Q

その他
回答しない

就活が不安で寝れないときはどうすれば良いですか?

最近、就職活動のことで頭がいっぱいで、夜なかなか寝付けません。エントリーした企業の結果が気になったり、これから応募する企業のことを考えたりすると、あれこれ悩んでしまい、布団に入ってもずっと考えてしまいます。こんな風に考えるのは自分だけでしょうか?

周りの友達はもう内定をもらっている人もいて、焦りも感じています。

このまま眠れない状態が続くと、体調も悪くなりそうで不安です。就活の不安で眠れないとき、どのように乗り越えれば良いのでしょうか? 何か良い対処法や考え方があれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

プロフィールを見る

就活で寝れないときは身体と思考のケアを第一に考えよう

就活中は、さまざまなことが気になり、寝付けない日々もあることと思います。これは、多くの就活生の方が経験すること。ですが、面接当日に体調を崩してしまっては、元も子もありません。

日頃から、睡眠の質を意識して就寝しましょう。アプローチの方法としては、フィジカルとメンタルの両側面からの対処法が考えられます。

まず、フィジカルですが、次のような方法が有効です。

・3食しっかりと栄養価の高い食事を摂る
・入浴はシャワーだけで済ませず湯船に浸かる
・就寝前は携帯電話の画面を見ない

上記の理由としては、栄養バランスはフィジカルのみならず、メンタルへの影響も大きいとされているからです。そのため、手軽なインスタント食品に頼ることなく、新鮮な食材から栄養素を得ることが必要です。

次いで、入浴についてですが、湯船に浸かることにより副交感神経が優位となりリラックス効果を得られます。特に、入眠1〜2時間前が有効です。

携帯電話については、ブルーライトが交感神経を刺激することにより意識が覚醒してしまうので、入眠妨害となってしまいます。また、検索により不安を感じる危険性もあります。

寝室に携帯電話は持ち込まない。もしくは、寝具からは手に届かない場所に置き、目覚ましは専用の物を使用するといった工夫をしましょう。

不安に振り回されないためのメンタル的な眠対策を取り入れよう

メンタルに関しては、次のような考え方を意識してみてください。

・他者と比べない
・就寝前にメモを書き出す
・やるべきことはやったと思えるところまで準備する

まず、一番大切なのは、人と比べないということです。なぜなら、他者と比較をしたところで、何のメリットもないからです。

就活に受かる必要があるのは、紛れもなくあなたであり、他人ではありません。周りの人が落ちようと受かろうと、あなたには関係のないことです。

自分自身のやるべきことへ最大限に集中することで、他人が気にならなくなります。

また、あれこれ考え事をしてしまう時には、就寝前にノートと筆記用具を使い、モヤモヤを書き出すのも有効です。

内容は、明日の予定でもよいですし、不安な気持ちを吐き出してもOKです。このときに大切になるには、携帯電話のメモ欄ではなく、筆記用具を使用するという点です。

思考が整理整頓され、スッキリすることで、良質な睡眠への導線として効果を期待できるためおすすめです。

最後に、「これでもか!」と思えるほど全力で準備を進めてみることも書き添えておきます。これを実践することで、精神的に落ち着きを得られます。

不安は、「何かやり残した感がある」「まだ十分ではない」と潜在意識が感じている時に起きやすい傾向にあります。

そのため、どこをどう掘り起こしても、これ以上やれることはないといったところまで、徹底的に事前準備をおこなうことで、メンタルの安定をはかれます。

ぜひ、前述の方法を実践し良質な睡眠を得て、心身とも万全な状態で面接に臨んでください。

国家資格キャリアコンサルタント/国家検定2級キャリアコンサルティング技能士

平野 裕一

プロフィールを見る

就活の不安で眠れないときは切り離すと見える化が効果的

就職活動中の不安で眠れないのは、決してあなただけではありません。眠れない夜を乗り越えるカギは、就活と自分を切り離す時間と、不安を見える化することです。

不眠の原因は、将来への不確実性、周囲との比較、情報過多などが複雑に絡み合って起こるものです。そのまま放置すると、心身に悪影響を及ぼし、就活のパフォーマンスを下げてしまいます。

だからこそ、意識的に距離を置く工夫と、不安を整理し対処する行動が重要なのです。

小さな行動と習慣の工夫で心も体もリセットしよう

まずは、就活と自分を切り離す時間を作ることです。寝る前2時間はスマホやPCを控え、寝室には就活関連のものを持ち込まないようにしましょう。

次に、不安は頭のなかで抱えず、紙に書き出し不安リストで整理し、TODOリストに落とし込むことで、行動に移せる不安とそうでないものを見極めましょう。

また、毎晩決まった時間に就寝し、ストレッチや温かい飲み物など、入眠儀式を習慣にすることで体が自然と眠るモードに入ります。

焦りを感じたら、周囲と比べるのではなく「昨日の自分より今日の自分が前進できたか」という視点を持ち、小さな成功体験を積み重ねましょう。

睡眠は、就職活動における最高の準備です。不安と上手に付き合うスキルを身につければ、心も体も整い、自信を持って就活に臨めます。

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”“改善点”が明確になります。

もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
・まだ面接を受けたことがない人
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア