30秒で読める!AI要点まとめ
人生のターニングポイントの基本と企業意図
- ターニングポイントは目標達成に近づいた変化の瞬間を指す。
- 企業は価値観や成長性、柔軟性を把握するため質問する。
- 適切な目標設定能力があるかを確認している。
人生のターニングポイントの探し方
- 自分史やモチベーショングラフで過去を徹底的に振り返る。
- 友人や家族に他己分析を依頼し客観的な視点を得る。
- 人生観やキャリアを変えた瞬間を自問自答する。
人生のターニングポイントの効果的な伝え方
- 結論から述べ、ビフォーアフターで成長を具体的に示す。
- 得た価値観を言語化し、仕事への活かし方をアピールする。
- 「今」や「ない」と回答せず、過去の具体的な経験を伝える。
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※AIの特性上、間違いが含まれている場合があります。記事本文と併せてご確認ください。
この記事を訪問した理由は?(リンクを押して飛ぶ)
面接で「人生のターニングポイント」を聞かれ、「どのレベルのエピソードを話せば良いか」「そもそも転機がない」と悩む人も多いでしょう。
面接で話す「人生のターニングポイント」は、派手な出来事である必要はなく、自分の価値観の変化や成長につながった経験であれば問題ありません。
この記事では、3人のキャリアコンサルタントとともに「人生のターニングポイント」の回答例12選と伝え方のコツ・ターニングポイントの探し方まで解説します。
自身の判断基準や価値観を深く掘り下げて言語化して、面接官の印象に残る回答を作りましょう。
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就活で伝えるべき「人生のターニングポイント」とは?

就活で伝えるべき「人生のターニングポイント」は、自分の価値観や行動が大きく変わった経験です。
面接官に伝えるべき「人生のターニングポイント」の内容
- ターニングポイントとなった出来事とその背景
- その経験を通じてどう変化・成長したか
- そこで得た価値観を入社後にどう活かすか
評価されるのは経験の派手さではなく、どれだけ変化できたかです。「以前はこうだった」と当時の限界を認めたうえで成長の幅を語ると、より印象に残りやすくなります。
行政で就職支援を担当・吉野さんのアドバイス
ターニングポイント(転機)は、キャリア形成の重要なテーマです。変化を望むかにかかわらず、人生には変わらざるを得ないときが訪れます。
転機における自分の行動特性や価値観は、未来のキャリアを考えるうえで非常に参考になります。
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面接で「人生のターニングポイント」を聞く理由
人生のターニングポイントを聞く理由
「人生のターニングポイント」を質問する面接官の狙いは、単なる過去の思い出話を聞くことではありません。
面接官が見ているのは、人生の転機において「何に価値を感じ、どう決断し、どう行動を起こす人間なのか」という根本的な思考パターンや価値観です。
この質問意図を汲み取ることで、より面接官に響く説得力のある回答が作れます。ここでは、企業がこの質問をする3つの理由を解説します。
「学生の価値観」を把握するため
価値観は、仕事の判断軸に直結することも少なくありません。
企業は「人生の転機」を聞くことで、あなたが何を基準に決断する人物なのかを見極めようとしています。
企業は具体的な出来事よりも、学生がその出来事をなぜ人生のターニングポイントととらえているのかを知りたいと考えています。
エピソードとそこから得た学びを語ることで、あなたがどんな価値観を持ち、何を大切にして行動する人なのかが伝わります。
就活生の価値観を探るアプローチとして「人生で最も困難だった経験」を問われるケースもあります。
面接本番で咄嗟にエピソードを絞り出すのは難しいため、以下の記事で対策を固めておきましょう。
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「想定外の事態にどう対応するか」を知るため
ビジネスの現場では、予期せぬ出来事や環境の変化が起こりやすいものです。
企業はそのような逆境に直面したときにあなたがどう行動するかを、過去のターニングポイントから読み取ろうとしています。
そのため、想定外の状況をどう受け止め、どのような行動で乗り越えたのかを具体的に語りましょう。
また、「人生のターニングポイント」は、人間関係の構築や柔軟な対人対応が求められる職種で特に頻出する質問です。
どのように人と向き合い、何を学んで成長したかという応募者の人間性や本質を見極めようとしていると覚えておきましょう。
- 柔軟性や対応力には自信がないのですが、それでも人生のターニングポイントは見つけられるのでしょうか。
人生のターニングポイントは誰もが持っているもの
人生のターニングポイントは誰にでも必ずあります。生まれてからずっと同じ環境で生きている人はいないからですね。
自分では大したターニングポイントではないと自信が持てないかもしれませんが、ターニングポイントでは必ず環境の変化を経験しています。その環境の変化に対して適応してきたからこそ、今の人生があるわけです。
これまで適応してきた環境の変化について、しっかり振り返ってみて気付いたことや学んだことを書き出してみましょう。そのなかにはきっと、柔軟性や対応力があるはずです。
「現状に満足せず成長し続けられるか」を知るため
企業が求めるのは、入社後も学び続け、成長し続けられる人材です。
ターニングポイントの経験から何を学び、その後の行動がどう変わったのかを語ることで、成長意欲や自己変革できる力をアピールできます。
現状に満足せず、常に次のステージへ向かおうとする姿勢が伝わる回答は、面接官に「入社後も伸び続けてくれる人材だ」という印象を与えます。
ターニングポイントを「過去の話」で終わらせず、現在・未来の自分へとつなげて語ることを意識しましょう。
大学でキャリアデザイン講義を実施・小西さんのアドバイス
一見平凡な日常生活でも自分自身と正面から向き合うことができていれば、転機が訪れたことに気が付くことができます。
つまり、人生のターニングポイントの質問には、自己分析がしっかりできている学生か否かということを企業側が把握する目的もあるのです。
人生のターニングポイントと類似する質問で、「人生で成し遂げたいこと」と聞かれることもあります。以下のQ&Aを参考に自分の言葉で回答できるように準備しましょう。
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「人生のターニングポイント」の答え方
「人生のターニングポイント」は抽象的な質問だからこそ、自分の決断や変化を的確に伝える構成が鍵を握るのです。
ここからは、人生のターニングポイントの答え方を解説します。
① 「人生のターニングポイント」の結論を述べる
最初に「人生のターニングポイントは何か」という結論を伝えましょう。最初に結論を示すのは、伝えたいことを確実に伝えるためです。
たとえば、以下のように最初に結論を伝えているものと、伝えていないものを見比べてみましょう。
最初に結論を伝えている例文
私の人生のターニングポイントは、部活動で初めて団体戦に出場したときです。
私は大学2年生まで補欠だったのですが、大学3年生で初めて団体戦に出場することができました。そのとき感じた責任感は凄まじいものでしたが、そのとき初めて人のために戦うという気持ちになれました。
この経験から人の気持ちを考えられるようになり、今では常に「自分の行動が誰かに影響する」ということを意識して生活しています。御社に入社後もチームで仕事をすることが多いと思います。その際も常に自分以外を意識して行動したいです。
最初に結論を伝えていない例文
私は部活動で大学2年生まで補欠だったのですが、大学3年生で初めて団体戦に出場することができました。そのとき感じた責任感は凄まじいものでしたが、そのとき初めて人のために戦うという気持ちになれました。
この経験から人の気持ちを考えられるようになり、今では常に「自分の行動が誰かに影響する」ということを意識して生活しています。このように、私の人生のターニングポイントは部活動で初めて団体戦に出場したときになります。
御社に入社後もチームで仕事をすることが多いと思います。その際も常に自分以外を意識して行動したいです。
最初に結論を伝えない場合、あなたのことを知らない採用担当者にとっては何を話されているのかわかりづらくなってしまうのです。
伝えたいことを確実に伝えるためにも、「私の人生のターニングポイントは〇〇です」と、最初に結論を言いましょう。
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②その転機からどう成長したかを示す
次に、人生のターニングポイントの前後に見られた成長をエピソード付きで伝えましょう。
前後で何かしらの変化があるからこそ人生のターニングポイントとなるので、まったく気持ちに変化がなければそれはただの出来事に過ぎません。
最初に伝えた出来事が起こる前はどのような生活・考え方だったのか、起きた後にどのような変化が見られたのかをエピソードとともに伝えましょう。
転機からどう成長したかを示す例文
大学2年まで補欠だった私は、3年時に初めて団体戦へ出場しました。その際、背負った大きな責任感を通じて、初めて「チームや人のために戦う」という姿勢とやりがいを学びました。
- 変化はあるものの、他人から驚かれるようなものではない気がします。
小さな変化でも自分なりの言葉で表現するのが一番伝わる
面接において、相手にインパクトを与える点にこだわるのはおすすめしません。
20年間と少しの人生において他人に驚かれるような変化を経験している人は、それほど多くないということをまず頭に置いたほうが良いですね。
多少なりとも、自分が変化したと認識しているターニングポイントがあると思うのであれば、自信を持って伝えましょう。
数値化できるような変化であればベストです。その変化ぶりを針小棒大に話すのではなく、等身大でありのままに、真摯に説明するための力を磨くことを考えてくださいね。
まずは自己分析ツールで自分の強み・弱みを確認しよう!
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③そこから得た価値観を表現する
採用担当者は人生のターニングポイントのエピソードを評価しているのではありません。
そのエピソード自体は再現性が低い可能性があり、今後そのような場面が起きるか不確実だからです。
一方で、価値観はさまざまな場面で活用できます。たとえば「自分の行動が誰かに影響する」という価値観は仕事と私生活の両方で活用可能です。
このように、どんなことを考えながら行動をするようになったのかという、人生のターニングポイントから得られた価値観を伝えましょう。
得た価値観を表現する例文
この経験は私の価値観を大きく変えるきっかけとなり、今では「自分の振る舞いが誰かに与える影響」を常に念頭に置いて物事に取り組んでいます。
行政で就職支援を担当・吉野さんのアドバイス
価値観を言語化するためには、まず気楽な相手に話してみるのがおすすめです。
一般的に、書き言葉より話し言葉のほうが語彙が豊富です。録音して、自分の言葉から価値観や本質を整理すると、自分自身の真意の言葉に出会えるでしょう。
④その価値観を仕事にどう還元するかをアピールする
最後に、人生のターニングポイントで得た価値観を仕事にどう活かすかをアピールしましょう。
採用担当者が面接を通して最終的に判断するのは、その人を採用するかどうかです。
「その価値観があるからこそ、御社の仕事でこのように貢献できる」という具体的な活躍イメージまで提示することが重要です。
仕事にどう還元するかをアピールする例文
御社に入社後もチームで仕事に取り組む機会が多いと考えております。これまでの経験で培った価値観を活かし、常に「周囲への影響」や「相手の立場」を意識して、チームに貢献できる行動をとっていきたいで
なお、仕事内容を把握せずにどう活かすかを考えると的外れな回答をしてしまう可能性があるため、回答を決める前に入念にリサーチしておきましょう。
【関連記事】業界研究の基礎知識(タップで開閉)
仕事への活かし方をアピールするには、徹底した企業研究が必要です。具体的な方法がわからない人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
業界研究のやり方
業界研究の基本のやり方を解説! 就活のプロがおすすめの方法を紹介
- 人生のターニングポイントと入社後の活躍イメージをうまく結び付けられません……。
人生のターニングポイントから得た価値観を抽象化してみよう
人生のターニングポイントをもとに主張したい内容が具体的すぎると、仕事内容につなげにくくなるかもしれません。逆に主張したい内容の抽象度を高くしておくと、どんな仕事内容にもつなげやすくなると思います。
抽象度をより高くするには、その経験から得られた価値観や考え方、またはあり方のようなレベルで整理すると良いでしょう。
関連記事
ここまでご紹介した「答え方」は、自己PRや志望動機、ガクチカといった面接の王道質問でもそのまま使える基本の文章構成です。
「回答の組み立て方にまだ自信がない……」という人は、ぜひ以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
自己PRの構成
自己PRの構成作成ガイド|PREP・STAR法を使う作成法を伝授
志望動機の構成
志望動機はこの構成で決まり! 盛り込む6要素と伝える順番を解説
ガクチカの構成
ガクチカの構成は7ステップで高評価を狙おう! 例文12選付き
自己分析で悩んだら就活準備プロンプト集がおすすめ!
ChatGPTなどの生成AIは、就活準備にも非常に役立ちます。
「就活準備プロンプト集」では、就活のプロが考えた、生成AI用の命令文を豊富に用意していますよ。
このプロンプト集を活用すると、性格と経験を入れるだけで、AIが5つの強みを判断してくれます。プロンプト集で就活準備を効率化しましょう。
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- チャットを使用した、模擬面接プロンプト
- 自己PRで使える強み診断プロンプト
場面別! 人生のターニングポイントの例文12選
ここからは、場面別に人生のターニングポイントの例文を紹介します。
ただし、例文はあくまで構成や表現の参考として活用し、自分のエピソードや言葉に置き換えてオリジナルの回答を作ることを意識してください。
自分の経験に近いテーマを見つけたら、ビフォーアフターの変化と得た価値観を自分の言葉で語れるよう、丁寧にアレンジしていきましょう。
①大学受験
大学受験の例文
私の人生のターニングポイントは大学受験です。
高校時代の私は特に将来の目的を持たず、与えられた課題をただ消化する受け身な日々を過ごしていました。
しかし大学受験を迎えるにあたり、「自分の将来を自分で切り拓きたい」と一念発起し、志望校合格から逆算して毎日10時間の学習計画を立てて愚直に実行しました。
志望校である〇〇大学に入学した後は、受験を通じて培った「目的を持って主体的に動く姿勢」が習慣化し、学業や課外活動にも自ら進んで挑戦するようになり生活が一変しました。
御社に入社後もやりたいと感じたら自ら手を挙げ、積極的に行動して貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①感覚に頼らず、合格から逆算して「毎日10時間」という明確な行動に落とし込んで実行した継続性が優れている点。
②主体的な姿勢があり、入社後も自ら手を挙げて貢献するという再現性を示せている点。
大学受験をターニングポイントとする場合、併せて「高校時代に頑張ったこと」を聞かれることも少なくありません。
受験を機に自分の考えや行動がどう変化したのかを確かめたいと考えられることが多いからです。以下の記事であらかじめ整理しておきましょう。
②インターンシップ
インターンシップの例文
私の人生のターニングポイントは、大学2年生でインターンシップに参加したことです。
私はコンサルティング業界の企業のインターンに参加しました。正直、明確な目的や理由はなく、先輩から勧められたという理由で参加したのですが、その経験が私を大きく変えてくれました。
インターンでは、メールの書き方、来客対応、コンサルティングの提供などを通して、相手が求める行動を先回りして取ることの大切さを学びました。
インターンで「相手の目線に立って思考・行動する」ことの本質的な重要性に気づくことができたことは大きな学びです。
それ以来、単に親切にするだけでなく、「どう行動すれば相手が真に喜び、価値を感じてくれるか」を第一に考えて行動する姿勢が身につきました。
この経験が、現在の私の行動指針であり、価値観の軸となっています。御社に入社後も、顧客を第一に考えて行動できるよう努めてまいります。
✔例文の評価ポイント
①「なんとなく参加した」という素直なスタートから、ビジネスの根幹である「相手目線での先回り」という本質的な気づきを得ている点。
②一度の学びで終わらせず、その後の価値観の軸として定着しているプロセスが伝わる点。
③アルバイト
アルバイトの例文
私の人生のターニングポイントは、自分自身の弱点と向き合った飲食店でのアルバイト経験です。
もともと人との会話に強い苦手意識がありましたが、自分を変えたく接客業に挑戦しました。最初は緊張で声が小さくなり失敗ばかりでしたが、克服のために「毎シフト後に先輩の言葉遣いや目線をメモして分析する」「指導係の先輩の接客を一動作ずつ真似て実践する」という行動を愚直に続けました。
この泥臭い努力を1年半続けた結果、スムーズな接客はもちろん、人と話すこと自体が心から好きと言えるほど、性格まで前向きに変わりました。
友人からも「見違えるほど会話が上手くなった」と驚かれるほど自信がついた、まさに人生の分岐点です。
入社後も困難な課題から逃げず、具体的な行動に落とし込んでコツコツ努力を重ねることで、御社の事業拡大に貢献してまいります。
✔例文の評価ポイント
①苦手な接客に対し「先輩の言動をメモして分析・徹底模倣する」という具体的で泥臭いアクションが具体的に示されている点。
②「友人から変化を驚かれた」という第三者視点を交えることで、成長の事実に対する説得力が増している点。
アルバイト経験は、自己PRでも十分にアピールできるテーマです。しかし、多くの人が選ぶ題材だからこそ、自分ならではの「大きな変化」や「学び」をしっかり書き込む必要があります。
アルバイトを題材にするときは、以下の記事も参考にしてみてください。
④部活動
部活動の例文
私の人生のターニングポイントは部活動で、県大会でベスト8になったときです。
私は〇〇大学にスポーツ推薦で入学することができ、現在も柔道に取り組んでいます。
しかし、高校では目ぼしい結果を残すことはできませんでした。そこで「大学では明確な結果を出す」と決意し、従来の練習に加えて課題解決に向けた自主的な練習を始めました。
試合動画を客観的に分析して「組手での主導権争い」と「スタミナ不足」に改善の余地があると特定。部の全体練習に加え、毎日早朝の走り込みを欠かさず継続し、得意技の組み手を徹底的に磨き上げました。
これを続けた結果、大学2年時に県大会ベスト8を達成し、成功体験とともに揺るぎない自信を得ることができました。現在では「入賞は通過点」ととらえ、県大会優勝という高い目標に挑み続けています。
このような人生のターニングポイントから、自信が身に付くまで努力を続けることの大切さを学びました。
✔例文の評価ポイント
①結果が出なかった原因を冷静に動画分析し、「主導権争い」と「スタミナ」という具体的な課題に分解して対策した点。
②成果が出るまで試行錯誤し続ける姿勢を自身の学びとして昇華できている点。
- 部活動で大きな成果を成し遂げられなかった場合、かえってマイナスな印象になりませんか?
大きな成果だけがターニングポイントになるとは限らない
大きな成果、つまり何かしらの結果を仮に出せなかったとしても、何ら後ろ向きになる必要はありません。勝負である以上、勝つときがあれば、負けるときもあります。負けから得られる収穫もあるのです。
勝負に限らず、日々の練習から体得できる収穫もあるでしょう。そうした収穫を思い浮かべてみると、「実はターニングポイントだった」と感じられる瞬間が出てくると思います。
大きな成果を成し遂げられる人は、そんなに多くはないのではないでしょうか。成し遂げられなかった人のほうが大半だと思います。
企業が関心を寄せるのは、成し遂げたか成し遂げられなかったかではなく何が得られたのか・変化したのかなので、成果にこだわる必要はありません。
部活動に取り組んできた人は「部活動で学んだことは?」という質問をされるケースもあります。その回答方法はこちらの記事を参考にしてください。
⑤留学
留学の例文
私の人生のターニングポイントは、カナダへ留学したことです。
大学3年生で休学して1年間カナダへ留学に行きました。そこでの経験でグローバルな思考が身に付き、今後やりたいことが明確になりました。
興味本位で留学に行くことを決意し、〇〇大学に通いながら、日本で6年間取り組み続けた空手を子どもたちに教えていたのです。
カナダで空手を教えるなかで、「日本の魅力のすべてが世界中に広まっているわけではない」ということを知りました。
武道としての認知度は高い一方で、その背景にある「礼儀を重んじる精神」や「相手を思いやる日本の日常的な価値観」までは、まだ十分に届いていないと感じました。
私は日本人の持つ「思いやりの心や礼儀作法といった精神性」に魅力を感じていたため、こうした日本ならではの奥深い文化を世界中の多くの人々に届ける仕事がしたいと考えました。
御社に入社後は御社や製品の魅力を世界中に届けられるよう積極的に行動したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①指導経験を通じて「日本文化の本質的な魅力が届いていない」という独自の視点を得ている点。
②体験から得た気づきが、「日本文化を世界に届ける仕事がしたい」という将来のビジョンに綺麗に直結している点。
自己PRでも留学経験をアピールしたいと考えている人は、こちらの記事をチェックしておきましょう。
⑥学園祭の運営
学園祭の運営の例文
私の人生のターニングポイントは、学園祭の運営をしたことです。
私はもともと積極的な性格ではなく、むしろ大人しく生活していたいと考えていました。しかし、大学3年生のときにふと「せっせくの大学生活なのに何もしていない」と気付き、勇気を振り絞って学園祭の実行委員に参加することにしました。
担当した広報活動では、従来の告知だけに頼らず、自ら各サークルへ足を運んで取材をおこない、SNSでそれぞれの魅力を発信する企画を立ち上げました。
自分の提案や足を使った行動によって来場者数が増え、広報のおかげで集客できたと感謝されたことで、「自ら動くことで周囲に良い変化を生み出し、感謝される喜び」を体感しました。
この経験から、受け身を捨てて自ら主体的に行動することの大切さを学びました。御社に入社後も積極的に行動して、自ら仕事の楽しさを見出して貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①受け身な生活に対する自発的な問題意識からスタートし、自ら足を使って取材するという行動力を発揮している点。
②企画の成功と「感謝された体験」を通じて、主体的に動くことの喜びを実感したストーリー構成が秀逸な点。
⑦ボランティア
ボランティアの例文
私の人生のターニングポイントは、大学2年生から参加した地域の子ども支援ボランティアです。
以前の私は「自分さえ良ければ言い」という考えが強く、他者のために時間を使うことに価値を見出せずにいました。しかし、友人に誘われる形で参加したボランティア活動で、その考えは大きく覆されました。
活動のなかで、勉強に苦手意識を持つ子どもに粘り強く寄り添い続けた結果、初めてテストで合格点を取れた日に「ありがとう」と笑顔で伝えてくれました。
その瞬間、「人のために動くことが、自分自身の喜びにもなる」という価値観が生まれました。この経験から、目の前の相手に誠実に向き合い続けることの大切さを学
御社に入社後も、顧客一人ひとりに丁寧に寄り添いながら、相手にとって本当に必要なものを提供できる人材として貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①「自分本位」から「他者貢献」へと価値観が真逆にシフトしたというストーリー性があり、強い印象を残している点。
②不器用な相手に対しても粘り強く寄り添い、結果と信頼を勝ち取った粘り強さが伝わる点。
ボランティア経験を自己PRでも話したいと考えている人は、こちらの記事をチェックしておきましょう。
⑧サークル
サークルの例文
私の人生のターニングポイントは、大学2年生でテニスサークルの副代表を務めたことです。
もともと私はリーダーシップを取ることが苦手で、誰かの指示に従って動く方が楽だと考えていました。しかし、前代表の突然の休学により、副代表である私がサークルをまとめる立場になったことで、その考えは大きく変わりました。
最初はメンバーへの指示がうまくできず、練習への参加率も低下してしまいました。そこで一人ひとりと個別に話す機会を設け、それぞれの不満や要望を丁寧に聞き取ったうえで、練習内容を全面的に見直しました。
その結果、参加率が以前の2倍近くまで回復し、サークル全体の雰囲気も明るくなりました。この経験から、リーダーシップとは引っ張ることではなく、メンバーの声に耳を傾け、全員が動きやすい環境を作ることだと学びました。
これを機に「かかわる人が力を発揮できる環境づくり」に対する楽しさを感じ、リーダーとしての役目を積極的に引き受けるようになりました。
ゼミのグループ研究でも率先して司会や意見の集約役を引き受け、全員が発言しやすい環境づくりに挑戦しました。
御社に入社後もチームの状況を丁寧に観察しながら、周囲が力を発揮しやすい環境づくりに貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①予期せぬ副代表就任という逆境に対し、一方的な指示ではなく「個別ヒアリング」で解決を図った柔軟な対応力がある点。
②自身の学びをゼミの活動でも応用し、周囲の力を引き出すリーダーシップとして定着・発展させている点。
サークル活動のエピソードは、学生時代に力を入れたこととしても使えます。ただし、サークル活動の「本気度」が伝わらなければ、評価されるガクチカにはなりません。
以下の記事を読んで、対策を進めましょう。
⑨家族との衝突
家族との衝突の例文
私の人生のターニングポイントは、大学1年生のときに父親と大きく衝突したことです。
当時の私は、進路について「安定した職に就くべき」と主張する父親に反発し、当時私が続けたかった音楽活動を押し通すことだけを考えていました。意見がぶつかり合い、一時は会話すらできない関係になってしまいました。
しかし、冷静になって父親の言葉を振り返ると、反対していたのは、私の将来を真剣に考えてくれていたからこそだと気づきました。
そこで感情的に反発するのではなく、自分のビジョンや根拠を丁寧に言語化し、改めて父親に伝えました。話し合いを重ねるうちに父親も私の考えを理解してくれるようになり、最終的には応援してもらえるようになりました。
この経験から、対立する相手を否定するのではなく、相手の立場を理解したうえで自分の考えを誠実に伝えることの大切さを学びました。御社に入社後も、意見が異なる場面でこそ相手の視点を尊重しながら、建設的なコミュニケーションを心がけて貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①単なる反発で終わらせず、相手の意図を汲み取ったうえで根拠を持って対話した論理的なアプローチが見える点。
②意見が対立する場面での「相手の視点の尊重」と「誠実な言語化」という仕事でも役立つスキルを提示できている点。
⑩友人関係
友人関係の例文
私の人生のターニングポイントは、大学2年生のときに親友と一時的に絶交をしてしまったことです。
当時の私は、自分の意見や感情を率直に伝えることが苦手で、不満があっても黙って我慢する癖がありました。その結果、小さなすれ違いが積み重なり、長年仲の良かった友人との間に大きな溝ができてしまいました。
このままではいけないと感じた私は、勇気を出して友人と向き合い、自分が感じていたことを正直に打ち明けました。すると友人も同じように言いたいことを言えずにいたことがわかり、お互いの本音をぶつけ合うことで、以前よりもずっと深い信頼関係を築くことができました。
この経験から、表面上の関係を維持するために感情を抑え込むことは、かえって人間関係を壊してしまうリスクがあると学びました。本当の信頼関係は、誠実に向き合い、自分の言葉で伝え合うことで生まれると実感しています。
御社に入社後も、チームメンバーや顧客と誠実にコミュニケーションを取りながら、信頼される人材として貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①すれ違いの原因が自分にあったことを認め、リスクをとって正直に向き合った勇気が伝わる点。
②本音での衝突と対話」そが本当の信頼を生むという、深い対人関係の学びを得ている点。
⑪病気を患ったこと
病気を患ったことの例文
私の人生のターニングポイントは、大学2年生のときに急性腸炎で3週間入院したことです。
それまでの私は、周囲に頼ることを苦手とし、何事も一人で抱え込んで解決しようとする性格でした。入院中も最初は「早く退院して遅れを取り戻さなければ」という焦りばかりが募り、弱っている自分を認めることができずにいました。
しかし、入院中に友人がお見舞いに来てくれたり、教授が課題の期限を配慮してくれたりと、多くの人に支えてもらう経験をしました。それまで「頼ることは迷惑をかけること」だと思い込んでいた自分の考えが、「支え合うことで人はより強くなれる」という考えへと大きく変わった瞬間でした。
退院後は、周囲への感謝を忘れず、自分も誰かの力になりたいという思いで学生生活に取り組むようになりました。困っている友人に積極的に手を差し伸べるようになったことで、人間関係もより豊かになったと感じています。
この経験から、支え合うことの大切さと、素直に感謝を伝えることの重要性を学びました。御社に入社後も、チームメンバーと積極的に助け合いながら、組織全体の力を高める人材として貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①「頼る=迷惑」という固定観念を捨て、「周囲の支えに感謝し、互いに助け合う」という協調性を身につけた点。
②退院後すぐに周囲へ手を差し伸べる行動ができるようになっており、入社後のチームワークへの親和性が非常に高い点。
⑫長年の夢を諦めた経験
長年の夢を諦めた経験の例文
私の人生のターニングポイントは、大学1年生のときに幼い頃からの夢であったプロサッカー選手を諦めたことです。
小学生の頃からサッカーに打ち込み、プロになることだけを目標に生きてきました。しかし、大学入学後、全国から集まった選手たちとのレベルの差を目の当たりにし、どれだけ努力を重ねてもその差が縮まらないと実感したとき、初めてプロへの道を断念する決断をしました。
夢を諦めた直後は、自分が何のために生きているのかわからなくなるほど落ち込みました。そこで、時間をかけて自分と向き合う中で、サッカーで培った「目標に向かって諦めずに努力し続ける力」や「チームのために自分の役割を全うする姿勢」は、どんな場面でも活かせる自分の強みだと気づきました。
その気づきが、新たな目標に向かって前を向くきっかけになりました。この経験から、夢の大小にかかわらず、そこに向かって全力で取り組んだ過程こそが自分の財産になると学びました。
御社に入社後も、困難な局面でも諦めずに粘り強く取り組み、チームに貢献できる人材として活躍したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①長年の夢を断念したショックから逃げず、自身の強みや取り組んできた過程の価値を再定義した精神的なタフさがある点。
②挫折を失敗で終わらせず、「全力で挑んだ過程こそが財産」ととらえて次の目標へ進む原動力を示せている点。
人生のターニングポイントに関する深掘り質問の例
「人生のターニングポイント」を答えた後、面接官からさらに深掘りされることが多いです。
面接官が確かめたいのはエピソードの面白さではなく、その選択の裏にある「あなたの価値観や一貫した思考プロセス」です。
以下のような質問に、答えられるよう準備しておきましょう。
深掘り質問の例
- そのターニングポイントを経験する前と後で、何が一番変わりましたか?
⇒回答例:「自分のため」ではなく、「チームや誰かのため」に全力を尽くすという行動の目的に一番の変化がありました。 - その経験の中で、もっとも辛かった瞬間はどんな場面でしたか?
⇒回答例:自分がメンバーに選ばれた裏で、外れてしまった同期や後輩の悔しい気持ちにどう向き合うか葛藤したときです。 - もし同じ状況に再び直面したら、どう行動しますか?
⇒回答例:一人で申し訳なさを抱え込むのではなく、外れたメンバーにも積極的に声をかけて役割を与え、チーム一丸となって戦える環境を作ります。 - その経験はその後の人間関係や考え方にどのような影響を与えましたか?
⇒回答例:「自分の行動が誰かに影響する」と常に意識するようになり、他者の立場や想いを優先して動く対人姿勢が定着しました。 - ターニングポイントを振り返って、もっとこうすれば良かったと思うことはありますか?
⇒回答例:補欠時代に落ち込むのではなく、もっと早い段階からチームのために自分ができる役割を探して動くべきだったと感じています。
【就活・面接QA集】「人生に関する質問」の答え方(タップで開閉)
人生のターニングポイントや一番辛かったこと、大切にしていることなどの回答方法について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
ターニングポイントの選び方
就活で人生のターニングポイントを聞かれたらいつの経験を選べば良いのですか?
一番辛かったこと・経験の選び方
人生で一番辛かったこと、どんな経験を話せば良いですか?
一番辛かった時期の答え方
面接で「人生で一番辛かった時期」を聞かれたら、どのように答えれば良いですか?
辛かったことがない場合の対処法
面接で伝えられるような人生で一番辛かったことがないです。
人生で大切にしていること(面接)
就活の面接で「人生で大切にしていること」を聞かれたらどう答えるべきですか?
人生で成し遂げたいこと(面接)
就活で「人生で成し遂げたいこと」を聞かれたら?
人生で成し遂げたいこと(ES)
エントリーシート(ES)の「人生で成し遂げたいこと」には何を書けば良いですか?
人生のターニングポイントのNG例文4選
面接官が知りたいのは、過去の転機を通じた「あなたの変化と成長」です。
「特にないと答える」「ネガティブなまま終わる」といったNG回答をしてしまうと、「自社で活躍できるイメージが湧かない」と評価を落としかねません。
ここからは、面接で絶対に避けるべき4つのNG回答例と注意点を詳しく見ていきましょう。
①面接中の「今」を人生のターニングポイントとする
NG例文
私の人生のターニングポイントは、まさに今です。
このような貴社との素敵な出会いがあり、私は非常に恵まれていると思います。この出会いが無駄なものにならぬよう努力してまいるので、よろしくお願いいたします。
面接中の「今」を人生のターニングポイントとするのは、一見素敵なように思えますが、自己分析を放棄したともとらえられる可能性もあります。
また、この面接でどのような変化が起きるかは想定できないため、まだ人生のターニングポイントとはいえません。
しっかり自己分析をしたうえで過去のエピソードを人生のターニングポイントとして伝えましょう。
行政で就職支援を担当・吉野さんのアドバイス
学生が「人生のターニングポイントはまさに今です」と回答してきた場合、情感はあるが冷静さと客観性が足りていない答えだと感じます。
冷静に振り返ったときのターニングポイントも気になるので、「ほかにもありますか」と質問したくなります。
②「人生のターニングポイントがない」と回答する
NG例文
私の人生のターニングポイントはまだありません。これから見つけられるよう行動していきたいと思います。
「人生のターニングポイントがない」と回答するのはNGです。
採用担当者はあなたに対して「自己分析をしていないのではないか」「選考に対するやる気がないのではないか」などの悪いイメージを持ってしまうからです。
大小かかわらず、誰にでも人生の変わり目や分岐点があるはずです。生活や考え方が変わった瞬間を振り返り、ターニングポイントを見つけましょう。
キャリアコーチング経験者・小峰さんのアドバイス
学生が「人生のターニングポイントがない」と回答してきた場合、ターニングポイントに対する定義付けが違うんだろうなという印象を抱きます。
ただ、こちらが質問していることには定義や意図がありますので、それを汲み取って回答してほしいなとは思います。
③人生のターニングポイントの前後に変化がない
NG例文
私の人生のターニングポイントは、〇〇大学への入学です。
私は実家から近い〇〇大学に入学しました。大学では授業を受けたり、友人と遊んだりなどして生活しています。
高校生活も楽しかったのですが、大学も毎日楽しい生活を送れているため人生のターニングポイントといえると考えています。
上記の例文では伝えた人生のターニングポイントの前後でほとんど変化がありません。
そのため、人生のターニングポイントとしては不適切なタイミングを選んでいるといえます。
過去のタイミングをやみくもに選ぶのではなく、考え方や行動、生活が変わった瞬間を人生のターニングポイントとして選びましょう。
④ネガティブな経験を学びや成長と結びつけていない
NG例文
私の人生のターニングポイントは、大学の部活動でレギュラーから落とされてしまったことです。
私は大学でサッカー部に所属しており、1年生の頃から試合に出場していました。しかし、2年生の夏に新しく入部してきた後輩にポジションを奪われ、控えに降格してしまいました。
ずっとレギュラーとして活躍してきた自分にとって非常にショックな出来事で、当時は落ち込んでしまい練習にも身が入りませんでした。
その後もレギュラーに戻ることはできず、現在も控えのまま活動しています。この経験は私の人生のなかで最も悔しく辛い経験だったため、人生のターニングポイントだと考えております。
挫折や失敗、病気など、ネガティブな経験をターニングポイントとして話すこと自体は問題ありません。
しかし、話し方や着地点によっては「暗い印象だけ」が残ってしまう恐れがあります。
ネガティブな経験をターニングポイントとして用いる際は、「その経験を通じて何を学び、自分がどうポジティブに変化したのか」という前向きなエピソードで締めくくるようにしましょう。
大学でキャリアデザイン講義を実施・小西さんのアドバイス
上記のほかに「これまでターニングポイントと思えるものはなかったが、この先に必ずターニングポイントがある」などの未来形もNGです。
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「ターニングポイント」の対策以外にも、面接対策を整理したい人は下記の記事を参考にしてください。
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面接の評価ポイント
面接とは? 就活・採用のプロが評価ポイントや突破の秘訣を解説
自分に問いかけよう! 「人生の転機」を見つける4つの質問
自分なりのやり方で自己分析や他己分析をしても、人生のターニングポイントが見つけられない人もいると思います。
そんな人におすすめなのが、自分に質問を投げかけて当時の状況を思い出すことです。
ここからは、人生のターニングポイントを掘り起こす具体的な質問例を紹介します。
①価値観や人生観が大きく変わった出来事は?
まずはシンプルに、どの出来事が自分の人生観や価値観を大きく変えたのかを問いかけてみましょう。
人生観や価値観はさまざまな要因が掛け合わさってできあがるものです。
まずは自分が今どのような人生観や価値観を持っていて、今までどのような出来事があったのかを振り返ってみましょう。
どんな些細なことでもかまわないため、人生観や価値観を変えた出来事を羅列してみるのがおすすめです。そこからターニングポイントが見つかる可能性があります。
自身の価値観を理解するために、「大切にしている価値観」の回答対策もセットで確認しておきましょう。
思考の深掘り方法や自己分析の手順も同時に学べるため、効率よく面接対策が進められます。
大切にしている価値観
厳選12例文|面接で「大切にしている価値観」を聞かれた際の答え方
②キャリアの方向性が変わったきっかけは?
自分のキャリアや生活は、さまざまな影響を受けて変化し、作り上げられるものです。
そのため、これまでキャリアや生活の方向性が大きく変わった瞬間を振り返ると人生のターニングポイントが見つかるかもしれません。
たとえば、大学進学や上京・インターンなど、キャリアや生活の方向性が変わる出来事は多くの人が経験しているでしょう。
その瞬間にどんな変化が起きて、人生のターニングポイントとなったかを考えるのです。
- これまでの人生は誰かの意見に流されてきたと思っています。それでも何か変化があった瞬間を人生のターニングポイントとしても良いのでしょうか。
人の価値観は他者の意見によって形成されるもの
人の意見がきっかけで生じる変化も、ターニングポイントとして問題ありません。いろいろなアドバイスを受ける中で、「この人の意見なら取り入れよう」と判断するのは自分の意思です。
その意思が働いたのはどんなときで、どんな人からの意見でしたか。そして、どんな変化がありましたか。
その変化について、自分でポジティブ/ネガティブな意味付けをしているのではないでしょうか。その意味付けの仕方やとらえ方に、自分の価値観や特徴が表れます。
最も困難だった時期をどう乗り越えた?
「大きな失敗をした」や「高い目標を達成しなければいけない」など、誰しも困難は経験したことがあると思います。
その際、どう乗り越えたのかも人生のターニングポイントになり得ます。
人生において最も困難だと感じる出来事を乗り越えた経験は、後の人生を大きく変える可能性があるからです。特に厳しかった経験を思い出しましょう。
その困難を乗り越えた瞬間や解決方法を見つけた瞬間などが、人生のターニングポイントになる可能性があります。
- これまでに目立った困難を経験してこなかった場合はどうすれば良いですか?
他者とのかかわりの中で起きた変化を思い出してみよう
順風満帆な人生がいつまでも続くとは限りません。しかし、どうしても目立った困難がないというのであれば、少し発想を転換してみましょう。
たとえば、両親や兄弟、親友らが困難に陥ったとき、あなたはどのような立ち振る舞いをするでしょうか。
あるいは、彼らが乗り越えた経験を通じて、自分自身に何かしらの変化が起きたり、自らの困難でなくても、身近な人が困難を克服した姿を見て、自分の価値観や考え方が何かしら変化したりしたことはあるのではないでしょうか。
主体を自分ではなく関係が近しい人に置き換えてみると、これまで思い浮かばなかったターニングポイントが浮かび上がってくる可能性がありますよ。
挫折経験も面接で聞かれる可能性があります。以下の記事で対策しておきましょう。
面接での挫折経験の答え方
挫折経験の答え方|就活のプロ直伝の回答術を大公開!
新しいスキルや知識を得た瞬間はいつだった?
ライティングスキルやプログラミングスキル、デザインスキルなど、これまでに新しいスキルや知識を身に付けた経験がある人もいると思います。
そのスキルが仕事になったり、ライフスタイルを大きく変えることもあるため、人生のターニングポイントになる可能性があるのです。
今取り組んでいることや目指している仕事がスキル・知識の必要なものであれば、それを身に付けたきっかけや身に付けた瞬間を思い出してみましょう。
キャリアコーチング経験者・小峰さんのアドバイス
ターニングポイントとは自分の心が大きく動いたときに起こるので、「どんなことがあると自分の喜びになる?」といった質問も有効だと思います。
また、そのきっかけを振り返ると、ターニングポイントが見つかるでしょう。
【関連記事】自己分析の手法・フレームワーク(タップで開閉)
自分史やモチベーショングラフの作成方法、他己分析のやり方について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
自分史
自分史とは? 作り方と完成イメージを3つのテンプレートで解説
モチベーション グラフ
テンプレ付き|モチベーショングラフを駆使して自己分析を深めるコツ
また、人生曲線を作成するという自己分析方法もあるため、具体的な方法を知りたい人は以下の質問の回答を参考にしてください。
人生のターニングポイントを通して能力や価値観をアピールしよう
採用担当者は「人生のターニングポイントはいつですか」という質問から、実際に起きた出来事を知りたいと考えているわけではありません。
その経験から得た能力や価値観を知り、仕事で活かせるかどうかを知りたいと考えているのです。
考え方や行動が変わり、新たな能力や価値観を得た人生のターニングポイントはほとんどの人にあるはずです。
徹底した自己分析をおこなって、自分ならではの人生のターニングポイントを探しましょう。
アドバイザーからあなたにエール一度時間を取って過去の経験を徹底的に洗い出してみよう
普段あまりない人生の振り返りは、楽しみながら懐かしむことから始めてみましょう。そのなかで、今の自分を形作る価値観を大きく変えた経験が見つかるはずです。
その変化の瞬間こそが、あなたの「ターニングポイント」です。面接などでターニングポイントを問われた際、時期や出来事を伝えるのは手段に過ぎません。
真の目的は、自らの「価値観」を相手に伝えることです。
変化のプロセスを示し内面の魅力を伝えよう
経験を通じてどのような価値観が生まれ、これまで何を重視し、今後どう生きたいのかを言語化することが重要になります。
価値観の変化を明確に示すことで、外見からはわからないあなたの内面的な魅力をアピールでき、企業側も納得感を持って高く評価できるようになります。
ターニングポイントの問いは、自分らしさを伝える最高のチャンスなのです。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi














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キャリアコンサルタント/公認心理師
Ikuko Yoshino〇就職支援歴18年。若者就労支援NPOに勤務の後、独立。現在は行政の就職支援施設にて、学生/既卒/フリーター/ニート/ひきこもり/女性などを対象に相談やセミナー講師を担当
プロフィール詳細キャリアコンサルタント / システムエンジニア
Ichiro Komine〇大手電機メーカーでシステムエンジニアとして従事。若者の人生や成長にかかわりたいと思い、キャリアコンサルタントの資格取得。現在はコンサルティングや自己分析支援をおこなっている
プロフィール詳細大学教員/キャリアコンサルタント
Kazuyoshi Konishi〇大手メディア政治記者から駐在員の夫としてキャリアを一時中断。帰国後は大学院でキャリア形成を研究する一方、ジャーナリストとして活動、現在は大学教員として活躍中
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