この記事のまとめ
- 各業界の一流企業550社を紹介!
- どの一流企業が良いのか迷ったときは3つの基準で判断しよう
- 一流企業に入りたい人向けの就活対策も解説
- 適職診断
たった3分であなたの受けない方がいい職業がわかる!
この記事を読んでいる人に
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「誰もが憧れる一流企業に入りたい」「一流企業から内定をもらって家族を喜ばせたい」など、一流企業への入社を願う学生は少なくありません。そこで、そもそも一流企業とは何か、どんな一流企業があるのか気になる人もいると思います。
学生に人気の一流企業は、難易度が高いケースが多くあります。より多くの企業を知っておくことで選択肢が広がるため、内定を得られる可能性が上がりますよ。
記事では、キャリアアドバイザーの渡部さん、谷所さん、瀧本さん、マナー講師の樋口さんとともに、業界別の一流企業や、内定を獲るための就活対策を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
「一流企業」の定義は広い! 各条件から企業を探そう
そもそも一流企業とは何を指すのでしょうか。実は一流企業の定義はあいまいで、人によっても異なります。一般的に一流企業といえる条件をもとに企業を紹介するので、自分の価値観にマッチする会社を探してみましょう。
記事では、「業界シェア率が高い」「企業規模が大きい」「平均年収が高い」の3つの軸で一流企業を業界別に紹介します。自分が重視する条件にマッチする項目から一流企業をチェックしてみてくださいね。
また、一流企業は数多くあり、どの会社にエントリーすべきか悩むことは多いと思います。そこで、一流企業の中でも自分に合う会社を選ぶ方法を説明するので、参考にしてエントリー企業を決めましょう。
さらに、一流企業に入社するための就活対策も解説します。一流企業は学生からの人気が高く、万全な対策が不可欠となるので、ぜひ記事の解説を参考に準備してください。
ただ、憧れだけで一流企業への入社を決めてしまうと後悔するリスクがあります。そこで、一流企業が本当に自分に合っているのか見極める方法も解説するので、参考にして後悔のない企業選択をしてくださいね。
一流企業とは?
一流企業とは?
- 多くの人に知られる大手企業
- 業界のトップランナーとなる企業
- 働きやすいホワイト企業
そもそも「一流企業」には明確な定義がありませんが、人々が一流と認める企業にはいくつかの共通点があり、その条件を押さえることで一流企業を一定把握することができます。
ここからは、一流企業の特徴を解説します。一流企業とはつまりどのような企業なのかを理解し、入社したいと思えるのか考えてみましょう。
多くの人に知られる大手企業
規模が大きく、投資額や生産性が高い大手企業は一流企業と呼ばれることが多くあります。大手企業には以下の特徴があります。
大手企業とは
- 業界シェア率が高い
- 知名度がある
- 企業規模が大きい
大手企業は、経営体力がある分さまざまな挑戦ができたり、従業員に高い待遇を提供できたりと良い面が多く、一流企業とみなされるケースが多くあります。
また、中小企業庁の中小企業基本法の定義によると、中小企業は以下の特徴を持つため、それ以上の規模の企業が大企業といえます。
中小企業の定義
- 製造業その他……資本金の額または出資の総額が3億円以下、または常に使用する従業員の数が300人以下
- 卸売業……資本金の額または出資の総額が1億円以下、または常に使用する従業員の数が100人以下
- 小売業……資本金の額または出資の総額が5千万円以下、または常に使用する従業員の数が50人以下
- サービス業……資本金の額または出資の総額が5千万円以下、または常に使用する従業員の数が100人以下
大企業の定義はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてください。
大企業の定義を中小や大手との違いを含めて解説! 働くメリットも
大手というのは一般的には売上規模や業界内シェアの大きい企業を指します。確固たる事業基盤があり、安定していて教育体制や環境も良い場合が多くあります。
一方、規模が大きい分、仕事の全貌を知り裁量権を持って働くことはなかなか難しいです。
業界のトップランナーとなる企業
大手企業の特徴の一つに知名度があることを挙げましたが、知名度がなくとも業界を牽引する存在である企業も一流企業と呼ばれることが多くあります。
たとえば業界の中で高いシェアを誇ったり、業界で先駆けて新商品やサービスを開発し、他社の見本となる存在である企業です。
その企業がなければ業界の発展はなかった、その企業により大規模な変革を遂げたなど、業界の中で存在感を放つ企業は一流企業とみなされるケースが多くあります。
業界のトップランナーとなる企業は、現状に捉われず、新しい可能性や新しい捉え方といったイノベーションを積極的に実践していく特徴があります。
規模の大きな事業に携われるといったメリットがある反面、業務が縦割りのケースが多く、特定の分野しか携われないといったデメリットもあるでしょう。
働きやすいホワイト企業
多くの人が働きやすいと感じるホワイト企業も一流企業と言われることが多くあります。働きやすいとは、つまり従業員への待遇が良かったり、制度が充実していることが特徴として挙げられます。
そのような体制を整えられるのは、資金面などに余裕があり、経営体力のある一流企業だと考えられるのです。
人によって働きやすいと感じる条件は異なりますが、一般的には以下の特徴があると労働環境に不満を抱きにくく、ホワイト企業といえます。
ホワイト企業の特徴
- 福利厚生制度が整っている
- 残業がない・残業時間が短い
- 離職率が低い・平均勤続年数が長い
- 安定した給与制度がある
- 有給休暇を取得しやすい
- 仕事内容の肉体的・精神的負担が少ない
- コンプライアンス意識が高い
- 労働組合がある
- 教育・評価制度が充実している
- 社員に均等に活躍の機会が与えられている
- 業績が安定している
上記以外にも、以下の条件がある会社も一流企業だと考えています。
・安定した収益を上げ、市場で競争力を持つ製品やサービスを提供していること
・優れたリーダーシップと高い従業員のスキルがあること
・革新的で業界のトレンドと技術の進化に対応する戦略と持続可能性を持っていること
ホワイト企業の特徴や、ホワイト企業一覧、ホワイト企業に入社する方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
ホワイト企業とは? 入社後に絶対後悔しない企業選びの方法を徹底解説
各業界の一流企業550社を紹介!
一流企業の特徴として大手企業、業界トップランナー、ホワイト企業であることを挙げましたが、ここからはその指標にのっとり一流企業を業界別に550社紹介します。
一口に一流企業といってもさまざまな企業があり、会社によって雰囲気も仕事内容も当然異なります。そのため、たとえ一流企業に入社することができても、企業をしっかり見極めなければミスマッチを起こし苦しむ可能性があるのです。
まずは気になる一流企業をいくつか見つけたら、企業ホームページ(HP)を見たり、OB・OG訪問をして企業の実態を把握し、エントリーすべきか考えてみましょう。
企業規模が大きい企業一覧
まずは大手企業と呼ばれる、企業規模が大きい企業一覧を紹介します。求人情報を調べられる就活サイトのマイナビ2024で「従業員数500人以上」「年商1,000億円以上もしくは、学生に認知度の高い製品あり」の条件で調べた会社です。なお、こちらは2023年5月時点の情報です。
企業規模が大きい企業は、経営体力がある分さまざまなビジネスに挑戦できたり、影響力のある事業を展開できるメリットがあります。
メーカー業界
メーカー業界の企業規模が大きい企業の例
- 東京パワーテクノロジー
- パーソルクロステクノロジー
- 東鉄工業
- ワールドインテック
- 新日本建設
- OKIグループ
- アーネストワン
- 東建コーポレーション
- ダイキンエアテクノ
- ヤマダホームズ
- 三栄建築設計
- 鹿島道路
- ヒノキヤグループ
- イオンフードサプライ
- 古河電気工業
- 矢崎グループ
- プロテリアル
- 三菱電機
- 日本製鋼所
- 荏原製作所
企業規模の大きなメーカーでは、人気の高いナショナルブランドや競争力のある商品を軸に製品や販路を幅広く開拓し、海外進出をしていることも多いです。
社員も多いので大きな仕事もできますが、異動も多く競争は激しいかもしれません。
商社業界
商社業界の企業規模が大きい企業の例
- MXモバイリング
- 東京青果
- カクヤス
- ビッグモーターグループ
- ネクステージ
- アイエー(オートバックス)
- コネクシオ
- 山善
- 因幡電機産業
- ENEOSフロンティア
- サントリービバレッジソリューション
- 渡辺パイプ
- 関東甲信クボタ
- ダイワボウ情報システム
- 三菱自動車販売会社グループ
- 品川グループ
- アステム
- 加賀FEI
- エネクスフリート
- 宇佐美グループ
大手総合商社は、これまでの石油などの資源分野から脱炭素などの非資源分野にシフトしてきていて、DX(デジタルトランスフォーメーション)分野にも力を注いでいます。
また、さまざまな国に多くの海外駐在員がいて、強固な海外ネットワークがあります。
商社を志望する人は、以下の記事で志望動機の書き方を解説しているので、ぜひチェックしてください。
総合商社・専門商社別の志望動機例文10選|必須の対策4選も解説
小売業界
小売業界の企業規模が大きい企業の例
- 三和
- ヨドバシカメラ
- コジマ
- コスモス薬品
- ダイレックス
- 上新電機
- ノジマ
- カスミ
- 大黒天物産
- ドン・キホーテ
- イオンリテール
- イトーヨーカ堂
- トライアルグループ
- バローホールディングス
- クスリのアオキ
- 平和堂
- マミーマート
- カインズ
- ヨークベニマル
- サミット
- さとう
- キタムラ
小売業界では販売職に就く人が多くいます。販売職を目指す人は、以下の記事で販売職の詳細を解説しているので、仕事研究に役立ててください。
販売職を徹底調査! 仕事内容から就活を成功させるコツまで紹介
金融業界
金融業界の企業規模が大きい企業の例
- 富国生命保険
- 三菱オートリース
- 第一生命保険
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- メットライフ生命保険
- アクティオ
- 西尾レントオール
- 朝日生命保険
- アクサ損害保険
- ナック
- 日本カルミック
- アクサ損害保険
- アフラック生命保険
- トヨタモビリティサービス
- 大阪シティ信用金庫
- ソニー損害保険
- アコム
- 常陽銀行
- カナモト
- みずほ証券
- 群馬銀行
- 三菱UFJ銀行
企業規模が大きい金融業界の企業は、預金や貸出から資産管理、投資銀行業務、保険などの幅広い金融サービスを提供していて、複雑なリスクを管理し、金融危機や経済変動の影響を最小限に抑えるための手段を持っています。
また、フィンテック(金融技術)の発展により、AI(人工知能)やブロックチェーン、ビッグデータなどの最新技術を活用したサービスも保持しています。
金融業界の詳細は以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
金融業界を徹底調査! 押さえておくべきトレンドや対策まで大解剖
サービス・インフラ業界
サービス業界の企業規模が大きい企業の例
- 夢真
- テクノプロ・コンストラクション
- ベネッセスタイルケア
- 日本マクドナルド
- 浜友観光
- 松屋フーズ
- アウトソーシンググループ
- 日本保育サービス
- 第一貨物
- サイゼリヤ
- プレナス
- MEホールディングスグループ
- ピノーコーポレーション
- 大和自動車交通グループ
- KDDIエボルバ
- ALSOKグループ
- 丸和運輸機関
- ベネッセi-キャリア
- リゾートトラスト
- パーソルテンプスタッフ
- クラ・ゼミ
- 伊丹産業
- スタッフサービス
- パーソルクロステクノロジー
- リゾートトラスト
- ウィルオブ・ワーク
- 新和
- ゼンショーグループ
- エームサービス
- はま寿司
- セコム
- ABC
- しずてつジャストライン
- 王将フードサービス
- 西濃運輸
- ダイナム
- ゼロ
- 理想実業
- 日本梱包運輸倉庫
- アレフ
- 松藤グループ
- 学研ココファン・ナーサリー
- サービス業界の仕事内容は企業規模によって異なりますか?
扱うサービスによって大きく異なる
飲食などは取引先に頼らず自ら世界中の食材調達をおこなっていたり、物流業界は顧客の在庫管理をトータルで請け負ったり、人材業界は採用支援から定着支援までをトータルで解決できるような方向に向かっています。
川の流れにたとえて、俗に原材料や資源を調達する業界を川上、消費者やエンドユーザーに近い業界を川下と呼ぶことがありますが、企業規模が大きくなると川上から川下まですべてを自社グループでできるようになり、それによってやる仕事も変わってくることが多くなります。
アパレル業界では自社開発の担当はメーカーのような仕事をし、外食業界では産地に駐在して仲買人のような仕事をする人もいます。
人材業界を志望する人は、以下の記事で志望動機の書き方を解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
例文6選|人材業界の志望動機を作る3ステップとやりがちなNG例
物流業界の志望動機の作り方は以下の記事で解説しているので、志望する人はチェックしましょう。
例文8選|物流業界の志望動機は2つのコツで差別化しよう
アパレル業界を志望する人は、以下の記事で志望動機の書き方を解説しているので、ぜひ確認してくださいね。
例文11選|アパレル業界の志望動機に必須の準備と書き方を解説
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
ソフトウェア業界
ソフトウェア業界の企業規模が大きい企業の例
- 大塚商会
- トランスコスモス
- NTT東日本グループ
- NTT西日本グループ
- KDDIエボルバ
- トランスコスモス
- パーソルプロセス&テクノロジー
- 日鉄ソリューションズグループ
- ベネフィット・ワン
- トランスコスモス
- 富士通
- SCSK
- NTT東日本-関信越
- 日鉄ソリューションズ
- スクウェア・エニックス
- CNCIグループ
- コーエーテクモグループ
- 伊藤忠テクノソリューションズ
- GMOインターネットグループ
- KDDI
- JCOM
企業規模が大きいソフトウェア業界は、ビックデータを活用した企業のマーケティング分析や、AI(人工知能)を活用したデータ分析分野が伸びている傾向があります。
またクラウド化技術に対応したソフトウェアサービスを提供する大手ソフトウェア企業が増えてきているといった特徴があります。
ソフトウェア業界の詳細は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にして業界研究に役立ててください。
ソフトウェア業界のすべてがわかる! 選考を突破する方法も解説
広告・出版・マスコミ業界
広告・出版・マスコミ業界の企業規模が大きい企業の例
- マイナビ
- ライトアップ
- ディップ
- ライトコア
- TBSテレビ
- 中日新聞社
- 読売新聞社
- ジェイアール東日本企画
- 東急エージェンシー
- キャリアデザインセンター
- DACグループ
- 毎日新聞社
- テレビ東京
- 毎日放送
- USEN
- USEN-NEXT HOLDINGS
- 講談社
広告業界を志望する人は、以下の記事で志望動機の作り方を解説しているので、参考にして魅力的な志望動機を作成しましょう。
例文7選|広告業界で勝ち抜く志望動機の書き方と差別化のコツ
出版社に就職するための方法は以下の記事で解説しています。倍率の高い出版社への就職を叶えるために、ぜひ参考にしてくださいね。
出版社への就職を叶える5つの必須準備|トレンドや選考対策も解説
テレビ局に就職したいと考えている人は、以下の記事で就活対策を解説しているので、参考にしたうえで選考に臨みましょう。
テレビ局への就職を有利にする6つの方法|志望動機例文も紹介
- 広告業界は大変そうなイメージがありますが、仕事の大変さは企業規模の大きさと関係がありますか?
広告業界は企業規模にかかわらずさまざまな種類の大変さがある
広告業界での仕事の大変さは、一部企業規模に関係します。
広告業界の多くの大企業は、困難な問題に対して多角的な視点から解決策を見つけ出すことができる人的リソースや、大きな予算となる財務リソース、オフィススペースなどの物的リソース、広範なネットワークから得られる情報リソースを持っています。
これらの豊富なリソースと厳格な仕事のプロセスに従って業務をおこないますが、同時に仕事への高いパフォーマンスへの期待と他の多くの優れた同僚と比較して、自分自身のスキルや貢献度合いを際立たせなければならないという厳しい競争を生む可能性があるので大変です。
一方、中小企業は中小企業で一人で多くの役割を果たすことが多く、これは大きな責任とストレスをともなう可能性があります。
あなたのキャリアの方向性、スキル、価値観により、どちらの環境があなたに適しているかによって変わります。
自分の特性を知ることと、キャリアの目標に基づいて適切な企業選びをしましょう。
官公庁・公社・団体業界
官公庁・公社・団体業界の規模が大きい団体の例
- 国立病院機構
- 都市再生機構
- 産業技術総合研究所
- 信州諏訪農業協同組合
- 日本中央競馬会
- ホクレン農業協同組合連合会
公務員と民間企業を併願したい人もいると思います。以下の記事では、公務員と民間企業を並行して就活を進める方法を解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
公務員と民間企業の併願で共倒れ? 状況別で両立のコツを解説
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
業界シェア率が高い企業一覧
業界のトップランナーとなる企業も一流企業といえると解説しました。そこで、売上高の業界シェア率が高い企業を業界ごとに紹介します。
企業規模が大きくなくても高い売上高を誇っているということは、社員一人ひとりが高い成果を出すだけのスキルや能力を持っていると考えられます。一流企業で一流のビジネスパーソンになりたいと考える人はぜひ参考にしてください。
こちらは2023年5月時点の情報となります。
メーカー業界
食品・農林・水産メーカー業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- マルハニチロ 1,020,456
- ニッスイ 768,181
- 極洋 272,167
- サカタのタネ 73,049
- ホクト 72,980
- カネコ種苗 60,691
- 雪国まいたけ 42,204
- アクシーズ 21,725
- ホクリヨウ 17,823
- 秋川牧園 7,070
建設・住宅・インテリア業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 大和ハウス工業 4,908,199
- 積水ハウス 2,928,835
- 鹿島建設 2,391,579
- 大林組 1,983,888
- 清水建設 1,933,814
- 住友林業 1,669,707
- 大東建託 1,657,626
- 大成建設 1,642,712
- 長谷工コーポレーション 1,027,277
- インフロニア・ホールディングス 709,641
建設業界については以下の記事で詳しく解説しているので、建設業界を受けたいと考える人はぜひチェックしてください。
建設業界の全貌がわかる! 課題・動向から仕事内容まで徹底解説
繊維・化学・薬品・化粧品業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 東レ 2,489,330
- 帝人 1,018,751
- 東洋紡 399,921
- ワールド 214,246
- ワコールホールディングス 188,592
- オンワードホールディングス 176,072
- TSIホールディングス 154,456
- 倉敷紡績 153,522
- グンゼ 136,030
- セーレン 132,364
鉄鋼・金属・鉱業業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 日本製鉄 7,975,586
- JFEホールディングス 5,268,794
- 神戸製鋼所 2,472,508
- 大同特殊鋼 578,564
- 山陽特殊製鋼 393,843
- 東京製鐵 361,245
- 共英製鋼 355,715
- 愛知製鋼 285,141
- 丸一鋼管 273,416
- 合同製鐵 235,387
機械・プラント業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 三菱重工業 4,202,797
- ダイキン工業 3,981,578
- 小松製作所 3,543,475
- クボタ 2,678,772
- ジェイテクト 1,678,146
- IHI 1,352,940
- 日立建機 1,279,468
- 日本精工 938,098
- 住友重機械工業 854,093
- SMC 824,772
電子・電気機器業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 日立製作所 10,881,150
- ソニーグループ 10,095,841
- パナソニックホールディングス 8,378,942
- 三菱電機 5,003,694
- キヤノン 4,031,414
- 富士通 3,713,767
- 東芝 3,361,657
- 日本電気 3,313,018
- シャープ 2,548,117
- ニデック 2,242,824
自動車・輸送用機器業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- トヨタ自動車 37,154,298
- 本田技研工業 16,907,725
- 日産自動車 10,596,695
- デンソー 6,401,320
- スズキ 4,641,644
- アイシン 4,402,823
- マツダ 3,826,752
- SUBARU 3,774,468
- 豊田自動織機 3,379,891
- いすゞ自動車 3,195,537
精密・医療機器業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- オリンパス 881,923
- テルモ 820,209
- HOYA 723,582
- ニコン 628,105
- ニプロ 545,199
- 島津製作所 482,240
- シチズン時計 301,366
- セイコーG 260,504
- トプコン 215,625
- 日機装 177,109
印刷・事務機器関連・スポーツ・玩具メーカー業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 凸版印刷 1,638,833
- 任天堂 1,601,677
- 大日本印刷 1,373,209
- バンダイナムコホールディングス 990,089
- アシックス 484,601
- ヤマハ 451,410
- コクヨ 300,929
- リンテック 284,603
- オカムラ 277,015
- 大建工業 228,826
ここではメーカーの業界シェア率が高い企業を紹介していますが、シェアの高い企業にはすでに何らかの強みがあり、情報も入りやすく仕事が進めやすい特徴があります。
しかし成功体験が強いほど改善改革などは進みにくく、個人の成長という観点では下位の企業の方が多くの経験を積めるかもしれません。
商社業界
総合商社業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 三菱商事 21,571,973
- 三井物産 14,306,402
- 伊藤忠商事 13,945,633
- 豊田通商 9,848,560
- 丸紅 9,190,472
- 住友商事 6,817,872
- 双日 2,479,840
- 兼松 911,408
業界シェア率が高い総合商社の中でも代表的な会社は「5大商社」と呼ばれます。以下の記事で5大商社の詳細を解説しているので、目指す人は参考にしてください。
5大商社を徹底比較! 事業や社風の違いから内定への道筋まで解説
専門商社業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- メディパルホールディングス 3,360,008
- アルフレッサホールディングス 2,696,069
- 阪和興業 2,668,228
- スズケン 2,314,828
- 日鉄物産 2,134,280
- 三菱食品 1,996,780
- 東邦ホールディングス 1,388,565
- PALTAC 1,104,152
- 加藤産業 1,035,664
- マクニカホールディングス 1,029,263
業界シェア率が高い商社に入社するメリットは、幅広く事業展開をおこなっている中で規模の大きな業務に携われることや、高利益を生み出しているため待遇が良いことでしょう。
デメリットは、規模が大きいためやりたい仕事があっても就けない可能性がある点です。
小売業界
小売業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- セブン&アイ・ホールディングス 10,265,151
- イオン 7,961,711
- ファーストリテイリング 2,301,122
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 1,831,280
- ヤマダホールディングス 1,600,586
- ウエルシアホールディングス 1,144,278
- ローソン 988,621
- マツキヨココカラ&カンパニー 951,247
- ニトリホールディングス 948,094
- ツルハホールディングス 915,700
金融業界
銀行業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 三菱UFJフィナンシャルグループ 9,281,027
- 三井住友フィナンシャルグループ 6,142,155
- みずほフィナンシャルグループ 5,778,772
- ゆうちょ銀行 2,064,251
- 三井住友トラストホールディングス 1,819,060
- りそなホールディングス 867,974
- SBI新生銀行 421,853
- ふくおかフィナンシャルグループ 331,323
- めぶきフィナンシャルグループ 329,457
- コンコルディア・フィナンシャルグループ 312,983
証券業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- SBIホールディングス 998,559
- 大和証券グループ 866,090
- マネックスグループ 79,304
- 東海東京フィナンシャルホールディングス 73,383
- 岡三証券グループ 66,551
- FPG 59,193
- GMOフィナンシャルホールディングス 46,533
- SBIリーシングサービス 39,572
- あかつき 39,336
- 松井証券 31,071
生保・損保業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 第一生命ホールディングス 9,519,445
- 東京海上ホールディングス 6,648,600
- かんぽ生命保険 6,379,561
- MS&ADインシュアランスグループホールディングス 5,251,271
- SOMPOホールディングス 4,607,134
- T&Dホールディングス 3,214,110
- SBIインシュアランスG 96,110
- アニコムホールディングス 56,528
- ライフネット生命保険 30,268
- FPパートナー 25,605
信販・リース・その他金融業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- オリックス 2,666,373
- 三菱HCキャピタル 1,896,231
- 東京センチュリー 1,324,962
- 芙蓉総合リース 688,655
- みずほリース 529,700
- イオンフィナンシャルサービス 451,767
- クレディセゾン 382,540
- リコーリース 298,889
- アコム 273,793
- NECキャピタルソリューション 258,107
- 金融業界は業界規模自体が安定しているイメージなので、どの会社に入社しても安泰といえますか?
金融業界の中でも財務状態・戦略・業界動向などにより安定性は異なる
金融業界全体の規模と安定性は大きいですが、個々の企業が同程度の安定性を保証しているわけではないので、どの会社に入社しても安泰とはいえません。
企業の経営状態はビジネス戦略、経営の質、市場の環境、規制などにより異なります。また、金融環境は新技術の導入や規制の変化、経済変動などにより絶えず変化します。
これらは企業の安定性に影響を与えるので、応募先の選定には企業の財務状態、戦略、業界動向などを多角的に評価し、自身の成長とキャリアをどのように発展させていくかという可能性にも考慮していくことが重要となります。
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サービス業界
サービス業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 日本郵政 11,138,580
- リクルートホールディングス 3,429,519
- 楽天グループ 1,927,878
- 電通グループ 1,243,883
- パーソルホールディングス 1,223,967
- セコム 1,101,307
- サイバーエージェント 710,575
- アウトソーシング 689,777
- 綜合警備保障 492,226
- オリエンタルランド 483,123
インフラ業界
インフラ業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- ENEOSホールディングス 15,016,554
- 三井物産 14,306,402
- 日本電信電話 13,136,194
- 日本郵政 11,138,580
- 出光興産 9,456,281
- 東京電力ホールディングス 7,798,696
- ソフトバンクグループ 6,570,439
- ソフトバンク 5,911,999
- KDDI 5,671,762
- 中部電力 3,986,681
ソフトウェア業界
ソフトウェア業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 日立製作所 10,881,150
- パナソニックホールディングス 8,378,942
- 富士通 3,713,767
- NTTデータ 3,490,182
- 日本電気 3,313,018
- トレンドマイクロ 223,795
- 日本オラクル 214,691
- オービック 100,167
- ジャストシステム 41,950
- ミロク情報サービス 41,461
インターネット業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 日本電信電話 13,136,194
- ソフトバンク 5,911,999
- KDDI 5,671,762
- 沖縄セルラー電話 77,299
- アルテリア・ネットワークス 59,452
ソフトウェア業界でシェアの高い企業では、大型案件や特殊な仕様にかかわることも多く、品質要求や守秘義務の遵守なども高いレベルが求められます。
その分顧客のニーズに精通していくことになり、やりがいはありますがハードな仕事が多くなりがちです。
広告・出版・マスコミ業界
広告業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- 電通グループ 1,243,883
- サイバーエージェント 710,575
- 電通国際情報サービス 129,054
- 東北新社 55,922
- ベクトル 55,225
- ラクスル 33,980
- セプテーニホールディングス 28,818
- CARTA HOLDINGS 25,940
- アマナ 17,748
- 中広 8,517
ネット広告業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- Zホールディングス 1,672,377
- サイバーエージェント 710,575
- バリューコマース 35,708
- フリークアウトホールディングス 28,965
- セプテーニホールディングス 28,818
- CARTA HOLDINGS 25,940
- メンバーズ 17,662
- GMOアドパートナーズ 16,629
- アイモバイル 13,933
- アドウェイズ 13,415
出版業界の業界シェア率が高い企業の例
- リクルートホールディングス 3,429,519
- 楽天G 1,927,878
- 大日本印刷 1,373,209
- ベネッセホールディングス 411,876
- KADOKAWA 255,429
- 丸善CHIホールディングス 162,799
- 学研ホールディングス 156,032
- メディアドゥ 101,667
- ブックオフグループホールディングス 101,843
- インフォコム 70,342
マスコミ業界の業界シェア率が高い企業の例
(売上高:百万円)
- KDDI 5,671,762
- サイバーエージェント 710,575
- フジ・メディア・ホールディングス 535,641
- 日本テレビホールディングス 413,979
- TBSホールディングス 368,130
- テレビ朝日ホールディングス 304,566
- テレビ東京ホールディングス 150,963
- スカパーJSATホールディングス 121,139
- 朝日放送Gホールディングス 87,028 2,594
- WOWOW 77,101
業界シェア率が高い広告・出版・マスコミ業界に入社するメリットは、比較的予算が多く取れるため、やりたい制作や規模が大きな仕事に携われることでしょう。
デメリットは、たとえばテレビ事業では利益は減少している傾向があり、テレビ以外の収益源を考えていく必要があります。
平均年収が高い企業一覧
企業規模や業界へのインパクトがトップレベルでなかったとしても、働きやすさが担保されているホワイト企業を一流企業と呼ぶこともあります。
働きやすさを感じる点は人によって異なりますが、その中でも年収の高さを重視する人は多いのではないでしょうか。
ここからは、各業界ごとに平均年収が高い企業を解説します。なお、これらは2023年5月時点の有価証券報告書をもとにした情報です。
ただし、平均年収が高いということはその分仕事内容がハードなケースが多くあります。
平均年収で仕事を選ぶ場合、残業時間や業務内容などもしっかり確認したうえで考えましょう。
メーカー業界
食品・農林・水産メーカー業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- 日本水産 802
- マルハニチロ 711
- 極洋 653
- サカタのタネ 633
- カネコ種苗 555
- ホクト 540
- 秋川牧園 483
- ホーブ 429
- ホクリヨウ 423
- アクシーズ 417
建設・住宅・インテリア業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- ショーボンドホールディングス 1,364
- 鹿島 1,139
- 大林組 1,053
- 大成建設 1,051
- 清水建設 1,010
- OSJBホールディングス 998
- 奥村組 987
- 朝日工業 981
- 明豊ファシリティワークス 963
- 日揮ホールディングス 956
繊維・化学・薬品・化粧品業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- オンワードホールディングス 983
- 帝人 768
- 東レ 720
- 帝国繊維 688
- キング 651
- ゴールドウイン 648
- ダイドーリミテッド 647
- トーア紡コーポレーション 644
- ナイガイ 639
- 東洋紡 638
鉄鋼・金属・鉱業業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- 国際石油開発帝石 922
- 石油資源開発 837
- 三井松島ホールディングス 790
- 住石ホールディングス 777
- K&Oエナジーグループ 760
機械・プラント業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- オプトラン 1,092
- ディスコ 991
- 三井海洋開発 913
- 栗田工業 884
- タクマ 856
- ハーモニック・ドライブ・システムズ 854
- 三菱重工業 848
- サンデンホールディングス 835
- セガサミーホールディングス 831
- ローツェ 821
電子・電気機器業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- キーエンス 2,111
- ファナック 1,364
- 東京エレクトロン 1,272
- マクセルホールディングス 1,178
- ユニデンホールディングス 1,154
- レーザーテック 1,138
- ソニー 1,051
- アドバンテスト 1,020
- ジーエス・ユアサ コーポレーション 1,010
- アクセル 985
自動車・輸送用機器業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- IJTT 1,007
- トヨタ自動車 852
- 本田技研工業 820
- デンソー 817
- 日産自動車 815
- 豊田自動織機 814
- シマノ 806
- いすゞ自動車 766
- 八千代工業 751
- アイシン精機 750
- ヤマハ発動機 746
精密・医療機器業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- ノーリツ鋼機 880
- オリンパス 867
- ブイ・テクノロジー 840
- ニコン 831
- 島津製作所 821
- 平山ホールディングス 809
- セイコーホールディングス 800
- HOYA 787
- 松風 762
- トプコン 761
印刷・事務機器関連・スポーツ・玩具メーカー業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- 大日本印刷 726
- トッパン・フォームズ 673
- TAKARA&COMPANY 671
- NISSHA 666
- 凸版印刷 664
- ザ・パック 656
- 日本創発グループ 581
- 共同印刷 571
- クレステック 547
- 中本パックス 532
年収が高いことで有名なキーエンスは、最小の資本と人で最大の付加価値を上げる、という理念を持ち、徹底した合理的な思考で独自の経営戦略を創り上げています。
強いメーカーは製品、サービスだけでなく根本的な考え方に特徴があることが多いです。
商社業界
商社業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- 三菱商事 1,608
- 伊藤忠商事 1,521
- 三井物産 1,430
- 住友商事 1,390
- 丸紅 1,389
- クリヤマホールディングス 1,249
- 双日 1,139
- 豊田通商 1,097
- 三洋貿易 996
- コメダホールディングス 974
平均年収が高い商社は、貿易だけではなく、現地駐在員を積極的に送り込み合併会社を作り、開発、運営などの指揮をおこない高収益を上げていて、利益を社員に還元しているといった特徴があります。
また終身雇用や年功序列制度を継続している傾向があります。
小売業界
小売業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- クリエイトSDホールディングス 1,117
- ファーストリテイリング 900
- ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス 900
- エイチ・ツー・オー リテイリング 858
- ニトリホールディングス 855
- スシローグローバルホールディングス 848
- J.フロント リテイリング 836
- 三越伊勢丹ホールディングス 831
- イオン 825
- アクシアル リテイリング 821
金融業界
銀行業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- 三井住友トラスト・ホールディングス 1,304
- 三井住友フィナンシャルグループ 1,155
- 第四北越フィナンシャルグループ 1,108
- 三十三フィナンシャルグループ 1,099
- コンコルディア・フィナンシャルグループ 1,080
- めぶきフィナンシャルグループ 1,072
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1,068
- じもとホールディングス 1,054
- 九州フィナンシャルグループ 1,029
- 東京きらぼしフィナンシャルグループ 1,020
証券業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- 野村ホールディングス 1,384
- マーキュリアインベストメント 1,373
- ジャフコ 1,162
- GMOフィナンシャルホールディングス 1,123
- 大和証券グループ 1,057
- 岡三証券グループ 1,049
- 日本アジア投資 990
- ジャパンインベストメントアドバイザー 928
- Oak キャピタル 915
- あかつき 913
生保・損保業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- 東京海上ホールディングス 1,338
- SOMPOホールディングス 1,153
- MS&ADインシュアランスグループホールディングス 1,053
- T&Dホールディングス 1,038
- 第一生命ホールディングス 951
- アニコムホールディングス 944
- ソニーフィナンシャルホールディングス 886
- SBIインシュアランスグループ 828
- ライフネット生命保険 666
- かんぽ生命保険 641
信販・リース・その他金融業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- 日本取引所グループ 1,024
- 日本証券金融 936
- オリックス 880
- 芙蓉総合リース 867
- 東京センチュリー 836
- フィンテック グローバル 834
- 三菱UFJリース 786
- NECキャピタルソリューション 782
- 日立キャピタル 779
- みずほリース 751
平均年収が高い金融業界では、専門的な知識と技術を必要とするため、経済学や統計学、法学、会計学などの広範な知識を求められることが多いです。
また、金融商品の構造や市場動向、リスク管理などのスキルも求められるため、継続的な学習とスキルアップが必要となります。
サービス業界
サービス業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- M&Aキャピタルパートナーズ 3,109
- GCA 2,063
- 日本M&Aセンター 1,414
- ストライク 1,344
- フロンティア・マネジメント 1,240
- EPSホールディングス 1,232
- ツナググループ・ホールディングス 1,231
- 電通グループ 1,169
- シグマクシス 1,167
- ケネディクス 1,161
インフラ業界
インフラ業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- レノバ 957
- イーレックス 831
- 東京電力ホールディングス 806
- J-POWER 798
- 関西電力 792
- 九州電力 777
- メタウォーター 775
- 中国電力 773
- 四国電力 772
- 中部電力 770
平均年収が高いインフラ業界は、短期間では変動しにくい安定的な事業基盤があることがメリットです。
ただ、突然起こる災害や国際間紛争など、自社ではコントロールできない要因で大きな影響を受ける可能性があるというデメリットもあります。
ソフトウェア業界
ソフトウェア業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- ジャストシステム 1,309
- 日本オラクル 1,121
- オービック 959
- トレンドマイクロ 941
- ソースネクスト 751
- チームスピリット 731
- フィックスターズ 719
- フリー 716
- オービックビジネスコンサル 702
- ピー・シー・エー 687
インターネット業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- Zホールディングス 1,074
- リクルートホールディングス 997
- エムスリー 901
- ディー・エヌ・エー 850
- ウェルス・マネジメント 845
- ケアネット 821
- クックパッド 791
- オークネット 780
- 楽天グループ 774
- ポールトゥウィンホールディングス 762
ソフトウェア業界では、自動化や効率化を実現するためのAI(人工知能)技術、ビックデータの処理と解析技術、クラウドコンピューティング関連技術、セキュリティ技術を扱う企業などは、平均年収が高い傾向があります。
ソフトウェア業界の人材が不足していることも平均年収を引き上げる要因になっています。
広告・出版・マスコミ業界
広告業界の業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- 電通グループ 1,295
- 博報堂DY ホールディングス 1,036
- サイバーエージェント 771
- 東急 745
- デジタルホールディングス 708
- アドウェイズ 608
- バリューコマース 596
- プラップジャパン 587
- クイック 584
- 共同ピーアール 578
出版業界の業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- ベネッセホールディングス 966
- インプレスホールディングス 918
- KADOKAWA 822
- 学研ホールディングス 821
- FRACTALE 742
- SEホールディングス・アンド・インキュベー 710
- 中央経済社ホールディングス 622
- 文溪堂 603
- タウンニュース社 600
- アルファポリス 586
テレビ業界の業界の平均年収が高い企業の例
(平均年収:万円)
- TBS ホールディングス 1,449
- テレビ朝日ホールディングス 1,421
- テレビ東京ホールディングス 1,415
- 日本テレビホールディングス 1,379
- スカパーJSAT ホールディングス 1,271
- 朝日放送グループホールディングス 1,253
- RKB毎日ホールディングス 1,240
- 九州朝日放送 1,234
- テレビ西日本 1,203
- 中部日本放送 1,132
広告・出版・マスコミ業界では専門スキル、広範な知識、創造性、高いコミュニケーション能力が重視されます。
これらの能力を持つ人は高い報酬を得やすいですが、給与は業界や職種、経験年数、地域などによっても変動します。
どの一流企業が良いの? 迷ったときの判断方法
さまざまな一流企業があることがわかったものの、選択肢が多すぎるあまりどの会社に入社すべきか迷った人も多いでしょう。
入社後後悔しないためにも、ただ一流企業だからという理由でなんとなく会社を選ぶのではなく、多角的に判断してエントリーする会社を決めましょう。
ここからは、エントリーする一流企業に迷った時の判断方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。
業界から絞る
基本的には、どの一流企業を受けるべきかは業界から絞りましょう。一流企業とは業界大手や業界のトップランナーを指すことが多く、業界の中で高いシェアを誇る企業を探すと見つけやすいです。
業界を選ぶ際は、「世の中に何を提供したいのか」を考えてみましょう。たとえば飲食メーカー業界なら「人々の生活に欠かせない飲食物」、美容業界なら「美しくなりたいという要望を叶えるサービス」を提供することになります。
世の中に提供すること、つまりどんな事業をしているかを確認し、興味関心を持てるか考えてみましょう。事業内容は各企業のHPや、業界地図、就職四季報などで見ることができるので、ぜひ参考にしてください。
エントリーする業界の絞り方はこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。
業界の絞り方で就活失敗? 後悔しない絞り方7選と必須の準備を解説
事業内容の定義を確認したい人はこちらの記事を参考にしてください。業務内容の解説がメインとなっていますが、事業内容についても把握することができます。
業務内容は事業内容や職務内容とは違う? 関係性や具体例を解説
就職四季報に記載されている内容や就活への活かし方はこちらの記事で解説しているので、読み方などぜひ参考にしてください。
就職四季報の活用方法! 就活を有利にするポイントや読み方を伝授
企業の総合的なバランスを見る
企業選びで業界は特に問わないという人もいると思います。そのような人は、企業の条件を総合的に見てみましょう。
以下の条件があると一流企業と呼ばれることが多いと解説しました。どうしても一流企業に入社したいと考える人は、これらの条件が満遍なく網羅されているか、企業HPやOB・OG訪問などを通して確認してみてください。
業界大手・トップランナーである
- 業界シェア率が高い
- 知名度がある
- 企業規模が大きい
ホワイト企業である
- 福利厚生制度が整っている
- 残業がない・残業時間が短い
- 離職率が低い・平均勤続年数が長い
- 安定した給与制度がある
- 有給休暇を取得しやすい
- 仕事内容の肉体的・精神的負担が少ない
- コンプライアンス意識が高い
- 労働組合がある
- 教育・評価制度が充実している
- 社員に均等に活躍の機会が与えられている
- 業績が安定している
なお、これらの条件以外にも、社風や仕事内容、評価制度など気になる条件があれば加えて総合的なバランスが良いか判断してみましょう。
企業が持つバランスは就活口コミサイトを見るとすぐに確認できます。
おすすめの就活口コミサイト
ただし、就活口コミサイトに登録されているデータは匿名性の情報に基づくため、確実な情報とは言えないことに注意しましょう。
一流と言われる企業は良くも悪くもビジネスモデルが出来上がっていて、新たに採用される人材は、まずそのやり方に合わせることが求められます。
そのやり方があなたの価値観とマッチするかは確認しましょう。企業選びは自分が主体であることを忘れないでください。
企業の評価はノートにまとめておくと見比べやすく便利です。企業研究に便利な企業研究ノートの作り方はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてください。
作り方例4選|企業研究ノートのまとめ方をイラスト付きで解説!
優先すべき条件をスコア形式にして考える
総合的なバランスが良い企業に入りたいという人もいれば、自分の重視する価値観にマッチする会社に入社したいと思う人もいるのではないでしょうか。そこで、優先すべき条件をスコア形式にして各企業の点数を出し、比較する方法もおすすめです。
優先度 (1~5) | 〇〇社の点数 (1~5) | 優先度×点数 | |
---|---|---|---|
業界シェア率が高い | |||
知名度がある | |||
企業規模が大きい | |||
福利厚生制度が整っている | |||
残業がない・残業時間が短い | |||
離職率が低い・平均勤続年数が長い | |||
安定した給与制度がある | |||
有給休暇を取得しやすい | |||
仕事内容の肉体的・精神的負担が少ない | |||
コンプライアンス意識が高い | |||
労働組合がある | |||
教育・評価制度が充実している | |||
社員に均等に活躍の機会が与えられている | |||
業績が安定している | |||
将来性がある | |||
仕事内容に興味がある | |||
マネジメント・評価制度に納得感がある | |||
働きやすい職場環境である | |||
従業員との波長が合う | |||
合計 |
まずスマートフォンのメモ帳などに上の表をコピーしましょう。そのうえで、以下の通り対応します。
優先すべき条件をスコア形式にして比較する方法
- 各条件の優先度を1~5点で付ける
たとえば「業界シェア率が高い」の項目は、業界シェア率が高いことを強く重視するのであれば、「優先度(1~5)」に5点と記入 - 気になる企業を項目別に分析する
たとえば「業界シェア率が高い」の項目は、業界トップのシェア率を誇る企業なのであれば「〇〇社の点数(1~5)」に5点と記入 - 「優先度」と「〇〇社の点数」をかけ合わせて各項目の点数を出す
たとえば「業界シェア率が高い」の項目で、優先度が5点、点数が5点なら25点 - 各項目を入力しその会社の合計点を出す
この方法で比較すれば、単に条件が良い企業ではなく、自分が重視する条件を持つ企業を一目で把握することができますよ。最後に合計点を比較し、合計点が高い企業へのエントリーを検討しましょう。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る2つの方法で自分に合う一流企業を探してみよう
上記のように点数化して客観的に判断する方法はおすすめです。そのほかの迷った際の選び方について考えてみましょう。
①目標や価値観の一致で考える
将来の仕事での目標や価値観について、どの企業が一番合致するか考えてみましょう。
たとえば条件面が良くても、海外駐在の経験を積み、将来は海外の関連事業を統括したいという目標がある人は、海外拠点が少なく海外駐在の経験ができない企業であれば合わないといえます。
どういった仕事のスタイルで、どんな仕事がやりたいのか考えたうえで、一番実現可能な企業を選ぶと良いでしょう。
②企業説明会・面接の印象で考える
企業説明会や面接を通じて感じた印象について、整理してみましょう。企業説明会や面接官の印象が社風と関連することがあります。
企業説明会では、採用担当者が学生ではなく上司ばかり気にしている企業や、態度が横柄で上から目線で面接をおこなう企業であれば、ヒエラルキーが強く若いうちからはなかなか活躍できないかもしれません。
一方、企業説明会では丁寧な説明をおこない、面接官が回答を親身に聞く企業で入社後活躍する姿がイメージできるならば、選択すべき企業でしょう。
仕事は、企業で必要とされる人材になることが大切です。企業説明会や面接を通じて自分の能力が最も発揮できると思った企業を選択すると良いでしょう。
企業説明会に参加したことがない、説明会のイメージが持てない人はこちらの記事でWeb説明会の特徴や探し方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Web説明会参加マニュアル|服装やメール送信例まで完全網羅
絶対に一流企業に入りたい人向け! 一流企業への就活対策
一流企業は知名度が高かったり、働きやすい環境が整っていたり、安定性があることなどから人気が高く、入社したいと考えるならしっかりとした対策が不可欠です。
ここからは、絶対に一流企業に入社したいと考える人向けに、一流企業への就活対策を解説します。ここで解説する内容で網羅的・徹底的に準備し、内定を獲得しましょう。
多角的な自己理解
一流企業に就職するなら、自分を企業に売り込むアピール力が必要となります。自身をアピールするなら、当然自分のことを深く知っていなければなりません。そのため、優秀なライバルに勝つためにも、多角的に自分を分析しましょう。
多角的な自己分析の方法として、過去に起こったことを時系列と出来事に分けて洗い出すやり方があります。上の自分史のフォーマットをダウンロードしましょう。
そして、5W1Hの観点で出来事を分析し、それぞれの枠に記入します。
過去の出来事を分析する5W1Hの観点
- When:いつ、いつまでに、いつからいつまで
- Where:どこで、どこからどこまで
- Who:だれが、だれと、だれに
- What:なにを、なにが
- Why:なぜ、なんのために
- How:どのように、どうやって
上記の詳細な条件で分析することで、自分の考え方や行動の傾向がわかります。すると、詳しくは後述しますが、説得力のあるエントリーシート(ES)作成や面接の回答づくりに役立ちます。
多角的な自己理解のためには他己分析も効果的です。親友や家族、幼いときに仲が良かった友人、ゼミの教授など、さまざまな関係の人に自分がどのような人間なのか聞いてみましょう。
主観的ではなく客観的な自己理解ができ、説得力のあるアピールにつながりますよ。
徹底的な自己分析のやり方はこちらの記事でも詳しく解説しているので、併せてチェックしてください。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
他己分析の方法はこちらの記事で詳しく解説しています。他己分析を依頼する相手別の質問例も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
他己分析の質問例20選|やり方から選考への活かし方まで徹底解説
業界・企業の詳細な分析
企業が採用面接で重視する項目の一つに、企業への理解度があります。企業側は、同じ能力の学生なら、やる気のない学生よりも高い熱意を感じられる人を採用したいと考える傾向にあるのです。
企業が熱意を感じる瞬間の一つに、業界や企業研究を徹底していることが伝わった時があります。特に、仕事内容や業務形態、他社との関係性など、細かい部分まで徹底的に調べられていると、入社する覚悟が伝わります。
いくら口頭で「やる気があります」と言われても、企業研究が不足していたら口が上手いだけで、採用側から見れば志望意欲は感じません。
意欲や熱意はどれだけ自分の時間と労力を使って業界・企業研究をしているかで判断しています。
以下の内容を調べておくと、業界や企業への理解がかなり深まります。
業界研究の際に調べるべき内容
- 業界研究
- 業界規模と推移
- 業界の特徴やサービス
- 業界の現状の課題や今後の可能性
企業研究の際に調べるべき内容
- 同業界の中での位置づけ
- 企業理念
- 代表取締役の経歴やメッセージ
- 設立年
- 資本金
- 株式公開
- 事業拠点
- 商品・サービスの現状と今後の方向性
- 商品・サービスの対象者
- 販売方法
- 業績
- 成長性
- 売上高や営業利益の推移
- 商品・サービスの開発力・技術力・品質
- 商品・サービス提供のネットワーク
- 年齢・男女別の人員構成
- 意思決定の仕組み
- 職場の雰囲気
- 社員教育・育成環境
- 昇給・昇進の仕組み
- 平均勤続年数
- 平均年齢
- 職種の種類
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Web説明会の種類や参加方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてください。
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インターンの種類や参加する方法、インターンの選考対策はこちらの記事で詳細に解説しています。
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座談会とは? 質問例50選と本選考への活かし方を企業目線で解説
OB・OG訪問のやり方はこちらの記事で解説しています。豊富な質問例とともに説明しているので、併せて参考にしましょう。
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インターン・早期選考への参加
近年では就活が早期化し、早期選考は増加傾向です。一流企業は優秀な人材を早い時期に囲い込むために早期選考をおこなうことが多く、早期選考で必要な人員を獲得したら募集を締め切ることもあります。
つまり、一流企業への入社を狙うなら、早期選考を受けなければ出遅れるだけでなく、入社できる可能性がなくなってしまうこともあるのです。
早期選考に参加する方法
- インターンに参加する
- 逆求人サイトでスカウトを受ける
- リクルーター面談で高い評価を得る
- 就職エージェントから企業紹介を受ける
- ナビサイトで「早期選考」で絞り込み検索する
リクルーター面談の受け方は以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてください。
リクルーター面談の実態は? おすすめ逆質問30選と必須準備を解説
特にインターンの重要度は増しています。インターンに参加しなければ早期選考に参加できなかったり、インターンの評価が内定に直結することもあるので、インターンはしっかり受けましょう。
さらに、インターンに参加することによって、実際の仕事を体験することができるので理解度が深まり、入社後のビジョンを描きやすくなります。ミスマッチを起こさないためにも、インターンには参加することがおすすめです。
インターンの選考を突破する方法はこちらの記事で解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
インターンシップの面接を突破する3つのカギ|質問と回答例12選
- インターンで早期選考への案内がもらえなかったら就活失敗でしょうか?
早期選考の案内がなくても失敗ではなくさまざまな選択肢がある
インターンで早期選考への案内がもらえなかったらといって就活失敗ではありません。
同一企業でも複数回のインターン募集をおこない再応募が可能なケースがあるので、企業のHPやインターン情報サイトをチェックしましょう。また同一の業界や企業などで、早期選考をおこなうインターンに積極的に応募しましょう。
早期選考のインターンに参加していなくても、本選考に応募できる可能性があります。ハードルは高いかもしれませんが、採用情報を調べてみましょう。
早期選考に参加する方法や早期選考の特徴は、以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
早期選考を実施する業界一覧! 早めに内定を獲得する5つの秘策
説得力のあるES・面接の回答の準備
一流企業に就職したいのであれば、ESや面接の回答を丹念に準備しましょう。ありきたりなアピールになってしまうと、企業側にとってはその人を採用するメリットがわからないため、内定を獲得するのは難しくなってしまいます。
説得力のあるES・面接の特徴
- わかりやすい構成になっている
- 人柄が伝わるエピソードが盛り込まれている
- 入社後に活躍するビジョンが見える
ESや面接では、まずはわかりやすく伝えることが何よりも大切です。どんなに良いアピールをしても、内容が伝わらなければ意味がありません。ポイントは結論から伝えることです。相手が聞きたい結論から伝え、話の方向性を示しましょう。
また、採用担当者はあなたが自社にマッチするかも確認しようとしています。そのため、人柄が伝わるようなアピールができると効果的です。記事の多角的な自己理解のパートで解説した自己分析の内容をエピソードに盛り込み、あなたの人柄を伝えましょう。
さらに、企業が重視する項目として企業で活躍できる人材かということも挙げられます。強みやスキルを活かし、仕事に活かせるかを知ろうとしているのです。そこで、自己PRなどでは自身が活躍できると考える根拠も併せて入社後のビジョンを伝えましょう。
ES・面接では、何に対して情熱を持っているか、そしてその情熱が目指す仕事にどのように反映されそうなのかを明らかにすることが重要です。
情熱は動機付けとなるので、企業文化に対する適合性と自身の献身性を示すことができます。
他者と差別化するためのES対策はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
志望動機
例文12選|受かる志望動機をエントリーシートに書く4つのステップ
自己PR
例文15選|エントリーシートの自己PRで人事を惹き込むコツを解説
差別化できる面接の回答の方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
自己紹介
面接の自己紹介の作り方・伝え方|やってはいけないNG例も紹介
志望動機
面接の志望動機の答え方を10例文で解説! 書類と同じ対策はNG
自己PR
面接官を惹きつける自己PRの答え方|例文12選
キャリアプラン
例文14選|面接で聞かれるキャリアプランを効果的に伝えるコツ4選
最後に一言
面接の「最後に一言」は何が評価される? 好印象を残す8例文も紹介
面接のコツはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にして面接を突破しましょう。
面接のコツ|通過率を飛躍的に上げる初心者必見の対策を解説
高得点が取れる適性試験対策
多くの学生の対策が漏れる傾向にあるのが、WEBテストなどの適性試験の対策です。これらの結果は合格者を判断するというよりも、落とす人を見極めるために使われるケースがほとんどですが、対策なしで解ける問題ではなく、しっかり準備しなければなりません。
多くの企業で導入されている適性検査はSPIです。一般的には6割を獲得できていれば良いとされていますが、一流企業を狙うなら7、8割は確実に点数を取れるようにならなければ合格は難しいケースが多くあります。
高得点を取れる適性試験対策
- 最新の問題集を1冊購入する
- 1周し、間違えた問題や正解だったものの自信がなかった問題に印をつける
- 間違えた問題や自信がない問題を瞬発的に解けるようになるまで繰り返す
適性試験は時間制限も厳しい傾向にあり、ただ問題を解けるようになるだけでなく、時間内に解ききるスピードも鍛える必要があります。
こちらの記事では、高得点を取るための適性試験対策を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
適性試験完全ガイド|試験内容から合格必至の勉強方法まで解説
適性検査の中でも近年導入されているのはWEBテストです。こちらの記事ではWEBテストの対策方法を解説しているので、併せてチェックしましょう。
WEBテスト対策完全版|効率重視で準備する方法を徹底解説
WEBテストや筆記試験は、合否の最終判断ではなく絞り込みに使われるので、相対評価が下位にならなければクリアできます。
対策としては、傾向に合った参考書や問題集を絞り込んで繰り返しやること。多くの教材でやりすぎると効果が下がります。
アドバイザーコメント
樋口 智香子
プロフィールを見る一流企業の入社試験で求められるマナーは他の企業と変わらない
面接でのマナーは、一流企業だからこその特別なマナーがあるわけではありません。
身だしなみ、表情、言葉遣い、立ち居振る舞いといった基本的なマナーを心得ておくことが大切です。
ただし、その水準を高めておくことで自信につながり、それが一流企業への就活に有利になることはあるでしょう。
基本的なマナーの水準を高めるためには、日常生活の中でもマナーを意識した行動を心掛けることです。
日常的な行動からマナーを意識して一流企業の選考に備えよう
具体的には、以下のことを意識してみてください。
・日頃から肌・髪のケアを丁寧にする
・背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せ、胸を開いて歩く
・人の話を聴くときには前傾姿勢を心掛ける
・口角を上げたやわらかい表情で過ごす
・人と話すときには笑顔とアイコンタクトを大切にする
・明るい声で口を大きく動かしてはきはきと話す
・買い物などの際接客してくれた店員さんにお礼を言う
・敬語を使いこなせるよう敬語で話す機会をたくさん持つ
・メールなどの文章を書くときに敬語に迷ったら都度調べる
・文章を書くときに美しい表現方法がないか都度調べる
マナーは、その場しのぎで身に付くものではありません。
一流企業への就職を目指すなら、マナーを意識した行動を日常に取り入れることをおすすめします。
「一流企業」=「自分に合う仕事」とは限らない! 本当に合っているか見極めよう
一流企業に入りたいと考えている人の中には、実際はなんとなくの憧れから志望している人もいるでしょう。そのような人は、会社の実態をしっかり把握せずに入社してしまい、その後ミスマッチを感じ苦しい思いをするリスクがあります。
「一流」というのはあくまで他人が決めている軸で、その定義もあいまいです。入社後に働くのはあなた自身なので、他人から見た会社の印象よりも、自分が納得感を持って働けるかという基準で選ぶことが重要であり、そのような会社であればいきいきと働けるのです。
もちろん憧れやブランド力が仕事のモチベーションになることもあるので、一流企業という基準で会社を選ぶのは一つの手段ですが、その判断のみで選ぶのは少しリスクがあります。
ここからは、一流企業が本当に自分に合っているか確認する方法を解説するので、ここで解説する内容を見て、気になる一流企業にエントリーすべきかしっかり検討しましょう。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る優先したいことやメリット・デメリットから一流企業に入社すべきか考えてみよう
2つの観点から、一流と呼ばれる企業に入社すべきか考えてみましょう。
①仕事で優先したいことを考える
一流企業へ就職すれば、安定した収入が期待でき、ブランド力も魅力になるでしょう。また一流と呼ばれる会社で培った人脈も、仕事をしていくうえで財産になるでしょう。
そういった一流企業に誰もが入社できるわけではないので、一度は入社してみるべきかもしれませんね。
一方、一流企業の多くが終身雇用など長期間の雇用が前提で、多くの仕事を経験していきます。このため、特定の仕事やスキルを短期間で習得したいという人には、一流と呼ばれる企業が向いていない可能性があります。
仕事で叶えたいキャリア目標が実現できないならば、一流企業に入社することがまわり道になってしまうかもしれませんね。仕事で優先したいこととマッチングするか考えてみましょう。
②メリット・デメリットを考える
入社すべきか悩んでいるときは、一流企業に入社するメリット、デメリットを考えてみるのもいいでしょう。
一流企業だからといって必ずしもメリットだけではありません。年収が高くても過酷な労働を強いられる企業もあります。
また地元で仕事がしたいと考えていても、数年に一度転勤がある企業もあるでしょう。一流と呼ばれるから入社するのではなく、仕事の価値観やライフスタイルを含めた一流企業に就職するメリット、デメリットについて、考えてみるといいでしょう。
自分に合った仕事の見つけ方はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
自分に合った仕事を簡単4ステップで発見! 後悔しない方法を解説
①一流企業を志望する理由を深掘りして考える
そもそもなぜ一流企業を志望するのか、深掘りして考えてみると、納得感のある企業選びができます。
たとえば以下のように「なぜ」を繰り返し、一流企業を志望する理由を深掘りしましょう。
一流企業を志望する理由を深掘りする例
一流の大手企業であれば業務範囲が広くさまざまな仕事のチャンスがあるから
→なぜか
→総合的なスキルを身に付け多角的に活躍できる人材になりたいから
→なぜか
→AI(人工知能)化などの時代の変化に順応できるから
⇒一流と呼ばれる大手企業よりもスキルを身に付けやすい、裁量権の大きいベンチャー企業などの方が合っているかも?
繰り返しになりますが、「一流企業」には明確な定義はなく、そのため一流企業を志望する人にも明確な志望理由がないことが多くあります。
一流企業を志望する理由を深掘りしてみると、実は一流企業でなくても自分にマッチする企業はたくさんあるかもしれません。自分の根底にある願望に向き合い、本当に一流企業でなくてはならないのか考えてみましょう。
自分の大切にしている価値観や信条が、一流企業の価値観や企業文化と一致しているかどうか確かめましょう。
企業のビジョンやミッション、コアバリューなどを調査し、それらが自分の考え方や行動と合致するのかを確認してみてください。
②一流企業が就活の軸とのミスマッチを起こさないか考える
就活の軸とは
企業や業界を選ぶ際に重視する価値観や条件
たとえ一流企業に入社できたとしても、その会社が自分の価値観にミスマッチな経営をしていたり、自分が求める条件を備えていなければ、入社後不満を感じ、最悪の場合早期離職につながってしまうかもしれません。
たとえば高収入を求める人は、たとえ福利厚生が整っていて休暇も取りやすい一流企業に入っていても、給与が低ければ不満を抱くと考えられます。
気になる一流企業がある場合は、その企業が自分の価値観や求める条件にマッチするか考えてみましょう。
とはいえさまざまな条件をすべて兼ねそろえる企業はほとんどないので、記事で解説した優先すべき条件をスコア形式にして考える方法を参考に、スコアが高い企業を選ぶことをおすすめします。
就活の軸の見つけ方や例はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
就活の軸一覧90選! 納得できる企業選びの基準の見つけ方も解説
③OB・OG訪問や就活口コミサイトなどで一流企業の内情を調べる
華やかな印象から一流企業に憧れる人は多いかもしれませんが、仕事内容は細かい作業の繰り返しであったり、人間関係に問題があったりなど、実態はイメージと異なるケースもあります。
特に一流と言われる大手企業は、一つの大きな仕事を多くの人数で細分化して対応する傾向にあり、その分自分の担当の仕事に対してはつまらないと感じる人もいます。
入社後に実態を知って後悔しないためにも、企業の内情までしっかり把握する必要があります。
一流企業の内情を知る方法
- サークルやゼミ、アルバイトなどの先輩を伝い、その会社に就職した社員から話を聞く
- 就活口コミサイトで企業を検索する
- 企業や業界名などでSNSで検索する
ただし、上記の方法で仕入れた情報は、あくまで企業の一つの側面です。たとえば先輩はネガティブに思っていることも、実際に働いてみると自分ではポジティブに捉えられる可能性もあるので、一意見として参考にしましょう。
④一流企業のメリット・デメリットを比較する
一流企業には良い印象を抱く人が多いかもしれませんが、デメリットも存在します。一流企業のメリット・デメリットは以下の通りです。
一流企業のメリット
- 高い収入が得られる傾向にある
- 福利厚生が良い傾向にある
- 教育制度が充実している
- 転職の際に有利に働くことがある
一流企業のデメリット
- やりたい仕事ができない可能性がある
- 社員数が多く人間関係に苦労することがある
- 規模の大きさから個人の意見が採用されにくい
- 転勤が多い傾向にある
一流企業というと、「一流ホテル」「一流レストラン」のように、すべてが一流なのかと考えるかもしれませんが、人によっては不満を抱くこともあります。
上記のメリット・デメリットを見比べて、自分の価値観にマッチするか考えてみてくださいね。
一流企業のメリットは、比較的規模が大きな仕事に携わることができ、研修制度が充実して年収が高いことでしょう。
デメリットは、やりたい仕事ができない可能性があり、年功序列型の企業では、実績が評価されにくいケースもあることです。
勤務地にこだわるべきか悩んでいる人は、こちらのQ&Aでキャリアアドバイザーが悩みに回答しているのでぜひ参考にしてください。
転勤が多い仕事に就きたい、もしくは避けたい人は、こちらのQ&Aで転勤が多い仕事をキャリアアドバイザーが回答しています。
一流企業は数多く存在する! 自分に合っているか見極めてエントリーしよう
一流企業といってもその定義はあいまいであり、さまざまな軸から判断すると多くの企業が存在します。だからこそ自分に合っているかはしっかり見極めてエントリーすることが大切です。
また、一流企業にいるからといってそこで働く人が一流とは限りません。つまり、どこで働くかということ以上に、その会社で何ができるか、何をしてきたのかが重要なのです。
一流企業以外にもあなたがいきいきと働ける企業はあるので、ぜひ視野を広げて、真に自分に合った会社にエントリーしましょう。
アドバイザーコメント
渡部 俊和
プロフィールを見る一流企業では時代に合わせてグレードアップすることが求められる
「一流」を考えるうえで忘れてほしくない観点があります。それは「これまでの一流」と「これからの一流」は違うかもしれないということ。もう一つは一人ひとりにとっての一流の定義も異なるはずだということです。
今は人類史上かつてないほど変化が激しく速い時代です。一流企業には有能な人材も資本も環境も揃っているかもしれませんが、それらの企業もまた過去の成功体験にとらわれない対応を求められています。
その中で今ある「一流」のポジションは、先輩社員が努力して創り上げてきたものなので、これから入る人に企業が求めるものは、そこにぶら下がりたい人ではなくその優位性を活かしてさらにアップグレードさせることのできる人でしょう。
自分なりの「一流を作れる」人材が一流企業に入社できる
この記事のテーマの「一流企業に入りたい」という動機をもう一度考えてみてください。
私は「一流企業に入りたい」と強く思う人ほど一流企業に入れない可能性が高いと考えています。
今ある環境、年収、優位性に魅力を感じる人ほど、それに「ぶら下がりたい」という動機が隠れている可能性があるからです。
次の時代の「一流」は企業規模や業界シェアではないかもしれません。皆さんなりの「一流」をつくれる人材として採用試験に臨んでください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
4名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表
Toshikazu Watanabe〇会社員時代は人事部。独立後は大学で就職支援を実施する他、企業アドバイザーも経験。採用・媒体・応募者の全ての立場で就職に携わり、3万人以上のコンサルティングの実績
プロフィール詳細キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士
Hiroshi Takimoto〇年間約2000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は40000件超。25年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう
プロフィール詳細マナー講師/アカデミー・なないろスタイル代表
Chikako Higuchi〇元資生堂ビューティーコンサルタント。現在は全国の企業・自治体でマナーとコミュニケーションの研修を実施。月間約1000人の新入社員に、社会人に必要なビジネスマナーを伝授
プロフィール詳細