この記事のまとめ
- 面接の重要ポイントをキャリアコンサルタント33人にアンケート!
- 面接では相手の質問の意図を正しく理解することを意識しよう
- 9つの頻出質問への事前の対策で面接で高評価を狙おう
- 面接力診断ツール
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面接はどんな企業に応募したとしてもほぼ必ずおこなわれる選考の一つです。そのため、この先就職活動を控えている人の多くは、面接の具体的な対策法について気になっているのではないでしょうか。
面接対策と一口に言っても、注意すべきポイントはたくさんあるため、自分がこれから臨む面接の特徴や目的を理解したうえで具体的な対策をおこなうことが重要です。
この記事では、多くの学生をサポートしている経験豊富なキャリアコンサルタントたちとともに、面接対策のポイントを総合的に解説していきます。具体的にどんな対策をすべきかわからない、面接が不安だと感じる人は参考にして、スムーズに面接対策を進めてくださいね。
面接対策は「面接官が何を知りたいか」を汲み取ることが重要
面接とは、応募者となるあなた自身に合った企業かどうかを判断するためのものであると同時に、企業にとってもより良い人材を見つけるための手段となります。だからこそ、面接では自分をアピールすることだけでなく、企業側の知りたいことを汲み取って話すことがポイントなのです。
そこでこの記事ではまず、企業側が面接をおこなう3つの目的について解説していきます。どんな面接であれ、まずは対策の前に目的をしっかり理解しておきましょう。
次に、それぞれの面接の段階や形式ごとの特徴や注意すべきポイントについて解説します。キャリアコンサルタントの声をまとめたアンケート結果やアドバイスも参考にして、面接で求められていることについて考えてみてください。
最後は、面接対策を進めるうえで完璧にマスターしておきたい頻出質問について解説します。回答例やキャリアコンサルタントのアドバイスを参考にして、高評価で面接突破を目指しましょう。
そもそも面接をやる意味とは? 面接をおこなう企業の3つの目的
面接をおこなう企業の3つの目的
- 自社とのマッチ度を把握するため
- 応募者の基礎能力を測るため
- 応募者の人柄を知るため
就活を始めたての場合、企業に応募したからとりあえず質問に対する答えを用意する、といった表面的な面接対策を進めてしまう人も多いでしょう。
しかし、本来の目的をきちんと理解しないまま面接に臨んでしまえば、面接官の質問の意図がわからなかったり「これで大丈夫なのか」といった不安によって余計に緊張してしまうといったリスクにつながります。
ここからは、面接における企業の3つの目的について解説するため、参考にして「何のために面接対策が必要なのか」を改めて理解しておきましょう。
面接は、企業と応募者の両者がマッチ度を確認するために設けられる場です。
また、企業が応募者を見るのと同様に、応募者はこの会社で働けそうかどうかを面接で判断する必要があります。自分が企業を評価する場でもあるということを理解して対策しましょう。
①自社とのマッチ度を判断するため
就活において応募者である皆さんは、当然自分にとってベストな就職先を見つけたいと考えているでしょう。
それと同じで企業側も、自社にとって最良の人材を見つけたいという希望があるため、面接やそのほかの選考では、応募者がどの程度自社とマッチしているかを判断しようとしています。
しかし、企業が自社とのマッチ度を判断するうえで基準にする視点は、企業によって異なります。たとえば人柄を重視する企業もいれば、応募者の能力を最重要視するところもあるということです。
面接は、その企業と自分のマッチ度を測るものであるということを理解したうえで、企業がどんな基準で応募者との相性を見定めているのかまで考えることが求められます。
②応募者の基礎能力を測るため
そもそも就職活動というのは、選考に合格することが目的ではなく、企業で働くためにおこなうものです。そのため、面接では仕事をするうえでの基礎的な能力があるかどうかを就職先にアピールすることも重要となります。
基礎的な能力というのはたとえば、コミュニケーション能力や論理的思考力、協調性などです。企業は、集団面接や個人面接などのあらゆる面接形式や質問を駆使して、応募者が既存社員と円滑に仕事を進められる人材なのかを判断します。
そのため、面接対策ではただ想定される質問の答えを考えるのではなく、仕事上での上司や同僚との会話だったらどう話すべきか、といった視点を意識することが重要なのです。
緊張をしてしまうと意外とできていないことが多いのが「質問された内容に対して適切な回答ができているか」という点です。応募者の基礎的な受け答えの様子は、職務においても円滑なコミュニケーションが取れるかを判断する材料となります。
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③応募者の人柄を知るため
企業に応募する際に、その企業や業界について知ろうとすることと同じように、企業も採用の判断材料の一つとして応募者の人柄や人間性を知ろうとしています。
どんなに高い能力やポテンシャルが備わっていても、入社後にほかの社員と良好な関係が築けなければ、その人の能力が発揮されることは少なくなってしまうでしょう。社内の人間関係や雰囲気とのミスマッチによって社員の結束が弱まることで、企業全体の不利益にもつながってしまいます。
だからこそ、企業は面接のなかで応募者がどんな人なのかを見極め、自社の社員として一緒に働きたいと思えるかどうかを判断するのです。
面接では、ただ企業を褒めたり自分の良さだけを推し出すのではなく、いかに素直に自分の人間性を伝えることができるかも求められているといえるでしょう。
フェーズごとに詳細を把握しよう! 各面接の傾向や注意点
各面接の傾向や注意点
- 一次面接:最低限のマナーや基礎能力を見られている
- 二次~三次面接:一次面接より細かい価値観や人間性を見られている
- 最終面接:採用の決め手となるアピールが求められる
面接と一口に言っても、採用までには多くの選考フェーズがあり、それぞれの面接の特徴は異なります。そのため、それらの違いを理解したうえで各フェーズに応じた対策をすることが大切です。
ここからは、面接という大きな括りを一次面接・二次~三次面接・最終面接の3つに分け、それぞれの選考フェーズごとの特徴や注意点について解説します。
これから面接を控えている人は、企業側の目的を理解するだけではなく、それぞれの選考で重要視されているポイントを押さえて面接対策に取り組みましょう。
一次面接:最低限のマナーや基礎能力を見られている
面接形式 | オンライン面接や集団面接 |
面接官 | 人事や現場の若手社員が多い |
重視されるポイント | 最低限のマナーや基礎能力 |
応募する企業によって選考の回数は違いますが、正社員の場合、ほとんどの企業で面接がおこなわれるため、就活において一次面接の対策は必須です。
特に一次面接は、応募後に初めて企業側の人間と話すタイミングでもあるため、そこで企業に対する自分の印象がある程度決まります。だからこそ、一次面接ではマナーや身だしなみ、基礎能力といった社会人としての最低限のスキルを示せるかがポイントです。
また、一次面接では入社後に自分の上司や先輩になる可能性がある人が面接官を務める場合が多いため、現場で共に働く相手としてふさわしい人間性かどうかなども合否の判断基準の一つとなります。
一次面接で落ちてしまう人の共通点としては、自己分析が不十分なことが挙げられます。自身の長所や短所を把握できていない人というのは一次面接ではよくいるのです。
例を挙げると、自分の強みを述べる際に「コミュニケーション能力がある」とだけ述べて、具体的なエピソードや実体験が伝えられず、面接官に納得感を与える応答ができない人が多い印象ですね。
一次面接の対策についてより詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてみてください。多くの学生を合格に導いてきたキャリアコンサルタントが、一次面接を突破する極意を解説しています。
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二次~三次面接:一次面接より細かい価値観や人間性を見られている
面接形式 | オンライン面接や個人面接 |
面接官 | 現場の責任者や中間管理職が多い |
重視されるポイント | 一次面接での回答の深掘りや価値観 |
先ほども解説しましたが、一次面接は最低限のマナーや第一印象が重視され、応募者と初めて話す場となるため、質問は形式的な内容となるケースが多いです。
対して二次面接や三次面接では、さらに応募者の価値観や人柄を探るために、前の面接でおこなった形式的な質問の答えをさらに深掘りするような質問が多くなる傾向があります。
たとえば、志望動機の一つとして「マーケティングに興味があり御社のシステムに魅力を感じた」と答えた場合、「ほかの企業のマーケティングノウハウではなく、なぜ弊社のシステムに魅力を感じたのか」といった深掘り質問をされる可能性があるのです。
ほかにも、志望動機から派生して「なぜこの業界なのか」「なぜこの職種なのか」といった、より細かく応募者の意図や考え方を引き出す質問も増えるでしょう。
そのため中盤の面接では、形式的な質問に対する自分の回答を改めて振り返り、あらゆる角度からの深掘り質問を想定した対策が必要となります。
二次面接で通過できなかった場合でも、一次面接は通過できているわけなので、概ね問題を抱えているわけではないと思います。
ただ、そこからさらに通過できる人の方が適性があり、より企業の理念や考え方とマッチしていたのでしょう。企業理解やそのことに関するアピールが少し足りなかったのかもしれませんね。
二次面接について徹底的に対策したい人は以下の記事がおすすめです。経験豊富なキャリアコンサルタントのアドバイスをぜひ参考にしてみてください。
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最終面接:採用の決め手となるアピールが求められる
面接形式 | 個人面接が多い |
面接官 | 役員や社長が多い |
重視されるポイント | 採用の決め手となる要素 |
最終面接まで進めたということは、いわばこれまでの面接官である社員に「一緒に働くうえで問題ない」と判断されたということなので、採用はほぼ決まっているだろうと考える人も多いでしょう。
しかし、これまでの選考を突破できたからと最終面接で油断してしまうのは危険です。最終面接では、これまでの面接での回答内容にプラスαできる「採用の決め手」となる要素が重要視されています。
たとえば、最終面接まで進んだ2人の応募者がいたとします。どちらの人も社会人としての常識やマナー、人間性をクリアしているもののどちらか一人しか採用できない場合、企業はより自社とのマッチ度が伝わった方を採用したいと考えるでしょう。
だからこそ、最終面接ではこれまでの面接でアピールしてきた自分の能力や人間性が、いかに応募先の企業とマッチしているかを明確にすることが求められます。
- 最終面接で高評価につながりやすい強みやエピソードにはどんなものがありますか?
どんなエピソードが評価されやすいかは企業によって異なる
企業が求める人物像は企業によって異なるため、「高評価につながりやすい強みはこれです。」と言い切れるものは存在しません。
しかし、考え方によってはこれまでの面接で話した強みやエピソードで最終面接まで来たわけですから、最終面接だからといって取ってつけたような強みやエピソードを話す必要はないでしょう。伝える相手が変わるだけのことです。
最終面接は、これまでの面接内容やマッチ度などの最終確認の場です。面接官も役員や社長といった経営に携わる人が出てくるため、それまでの面接で話した強みなどをもう一度役員や社長に対して丁寧に伝えましょう。
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就活のプロ33人に聞いた! 面接で最も重要なポイントとは?
上のグラフは、PORTキャリアで就活ノウハウを解説しているキャリアコンサルタント33人に、一次面接・二次~三次面接・最終面接の3つのフェーズで重要なポイントについてアンケートを取った結果です。
企業が初めて応募者本人と話す機会となる一次面接では、身だしなみや姿勢といった第一印象が最も重要なポイントのようです。対して、より応募者について知る必要がある二次面接や三次面接では、相手にしっかり伝えられるかどうか、といった受け答えの部分が最も重要という回答結果となりました。
そして最終面接においては、採用するかしないかが決まる大切な選考フェーズだからこそ、自分と応募先企業とのマッチ度をいかに示せるかがポイントであることがわかります。身だしなみなどの見た目の要素は序盤の面接でクリアできている前提として、ほかの項目よりは重視されていないようです。
このように、それぞれの面接が選考全体においてどのような役割や目的を持っているかによって重視すべきポイントは変化していきます。そのため、面接対策は自分が臨む面接の特徴をしっかり把握してから始めることが大切なのです。
面接中は視覚的な印象も大切! 面接形式ごとに気を付けたいマナー
面接形式ごとに気を付けたいマナー
- オンライン面接:目線の位置やしぐさ
- 集団面接:自分の答える順番以外のときの態度
- 対面面接:表情や身だしなみ
面接はどんな形式のものであれ、企業に自分自身が見られることになるため、視覚的な印象が合否に影響する可能性もあります。
面接の内容だけに気を取られて自分が面接官からどう見られているかを意識できなければ、第一印象への評価が下がり、回答の内容でも説得力を損なうことにつながりかねません。
そこでここからは、オンライン面接・集団面接・対面面接の3つの面接形式での視覚的な注意点やマナーについて解説します。質問への回答内容以外でも高評価を目指したい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 面接の形式によって通過率や難易度は変わりますか?
面接の通過率や難易度は何が重視されるかで変化する
面接試験の形式によって通過率や難易度が変わる理由はさまざまです。たとえば、オンライン面接では技術的な問題や通信トラブルが発生する可能性があり、それが面接の進行や印象に影響を与えることがあります。
集団面接では競争相手と比較されるため、個々の候補者の優位性がより鮮明に求められます。一方、対面面接では対人コミュニケーションや身だしなみが直接的に評価されるため、その要素が合否に影響を与えるでしょう。
したがって、各形式には異なる評価基準や課題が存在し、それが通過率や難易度の違いに反映されます。
オンライン面接:目線の位置やしぐさ
オンライン面接は、わざわざ企業に出向く必要がないため学生にとっても手軽に受けることができる面接です。
しかし面接官と直接会うわけではないからこそ、相手からの見え方が自分ではイメージしづらく、相手にも自分の様子が伝わりづらいため、目線やしぐさなどに注意する必要があります。
パソコン(PC)を使用するオンライン面接の場合、話すときはPCのカメラに目線をときどき合わせながら話すことがポイントです。カメラ目線を意識することで、面接官にとってはあなたが目を合わせているように見えるため、顔の表情や印象が伝わりやすくなります。
また、オンライン面接は上半身だけしか見えないことが多く、画面越しのため表情やしぐさが伝わりづらい傾向にあります。そのため、対面で人と話すときよりもはきはきした口調で話したり、身振り手振りや相づちも大きめにすることを意識しましょう。
オンライン面接でのより詳しい対策法が気になる人は以下の記事を参考にしてみてください。Web面接の極意を徹底解説しています。
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集団面接:自分の答える順番以外のときの態度
自分以外にも応募者がいる状況でおこなう集団面接では、ほかの応募者との印象の違いが目立ってしまうため、あらゆる面接形式の中でも特に自分が相手にどう見えているかを意識する必要があります。
集団面接では、会場に着いた時点から緊張感を持ち、控え室でスマートフォンは極力見ないようにする方が良いでしょう。面接が始まったら、自分がきちんと答えられるかだけを気にするのではなく、ほかの応募者の回答にも耳を傾ける意識を持つことも忘れないでください。
面接が始まる前や自分が答える順番ではないときなどは特に気が緩んでしまいやすいため、そういったときでもマナーを守り、周囲を意識した振る舞いをすることが大切です。
集団面接ではほかの応募者と比較しやすい状況のため、会話のキャッチボールがスムーズにできるか、ほかの応募者の話を聞く姿勢やマナー、場の空気を読めるかなどを見られます。悪目立ちしないよう練習しておきましょう。
集団面接についてしっかり対策しておきたい人は以下の記事を参考にしてみてください。面接対策のプロであるキャリアコンサルタントが、集団面接で人事を惹き付ける方法を解説しています。
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対面面接:表情や身だしなみ
対面面接は面接官と1対1になる場合や、複数の面接官と自分といったシチュエーションなど、さまざまな状況が考えられます。しかしどんな状況でも、対面面接では視覚的な情報がそのまま応募者の印象に直結するため、表情や身だしなみ、姿勢などに注意しましょう。
表情においては、口角に少し力を入れるようにして常に笑顔を意識することがポイントです。スーツにしわがないか、顔の表情がよく見える髪型かどうかなど身だしなみについても面接直前にチェックしておくと良いでしょう。
ほかにも事前に面接の流れを練習し、お辞儀をするときや着席中の姿勢などについてもマスターしておくことで、面接全体を通しての印象をアップさせることができます。
面接の流れや入室のマナーについてもっと詳しく知りたいという人は以下の動画がおすすめです。面接の流れやマナー、身振り手振りのコツなどが動画で手軽にチェックできます。
選考では面接がスタートする前からビジネスマナーが見られています。面接前のマナーの基本となるコートの正しい畳み方は以下の動画でチェックしておきましょう。
面接ではただきれいな姿勢で話すだけではなく、身振り手振りを加えることで印象が良くなります。以下では身振り手振りを上手に活用して自己PRを伝えるポイントを実演しているため、ぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では面接の入退室について詳しくまとめています。併せて参考にしてみてください。
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元採用担当者が解説! 面接で失敗してしまう人の特徴
面接のフェーズごとの特徴について理解できたとしても、面接でどんな失敗が起きやすいのかがイメージできないままでは、面接で気を付けるポイントを見落としてしまいかねません。
そこでここからは、人事部門で採用や社員のキャリア形成に携わった経験のあるキャリアコンサルタントの野村さんに、面接で失敗してしまう人の特徴について解説してもらいます。
面接でもったいないミスをしてしまわないためにも、野村さんの解説を面接対策にしっかり活かしてくださいね。
アドバイザーコメント
野村 芳克
プロフィールを見る面接で失敗する人は「互いを知る」作業と「伝える力」が足りていない
私のキャリアコンサルタントとしての支援実績から、面接で失敗する人には以下の2つの特徴があります。
①事前の自己分析や企業分析ができていない
自己分析が不十分だと、自身の長所や短所、経験、目標を明確に把握できていない印象を与えてしまいます。自己分析を徹底し、強みや弱みを具体的に把握し、それを的確に伝える練習が必要です。
また、企業研究不足も問題です。応募企業のビジョンや社風を理解し、自分の志望動機や適性と連携させた明確な理解が重要です。
②コミュニケーション能力が低い
面接者への質問に適切な表現や伝え方ができないと、自己PRが弱くなってしまうため、模擬面接やロールプレイを通じてコミュニケーションスキルを鍛えましょう。
また企業の求めるコミュニケーションができない場合、面接全体で質問力や応答力が不足している印象を与え、マイナスの評価につながりかねません。
これらの要素をきちんと踏まえたうえで、面接官のコメントや質問に熱心に聞き、逆質問も投げかけられると良いでしょう。
面接は双方向のコミュニケーションであり、面接官への逆質問は自己PRや興味を示す良い機会です。企業のビジョンや将来展望に関する質問、業界トレンドに対する興味を示してみましょう。
面接の答えを考えた後、具体的にどのような練習をすれば良いのかわからないという人は、以下の記事もおすすめです。キャリアコンサルタントが合格率をアップさせる面接練習について解説しています。
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面接の練習は目的意識をしっかり持つことが大切です。この記事では基本的な面接練習方法だけでなく、状況別の練習方法についてもキャリアコンサルタントが解説します。自分に合う練習方法を見極めて、本番の面接を突破しましょう。
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こちらのQ&Aでは面接練習をしないで合格できるのか、キャリアコンサルタントが回答しています。
面接対策は何から始める? 質問への答えを考える前にやるべき3つの準備
質問への答えを考える前にやるべき3つの準備
- 自己分析で自分の特性を把握する
- 業界研究で業界とのマッチ度を確認する
- 企業研究で応募先企業にしかない特性や魅力を見つける
実際に面接対策をする時、いきなり面接で想定される質問の答えを考え始める人も多いのではないでしょうか。
しかし、面接では企業の求める情報を見抜き、的確にアピールできなければ高評価にはつなげられないため、ただ質問に対してなんとなく答えを考えるのではなく、事前の準備で答えとなる要素を集めておくことが重要です。
ここからは、やみくもに回答を考え始める前にやってほしい自己分析・業界分析・企業分析の3つの事前準備のポイントについて解説するため、質問の答えを考え始めて行きづまっている人は、ぜひ参考にしてみてください。
①自己分析で自分の特性を把握する
前述で解説した通り、面接では企業に自分がどういう人間なのかを伝えなければいけないため、自己分析をおこない、相手に伝える前に自分自身への理解を深めておきましょう。
自己分析で自分の特性を見つけるには、マインドマップを作成してみることがおすすめです。
マインドマップでは過去から現在までの自分の人生を振り返り、自分なりに得意だと思ったことや苦手なこと、頑張ったことなどを書き、そうした経験から見えてきた自分の強みや価値観、興味といった特性を言語化していきます。
また、自分の過去を振り返るだけでなく、自分の性格や価値観を踏まえてこの先自分がどうなりたいか、どんな条件を就職先に求めるのか、といったキャリアプランもイメージしてみましょう。
そうすることで、自分の適性や就活の軸がわかるため、面接での自己PRやそのほかの質問の受け答えの中で自分の人柄を明確に伝えることができますよ。
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②業界研究で業界とのマッチ度を確認する
面接は個々の企業と自分がお互いについて知るためのものですが、自分がこれから属することになる業界についても知っておく必要があります。
なぜなら、仮に企業へのアピールがうまくいって入社できたとしても業界の実情が自分のイメージとは違っていれば、仕事自体にストレスを感じたり、モチベーションを維持できないといったリスクにつながるからです。
応募先企業が属する業界について調べ、仕事内容やトレンド、業界全体で求められていることなどを自分なりに考えてみてください。
業界からしっかり理解を深めることで、入社後のミスマッチを防ぐことだけでなく、業界の中のそれぞれの企業がどんな特色を持っているのかも見つけやすくなるでしょう。
- 具体的に何をゴールにどのぐらい業界研究をやれば良いのかわかりません……。
自分の就活の軸とマッチする企業を見つける目的で取り組もう
具体的には仕事に求めることや人生において大事にしている価値観、いわば自分の就活の軸と合致している企業を見つけられるまでをゴールに設定してみても良いかもしれません。
つまり、「逆算」が業界研究をおこなううえで大事になってくるかと思います。
何も考えずにいきなり業界だけ調査していったとしても、自分の中の軸が決まっていないと漠然としたものになり、永遠に業界研究することになってしまいます。
そうするとどの範囲までおこなうべきかもわからないうえに、次第に混乱していってしまう可能性が高いです。そのため、まずは「自分が大事にしたいこと」を明確にすることをおすすめします。
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③企業研究で応募先企業にしかない特性や魅力を見つける
面接でほぼ毎回質問される質問の一つに志望動機が挙げられます。この志望動機では「なぜ他社ではなく弊社を志望するのか」を伝えなければいけないため、企業研究をマスターして応募先企業ならではの特性や魅力を見つけましょう。
企業研究はその企業だけの要素を見つけるためにおこなうので、応募先企業のことだけ調べるのではなく、競合となるほかの企業についても同じだけ調べにいくことがポイントです。
企業について調査するには、企業のホームページ(HP)や就活情報サイト、SNSなどインターネットを活用したり、企業説明会や合同説明会、インターンシップやOB・OG訪問などに参加したりといった方法があります。
企業HPではその企業が押し出したいことが重点的に記載されていたり、説明会などでは企業の強みや魅力を企業がアピールしてくれるため、積極的に活用することで企業研究を効率的に進めることができるでしょう。
企業研究で必須で調べておきたい項目
- 企業の概要
- 事業やサービス、商品の詳細
- ビジネスモデル
- 業績
- ターゲットや取引先
- 福利厚生や制度
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面接対策で準備しておきたい頻出質問9選
面接の答えを考えるために必要な準備が完了したら、面接で聞かれるかもしれない質問をいくつか予想し、回答を事前に考えていきましょう。
しかし、実際の面接では想定した通りの質問ばかりではないでしょう。だからこそ、類似する質問や深掘り質問などにも注意して、それらの質問で採用担当者が何を知りたいのかというポイントを意識して回答を考えることが重要です。
ここからは、回答を用意すべき9つの頻出質問について、企業の意図を捉えた回答例を紹介します。それぞれの質問へのキャリアコンサルタントのアドバイスも参考にして、自分なりの回答を考えてみてくださいね。
①自己紹介をしてください。
自己紹介の例文
〇〇大学△△学部▢▢学科4年の〇〇〇と申します。大学では部員が100名を超える管弦楽団に所属し、大学内外を含む多くのイベントの企画・運営に力を入れて取り組んできました。
このたびは、御社の「挑戦を称える」という理念や1年目から企画会議やコンペにも挑戦できるという点に魅力を感じ、応募させていただきました。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
アドバイザーが解説! 自己紹介のポイント
簡潔にまとめられ伝わりやすい自己紹介ですが、あまり多く語ると何度も同じ内容を伝えることになってしまうため、志望動機はなくても大丈夫です。趣味や特技など、あなたの人柄がわかる内容にすると良いでしょう。
自己紹介の例文をもっと見たい人は以下の記事を参考にしてみてください。今すぐ使えるテンプレ付きで自己紹介のコツを解説しています。
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②あなたの強みを教えてください。
自身の強みを伝える例文
私の強みは俯瞰して物事を見て自ら考えて行動に移せる主体性です。その強みが活かされた場面として、サークルでの集団活動が挙げられます。
私はサークル員が80名以上いるアカペラサークルに所属しており、アカペラバンドとしての個々の活動はもちろん、サークル全体でのイベントの企画などに携わってきました。
私が2年生のときにサークルの新しい試みとして始めたライブイベントでは、これまでの定例会のように準備が進まず、サークル全体のモチベーションも上がらないという状況になってしまったことがありました。
そこで私は、なぜ準備が滞っているのかを確認する必要があると考え、各係や準備を担当している責任者に進捗を聞き、全体の進捗をまとめてサークル全体に共有しました。その結果、これまで定例的なイベントの運営のみで各係の連携もあまり取れていなかった状況が見直され、新しい企画イベントも成功を収めることができました。
このように、自分の属する環境やチームの中で自分にどんなことができるかを俯瞰で考えて行動できる力は、仕事においてもチーム全体のパフォーマンスを高めるときなどで活かせると考えています。
貴社の企画職もチームで案件を担当することが多いと伺ったので、この強みを発揮して、チーム全体の状況から自分ができることを分析して、主体的に行動していきたいです。
アドバイザーが解説! 自己PRの答え方のポイント
この例文は全体の表現が明確で端的であり、企業理念とのつながりも良いですね。
ただ、さらに具体的なエピソードや成果に焦点を当てることで企業理解をもっとアピールできるでしょう。自己理解を強調し、志望企業との関連性を示すことが効果的です。
自己PRの例文をもっと見てみたい人は以下の記事もおすすめです。キャリアコンサルタントの解説も参考にして、魅力的な自己PRを書いてくださいね。
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③あなたの長所と短所を教えてください。
長所と短所を伝える例文
私の長所は相手に共感して寄り添える性格です。
これが長所だと考えた理由は、周囲から頼られることも多く、友人や先輩たちからも相手の気持ちを考えられるから相談しやすいと言われるからです。
もともと私は人とかかわることが好きで、それには人の喜ぶ顔が見たいという感情が原動力になっています。だからこそこの長所は、仕事をするうえで顧客や職場の仲間とより良い関係を構築するためにも活かせると考えています。
対して短所は、自分にとって難しいことでも頼られれば引き受けてしまうという点だと思います。自分が無理をして何かを引き受けることは、結果として不誠実な振る舞いになり、トラブルや信用を失うことにつながってしまうと考えています。
そのため、現在はきちんと自分自身への理解も深めたうえで、自分にできることできないことを明確にし、何でも引き受けるのではなく責任感を持つことを心掛けています。
- 長所と短所は言い方次第で同じものになると思うのですが、上手に伝え分けるポイントはありますか?
「良い側面」を見つけて言い換えられるかが大切
私は「言い換える力」がポイントだと思っています。
たとえば上記の例で言い換えてみれば、長所は「感情移入しやすい」という短所にもできるし、短所の「自分に難しいことでも頼られれば引き受けてしまう」という点は「チャレンジ精神がある」という長所に言い換えることができるでしょう。
長所はそのままで良いですが、短所を伝えるとなると自分の弱い部分をさらけ出さなければいけません。場合によっては相手にマイナスイメージを与える可能性もあります。
そのため、何事もプラスに転換できるように日頃から「良い側面」に目を向けてみましょう。
そうすることで、質問で深掘りされたとしても「その短所によってこんな自分になれた」と述べることができ、自分の印象を一気にポジティブなものへと押し上げられますよ。
短所を上手に長所として言い換えられない人は以下の記事がおすすめです。短所の説明で人事に高評価を得るための言い換えポイントを、キャリアコンサルタントが解説しています。
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④弊社を志望した理由を教えてください。
志望動機の例文
私が御社を志望する理由は、今はまだ未発達な領域に対してなくてはならないサービスを提供するという御社の理念に魅力を感じたからです。
私は、好奇心旺盛な性格でチームで新しいことを成し遂げることにやりがいを感じるタイプであるため、就活でも多くの人のために新しいことに挑戦できることを軸としています。
御社が展開している住宅・金融・就職の3つの事業では、多くの人が意思決定に迷う分野であり、就職や家の購入というのは人生においても経験する機会の少ないイベントだと思います。
説明会に参加した際、そうした未発達な分野にこそ、デジタルマーケティングが必要であるという御社の社長の〇〇さんの言葉にとても感銘を受けました。
御社に入社できた暁には、自分の好奇心旺盛な性格でいろいろな分野にアンテナを張り、中学から大学までの部活動で培ったチームワークで、多くの人の選択の迷いに寄り添える人材を目指したいです。
元採用担当者が解説! 志望動機の注意点
この志望動機は企業の理念や事業展開に対する理解が示され、具体的な経験や特性が結びつけられ納得性が高いです。
改善点としては、より具体的なエピソードや志望の熱意を強く示すと良いでしょう。
また、個人の成長や貢献意欲を強調することも重要です。志望動機には自分の強みや志望企業との相性を明確に示し、独自性を出せるように工夫しましょう。
面接での志望動機の長さをどうすべきか迷っている人もいるのではないでしょうか。以下の記事では、魅力的な志望動機の例文を時間別で解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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⑤就活において大切にしていることは何ですか?
就活において大切にしていることを伝える例文
私が就活において大切にしていることは、アスリートが抱える食事に関する課題を解決できるかどうかです。
私は大学で格闘技に取り組んでおり、アスリートの食事の大切さを身に染みて感じました。減量をする機会が多々あったのですが、減量中は低カロリーかつ少量の食事から高い栄養を摂らなければいけません。
このような過酷な状況でなくても、アスリートは食事に関して悩みを抱えていると思います。アスリートの一人でもある私は、この課題を解決することを使命であると考えているため、就活をする際の軸としています。
アドバイザーが解説! 就活の軸の答え方のポイント
就活の軸というと、何か一つ大きなものを持っていないといけないように感じますが、私は複数あっても良いと思います。
人生に求めるもの、仕事に求めるもの、さまざまなことが要因としてあるはずです。その中から「これだけは譲れない」という一番大事な部分を抽出して伝えられると良いでしょう。
就活の軸の見つけ方がわからないという人は以下の記事を参考にしてみてください。これからの就活を成功に導くための軸の見つけ方をキャリアコンサルタントが解説しています。
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⑥将来のキャリアビジョンはありますか?
将来のキャリアビジョンを伝える例文
私の将来のキャリアビジョンは、5年後に支店の営業部長になっていることです。
入社後は営業職への配属を志望しており、営業を極めたいと考えています。入社直後から毎月目標を達成し、5年後には支店の営業部長としてチームの成績が良くなるようマネジメントしたいです。
- キャリアビジョンってどのぐらい先のことまで考えなければいけないのですか?
短期~中長期にわたるビジョンを持ち定期的に見直すことが大切
一般的に言われるのは、「短期~中長期にわたるビジョンは持っておいた方が良い」ということです。
では、「短期~中長期」とはどれくらいの長さなのかというところですが、短期は1~3年後、中期は3~5年後、長期は5~10年後です。さすがに20年後までいくと想像がつかないと思うので、そこまで考える必要はないでしょう。
また、キャリアビジョンは定期的に見直すことも必要です。なぜなら持っていたビジョンと実際に歩んだ道が異なる場合も多いためです。
以前考えたビジョンが実際にはどうなってきたか、社会情勢の変化なども踏まえて短期~中長期のビジョンを見直してみましょう。
自己分析の中でも将来のキャリアの描き方がわからないという人は、以下の記事をチェックしてみましょう。キャリアの専門家たちが、自分にぴったりのキャリアビジョンを見つけるコツをアドバイスしています。
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自分が描いたキャリアプランを面接で魅力的に伝える方法が知りたい人は、以下の記事がおすすめです。人事に刺さるキャリアプランのアピール方法をキャリアコンサルタントが解説しています。
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⑦学生時代に力を入れたことは何ですか?
学生時代に力を入れていたことを伝える例文
私が学生時代に特に力を入れていたことは、ダンスサークルでの渉外係です。
渉外は外部と内部との橋渡し役であるため、板挟みになることも多く、外部のサークルと合同で企画したダンスイベントではタイムテーブルや選曲などをめぐって意見がぶつかったり、なかなか準備が進まなかったりといった苦労も多かったです。
そんな中でも、私は見に来てくれる人にとって良いイベントにしたいという思いで、試行錯誤をしました。
自分たちのサークルと他大学との要望を根気強くすり合わせたり、関係各所に交渉したりするなど、イベントのクオリティとして納得のいく形に落とし込めるまで行動し、無事合同イベントをやり遂げることができました。
貴社に入社後は今まで以上に積極性を身に付けつつ、渉外係で発揮したストイックさを活かして、顧客や取引先のニーズに応えられるような人材を目指したいと考えています。
元採用担当者が解説! ガクチカの答え方のポイント
ガクチカの経験を語る際は、具体的な取り組みやそこで得た学びにフォーカスすることがポイントです。
成功や失敗に至るストーリーや自己成長、その経験の価値を熱意を持って伝えましょう。さらに、これらの経験が将来の挑戦にどう活かされるかも明確に示せると良いですね。
ガクチカの答え方がわからないという人は以下の記事を参考にしてみてください。就活のプロであるキャリアコンサルタントが、人事に刺さるガクチカのアピール方法を解説しています。
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ガクチカは企業での再現性があるエピソードを伝えることが重要です。ガクチカの作成ステップや高評価を得るポイント、NGパターンをキャリアコンサルタントと解説します。再現性が伝わるガクチカを作成し、内定を掴み取りましょう。
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⑧これまでの人生で大変だったことはなんですか?
これまでの人生で大変だったことを伝える例文
これまでの人生で特に大変だったのはコミュニケーション能力の改善です。
私は高校生のときまで口下手で、思ったことをそのまま口に出してしまうこともたまにありました。中学までは自分の性格までよく知ってくれている付き合いの長い友人がいましたが、高校では知り合いがいなかったので、友達を作ろうと積極的に話しかけました。
しかしフランクに接しようとした結果、自分の悪い部分が出てしまい、なかなかクラスになじめず、精神的にもつらかったです。そうした悩みを中学時代の友人に話したところ、相手に対し誤解を生んでしまうような言い方をしていることがあると指摘され、改善しなければいけないと感じました。
その友人の助言を受け、クッション言葉やPNPのような話し方を意識するようにした結果、以前と比べてコミュニケーションが取りやすくなったと実感でき、クラスメイトとも以前より良好な関係を築けるようになりました。
今では人と話すことが楽しいと思えるまでになり、こうしたつらい経験によって培った苦手を克服するために努力できる力は、御社でもいろいろな困難に立ち向かうときに活きてくると考えています。
- 自分の人間性に関するエピソードが多過ぎて、どれがアピールに有効なのかわかりません……。
自己分析や企業研究を見直して企業の求める人物像を考えよう
就活の中で企業研究をしてきていると思いますが、昨今の企業のHPには、社長の言葉やどのようなことに力を入れているかなどが掲載されています。
社員のブログを掲載しているところもあるため、その辺りをもう一度見直してその会社でどのような人が働いているのか、どのような人物を必要としているか考えてみましょう。
そしてその企業への志望動機などを踏まえ、自分の人間性のどの部分をアピールすれば面接官に響くかを絞り込んでみてください。
一度、紙に書き出して、言語化・見える化して頭の中を整理してみてくださいね。
これまでに挫折した経験や失敗したことを企業に話す際のポイントが知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。挫折経験を魅力的に伝える方法を解説しています。
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例文7選! 挫折経験をESや面接で魅力的にアピールする方法を伝授
面接で聞かれる挫折経験は、ネガティブに思える質問内容です。しかし企業側の意図を理解できればアピールのチャンスにもなります。挫折経験を高評価につなげるための伝え方をOK例文、NG例文を交えてキャリアコンサルタントが解説します。
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⑨何か質問はありますか?
逆質問の例文
御社で勤める社員の方々はどのようなことをやりがいに仕事に取り組んでいますでしょうか?
私は就活する際の軸を「自分がやりがいを感じられる仕事かどうか」としています。そのため、すでに御社に勤めている方々が感じるやりがいと自身が求めるやりがいがマッチすれば、入社後のミスマッチを防げると考えています。
このような理由から、御社の社員の方々が何にやりがいを感じているか質問いたしました。
アドバイザーが解説! 好印象な逆質問の共通点とは
好印象な逆質問としては「やる気・情熱」があることが共通項として挙げられます。
新しい環境に身を置いたときに「どんな自分だったら役に立てるか?」という考え方で逆質問を考えておけば、相手に好印象を残せる可能性は高いでしょう。
効果的な逆質問の例をもっと見たいという人は以下の記事を要チェックです。面接最後の印象をアップさせる逆質問のポイントについて就活のプロが徹底解説しています。
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面接の逆質問50例|熱意を伝えつつ企業とのマッチ度を見極めよう
面接での逆質問72例を紹介。さらに逆質問で意識するべきポイント、NGな質問例などをキャリアコンサルタントとともに解説。「質問は特にありません」から脱却して、逆質問を有意義な機会にしましょう。
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面接は選考フェーズによって面接時間が異なります。以下の記事では1時間面接の対策をまとめているので参考にしてみてください。
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1時間の面接を攻略! 必須の3ステップと企業の意図をプロと解説
1時間という長い面接時間に気が引けている人は多いのではないでしょうか。この記事では長時間の面接でどのように対策をすれば良いのかわからない人に向けて、キャリアコンサルタントとともに1時間の面接対策のコツを解説します。面接を控えている人はぜひ参考にしてください。
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こちらのQ&Aでは面接で質問されないときの合否についてキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。
面接官を惹き付ける! 質問の回答に説得力を出すための4ステップ
質問の回答に説得力を出す4つのステップ
- 質問の根本的な意図を理解する
- 質問に対する結論を明確にする
- 結論の根拠となる要素も交えて述べる
- 自分の能力や強みが入社後も発揮できることをアピールする
面接は事前にしっかり準備しておくことはもちろん大切ですが、面接当日の伝え方が不十分では、面接官にとって魅力的な答えにはなりません。
きちんと伝え方の手順まで押さえて面接対策をすることで、説得力のある回答で面接官を惹き付けることができます。
ここからは、質問に対する答えに説得力を出すための伝え方の手順について解説します。自分の考えた答えをどう説明すれば良いのかわからない人は参考にして、面接で自分の主張を魅力的に伝えられるようになりましょう。
面接の中でも志望動機や自己PRでもっと説得力が出したいと考えている人は、以下の記事をチェックしてみましょう。就活のプロであるキャリアコンサルタントが志望動機や自己PRで人事を唸らせる秘訣を解説しています。
志望動機について
志望動機の作り方大全|就職支援のプロが好印象を残すコツを解説
自己PRについて
面接官を惹きつける自己PRの答え方|例文12選
ステップ①質問の根本的な意図を理解する
質問に対して反射的に答えを伝えようとするときれいにまとめられず、伝えたいことが見えにくくなってしまいます。そのため、まず質問を聞いたらその質問の根本的な意図を理解してから答えを考えましょう。
質問の答えの中で、自分はどんな要素を述べることを求められているのか、という質問のテーマとなる部分を見極めることがポイントです。
たとえば「あなたの強みは何ですか?」という質問があったとします。この質問の表面的な部分だけを答えるのであれば「私の強みは〇〇です。」とだけ答えれば良いでしょう。
しかし、面接という状況を踏まえてその質問の根本的な意図を考えると、企業は「その強みは今後社会人として発揮できるのか」を知るために質問をしているという意図が見えてきます。
このように、質問をしてくる面接官の意図を見抜くことで、何について述べれば良いのかを判断することができるのです。
ステップ②質問に対する結論を明確にする
質問の意図が汲み取れた後は、相手がその質問で最も求めていること、つまりは結論を最初に明確に伝えましょう。
質問に対して面接官が最も知りたいことを明確にせずに話し始めてしまうと、話が長くなってしまったり、結局のところ何を伝えたいのかがきれいにまとめられないといったことにつながります。
面接官にとっても、自分の欲しい結論に行きつくまでにどのぐらい話が続くのかがわからず、話の大枠もつかみづらいのです。
面接の回答では曖昧な答えを述べるのではなく、企業側の質問の意図を汲み取ったうえで自分の意見や主張をはっきりと示すことを心掛けましょう。
- 質問の根本的な意図がすぐにわからず答えに困ったときはどうすれば良いですか?
意図がわからないときは表面的な対処でその後につなげよう
質問の意図を読み間違うと、相手が求めていない情報を伝えることになってしまうパターンもあるので、意図がわからないときは落ち着いて表面的な回答をしておきましょう。
たとえば、初対面のAさんとBさんがいるとします。AさんはBさんに「コーヒーは好きですか?」と尋ねました。Bさんは「一緒にお茶したいのかな?」と意図を予測し「コーヒーは大好きで、駅前の店によく行くよ。」と答えました。
しかし実は、Aさんはコーヒーが苦手で、苦手なものが同じかどうか知りたかっただけだったのです。面接の場でこのような状況になると余計に焦ってしまうと思うので、まずは表面的な回答でも問題ありません。
もし知りたいことが足りないなら追加で質問されるので、会話のキャッチボールを丁寧にすれば大丈夫ですよ。
面接は企業とのコミュニケーションが大切とはいえ、具体的にイメージできない……という人もいるのではないでしょうか。以下のQ&Aでは面接でのコミュニケーションについて悩む学生に、キャリアコンサルタントがアドバイスしています。
ステップ③結論の根拠となる要素も交えて述べる
面接とは、面接官と応募者がお互いのことをよく知らない状態から双方の理解を深めるためにおこなうものであるため、自分の主張や結論を簡潔に述べるだけではなく具体的な根拠となる要素も示しましょう。
もし自分が企業の採用担当者だったとして、初対面の人に「ここで働きたい」とだけ言われれば「なぜ働きたいのか」という疑問が生まれるはずです。だからこそ面接では、自分の述べる言葉に対していかに具体性や説得力を出せるかがポイントとなります。
たとえば、志望動機に関する質問に対し「接客のスキルを磨きたいから」という結論があったとします。
その結論の終着点から逆算して「なぜそう思ったのか」「接客がしたいと考えたのにはどんな価値観や興味があったからなのか」のように深掘り質問を繰り返すことで、結論に至った経緯となる理由やエピソードが見つかります。
そうして見つけたエピソードの中でも、自分の行動や考え、得られた学びなどを重点的に述べることで、結論の根拠を自分にしか語れない説得力のある内容にできるでしょう。
ステップ④自分の能力や強みが入社後も発揮できることをアピールする
面接ではただ企業側が欲しい情報をわかりやすく伝えるだけではなく、自分がその企業にとって採用すべき人材であることを示さなければ、ほかのライバルと差をつけることはできません。
前述の通り、面接は選考フェーズが進むにつれ、より自分の人間性を伝えたり採用の決め手を提示することが求められます。
だからこそ面接では、あらゆる質問の答えを「社会人として求められること」と照らし合わせ、自分のアピールする強みが入社後にも発揮できることを明確に示しましょう。
プラスαの魅力付けができることで、採用するかどうか迷われたときでも自分自身への良い印象を強く残し合格につなげることができます。
将来像の具体的な描き方がわからない人は以下の記事がおすすめです。多数の学生のキャリア形成に携わってきた就活のプロが、自分だけのキャリアビジョンを見つけるコツを解説しています。
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キャリアビジョンとは|就活のプロが意義と描き方を徹底解説!
キャリアビジョンは自分らしく就活を進めるために考えておく必要があります。この記事ではキャリアコンサルタントと一緒に、キャリアビジョンの意味や必要性を解説します。また、キャリアビジョンの描き方や企業への回答方法も説明するので役立ててください。
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面接は企業側の意図を捉えた回答で差をつけて高評価で突破しよう
面接は、自分がこれから社会人としてスタートを切るために企業との相性を確かめる場であり、企業にとってもより自社の利益になる人材を見つけるために必要な選考手段です。
そのため、「面接=自分だけが評価される場」という固定観念にとらわれるのではなく、企業はどう考えているのかを見定めて対策することが、面接を成功させるカギとなります。
初めて面接の対策をおこなう場合は、いきなり質問の答えを考えるのではなく、面接をやる意義や企業の目的を理解し、まずは自己分析や業界・企業研究を完了させてくださいね。
その後は、企業が本当に知りたいことは何かという根本的な意図を意識しながら、質問の答えを考えていきましょう。質問の答えに対する深掘り質問への対策も忘れないでください。
これから面接を控えている人は、この記事でのポイントを参考に、企業の意図を押さえた回答で面接突破を目指しましょう。
アドバイザーコメント
永田 修也
プロフィールを見る面接はきちんと対策をすること以外に自信をしっかり持つことが大切
今回の記事では面接における大切な考え方が網羅されているので、面接を受ける際のお守りとして何度も読み返すのがおすすめです。
また、もし時間的余裕があるのであれば友人を誘って「自分が面接官の立場になってロールプレイをしてみる」というのもかなり有効的な手段だと思うので、ぜひやってみてください。
ずっと求職者側の立場でいると自分都合でしかアイデアが浮かんで来ないと思います。しかし、一度企業の立場に立って実践してみると「もっとこういうところが知りたいのにな」「ここはこういう言い回しの方が良いだろうな」とたくさんの気付きが得られるはずです。
面接とは就職というスタートラインに立つためのものという意識で臨もう
そして、面接から入社というプロセスはあくまでスタート地点に立つためのもので決してゴールではありません。ひとまずで良いので、ゴールは「入社後の活躍している自分」に設定してみましょう。そのイメージで面接に臨むことで選ぶ言葉や態度、表情もかなり変わってきますよ。
仮に落ちても「私を取らないなんてもったいない!」と自信満々で臨むくらいでちょうど良いと思います。若い皆さんは、臆せずどんどん飛び込むことが大事です。できるだけ前向きに行動していきましょう。応援しています。頑張ってくださいね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー
Fumiko Furuta〇キャリアに関する記事の執筆・監修や、転職フェアの講演、キャリア相談、企業や学校でのセミナー講師など幅広く活動。キャリア教育に関心があり、学童クラブの支援員も務める
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー
Syuya Nagata〇自動車部品、アパレル、福祉企業勤務を経て、キャリアコンサルタントとして開業。YouTubeやブログでのカウンセリングや、自殺防止パトロール、元受刑者の就労支援活動をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表
Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う
プロフィール詳細