Q

その他
回答しない

面接の練習はどれくらいの時間をかけるべきでしょうか?

来週、初めての面接を控えています。自己PRや志望動機は一通り考えたのですが、実際に声に出して練習してみると、うまく言葉が出てこなかったり、緊張して詰まってしまったりすることがわかりました。

本番にぶっつけで臨むのは不安ですが、どの程度まで練習すればいいのか、時間の目安が分からず悩んでいます。

効果的な面接練習をするには、どのくらいの時間をかけ、どんな方法を取るのが良いのでしょうか?

家族や友人に見てもらうべきか、一人で繰り返すだけでも十分なのかなど、効率的な練習方法を知りたいです。また、本番で緊張しないためのコツもあれば、ぜひ教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

プロフィールを見る

面接の練習は時間よりも質! 本番に近い形でおこなおう

面接対策においては、練習時間の長さよりも、本番に近いシチュエーションで再現することのほうが、より高い効果を得られると私は考えています。

もちろん、ぶっつけ本番は避けるべきですが、どの程度まで準備すべきかという点については、練習の質によって大きく左右されます。

もし本番の試験形式や環境が事前にわかっているのであれば、可能な限りそれを忠実に再現する形で練習することをおすすめします。

たとえば、試験時間や会場の雰囲気、面接官と受験者の人数比、さらには座席の位置関係など、細部に至るまで再現して臨むことで、当日の緊張を大きく軽減することができます。

過去の情報を参考にして本番想定の練習をしよう

シミュレーションの方法としては、仮想でも構いませんが、できるだけ実際の環境を意識した形式でおこなうことが重要です。

特に私自身、高校卒業後の就職希望者を対象とした採用支援に携わっていた際には、先輩たちが残してくれた過去の面接データや体験談が非常に参考になりました。

たとえば、「前年の面接では試験官が何名で、受験者は何名、質問内容や所要時間はどの程度だったか」といった情報が詳細に記録されている場合があります。

このような情報がある場合は、家族や学校の先生、あるいは知人に協力を仰ぎ、できる限り本番を想定した練習をおこなうことが、最も効果的な対策になると感じています。

国家資格キャリアコンサルタント

小寺 一綺

プロフィールを見る

面接練習は20時間以上! すらすらと話せるようになろう

面接に自信がない場合は、20時間以上の練習を目指しましょう。特に自己紹介やガクチカ、長所短所については、スムーズに話せるくらいに暗記している状態を目指すことが重要です。

文字では整理できたはずなのに、実際に声に出すとなかなかうまく話せないと感じることはよくあると思うので、しっかりと声に出して練習しましょう。

一問一答では不十分! 量をこなして一貫性を身に付けよう

面接本番は、定期試験や部活の大会と同様に緊張などの環境によって影響を受けることがあります。そのため、面接初心者には「これでもか!」というくらいに対策することをおすすめします。

気付かず面接が苦手な人がやっているあるあるの一つは、一問一答形式での対策です。一問一答形式はシンプルでわかりやすく、どんな質問があるかを知識としてインプットするのに役立ちます。

しかし、選考が進むにつれて、一問一答では準備しきれない質問に直面することが増え、一貫性のある回答が求められます。

練習では、まず効率ではなく量を追求しましょう。たとえば、面接で話す可能性が高い内容を暗記レベルまで持っていくことで、面接を繰り返すうちに改良しながらストレスなく説明できるようになります。

また、友人や社会人などさまざまな人に面接練習をお願いすることで、フィードバックをもらいながら効果的に準備を進めることが可能です。本番で緊張しないためにも、しっかりと練習量を蓄えて自信をつけましょう。

以下の記事では面接対策の基礎を解説しています。これから面接対策を始める人で「何から始めたら良いかわからない」と悩む人は、参考にしながら対策に取り組んで、面接の臨みましょう。

関連記事

面接対策の基本を就活のプロが徹底解説! 質問実例集やマナーなど

就職活動において避けては通れない面接。この記事では面接で採用担当者を惹き付ける方法をキャリアコンサルタントとともに解説します。採用側の視点を捉えた対策をマスターして、あらゆる面接で高評価を目指しましょう。

記事を読む

面接対策の基本を就活のプロが徹底解説! 質問実例集やマナーなど

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”“改善点”が明確になります。

もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
・まだ面接を受けたことがない人
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア