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面接で明らかに話しすぎました。その場合でも受かるのでしょうか?
就活の面接で緊張してしまい、その反動かつい話しすぎてしまいました。
もともと話好きで、自己PRや志望動機などでいつの間にか細かいところや思い入れが強い内容についてべらべらと話しすぎてしまい、一度の質問に体感では10分くらいは語っていたと思います。面接官の方にうんざりされていないか不安です。
面接時間が限られているなかで、このように話しすぎることはやはり不利になるのでしょうか?
面接で自分の熱意を伝えたいという気持ちはあるのですが、どのように話せば簡潔に伝えられるのかわかりません。面接で話すべき内容や時間の目安、話し方のコツなど、何かアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接での話しすぎは低評価の可能性も! 簡潔な説明力を磨くべし
体感とはいえ、1つの質問に10分間話し続けるのは、「論理的に回答できない応募者だ」と受け取られてしまっている可能性があります。
熱意を効果的に伝えるためには、内容、時間、話し方の3つの要素を意識することが重要です。
まず内容ですが、具体的なエピソードを交え、なぜその企業なのか、自身の経験とどのように結びついているのかを明確に伝えましょう。
企業の理念や事業内容を深く理解し、あなた独自の視点や提案を盛り込むことで、ほかの応募者との差別化を図り「本気で入社したい」という強い思いを示すことができます。
内容・時間・話し方に注意! 熱意はそのままに簡潔に思いを伝えよう
次に、時間については1つの質問に対する回答は約1~2分を目安にしましょう。長すぎる回答は、面接官の時間を奪い、話の要点が伝わりにくくなる可能性があります。
また、回答時間が長いことで、採用担当者は応募者をよく知るための深掘り質問をおこなえません。
事前に話したい内容を整理し、結論を最初に述べて、理由やエピソードを説明し最後に再度結論を述べるPREP法で、簡潔に話す練習を重ねることが大切です。
時間を意識しながら話すことで、論理的な思考力もアピールできます。
最後は話し方についてです。自信を持って、明るくはっきりとした声で話すことで、内容に説得力を持たせましょう。
早口にならないよう注意し、適度な抑揚やジェスチャーを交えることで情熱が伝わりやすくなります。面接官の目をしっかり見て話すこと、そして時折笑顔を見せることも、あなたの真剣さや誠意を伝え、ポジティブな印象につながるはずです。
話しすぎ=不合格というわけではない! 大切なのは内容
面接で自分でも「明らかに話しすぎた」と感じるほど、たくさん話してしまったのですね。そのような場合でも合格する可能性はあるのか、心配な気持ちはよくわかります。
まず、合否の判断は企業側の総合的な評価によるので、たくさん話したからといって必ずしも合格するわけでも、あるいは不合格になるわけでもありません。
重要なのは、話した量ではなく質です。つまり、面接官が聞きたいと思っている情報に対して、的確に、かつわかりやすく答えられたかどうかがポイントになります。
話の脱線はマイナス要素! 質問の範囲での回答を心掛けよう
もし、あなたが話した内容が非常に興味深く、面接官があなたの個性や能力を深く理解するのに役立ったのであれば、多少話が長くなったとしても、それがプラスに評価される可能性も十分にあります。
しかし逆に、質問の意図から逸れていたり同じことを繰り返し話したりしていた場合は、コミュニケーション能力に課題があるという印象を残してしまうかもしれません。
今回の面接の結果については一概にはいえませんが、内容がともなっていれば、話しすぎたことだけが決定的なマイナス要因になるとは言い切れないでしょう。
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