、「いつまでに」という期限がある業務もあったりするため、まずは人と比べて仕事をするスピードが遅いのはなぜかを考えてみることをおすすめします。
仕事を抱え込んでしまうのか、取りかかりが遅いのか、細かい点にこだわるのか、その原因を把握していれば、優先順位や計画を立てて実行したり、周りとコミュニケーションを取りながら進めたりすることで状況に応じた対処ができ、時間に縛られない仕事でパフォーマンスを発揮することにつながるでしょう。
下記では時間や場所に縛られない仕事について、いくつか詳しく解説しています。気になる仕事があった人はチェックしてみてください。
ライター
新卒でライターになるには? 学生のうちにやるべき3つの準備を紹介
Webデザイナー
Webデザイナーになるには? 仕事内容から将来性まで徹底解説
ITエンジニア
ITエンジニア20選! 必要なスキルと業務内容をわかりやすく解説
時間や場所が自由な仕事は、一人でできる仕事だともいえます。こちらの記事では一人でできる仕事について詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
一人でできる仕事50選|失敗しない仕事選びの3ステップも解説!
こちらのQ&Aでは、在宅ワークができる職種についてキャリアコンサルタントが詳しく回答しています。
人に従って仕事をしたくない人向けの仕事8選
「上司や先輩からの指示を受けて仕事をする」というやり方が好きではない人もいるでしょう。上司や先輩の意見に納得できなかったり、自分のやり方で業務ができなかったりすることに嫌気が差す瞬間があるのかもしれません。
このようなほかの人からの指示で仕事をするのが苦手な人は、自分の裁量が大きい仕事がおすすめです。自分の裁量が大きく決定権がある仕事は、自らの納得のいくやり方で仕事を進められます。それでは、自分の裁量で遂行できる仕事を見ていきましょう。
職種 | 仕事内容 | 自由なポイント |
---|---|---|
個人事業主 | ・組織や事業に属さず、開業届を出して個人でビジネスを展開する | ・自分のビジョンや目標、アイデアに基づいて業務を展開できる ・自分のライフスタイルに合わせて働ける |
士業(弁護士や中小企業診断士) | ・高度な専門知識を用いて人々を支える | ・専門知識を活かして自分の専門分野で活躍できる ・個別で顧客に対応するため自由度が高い |
管理職 | ・部署やチームの統括をおこなう ・業務の進捗状況や売上予算の管理をする | ・組織やチーム内での方針や意思決定に影響を与えられる |
コンサル(経営・IT・人事・財務コンサルなど) | ・顧客企業の現状を分析をする ・課題に対して解決案の提示・実行する | ・直接的なサポートで仕事の成果をダイレクトに体感できる ・専門知識を提供して顧客の課題解決を支えられる |
営業 | ・顧客の求めるものを提案・販売する ・商談や見積もりをおこなう | ・自分の成果次第で収入・成功が大きく左右する ・個別で顧客にアプローチすることが多い |
データサイエンティスト | ・データに基づいて合理的な判断を下すために分析をする | ・自分のアイデアや仮説から仕事を進められる |
マーケター | ・企業のサービスや商品を顧客に伝えて販売を促進する ・適切なサービスを提供するために市場やターゲットの調査をおこなう | ・自分の戦略やアイデアを通じてサービス・製品の成功に貢献できる ・創造的な仕事なため自由度が高い |
タクシードライバー・トラックドライバー | ・顧客を目的地まで送り届ける ・集荷や荷積み・荷下ろし、配送・配達、梱包、伝票作成をする | ・自分のスケジュールを調整しやすい ・独立して働くことができる |
結局のところ人は働いて糧を得ようとすると、多少なりとも誰かとかかわらないわけにはいきません。
その中では指示を受けるなど従わざるを得ないことも必ずあるため、たとえ志望理由に「人に従って仕事をしたくない」という要素があったとしても、その点は選考過程で述べないほうが無難です。
下記では自分の裁量でできる仕事について、いくつか詳しく解説しています。興味のある仕事がある人はチェックしておきましょう。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは激務? 仕事内容・適性・就職方法を徹底解説
営業
例文18選|営業職の志望動機で採用担当者を惹きつけるコツ
マーケティング職
新卒でマーケティング職に就くには? 仕事内容から対策まで徹底解説
身なりを制限される仕事がしたくない人向けの仕事8選
仕事によっては、髪色や服装の規定、ネイルやアクセサリーの制限があります。こういった仕事で好きな身なりでいると、しっかり業務をこなしていてもルールを破ってしまうことになり、評価に影響する可能性があります。
このような制限なく、自分らしさを表現して仕事をしたいと思う人は、身なりに制限がなく好きな格好でできる仕事に就くことがおすすめです。普段の自分のスタイルのまま仕事がしたいと考えている人は要チェックです。
職種 | 仕事内容 | 自由なポイント |
---|---|---|
カメラマン・フォトグラファー | ・ポスターや雑誌に掲載する人物や商品の撮影をする | ・撮影やスタジオでの作業がメインなため制服や指定された服装がほとんどない ・フリーランスの場合は自分の個性やスタイルを活かせる |
美容師 | ・カット、カラー、パーマ、セットなど髪の毛全般の美容施術をおこなう | ・職場や店舗によっては服装や髪型が自由なことが多い |
画家 | ・水彩画、油彩画、日本画などの絵画を描く | ・自宅やアトリエで制作をすることが多く、周りの目を気にする必要がない |
彫刻家 | ・木材や金属、石膏などを彫り上げて加工し、作品を制作する | ・工房やアトリエでの制作が多いため、服装を制限されることがない |
作詞家・作曲家 | ・すでにできあがっているメロディーに歌詞を付けたり、メロディーを作成する前に歌詞を作成する ・楽曲の制作や編曲をおこなう | ・スタジオや自宅での作業をすることが多いことから、自由な服装で過ごせる |
映画監督 | ・映画製作において、脚本をもとに映像を作成して映画を完成させる | ・撮影現場での外見に関連する厳格なルールはない |
コールセンター | ・電話を通して顧客の問い合わせや申し込みに対応する | ・声や対応を重視されるため、身なりの制限は比較的少ない |
アパレル | ・顧客に洋服を販売する | ・商品イメージやブランドコンセプトに合わせながらも、業界内での自由なファッションを楽しめる |
顧客と接する業務がない仕事や、センスや感覚など身なりが宣伝にもなり得るような仕事では身なりの制限が少ないように感じます。海外では「良いパフォーマンスが発揮できるなら好きな格好で良い」とする企業もありますよ。
下記では服装に縛りがない仕事について、いくつか詳しく解説しています。「自分の好きな格好で仕事がしたい!」という人はチェックしてみてくださいね。
コールセンター
例文8選|コールセンターの志望動機で絶対盛り込むべき4要素
アパレル
アパレル業界の全貌がわかる! 最新の動向から選考対策まで解説
アパレル面接ならではの質問&回答例|失敗しないポイントとは
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
私生活に大きく影響が及ぶ仕事がしたくない人向けの仕事8選
「残業が多かったり私生活の時間まで業務をしたりする仕事はできれば避けたい」という人もいるはずです。ワークライフバランスを保ちながらプライベートを充実させたいと考えている人は少なくありません。
このように私生活を優先できる仕事がしたいという人は、残業が比較的少なめな仕事をおすすめします。プライベートに影響が少ない仕事を紹介していくのでチェックしていきましょう。
職種 | 仕事内容 | 自由なポイント |
---|---|---|
新聞配達員 | ・朝刊・夕刊配達、折り込み作業、集金をおこなう | ・定められた時間に配達をするため残業がほとんど発生しない |
受付スタッフ | ・企業や施設を訪問した来客の対応をする | ・通常業務が定型化されているため、基本的に残業が発生することは少ない |
製薬会社 | ・製品の検査や管理、機器のメンテナンスをおこなう | ・プロジェクトベースで計画的に業務に取り組むため、残業が発生しづらい |
研究会社 | ・新たな知見や発見のためにさまざまな研究をおこなう | ・計画的なスケジュールに沿ってプロジェクトや実験に基づいて業務をおこなうため、比較的残業が少ない |
生産技術 | ・企業の生産現場や工場で生産ラインの設計・管理をおこなう | ・効率化や品質向上を重視して定められたスケジュールで業務を進めるため、残業が少ない傾向にある |
医療系専門職 | ・医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師などとして医療に従事する | ・医療機関での勤務は定時での業務が求められるため残業が少ない傾向にある |
事務職 | ・書類の作成や整理、データ入力、問い合わせ・来客対応をする | ・業務の予測性が高く基本的には定型業務を担うため、比較的残業が少ない |
社内SE | ・社内システムの開発・運用、ネットワーク・セキュリティの管理に携わる | ・自社のシステム保守や運用をおこなうため、基本的には定時での業務が求められる |
下記ではワークライフバランスを保ちやすい仕事について、いくつか詳しく解説しています。私生活を充実させながら仕事がしたいと考えている人は参考にしてみてください。
研究開発
研究職ってどんな仕事? 狭き門を勝ち抜くための志望動機例も紹介!
事務職
事務職の仕事内容が丸わかり! 必要なスキルや就職のコツも
例文17選|事務職の自己PRで差別化するなら4要素を盛り込もう
薬剤師に興味がある人は以下の記事を参考にしてみてください。志望動機の作り方や仕事内容をまとめています。
薬剤師の志望動機はトレンドで差別化|他学生と被らない3つのコツ
私生活に大きく影響が及ばない仕事のおもな特徴として、業務時間が定まっていたり、自分で時間をコントロールすることができたりすることが挙げられます。
しかし、仕事をしていると、想定外のことも起きるものです。業務を遂行するためには、少なからず残業もありうることを認識しておきましょう。
「自由な仕事=楽な仕事」ではない! 事前に知っておくべきこととは
自由な仕事は自分の好きなことができるからこそ「楽だろう」「楽しそう」と考える人が大半です。しかしどんな仕事にもリスクや大変なことはあり、自分がやりたいことができる、あるいはやりたくないことを避けられる自由な仕事だからこそ大変なことはあります。
こういった情報を知らずにポジティブなイメージのみで自由な仕事に就くと、実務の大変さにギャップを感じて自分らしく過ごせなくなってしまうかもしれません。
ここでは、自由な仕事の大変なことを毎日生じる可能性のあるものと長期的に発生する可能性のあるものに分けて解説します。自由な仕事に就く前に事前に実情を知って、納得のいく就職を目指しましょう。
「自由」とは何をしても良いという意味ではありません。仕事には必ず「義務」が発生します。制約が多いのは確かに面倒なのですが、その分「管理」をしてもらえます。
一方で「自由」であることは同時に「自己管理」の徹底が必要です。この点を認識せず、安易に「好きなように働きたい」などと考えていると、自己管理の難しさに後で困惑しかねません。
過去に仕事でつらい経験をして楽な仕事を探している人もいると思います。以下の記事では精神的に楽な仕事をまとめているので参考にしてみてください。
タイプ別22職種|給料が安くてもいいからとにかく精神的に楽な仕事
毎日生じる可能性のある大変なこと
毎日生じる可能性のある大変なこと
- 時間や場所に縛られない仕事は自分を律する必要がある
- 自分に裁量のある仕事は自己責任が伴う
- 身なりが自由な仕事でもTPOはわきまえる必要がある
- 労働時間が長くなる可能性が高い
自分の好きなように進められるとも捉えることができる自由な仕事ですが、自分次第で良い方向にも悪い方向にもなり得るとも言い換えられます。
自己管理が必須となる自由な仕事の毎日生じる大変なことやリスクを見ていき、有意義に仕事に取り組めるようにしましょう。
時間や場所に縛られない仕事は自分を律する必要がある
人目が少なく自分の空間でできるような自由な仕事は、いつまでもだらだらとやってしまったり「誰も見てないし多少さぼっても良いか」と妥協をしてしまったりする可能性があります。そうした結果、締め切りぎりぎりになったり気づいたら期限を過ぎていたなんてことにもなりかねません。
そうならないためにも、時間や場所に縛られない仕事をする際には、周りの監視の目がない環境でも自分を律しながら業務に取り組む姿勢が求められます。そのため、自分のやるべきことや課せられた課題に対してしっかりとスケジュールを立ててこまめに進捗管理をしながら業務を遂行する必要があるのです。
スケジュールを立てるのが苦手な人や、予定を立てるだけで満足してしまう人、ギリギリまでスイッチが入らない人、「まだ大丈夫」とパフォーマンスと時間の読みが甘いタイプの人は、時間や場所に縛られない仕事はあまり向いていないかも知れません。
自分に裁量のある仕事は自己責任が伴う
裁量が大きい仕事は、裁量が自分にある分、自分がしっかりと決めたりやらない限りは成果が出ない仕事とも言い換えることができます。そのため、自己責任が伴います。
フリーランスとして働く場合は成果がそのまま報酬に反映されることから、顧客からの評価が良くなければ長期的に続けることが難しくなってしまいます。また、自分の意思で決めて挑戦したことから大きなプレッシャーを感じたり、成果が出ないことに対してストレスを感じてしまったりすることもあるでしょう。
自分に裁量権のある仕事は、やると決めたことに責任を持って取り組み、途中で投げ出さない姿勢が必要です。
身なりが自由な仕事でもTPOはわきまえる必要がある
人とかかわる頻度が少ない仕事といっても、まったくかかわることがないという仕事はありません。そのため、会う人や状況に合わせてTPOをわきまえる必要があります。
顧客だけでなく、仕事によっては会社の社長など偉い人と会ったり契約を交わしたりする機会もあるでしょう。そんなときにTPOを気にしない格好で会うことはあまりおすすめできません。
たとえば極端に露出が多い服装で顧客と初めての顔合わせをすれば、人によっては「ちゃんと仕事をしてくれるのかな?」と思ってしまい、イメージダウンにつながってしまう可能性があります。そのため、身なりが自由な仕事であっても、普段は好きな格好をしつつも状況によっては服装を考える必要があるのです。
身なりは、印象に大きく影響するものです。初対面の相手には不快感を与えないよう清潔さを意識し、パーティや式へは失礼のないようフォーマルな装いをする必要があります。
身なりが自由な仕事とはいっても、取引や新規契約のような場面であれば安心して任せてもらえるようスーツを着用するなど、場面に応じた身なりが大切です。
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
労働時間が長くなる可能性が高い
個人事業主などのような自由な仕事は、きっちりとした業務時間という概念がないことが多いため、労働時間が長くなる可能性があります。
時間や場所に縛られない仕事も、縛りがないことから課題を解決させたり提出物を完成させたりするまで仕事をする、ということもできてしまいます。裁量の大きい仕事でも同じことがいえるでしょう。
そのため、もちろん仕事や職種にもよりますが「労働時間」よりも「自分の働きやすさ」や「やりたいことができる」ということを優先したい人には良い仕事かもしれません。自由な仕事は、必ずしも労働時間が短いわけではなく、中には長くなる可能性が高いものもあるということを認識して、ギャップをなくしておきましょう。
- どうしても残業したくありません……。まったく残業のない自由な仕事はありますか?
現場の仕事であればまったく残業がない職場もある
あまり知られていませんが、製造工程や建設・解体作業などいわゆる「現場」の仕事には残業がまったくない職場も少なくありません。
製造ラインの働き方は生産計画に基づいています。現状の人数で切り回せるプランを立て、それに沿って業務にあたります。
仮に受注が多くて残業が発生するとなっても、前月には予定が決められています。また、建設や解体の現場についても工事時間の許可や騒音などの対策のため、決められた時間以上に残業させられることはめったにありません。
現場によっては暗くなってからの作業が難しいため、日没後の作業がまったくないところもありますよ。
長期的に発生する可能性のあるリスク
長期的に発生する可能性のあるリスク
- 収入が大きく変動することがあり不安定
- 社会保障が不足している場合がある
- 市場変化の影響を受けやすい
- ストレスや孤立感を感じやすい
自由な仕事のリスクは、目の前のことに限らず、人によっては長期的に大変だと感じるものもあります。
長期的なリスクを理解しておかないと、将来的にリスクに直面した際に「もう後戻りできない……」という状況にもなりかねません。4つの長期的なリスクについて解説するのでチェックしていきましょう。
収入が大きく変動することがあり不安定
自由な仕事は、成功できれば多大な額を稼げるという反面、成功できない状態や失敗してしまえば少ない収入しか得られないというリスクがあります。そのため、月ごとの収入が大きく変動する可能性があるのです。
スタートアップ企業に就く場合はプロジェクトや顧客の獲得が不安定になりやすいことから影響を受けやすいと考えられます。また、フリーランスとして働く場合は、企業と違って自分の成果がすべてということを覚えておかなければいけません。
自由な仕事を目指す際はこういったリスクを十分に理解して、計画や準備を入念におこなってから実際に着手していくことが大切になります。
社会保障が不足している場合がある
企業には雇用保険、健康保険、公的年金などの社会保障があります。そのため、企業の一員として働く場合は心配する必要ありませんが、個人事業主やフリーランスとして働く場合は社会保障に代わるお金の準備が必要になります。
会社員が職を失った場合は失業給付金を受け取れたり、病気やけがで仕事を休んだときにも傷病手当が給付されたりしますが、フリーランスが加入する国民健康保険には給付がありません。さらに退職金もないため、老後の生活資金まで準備しておく必要があります。つまり、フリーランスは仕事を休んでしまえばその間の収入はゼロになり得るのです。
そのため、個人事業主やフリーランスなどの自由な仕事に就く際には、一般社員が保障されるような手当やお金を準備することが重要になります。
商工会議所などで、個人事業主向けの保険制度を設けている場合があります。
経営者に支払われる補償や、従業員に支払われる補償、災害にともなう損壊などへの補償などもあるため、社会保障について不安だったり疑問がある場合は登録・加入して聞いてみると良いでしょう。
市場変化の影響を受けやすい
自分で仕事を見つけなればならない自由な仕事は、需要が急速に変化したりほかのフリーランサーや競合他社が新しい技術・サービスを提供したりする場合に、自身のビジネスが大きな影響を受ける可能性があります。
競争がますます激しくなるため、技術や需要の変化に対して迅速に対応する必要があるでしょう。
さらに、技術や需要が急激に変化する場合、習得したスキルが古いものになってしまうこともあり、需要に追いつかなくなってしまうこともあります。そのため、常に新しいスキルや知識を取り入れて自己研鑽を続けていく必要があるのです。
ストレスや孤立感を感じやすい
好きな場所でできるような自由な仕事は自分の空間で過ごすことができますが、オフィスでの同僚との交流がなかったり自分で仕事を管理しなければならなかったりします。
リモートワークの場合は人とのやりとりがチャットツールやメールのみになることもあるため、ストレスや孤立感を感じやすいという人もいます。
また、家でできる仕事であれば、業務時間後でも常に仕事やパソコンが気になってしまってリラックスできず、気を張ってしまう人もいるでしょう。
孤独感や責任感から自分を追い詰めてしまう人も中にはいるので、このような状況になった場合の対処法や自分の性格を正しく認識してから自由な仕事を探してみてください。
- 人とかかわると疲れるので場所を選ばない自由な仕事をしたいのですが、まったく人とかかわらないのは寂しいです……。
場所を選ばない自由な仕事でも、少なからず人とのかかわりがあるもの
自由な仕事や働き方は、時としてストレスや孤独を感じることがあるため、その解消のためにも、人とのかかわりを意識的に持つことをおすすめします。その機会を、自分のタイミングや目的に合わせて作り出すこともできます。
たとえば、情報収集のためにコミュニティに参加したり、知識習得のためにセミナーを受講したり、たまには場所を変えてコワーキングスペースなどを利用してみたりすることで、気分転換や新たな人脈づくりにつながるかもしれません。
仕事以外でも、共通の趣味などを通じた交流はリフレッシュになるでしょう。自分に合った方法で無理のない人とのかかわりを見つけましょう。
「自分にとっての自由な仕事」とは? 3ステップでぴったりな仕事を見つけよう
「自由な仕事はわかったけれど、どれが自分に合っているのかわからない」という人もいるでしょう。自分にぴったりな仕事を見つけるためには、モチベーショングラフを活用して自分の感情の波を可視化することが効果的です。
ここでは、モチベーショングラフを用いて自分に合った仕事を見つける方法を3ステップで解説します。自分らしく過ごせる職場を見つけるために、それぞれの手順を押さえていきましょう。
ステップ①モチベーショングラフを活用して「やりたくないこと」を洗い出そう
モチベーショングラフとは
横軸と縦軸をそれぞれ時間軸とモチベーションの高さ(感情の波)として、過去からのモチベーションの推移を表したグラフ
まずは縦軸にモチベーション、横軸に年代を設定し、各年代の自分の感情のモチベーションの高さを点で表し、波線でつなぎましょう。波線が描けたらモチベーションが低いときの出来事を洗い出していきます。そうすることで、客観的に自分を振り返ることができます。
「今の自分」がやりたくないことだけでなく、「過去の自分」がやりたくなかったことも見てみることで、さまざまなやりたくないことの事柄から、自分の思考傾向をつかめるでしょう。どんなに小さなことでも良いので、波に沿って書き出してみてください。
ステップ②モチベーションの波の大きさに合わせて優先順位を付けよう
過去を振り返ってみると、やりたくなかったことは一つではないという人が大半なのではないでしょうか。そこで、モチベーショングラフにやりたくなかったことを書き出したら、次に優先順位を付けて仕事探しに活用できるようにしましょう。
ステップ①で作成したモチベーショングラフの波線の幅も優先順位を付けることに活用できるので、参考にしてみてください。たとえば大きく下振れているものはモチベーションが大きく下がる事柄なので、優先的に避けるべきといえます。
もちろん、やりたくないことすべてを排除した仕事探しをすることがベストですが、どの仕事も良い面・悪い面の両面を持ち合わせています。そのため、なるべく自分の理想に沿えるように、やりたくないことに優先順位を付けて、譲れない項目を明確にしましょう。
- モチベーショングラフに書き出した項目があまりにも多くて優先順位を付けられません……。
「数値化=見える化」を意識して優先順位を付けてみよう
あまりにもたくさん「やりたくないこと」があって、全部1位にしてしまいたい気持ちはよくわかります。
しかしそれでは前に進めなくなってしまうので、やりたくないなりに続けられた理由にも目を向けて、やりたくないことを10段階のうち、いくつになるのか数値で表してみましょう。
耐えられなくてすぐ辞めてしまったなら9、周りのフォローもあってなんとか続けたなら5というように、見える化すると優先順位を付けやすくなります。
また、やりたくないことすべてを排除しようとすると選択肢も狭まってしまいます。妥協できるものもどの程度なら妥協できるか、こちらも数値化してみると良いでしょう。
ステップ③やりたくないことを避けられる仕事を見つけよう
モチベーショングラフを用いて自分の譲れない項目を言語化できたら、最後に、やりたくないこと別で紹介した仕事に当てはめて、自分に合う仕事をチェックしましょう。
やりたくないことが明確にできても、それを避けられるような自由な仕事がどんなものかを知らずに就職・転職活動をしようとすると、どうしても遠回りになり仕事探しに時間がかかってしまい効率的に進められなくなってしまいます。
また、企業情報や就職・転職の情報が市場に溢れていることから混乱してしまい、結局何を探したら良いのかわからなくなってしまうという状況にもなりかねません。
記事前半で紹介した仕事を改めてまとめているので、下記表を参考にしてみてくださいね。
やりたくないこと | 自由な仕事 |
---|---|
時間や場所に縛られる仕事がしたくない | ・ブロガー・アフィリエイター ・作家 ・翻訳家 ・ライター ・編集者 ・YouTuber ・イラストレーター ・Webデザイナー ・ITエンジニア ・自宅教室(ピアノ・映画・絵画の先生など) |
人に従って仕事をしたくない | ・個人事業主 ・士業(弁護士や中小企業診断士など) ・管理職 ・コンサル(経営・IT・人事・財務コンサルなど) ・営業 ・データサイエンティスト ・マーケター ・タクシードライバー・トラックドライバー |
身なりを制限される仕事がしたくない | ・カメラマン ・フォトグラファー ・美容師 ・画家 ・彫刻家 ・作詞家 ・作曲家 ・映画監督 ・コールセンター ・アパレル |
私生活に大きく影響が及ぶ仕事がしたくない | ・新聞配達員 ・受付スタッフ ・製薬会社 ・研究開発 ・生産技術 ・医療系専門職 ・事務職 ・社内SE |
「いざモチベーショングラフを作成しようとするとどうすれば良いのかわからない」という人もいるかもしれません。こちらの記事ではテンプレ付きで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね、
テンプレ付き|モチベーショングラフを駆使して自己分析を深めるコツ
自由な仕事に限らず、自分にぴったりな仕事を見つけられれば自分らしく過ごせるでしょう。こちらの記事では自分に合った仕事の探し方を4ステップで解説しているので、併せてチェックしてみてください。
自分に合った仕事を簡単4ステップで発見! 後悔しない方法を解説
記事の仕事もしっくりこない場合は? ほかの手段でぴったりな仕事を見つける方法
ほかの手段でぴったりな仕事を見つける方法
- 就活アプリの検索条件欄を活用して必要な情報を絞る
- 就職エージェントのアドバイスを受けて現状を把握する
- ハローワークで相談してさまざまな求人に目を通してみる
記事では代表的な自由な仕事を紹介しましたが、人によって自由と感じる仕事はさまざまなため、記事で紹介されているどの職種もしっくりこないという人もいるかもしれません。
そんな人はほかの手段で仕事探しをしてみると、「これだ!」と思える仕事が見つかるはずです。ここでは記事で紹介したほかの自由な仕事を見つける方法を3つ紹介するので、視野を広げて見てみましょう。
就活アプリの検索条件欄を活用して必要な情報を絞る
就活アプリでは、希望条件のキーワードを検索することで必要な情報を絞ることができます。そうすることで、「企業の情報が溢れていて何から見ていけば良いのか、探していけば良いのかわからない」という状況を回避できます。
たとえばワークライフバランスを保った仕事を探したければ「月平均残業〇時間」や「〇時までに退社可」、「完全週休二日制」など、場所に縛られない仕事であれば「在宅勤務OK」や「完全リモート」、時間に縛られない仕事であれば「フルフレックス」、身なりが自由な仕事であれば「服装自由」「ピアスOK」のように、希望の条件で検索してみましょう。
自由な仕事を探している人がよく検索しているキーワードは、「フルリモート」や「在宅ワーク」です。
また、フリーワード検索で「ITエンジニア 柔軟な働き方 フレックス」というように、興味のある職種や自分にとっての「自由」の条件を組み合わせて検索すると数ある求人から絞り込むことができますよ。
就職エージェントのアドバイスを受けて現状を把握する
「仕事探しをしてみてもいまいちしっくりこない」という人は、自分のやりたいことややりたくないことが曖昧だったり理解できていなかったりする可能性があります。また、自分を過大評価あるいは過小評価していることから自分の能力を正しく把握できていないこともあります。
そんな場合は、第三者のアドバイスを受けることで自分では気づけなかった発見があるでしょう。もちろん友人や家族など身近な人に聞いてみるのも良いですが、就活や転職の情報や経験を多く持っている就職エージェントの助けを借りると効果的です。
身近な人からのアドバイスと就活のプロからのアドバイス、両方を受けることで新たな発見があるはずです。
エージェントの担当者は業界別の就活対策を熟知しています。そのため、希望の業界で内定をもらうために、何をアピールすべきか、どのような人物像であると示せば良いかなどについて、的確なアドバイスをしてくれますよ。
下記記事では、就職活動をする際のおすすめの相談先を紹介しています。新卒向けの記事ですが、転職活動でも大いに活用できるのでぜひ参考にしてください。
就活の相談先14選! 良い決断ができる相談相手の選び方も解説
ハローワークで相談してさまざまな求人に目を通してみる
ハローワークでは企業が無料で求人を掲載できることから、転職・就職サイトやエージェントと比較して取り扱っている求人数が多くあります。
また、就職サイトと同様に希望の条件を絞って求人を探すこともできるので、自分に合った自由な仕事がたくさんあるかもしれません。
さらに求人探しだけに限らず、「どのように仕事探しをしたら良いのかわからない」「どんな仕事が自分に合っているのかわからない」といったような相談もできるため、就職エージェントのように直接アドバイスをもらうことも可能です。
ハローワークによって仕事の探し方などは異なるため、最寄りのハローワークに問い合わせてみてください。
ハローワークの相談は相談員を選ぶことができないため、より良い相談につなげるためにも、職歴や資格、求める条件などを含めて、相談内容を事前に整理しておきましょう。
また、希望の仕事に就くためのサービスも充実しているため、積極的に活用してみてください。
そもそもやりたくないことがあるのは就活でマイナスになる? 就活・転職のプロが解説
自由な仕事は「できればやりたくないこと」を排除することで見つけられることを解説しました。しかし、「そんなネガティブな気持ちで仕事探しや就職・転職活動をしても良いの?」と思う人もいるでしょう。
ここではキャリアコンサルタントの柴田さんに、「やりたくないこと」があることは就職・転職活動でマイナスになるのかについて解説してもらいます。就活・転職のプロの視点からのアドバイスを踏まえて、実情を把握していきましょう。
アドバイザーコメント
柴田 登子
プロフィールを見る「やりたくないこと」があってもマイナスにはならない
就活中に業界や職種を選ぶとき「やりたくないこと」を見極めておくのは大切です。誰でも、やりたくないことにはモチベーションが上がらず、それは往々にしてできることや得意なことではありません。
自分にとってやりたくないことがどのようなものなのかよくわからないまま就職活動をすれば、入社してから後悔することにもなりかねません。キャリア形成においても「やりたいこと」「できること」を見極めて仕事を探すことは推奨されています。
「やらなければならないこと」があることを理解しておこう
ひとたび入社すると「やらなければならないこと」が加わります。その中には、どんなに自分が「やりたくないこと」を把握し仕事を選んだとしても、必ず作業としての「やりたくないこと」が存在するものです。
それをやらずに避けてしまうと周囲から信頼されず、評価も得られません。就活中は「避けた方が良いこと」も「避けられないこと」に変わるのです。「やりたくないこと」でも進んでやる、という人材は面接でも、職場においても好まれます。
就活中は「やりたくないこと」を判断材料にはしても、そのことを面接などで触れないようにした方が良いでしょう。
自由な仕事は「やりたくないこと」からの逆算で見つけ出そう!
周りが言う自由な仕事は、自分にとっても自由な仕事とは限りません。自由だと思う仕事は人それぞれであるため、まずは、自分の「やりたくないこと」を言語化してから探すことが重要です。
記事では、やりたくないこと別に自由な仕事、自由な仕事のリスク、そして自分にぴったりな仕事を見つける方法を解説しました。それぞれを理解して納得したうえで、紹介した3ステップを参考に、自分らしく働ける自由な仕事を見つけてくださいね。
アドバイザーコメント
古田 文子
プロフィールを見る誰でも自由に働き方を選んで良い時代にいることを知っておこう
私自身にも言えることですが、他人が作った会社で働くことが向かない人は存在します。会社の理念や方針には賛同できたのに、つい「もっと別のやり方があるのではないか」と考え、それを実行できないと働きにくいと感じてしまうのです。
もっと、自分の「やりたいこと」を「好きなだけ」「思い通りになる環境」でやってみたいと思うタイプなのかもしれません。このタイプは、どの会社も長続きしにくいため、自分探しをするように転職の数が増えてしまうことがあります。
自分の才能を活かせる仕事を見つけることが自分らしく過ごすことにつながる
人は誰でも適材適所でなければ本領発揮などできるはずもなく、自分の才能と役割をいち早く見いだし、どうやって仕事にするか試行錯誤していくしかありません。
自由にやりたいと考え、それを自分の生き方として貫こうとすると、大変なこともたくさんあります。しかし、苦悩を乗り越えて「天職」だと思える仕事に出会い、その仕事に就くことができれば本当に幸せです。
皆さんにもぜひ、自分の役割を見いだして、楽しいキャリアライフを送ってほしいと思います。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー
Fumiko Furuta〇キャリアに関する記事の執筆・監修や、転職フェアの講演、キャリア相談、企業や学校でのセミナー講師など幅広く活動。キャリア教育に関心があり、学童クラブの支援員も務める
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/ワーズアンドキャリア代表
Yukiko Umenai〇アナウンサーとしてのノウハウを活かし、総合人材会社で研修や社員教育を担当。人材の活躍やキャリア形成支援にも注力し、大学ではキャリア講義やカウンセリング、就職支援を担っている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Takako Shibata〇製造業を中心とした大手~中小企業において、従業員のキャリア形成や職場の課題改善を支援。若者自立支援センター埼玉や、公共職業訓練校での就職支援もおこなう
プロフィール詳細