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回答しない
面接で「どんな大人になりたいか」聞かれたらどう答えるのが好印象ですか?
面接で「将来、どんな大人になりたいと思っていますか?」と質問され、答えに詰まってしまいました。
正直なところ、今の時点で明確な将来像を持っているわけではないため、どう答えるのが適切なのかわかりません。
企業の面接官は、この質問からどんな情報を引き出そうとしているのでしょうか? また、答える際はどのような方向性や表現が好印象につながるのでしょうか?
考え方のヒントや、答える際に意識すべきポイント、実際の回答例などがあれば知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
背伸びは不要! 等身大の言葉で価値観を伝えよう
この質問で面接官が知りたいのは、あなたの価値観や成長意欲、仕事への向き合い方などです。完璧な答えは求めていません。大切なのは、自分の考えを誠実に伝えることです。
たとえば、まだ具体的に将来像がはっきりしていないなら、正直にそう伝えてかまいません。
前向きな成長意欲を示して将来性があることを伝えよう
そのうえで、「自分のこういった強みを伸ばしながら、将来的には周囲の人に頼られる存在になりたいです」というように、成長意欲やチームとの調和を意識している姿勢を伝えるのが良いでしょう。
挑戦を恐れず、変化に柔軟に対応できる姿勢も評価されやすいです。無理にかっこよく飾らず、等身大の言葉で、働くうえで大切にしたいことをシンプルに伝えてみてください。
具体的な人物をモデルに設定して語ろう!
「周りから信頼される人」といった抽象的な理想像を語るより、具体的な人物を一人設定することをお勧めします。
たとえば、「ゼミの指導教官である〇〇先生のような、探求心と行動力を兼ね備えた大人になりたいです」というように答えるのが良いでしょう。
身近な人でなくても、歴史上の人物や著名人でもかまいません。具体的なモデルをあげることで、あなたの価値観や目指す方向性が、より明確に伝わります。
憧れの人をイメージすれば回答に一貫性が出る
なぜ、この方法が有効かというと、深掘りされた質問にも一貫性を持って答えやすくなるからです。「その人は、困難な状況にどう立ち向かうと思いますか? 」とたずねられたときも、モデルがいればイメージしやすくなります。
マーケティングでいう「ペルソナ設定」のように、理想の人物像を明確にして、回答のシミュレーションをしておくと良いです。
こちらの記事では正社員登用の面接でよく聞かれる質問についてまとめています。事前に質問の対策をしたい人は参考にしてみてください。
こちらのQ&Aでも面接の質問についてキャリアコンサルタントが回答しているので参考にしてみてください。