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SIerの仕事はつまらないって本当ですか?
現在、転職活動をしており、SIerの仕事にも興味を持っています。
しかし、インターネットの掲示板やSNSなどを見ていると、「SIerの仕事はつまらない」という意見も目にすることがあり、不安に感じています。
SIerの仕事は、一般的に見て本当に「つまらない」と感じることが多いのでしょうか? もしそう感じる場合、具体的にどのような点でそう感じやすいのか教えていただきたいです。
また、反対にやりがいを感じる部分や、仕事の面白さなどはありますか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
SIerは実務でギャップを感じる可能性も! 一方で社会貢献性も高い
たしかに、SIerの仕事を「つまらない」と感じる人がいるのは事実かもしれません。その理由として、以下の3つが考えられます。
1つ目は、要件定義などの上流工程が中心で、自身でコードを書くような開発の実務に触れる機会が少ない
2つ目は、社会インフラなどの大規模案件が多く、プロジェクトが完了し達成感を得るまでに時間がかかる
3つ目は、顧客の要望が優先され、自身のアイデアを自由に反映させにくい
SIerは社会を支える歯車の1つ! やりがいや身に付くスキルにも着目しよう
SIerには、上記のような「つまらなさ」につながり得るポイントもありますが、社会を支える大規模なシステム開発に携われることは、SIerならではの大きなやりがいといえます。
また、プロジェクトを通して、技術力はもちろん、プロジェクトマネジメントやチームで動くための調整能力といったどのような仕事でも役立つ汎用的なスキルが身に付くことも大きなメリットですよ。
SIerの仕事が「つまらない」と言われる理由は「地味」なことかも!
たしかに「SIerの仕事はつまらない」 といろいろな媒体で目にする機会はありますね。理由はさまざまですが、大枠でとらえると「思ったよりも地味」といったことに集約されるのではないでしょうか。
たとえば、SIerの業務と「つまらない」と感じられる要因には、次のようなものがあります。
【コツコツ作業が多い】
・開発やプログラミングの機会が少ない
・ExcelやPowerPointでの資料作成ばかり
【外的要因がストレス】
・調整ばかりで仕事を進められない
・顧客に振り回されがち
【将来性への不安】
・上流工程や調整スキルがないと出世できない
・新しいチャレンジが少ない
上記のように、決してカッコ良いだけではないのが実情です。
地味に見える仕事の中にもやりがいや成長の機会がある
一方で、SIerの仕事を通してやりがいや仕事の面白さを感じられるシーンがたくさんあるのも事実です。おもな例として次のようなものがあります。
【面白さ】
・大規模なプロジェクトに携われる
【やりがい】
・さまざまなクライアントの課題を解決できる
・生活インフラを支えるやりがいを感じられる
【待遇や将来性】
・給料や待遇が良い
・IT以外のスキルも習得できる
SIerの仕事は、ITに特化したもの以外に資料作成や顧客対応などさまざまなスキルを求められます。そのため、気付けばマルチタスクの達人になっているなんてこともあるかもしれませんよ。
どのような仕事でも、一定数「〜は、つまらない」といった否定的な考えを持つ人はいます。
ぜひ、あなたの興味を持った事柄に自信を持って、他人の意見に惑わされることなく判断してみてください。
以下の記事では未経験からIT業界への就職を実現する方法を解説しています。必要なスキルや対策方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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