Q
バイト経験なしだと就活では不利でしょうか?
バイト経験なしの大学3年生です。バイト経験がないことが、就活で不利にならないか不安です。
先輩にお聞きしたところ、「働ける人なのかを見るのだから、アルバイト経験がないと就活はきつい」と言われました。たしかにとても納得できるため、不安に思います。
私はオーケストラサークルに所属し、ヴァイオリンを担当しており、小さい頃からヴァイオリンの習い事も続けております。先生の楽団にも参加させていただいており、プロの方たちとステージに乗ったりするなど、こちらの活動に注力しております。
学業とヴァイオリンは疎かにしたくないという気持ちがあり、また両親からも「バイトはしなくて良い」と言われていたため、今までバイトには挑戦したことがありませんでした。
しかし、「バイトをしたことがない」と伝えると、就活では不利になってしまうのでしょうか。嘘でもしたことがあると言ったほうが良いのでしょうか。ご助言をお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベストアンサー
アルバイトの経験がなくて不利になることはない
バイトの経験がないと就職に不利になると先輩に言われて不安なのですね。
安心してください。
人手不足かつ即戦力として求人募集をしている企業ならともかく、新人研修をおこなっている企業であれば、アルバイトの経験がないという理由だけで不採用になるという話を私は聞いたことがありません。
ただ、もしアルバイト経験が有利になるとすれば、アルバイト先が新卒社員としての応募企業となる場合は、そこでの働きが評価されていたのであれば、採用に有利になる可能性はあります。
あなたの場合、アルバイトの経験がなくても、オーケストラに所属し、ヴァイオリン演奏を通じて他の演奏者との人間関係における調和や演奏スキルを磨いてきた経験などを、就活先でどのように活かしていきたいと思っているか? という、これからのあなたの熱意をしっかりと伝えることができると良いでしょう。
すでに色のついた水(アルバイト先での教えなど)を含んでいるスポンジではなく、まだ何も吸収していないスポンジの方が、より多くの水を吸収できるように、採用側としては、アルバイト先で余計な知識を得ているより、入社する企業の経営理念や先輩の教えを純粋に吸収して欲しいものです。
真っ白なキャンバスに就活する企業でどうしたいのか、入社してからでもいいので思い描くことができれば大丈夫ですから、アルバイト経験がないことで悲観的にならず、先輩から聞いた話は、ひとつ参考意見として受け止め、これまでのあなたが積み重ねてきた学び・経験、そして強みに自信を持って就活を進めてください。
ヴァイオリンを通して培った経験がアピールになる
安心してください、バイト経験がないことは不利にはなりません。
確かに先輩の言う通り「働ける人なのか見る」ための就活選考ですが、バイト経験があるかどうかで判断するわけではありません。就活生に仕事で必要な「能力」と「人柄」があるかどうかを見るのです。
今企業で最も求められる能力といえば「コミュニケーション能力」と言われています。そのほか企業ごとで求める人材像というものがあります。「恐れずチャレンジする精神を持っている」「社会に貢献することに喜びを感じる」「物事の本質を見抜く力がある」など様々です。
質問者さんのように音楽関係に関わっていた人は、目標に向かって粘り強く努力する気質があったり、作品を作り上げるためスタッフや他の出演者の方々とのコミュニケーションを取ることもたくさんありますから、コミュニケーション能力に長けていることがよくあります。時には、指導者からの厳しい指導に食らいついていく精神的な強さも見受けられます。
特に質問者さんのケースでは、プロの方々との演奏もしているということなので、大人とのコミュニケーションに慣れているのではないでしょうか。
また、チームで何かを成し遂げるということの難しさややりがいも伝えることができると思います。
就活でアピールできるとても素敵な経験をされていると思うので、自信を持って就活に臨んでください、応援しています!
嘘はつかず、オーケストラサークルでの活動を伝えよう
学業とオーケストラサークルに所属し、ヴァイオリン担当して打ち込んできたのですから、アルバイト経験がなくても就活で不利になることはありません。
特にオーケストラはチームワークが重要であり、素晴らしい音楽を奏でるためにチームワークを大切にしながら演奏してきた経験は、採用担当者が興味を示すアピール材料になります。
アルバイト経験を問われて「バイトをしたことがない」と一言で終わらせず、「学業とオーケストラサークルの活動に集中したため、アルバイト経験はありません」と回答してください。
そしてオーケストラ活動について問われたら、楽団を纏めるためにおこなったことやチームワークの重要性など、仕事で生かせる経験を伝えてください。
嘘でもアルバイトをしたことがあると回答すべきではありません。どうしても気になるならば、現在大学3年生ですので、冬休みに短期間のアルバイト経験をされるといいでしょう。
小さい頃からヴァイオリンを習っており、先生の楽団にも参加しプロの方たちと演奏をするくらいの能力がありますので、採用担当者はプロとして音楽を続ける道もあるのではと考えるかもしれません。
そういった考えを払拭するためには、今後就きたい仕事への熱意や意欲をしっかり伝える必要があります。
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