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グループワークの人数はどれくらいが多い?

就職活動でグループワーク選考を受ける機会があるのですが、何人で参加するのか気になっています。一般的にどれくらいの人数でおこなうことが多いのでしょうか?

また、少人数のグループワークと大人数のグループワークでは、自分が意識すべき役割が異なるのではないかと感じています。

たとえば、少人数だと発言の機会は増えそうですが、意見が偏る可能性もあるのか、大人数だと議論がまとまりにくいのではないかなど、不安があります。

参加する人数によってグループワークの進め方や評価されるポイントは変わるのでしょうか?

グループワークの人数に応じて、効果的に議論を進めるためのコツや、自分がどのように貢献すべきかなど、何かアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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グループワークは5〜7人! 人数より役割を意識しよう

グループワークの人数構成としては、一般的に1グループあたり5〜7人くらいでおこなわれることが多いように感じます。

これは、メンバー全員が比較的均等に議論に参加しやすく、かつ多様な意見が出やすい、バランスの取れた規模感と言えるでしょう。

もし、これよりも少人数のグループで実施される場合は、一人ひとりの発言機会は多くなりますが、その分、自身の意見をしっかりとまとめて、論理的にわかりやすく伝える能力がよりいっそう求められます。

傾聴力と協調性を持ってチームに貢献しよう

一方で、8人以上などのこれよりも大人数のグループになると、メンバー全員が同じように発言する時間を確保するのが難しくなる場合があります。

そのような状況では、議論が円滑に進むように、メンバー全員に平等に意見を求めるようなまとめ役や、議論の時間を適切に管理するタイムキーパー役を率先して担うことが評価につながることがあります。

また、ほかのメンバーが述べた意見を整理し、議論をつなげたり深めたりするファシリテーション能力も、グループ全体の生産性を高めるうえで非常に重要視されるポイントです。

グループワークで最も大切なのは、人数構成そのものよりも、周囲の意見に真摯に耳を傾ける傾聴力と、お互いに協力し合って共通の目標達成に向けて取り組む協調性です。

そして、自身がそのグループのなかでどのような役割を果たすことで、チームの成果に最も貢献できるのかを常に意識しましょう。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

秋田 拓也

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役割や進行の点でグループワークは4〜5人が多い

一般的なグループワークの人数は4〜5人です。それ以上の人数になると、役割の振り分けや意見のまとまりを考慮すると難しくなるとされるからです。

机のレイアウトで考えても、1グループは机を2台向かい合わせる形で設置せれば良いので、4〜5人のほうが運用しやすくなります。

さらには、偶数人数だと意見が対立した場合にまとまりにくいことから、奇数人数で設定する場合もあります。

自分の得意なことを見極めて役割を全うしよう

参加人数による比較を考えてみると、少人数の場合は一人が一つの役割になります。したがって、自分の役割をどれだけ理解して果たすかがポイントになってきます。

リーダーを担当しないと評価されないという考え方の人が多いと思いますが、そうではなく、チームのなかでいかに役割を果たせたかというのが評価ポイントになってきます。

それぞれの役割を発揮できたチームは、結果として現われます。会社では最も求められるところでもあるので、チームとしてメンバー全員が評価の対象となります。

グループワークでの役割は、いろいろありますが、自分の能力が発揮できる役割を担うと良いと思います。自分の得意なところはどこかを見極めることで、自己アピールにつなげていきましょう。

グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できていなく悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。

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