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大切にしている価値観「人とのつながり」を伝えるにはどうするべきですか?
転職活動の面接で、大切にしている価値観について聞かれるのですが、「人とのつながり」をどのように伝えれば、より深く理解してもらえるでしょうか?
単に「人を大切にしています」と言うだけでなく、仕事においてどのように「人とのつながり」を重視し、活かしてきたのか具体的に説明したいと考えています。
たとえば、チームで仕事をする際に、メンバー一人ひとりの意見に耳を傾け、それぞれの強みを活かせるように仕事を頼んだり不満を聞いたりしたことで、信頼関係を築き、より良い成果を出すことを目指した経験があります。
また顧客対応においても、相手を大切に思う気持ちから、礼儀作法はしっかり守ったことはもちろん、お困りのことがあれば頼まれていなくてもうかがって対応したなどがあります。
大きな成果を出すには、ともにする仲間を大切にしなければ何も進まないと思うので、どんな人であっても誰一人取りこぼさない意識でやってきました。
これらの経験を踏まえ、「人とのつながり」という私の価値観を効果的に伝えるためには、どうすれば良いでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「人とのつながり」を具体化しよう! キャッチフレーズも効果的
「人とのつながり」という価値観のなかで、自身が特に何を大切にしているのか、たとえばどんな人とも信頼関係を築ける、誰一人取りこぼさない、相手の期待をうわまわる対応ができる、多様性を尊重するなど、を具体的に言語化することが重要です。
可能であれば、それを表すキャッチフレーズを考えてみるのも一つの手です。
たとえば「誰一人取りこぼさないことが、私が普段から大事にしていることです」と冒頭で述べるなどの方法があります。
モチベーションの源泉やカルチャーマッチを知ろうとされている意識を持とう
エピソードとしては、「頼まれなくても相手のために行動する(プラスアルファの行動)」「大きな成果を出すためには多様なメンバーの協力が不可欠だと信じている」など、自身の価値観を体現した具体的な経験を話すと良いでしょう。
企業が価値観を聞く意図は、その人のモチベーションの源泉が何か、それが自社の仕事内容や文化と合致し満たされるかどうかを見きわめるためだと理解しておきましょう。
背景となるエピソードを交えて話そう
「人とのつながりを大切にしています」と伝えるだけでは、ありきたりな印象になってしまいます。
なぜ、あなたがそう思うようになったのか、その背景となる具体的なエピソードを交えて話すと、説得力が増します。
たとえば、「困難な状況で人に助けてもらった経験」や、逆に「誰かを助けることで自分も成長できた経験」などを語るのが良いでしょう。
人は一人では生きていけず、お互いに支え合うことで成り立っている、という実感のこもった話が求められます。
自分なりの言葉で価値観を伝えられれば深みが出る
意見が対立したとしても、最終的に決まったことには協力して取り組むという姿勢も、人とのつながりを大切にする心から生まれます。
「人は人の間で生きていく「人間」だからこそ、つながりを大切にしている」というような、自分なりの言葉で価値観を語ることで、あなたの人物像に深みを持たせることができます。
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