二次面接の通過率を元人事が解説! プロ71人が教える評価の分かれ目

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  • キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者

    Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる

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  • キャリアコンサルタント/性格応用心理士1級

    Minoru Kumamoto〇就職・転職サイト「職りんく」運営者。これまで500名以上のキャリア相談を受けた実績。応募書類や採用面接の対策支援をする他、自己分析の考え方セミナーを実施

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  • キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

    Mihoko Endo〇メガバンクで法人営業や新人研修講師、採用面接に携わる。現在は「その人らしさを引き出すカウンセリング」をモットーに、大学での就活支援、社会人向けキャリア開発研修をおこなう

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  • 国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

    Konomi Tokuda〇新卒で自動車ディーラーとして就職し、BtoCの営業職に5年間従事。人事部へ異動後は10年以上、新卒採用を中心に採用や研修などを担当。400名以上の学生や求職者と面談を実施

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  • 国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

    Hiroshi Sakai〇大手ICT企業で人事部長・人材開発部長として採用・育成・制度・労務を統括。面接は5,000人超。国家資格キャリアコンサルタントとして就労支援・研修講師も担当。

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  • ITストラテジスト/情報処理安全確保支援士

    Takeshi Izawa◯専門学校で10年以上アルゴリズムやJava、Python、人工知能、IoT、情報セキュリティなどのIT分野の教育に従事。現在は研修講師やITコンサルタントを務める

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  • 国家資格キャリアコンサルタント

    Masaya Nagamine〇大学卒業後、渡英。帰国後は東証一部上場の人材紹介会社で勤務した後、起業。独自のキャリアプログラム「キャリアツーリズム」を軸に社会人、学生のキャリア支援をおこなっている

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この記事を訪問した理由は?(リンクを押して飛ぶ)

二次面接に挑もうとする際、どのくらいの確率で合格できるのか通過率が気になる人も多いのではないでしょうか。

「二次面接までいけばほぼ内定なのかな」「一次面接と比べると何が違うんだろう」など学生から多くの疑問の声を聞きます。

この記事では、キャリアアドバイザーの田邉さん、隈本さん、遠藤さん、徳田さん、酒井さん、伊沢さん、長嶺さんのアドバイスを交えつつ、二次面接の通過率の予測方法や通過率を上げるためのポイントについて解説します。

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二次面接で見られているポイント

二次面接で、もっとも重視するポイントは?
「二次面接で重視する点」のアンケート結果
(キャリアアドバイザー71人へ調査)

アンケートの結果からは、二次面接では「学生の成長性や適応」力が見られているとわかりました。

二次面接では、いかにポテンシャルを見せるかが重要。この記事では、対策法も解説しているので、併せて確認しましょう。

研修講師・伊沢さんのアドバイス

二次面接は、一緒に働きたい人か、本気で自社で働きたいのかが見られます。

やる気・若さを武器にして、働きたい気持ちをぶつけることが大事です。

長嶺 将也

プロフィール

東証一部上場の人材紹介会社出身・長嶺さんのアドバイス

二次面接は、風土・スキルの親和性を測る傾向にあります。

働き方・一緒に働くメンバーの特徴・仕事内容・社風などの情報は、できる限り一次面接で集めきりましょう。

そのうえで二次面接時のポイントは「企業が求めている仕事内容に対して、自分がどのような働きかけができるか」を伝えることです。

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【企業別】二次面接の通過率

一般的な二次面接の通過率は50%前後と言われていますが、実際の通過率は企業によってさまざまです。

ここからはどのようなケースで通過率が低くなったり、高くなったりするのか解説するので、参考にしてみてください。

大半の企業:50%前後

面接のフェーズごとの通過率

一次面接には、書類選考を通った多くの学生が参加します。二次面接以降の選考を効率的に進めるために、一次である程度の人数を絞ることになります。

そのため、二次面接のほうが受ける学生の母数が減るため、通過率が高くなるのが一般的です。

しかし、二次面接は一次面接の評価基準をクリアした学生たちの中で比べられることになります。難易度が低いわけではないため、油断は禁物です。

徳田 このみ

プロフィール

新卒採用経験のある徳田さんが語る採用の裏側

一次面接では「最低基準を満たす人材」が通過しているため、二次では企業や業務との相性の見極めをするケースが多いです。

大きな差がつきにくいなかで判断するため、結果として合否が半々程度に収まるのではないでしょうか。

面接の通過率を上げるためにどのように対策したら良いのかは、こちらの記事でも解説しています。併せて確認してみてください。

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大量採用/面談色が強い企業:70%前後

一次面接の通過率が低く、候補者が既に厳選されている場合は、二次面接の通過率は高くなる傾向にあります。

また、面接を「面談」と位置づける企業も存在します。この場合、相互理解に重点が置かれるため、落ちる可能性は低くなり、通過率は高くなります。

さらに、人材を欲している企業は、二次面接でも積極的に選考を通過させる傾向にあるため、合格率が高くなると覚えておきましょう。

人事部長経験者・酒井さんが語る採用の裏側

大量採用や面談色が強い企業では、二次面接は見極めよりも意向確認や相互理解の意味合いが強いです。

一次面接を通過した時点で大きな懸念が少ないため、通過率は70%前後に収まりやすいです。

大手企業/選考回数の少ない企業:30%前後

大手企業や人気のある企業などでは、応募する学生が多く一次面接では絞りきれないこともあるため、二次面接での通過率が低くなる傾向にあります

また、二次面接を最終面接と位置づけている場合も、面接官が企業のトップや役員クラスがおこなうことになり、採用の最終判断をします。

一次面接で絞り込んだ学生の中からさらに内定者に絞り込むことになるため、通過率が低くなるケースもあるのです。

上原 正光

プロフィール

人事部経験者・酒井さんが語る採用の裏側

二次面接では「組織風土への適応性」や「周囲と円滑に協働できるか」が問われます。

理系学生の場合は、研究内容の専門性に加え、手法の選択理由や課題解決の論理的プロセス、さらには専門外の相手にも納得感を与える対話力が評価の対象です。

組織の一員として実務を遂行できるか」を慎重に見極められる場となります。

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プロからのエール! 二次面接に臨むあなたへ

二次面接の通過率が気になり、受かるかどうか不安を感じている人も多いでしょう。将来を決めるイベントだからこそ、不安になるのは当然のことです。

そこで、数多くの学生を内定へと導いてきた就活のプロに、二次面接に臨む皆さんへのエールをもらいました。

緊張を和らげ、前向きな気持ちで面接に挑むために、ぜひチェックしてみてください

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社会保険労務士/ファイナンシャル・プランニング1級技能士

柴田 充輝

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二次面接を前に期待と不安が入り混じるのは当然ですが、一次通過はあなたの実力が評価された確かな結果であるため、自信を持ちましょう。

通過率という数字はあくまで傾向にすぎず、大切なのは「一次で伝えきれなかった自分を、より深く届ける」という姿勢です。

回答を振り返って論理性と誠実さを見せる

二次では役職者が登壇し緊張感が増しますが、基本は変わりません。相手の質問に真摯に耳を傾け、丁寧な対話を心掛けましょう。

また、一次での発言を深掘りされることも多いため、自身の回答を振り返り、論理的な裏付けを整理しておくことが重要です。

等身大のあなたを誠実に伝えれば、道は必ず開けます。

二次面接の通過率を予測する方法

二次面接を受ける前に、応募企業ではどれほどの通過率なのか、ある程度把握しておきたいと考える人も多いのではないでしょうか。

ここからは、二次面接の通過率を「採用倍率」「採用フロー」の2つの面から予測する方法を解説します。二次面接を受ける前にチェックしましょう。

ただし、通過率は企業や状況によって異なるため、参考程度に留めておきましょう。

採用倍率から予測する

採用倍率から、面接の難易度を予測できます。応募者÷採用人数で算出される採用倍率は、内定が出た人の倍率を指すため、二次面接の倍率とは異なります。

しかし、採用面接の倍率が高いということは、一次面接や二次面接でかなりの人数が絞り込まれていると予想できます

採用倍率から予測する際の例

A社 応募者200人÷採用人数50人=採用倍率4倍
B社 応募者200人÷採用人数10人=採用倍率20倍
→より多くの人数を絞らなくてはならないため、B社のほうが通過率が低くなる。

採用倍率は、書籍「就職四季報」に記載されているほか、就活の口コミサイトなどにも記載されていることがあります。

39点以下は要注意!
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こんな人に「面接力診断」はおすすめ
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採用フローから予測する

面接回数別の二次面接の通過率の傾向

二次面接が一次面接と最終面接の間にあるパターンや、最終面接と位置づけているパターン、二次面接のあとにも複数面接があるパターンと企業によって採用フローはさまざまです。

基本的には、面接回数が多くなればなるほど、二次面接自体の通過率は高くなります。1回の二次面接で絞り込む人数の割合が小さくなるためです。

しかし、二次面接を一次面接と同様に人数の絞り込みを目的としておこなう場合は、面接回数が多いからといって通過率が高くなるとは限りません。

採用倍率はどれくらいが平均ですか? 特に専門的な知識やスキルもないので、あまり倍率が高いところを受けても無駄でしょうか?

キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者

田邉 健

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採用倍率の平均は企業規模によって異なる

大企業は知名度が高く、応募する学生数が多いため採用倍率が高い傾向にあります。また、企業の規模が小さくなるにつれてエントリー者数が少なくなるため採用倍率が低くなります。

採用倍率が高い企業だから、専門的なスキルや成果が求められているとは限りません。あなたの強みが活かせる企業であれば、採用されるチャンスは十分ありますよ。倍率は気にせずにエントリーをしましょう。

面接官の反応で期待できる? 二次面接の合格フラグ

二次面接終了後、結果の連絡があるまで合格できたのかどうか不安な気持ちになりますよね。

ここからは、面接官の行動で合格フラグとされているものを解説するので、面接中の面接官の反応と照らし合わせてみましょう。

ただし合格フラグがあったからといって油断せずに、二次面接を振り返り次の面接に活かすことを考えましょう。

面接官からの評価が点数でわかる! 本番に備えて面接力を測定しよう!

自分が面接官の目にどう映っているか、きちんと把握できていますか?

面接力診断」では、あなたが面接本番でどれほどの力を発揮できるかを100点満点で測ります。

39点以下だと実力を発揮できていない可能性が高いです。診断結果から改善策を提案するので、本番に向けて対策しましょう。

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メモ多く取っている

二次面接は現場の責任者や管理職が面接を担当している事が多いため、面接終了後に人事部の採用担当者に高評価であった学生について情報共有している可能性が高いです。

そのため、学生の特徴を適切に伝えるためのメモを取っている場合や、メモの情報を踏まえて次の面接で質問しようと考えている場合があります。

一方で、どの学生に関してもしっかりメモを取ったうえで、合否を判断するケースもあります。メモを多く取っていれば合格できるとは限らないため、油断しないよう注意してください。

質問数が多い

メモの量と同様に質問数が多い場合も、興味を持っているサインと言えます。

面接官は学生に良い印象を抱くと、「もっと深く知りたい」と考えてさまざまな角度から、学生の価値観や能力を知るために質問します

二次面接は企業と学生の相性をすり合わせる場のため、深く知ることで入社後のイメージを膨らませ、どのような部署で働くことが適性にあっているかなど考えている可能性もあります。

一方で、二次面接を受けるすべての学生について、より深く知ったうえで合否を判断するケースもあるため、質問数が多いからといって必ずしも合格になるとは限りません。

人材育成経験もある田邉さんからアドバイス

面接官からの質問が多い場合でも、「なぜ挑戦したのか」や「意識したことは何か」など経験についての深掘りではない質問が多いときは合格フラグにはなりません。誤って判断しないように注意しましょう。

次の選考のアドバイスがある

面接中に「次は〇〇の質問があるので準備してきてください」や「他の自己PRも用意しておいてください」のような次の面接に対する具体的なアドバイスをされた場合は、次の選考に進める可能性が高いです。

しかし、企業によっては学生にフィードバックすることをマニュアル化していることもあり、必ずしも合格しているとは限らないため、注意が必要です。

次の選考のアドバイスをもらった際は、前向きに受け止め改善すべき点は素直に聞き入れて、次の面接に活かすようにしましょう

500名以上を支援する隈本さんからアドバイス

次の選考へのアドバイスをする場合、少なくとも悪い印象は持っておらず、純粋に次の面接までにしっかりと準備をして臨んでほしいという意図と、面接官側がまだしっかりと掘り下げられていない点について、次の面接で一貫性も含めてしっかりと確認したいなどの意図があります。

採用を前提とした質問や入社後のアドバイスがある

入社後の働き方やアドバイスに関する質問は、面接官があなたとの就業を前向きに検討しているサインです。

こうした問いは、入社後のイメージや企業研究の深さを確認する意図もあり、回答次第では評価を下げる恐れもあります

「採用を前提とした質問」と油断せず、最後まで入念な準備と丁寧な回答を心がけることが、二次面接を突破し内定を勝ち取るための鍵となります。

面接の「合格フラグ」や「不合格サイン」が気になる人はこちらをタップ

面接の手応えや合否のサインについては、以下の記事で詳しく解説しています。

■最終面接の合格フラグ
最終面接の合格フラグ17選|落ちたかもと思ったときの対処法も解説

■面接のお祈りフラグ
面接のお祈りフラグとは? 形勢を一気に逆転させる秘策も解説

■面接の合格フラグ
面接合格フラグを見逃さない! 内定が近づくサインの見極め方を解説

面接の不安を解消! 本番前に面接力を測って弱点を発見しよう

不安を抱えたまま面接本番に臨むと、面接官に好印象を残せず、内定が遠のいてしまう可能性があります。

そんなときこそ「面接力診断」を受けましょう。

簡単な質問に答えるだけで自分の弱点がわかり、改善方法も提案してもらえます。ぜひ活用して面接を突破してください。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
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  • 過去の面接で力を発揮しきれなかった人

二次面接の通過率は油断禁物! 落ちる5つの理由

二次面接の通過率は50%前後が一般的で、一次面接より高い傾向にあります。しかし半数の人は落ちることになるため、油断は禁物です。

二次面接の落ちる理由を把握して、通過するための対策をしましょう。

①意欲が見えない

入社意欲が見えない人の特徴

  • どこの企業でも使えそうな志望動機
  • 企業研究が不十分
  • キャリアプランが明確でない
  • 声が小さい
  • 姿勢が悪い

入社意欲が低い学生は、内定を出しても内定辞退されてしまう可能性もあり、企業にとっては避けたい事態です

二次面接は次が最終面接というケースが多くあり、最終面接に向けて入社意欲の強い学生を通過させたいという狙いもあります。

遠藤 美穂子

プロフィール

大学での支援もする遠藤さんからアドバイス

意欲が見えない学生は、志望動機が一般論だったり評論家風だったりして、入社後をイメージしていない印象があります。

とりあえず受けてみたという感じが伝わってくる学生と、熱意のある学生とがいたら、どちらを採用したくなるかは明らかですね。

②一貫性がない

面接ごとにある程度の引き継ぎがおこなわれているため、面接官が違うからといって矛盾した回答をしてしまうと、いずれの内容も説得力がなくなってしまいます。

二次面接の対策をする際は、ES、履歴書、一次面接の内容との整合性があるか確認するようにしてください

人材育成経験もある田邉さんからアドバイス

一貫性がない学生は、面接官から「安心して仕事が任せられない」と思われてしまいます。自分の強みや経験が明確でなければ、仕事で活用することができません。

必ず一貫性があるかどうかはセルフチェックしましょう。

③企業とのマッチ度が低い

企業は内定を出す学生に、長く働いて企業に貢献してほしいと考えています。

企業とのマッチ度が低い学生を選んでしまうと、入社後に認識の違いで早期離職につながる可能性もあり、通過させない傾向があります。

企業がどのような人を求めているのかをよく確認し、自分と照らし合わせてアピール内容を考えましょう

企業とのマッチ度を上げるためには何をしたら良いですか?

キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

遠藤 美穂子

プロフィールを見る

説明会やインターン、OB・OG訪問などで万全な企業研究をしよう

企業研究をしっかりおこないましょう。そのために、説明会やインターンシップに参加する、OB・OG訪問をおこなう、ホームページを読み込むといった基本の対策が大切です。

企業はさまざまな部署があり、さまざまな人で成り立っているので、必ずしも求める人物像通りのアピールポイントがなくても問題ないですが、「社風があっているか」「就きたい職種の仕事に前向きに取り組めそうか」ということをよく考えてみてください。

④深掘り質問に対応できていない

二次面接では一次面接よりも「どうして、どうやって、どのように」などと掘り下げられた質問が多くなります。

深掘り質問に対応できない学生は、自己分析や企業分析が不十分だと判断されてしまいます。踏み込んだ質問に回答できないため「熱意が足りない」「第一志望ではないのかな」など全体を通して、志望度が低い印象になってしまいます。

自分の軸を明確にし、どのような角度から深掘りした質問をされても対応できるように準備しましょう

⑤マイナス要素はないが物足りない

二次面接は、一次面接を通過した「良い人の中から特に企業にとってほしい人を選ぶ」選考です。

よって、マイナス要素がない良い人であっても、「物足りない」「決めきれない」となって落ちてしまう可能性があります。

ネガティブな印象を与えないよう注意しつつ、あなたならではの経験や、企業とマッチしている部分などのプラス要素をアピールできるようにしましょう

500名以上を支援する隈本さんからアドバイス

志望動機や入社後の配属希望先、携わりたい業務、そこで活かせるスキルなど、一次面接よりも深掘りされる質問に対して、一貫性がなかったり具体性に欠けていたりする応答があれば、準備不足と判断されて物足りなさを抱きやすくなります。

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二次面接の通過率を上げる4つの事前準備

二次面接を通過するためには、一次面接よりもさらに踏み込んだ対策をする必要があります。

しかし深掘りした質問が多くされると言っても、どのような対策をしたら良いか悩んでしまう人も多いですよね。

このような二次面接ならではの疑問を解決し、二次面接の通過率を上げるための事前準備を4つ解説します。

面接の準備は網羅的に幅広くおこなうことが大切です。面接の準備ついてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、あわせて確認してください。

①一次面接を振り返る

まずは、一次面接にどう回答したのかを、思い返して対策しましょう。よりわかりやすく正確に、具体性を上げるイメージで準備をしてください

前述したとおり、回答に一貫性をもたせることが説得力につながるため、必ず提出したESや履歴書、一次面接の内容を振り返りましょう。

一次面接と二次面接では、企業内で情報が引き継がれることがほとんどです。矛盾が生じないような回答を作ることがカギになります。

②企業・業界研究を再度おこなう

二次面接を突破するには、改めての企業・業界研究が不可欠です。トレンドや最新ニュースを把握し、自分の言葉で意見を語れる準備をしましょう

特に「なぜ他社ではなく自社なのか」という問いには、HPの情報だけでなく、社員訪問などの実体験(具体的なエピソード)を交えることが大切です。

自分だけの根拠を持つことで、熱意がより説得力を持って伝わり、差別化につながります。

各業界の志望動機の書き方や業界研究についてはこちらをタップ

③自己分析を再度おこなう

企業・業界研究同様に、すでに自己分析に取り組んだことのある人も多いと思いますが、二次面接の前にも改めて自己分析をおこないましょう。

志望動機や自己PRなどすべての自分の用意している回答に対して「なぜ」「どうして」「どのように」と深掘りしていきましょう。

面接で面接官に深掘りされることをあらかじめ自分でおこなっておけば、本番でもスムーズに回答することができます

④入社後のイメージを膨らませる

二次面接は企業とのマッチ度が重要なため、自分自身をよく見せようとアピールするだけでは、不十分です。入社後のイメージを膨らませ、企業でどのように活躍したいかを考えましょう。

キャリアプランを訊ねられた際に、「企業に貢献できる社員になりたい」「仕事を通して成長したい」など、抽象的な内容では、印象に残りづらく説得力もありません

「自分が入社したら何を活かして何ができるのか」や「自分の価値観と企業の価値観をどのようにリンクさせたのか」といったところまで伝えられるよう、入社後のイメージを膨らませましょう。

イメージを膨らませる際に、入社後にやりたいことも考えてみましょう。こちらの記事も参考にしてみてください。

面接の不安を解消! 本番前に面接力を測って弱点を発見しよう

不安を抱えたまま面接本番に臨むと、面接官に好印象を残せず、内定が遠のいてしまう可能性があります。

そんなときこそ「面接力診断」を受けましょう。

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回答例付き! 二次面接の通過率を上げる4つの回答ポイント

二次面接は「企業と学生とのマッチ度」や「企業で活躍してくれそうな学生か」を重点的に見ています。

二次面接でよく聞かれる質問と、通過率を上げるためのポイントを解説し、例文も紹介するのでぜひ参考にしてください。

①志望動機は熱意をアピール

志望動機は「どうしてもその企業が良い」という熱意が伝わるかが重要です。回答を練り直してより具体的で熱意の伝わる内容にしましょう

例文

志望動機の回答例

私は、「おいしい幸せをすべての人に」という企業理念に惹かれ、御社を志望しています。

ゼミの研究で、高齢社会におけるビジネスを研究した際に、御社は食のバリアフリー化を目指し、高齢者や介護が必要な方でも、いつまでも美味しく楽しく食事ができるような商品を開発されていると知りました。

介護食に限らず、おいしくて温かみのある食事は、生活の活力となり生活の質を向上させるものだと考えています。御社に入社後は、営業として多くの人に食を通して豊かな生活を提供できるよう、市場の拡大に努めたいと考えています。

想定される深掘り質問

  • なぜ企業理念に惹かれたのか詳しく教えてください。
  • 入社後にすぐに介護食にかかわれるとは限りませんが、問題ありませんか?
  • すぐに希望の仕事につけなかった場合、どのようなモチベーションで働くことができますか?
  • 競合他社と比べて弊社が優れている部分はどこだと思いますか?

②入社後のプランは具体的に伝える

自身の経験に紐づけた具体的な将来像を整理しつつ、企業の求める人材像や事業の方向性と自身のプランにズレのない回答か確認しましょう

例文

入社後のプランの回答例

まずは国内の支店で、商品の特徴や魅力を深く理解したうえで、顧客のニーズやトレンドを丁寧に汲み取る販売スキルを身につけたいと考えています。また、顧客に寄り添い満足度の高いコミュニケーションを取りつつも、個人販売成績で1位を取ることも目指しています。

その後は大学で東南アジアの経済について学んだ経験を活かし、東南アジアの支店に異動して、10年後には店長を目指したいと考えています。御社の商品の魅力をさらに広げるのはもちろんのこと、後輩育成にも力を入れ、店舗を引っ張り企業に貢献する存在になりたいです。

想定される深掘り質問

  • 営業成績1位を取るためにはどうすれば良いと考えていますか?
  • 配属後1年間の目標も教えてください。
  • そのような入社後のプランを考えた理由を教えてください。
  • その他に実現したいことはありますか?

③選考状況は一貫性を持たせる

受けている企業や業界に共通性を持たせた回答を心がけ、そのなかでもその企業への志望度が最も高いことを整合性を持って回答しましょう。

例文

選考状況の例文

私は、自分の知識で顧客の課題を解決したいという思いから、金融業界を中心にうけています。

そのうえで選考状況を申し上げますと、すでにA社からは内定をいただいております。B社は3日後に二次面接を控えており、C社とD社は二次面接の結果待ちという状況です。

現在受けている企業の中でも、御社は海外に複数の拠点を抱え、グローバル事業にも力を入れている点に大変魅力を感じています。私は学生時代海外留学を経験しており、さまざまな国の顧客の課題を解決したいと考えているため、御社が第一志望です。

想定される深掘り質問

  • 企業選びの軸を教えてください。
  • 他に迷っている企業はありますか?
  • 他社の志望度の高さをそれぞれ説明してください。
  • 海外で活躍したいなら他の業界でも当てはまりますが、なぜ金融業界なのですか?

④逆質問は実際に働くことをイメージした内容にする

二次面接の逆質問では、一次面接時よりも一歩踏み込んだ、具体的な働く姿をイメージした質問を投げかけましょう。

現場についての質問

実際に働く現場の責任者や管理職が担当面接官になることが多く、企業の現場をよく知っている社員だからこそ聞いてみたい内容を質問しましょう。

自分なりに企業や仕事について調べたうえで踏み込んだ質問をすると、業務内容をより詳しく理解することができます。

現場についての質問例

  • 御社の〇〇職は他部門と連携が重要とのことでしたが、具体的にどのように連携しているのか教えていただきたいです。
  • 正確で迅速な対応が求められるとのことでしたが、働くうえで気をつけていることは何ですか?
  • 現場で活躍している社員の方に共通している特徴はありますか?

面接官についての質問

二次面接は現場を率いる立場であることが多いため、面接官自身の考えや価値観について質問するのもおすすめです。

面接官についての質問例

  • 〇〇様のこれまで経験された部署について教えていただけますか?
  • 〇〇様が、部下に求めることを教えてください。
  • 〇〇様が、業務に携わる中でやりがいに感じたことや困難に感じたことをお聞きしたいです。

入社意欲をアピールする質問

二次面接は一次面接よりも企業に対する志望度の高さも見られています。

事前に企業についてよく調べて、そのうえでの疑問点を質問することにより「よく調べているな」「企業に興味を持っているな」と熱意が伝わりやすいです

入社意欲をアピールする質問例

  • 御社は柔軟性のある学生を求める人材に挙げていましたが、どのような場面で発揮されるのでしょうか?
  • 一日でも早くチームに貢献できる存在になりたいと考えています。御社の内定をいただけましたら、入社までに学んでおいたほうが良いことや、やっておくべき経験などあれば教えていただきたいです。
  • 御社の挑戦できる風土を魅力に感じてぜひ入社したいと考えています。〇〇様からみた御社で働く魅力は何でしょうか?

【就活QA集】二次面接の疑問を一挙解消!

二次面接の通過率を左右するのは、事前の対策です。準備を進めるほど不安が湧いてくるのは、それだけ真剣に向き合えている証拠だといえます。

そこで、キャリアアドバイザーが実際の悩みに回答する就活QAで、細かな疑問を解消しておきましょう。

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熱意をアピールして二次面接の通過率を上げよう

二次面接の通過率は一次面接より高い傾向にありますが、油断は禁物です。

また、一次面接は社会人としての基礎が備わっているのかが評価のポイントでしたが、二次面接では企業とのマッチ度が評価のポイントとなります。このように目的や評価のポイントが異なるため、同じ対策では二次面接を通過することは難しいです。

二次面接に向けた対策をしっかりおこない、熱意をアピールして次の選考につなげましょう。

一次面接との一貫性を武器にしよう

キャリアコンサルタント/性格応用心理士1級

隈本 稔

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二次面接に臨む際は、まず一次面接の回答内容をしっかり振り返りましょう。面接官が変わっても回答の詳細は共有されているため、一貫性を保つことが不可欠です。

当日はマッチ度を測るために志望理由が深掘りされるため、再度の企業・業界研究を通じて「なぜこの会社でなければならないのか」を一次面接以上に明確にする必要があります。

「この会社でなければいけない理由」を明確に伝える準備が大切

また、自身の具体的なキャリアビジョンを提示し、入社後の活躍を面接官にイメージさせることも重要です。

二次面接は企業側が選考する場であると同時に、自分も「入社に値する企業か」を見極める場だと捉え、対等な姿勢で準備を整えて挑みましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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