グループディスカッションの進め方は多くの学生が悩むもの。「どんなテーマが出されるんだろう」「話し合いはどう進めると合格になるのかな」と、疑問を持っている人も多いでしょう。
グループディスカッションの攻略法で大切なことはおもに2つです。1つ目は頻出テーマを把握しておくこと。そして2つ目は、話し合いの進め方のパターンを理解しておくことです。
事前の対策が難しいと思われがちなグループディスカッションですが、この2つを押さえておくだけで選考の通過率はグッと上がります。
記事では、キャリアアドバイザーの若林さん、平井さん、谷所さんと、グループディスカッションの選考通過率を上げる話し合いの進め方や頻出テーマを解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
グループディスカッションは「回答の型×テーマ」で内容が決まる
学生が陥りがちなケースとしては、漠然とグループディスカッションでの役割を把握して対策を終えてしまうことです。しかし、実は役割と合否には関連性が低く、本当に理解すべき点はグループディスカッションが「回答の型×テーマ」で内容が決まるということです。
大前提として、グループディスカッションには5つの議論の進め方があります。そのうえで、テーマの内容もおもに5つのテーマに分かれるため、ただ自由に発言するだけでは話し合いをまとめるのは難しいでしょう。
記事では、まずは目的意識をしっかり持てるように、グループディスカッションの議論のゴールを紹介します。そのうえで、グループディスカッションの5つの回答の型とテーマに沿った頻出質問を解説します。
また、最後には普段の生活の中でもできるグループディスカッションの練習法についても解説するので、どのように対策したら良いか不安な人はぜひ参考にしてくださいね。
大前提! 議論のゴールは「チーム全員で結論を導く」ことだと覚えておこう
グループディスカッションでは、それぞれのメンバーが異なる視点や知識を持っているため、ときには議論を進める中で意見の飛び交いや対立が起こるかもしれません。しかし、結論が出ないまま時間が過ぎてしまうのは最も避けたい流れです。
グループディスカッションのゴールは、時間内にチーム全員が合意できる結論を導くことです。議論を収束させるためには、それぞれが話し合いに協力的な姿勢を見せつつ、ゴールをしっかりと認識する必要があります。
企業が学生たちの話し合いを通して見ているのは、チーム内での学生の立ち振る舞いや人柄です。そのため、仮にあなたの意見がチームの結論として採用されたとしても、必ずしも合格がもらえるとは限りません。
まずは自分一人が目立つことよりも、チームで結論を見出すことを目的に据えて、話し合いに参加してみてください。
前述のとおり、グループディスカッションではアウトプットを導き出すまでの過程が評価されています。次の記事では評価ポイントを詳しく解説しているので併せて読んでおきましょう。
グループワークは何が見られている? 進め方や対策など徹底解説
- 実際のところ、話し合いの中で目立った活躍を残した学生が合格になるのでしょうか?
目立つ人や議論に勝った人が必ずしも合格するわけではない
目立つ発言や活躍をしてディスカッションの中心にいることも評価されるための一つの方法ですが、それが必ず合格につながるわけではありません。反対に、意図せず欠点が目立ってしまうこともあるのです。
それらと同様に、議論の勝ち負けも合否には直接関係なく、あくまでもディスカッション全体を通して合否が判断されます。
話すのが苦手な人でもグループディスカッション選考を通過する方法はあります。以下のQ&Aでは、キャリアコンサルタントが話すことが苦手な学生に向けてアドバイスをしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
グループディスカッションの5つの回答の型
グループディスカッションではさまざまなテーマが出題されますが、適切な回答の型を使うことで円滑な議論を進めることができます。ここではグループディスカッションにおける5つの回答の型について紹介します。
①課題解決型
課題解決型は最も一般的なグループディスカッションの回答の型です。与えられた課題に対して、グループ全体で解決策を考え出すことが求められます。
この型では、まず問題点を明確にし、それに対して具体的な解決策を提案することが重要です。解決策を考えるプロセスを具体的に説明することで、ほかのメンバーに自分のアイデアを理解してもらいやすくなりますよ。
課題解決型の質問の例は、「少子高齢化による労働力人口の減少を解決する方法は」「経済成長とコロナ対策が両立する方策を考えてください」などです。
こうした昨今の社会課題を解決するテーマを想定して、準備しましょう。
②売上アップ型
売上アップ型のグループディスカッションでは、自社や業界全体の売り上げを上げるための戦略を考えることが求められます。
具体的な売上アップの方法や市場の分析、競合他社との差別化などを議論する必要があるため、データや統計を使って説得力のある提案をすると良いです。
また、売上アップのための販売促進策やマーケティング戦略にも触れるとより具体性が増し、評価につながるかもしれません。
売上アップ型のグループディスカッションは、「(具体的な社名)〇〇社の売り上げを1.2倍にする方法」「(ペルソナを絞ったうえで)その商品を販売した際の売り上げ想定」などが頻出です。
特にコンサルティング系の会社で多く出題されているようです。
③新規事業立案型
新規事業立案型のグループディスカッションでは、新たなビジネスアイデアを考え出すことが求められます。市場のニーズやトレンドを分析し、新しい商品やサービスの提案をおこないます。
この型では、アイデアの実現可能性や競合他社との差別化、リスクとリターンのバランスなども考慮しながら議論を進めましょう。クリエイティブな発想力や市場の洞察力が問われるため、柔軟な思考が求められます。
新規事業立案型はおもにこれから企業が取り組む新規事業を立案するもので、例としては「自社がこれから取り組むべき新規事業を立案してください」といったテーマが挙げられます。
一方、自社と関連しない質問としては、たとえば「外国人観光客をターゲットにした新規事業を立案してください」というテーマも考えられますね。
グループディスカッションの議題が難しく、苦手意識を持っている人もいるでしょう。そんな人に向けて、キャリアコンサルタントがグループディスカッションのコツを解説しています。
④自由討論型
自由討論型のグループディスカッションでは、あるテーマに対して自由に討論をおこないます。各メンバーが自分の意見や考えを自由に述べることができますが、議論が乱れないように時間配分の工夫が必要です。
また自分の意見を明確に述べるだけでなく、ほかのメンバーの意見にも耳を傾けることが重要です。議論の進行をスムーズにするためにも、論点の整理や意見の補完も忘れずにするようにしましょう。
自由討論型は抽象的なテーマが多く、出題される業界は食品・商社・証券会社などさまざまです。
テーマの内容としては、たとえば「日本は50年後(100年後)にどうなっているか」「豊かな人生とは?」といった社会性のあるものから、「無人島に1つだけ物を持って行くなら何か?」といったユニークなものまであります。
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⑤選択型
選択型のグループディスカッションでは、与えられた選択肢から最善の選択をすることが求められます。
メリットやデメリットを分析し、自らの意見を述べる点はほかの型と同様ですが、ほかのメンバーの意見や話の中の矛盾点も考慮しながら「なぜその選択肢なのか」を明確に説明できなければなりません。
回答の幅が限られているからこそ、結論に至るまでの過程でより意見を丁寧にすり合わせる必要があるでしょう。
選択型の例としては、「当社の店舗で売り上げを上げるのに、客単価を上げるのと顧客数を増加させるのとどちらが良いか」、「社員旅行の行き先は北海道と沖縄のどちらが良いか」のような問題です。
結論を出すための判断基準を明確化することがポイントになります。
回答の型が理解できたら、基本のグループディスカッションの進め方もおさらいしておきましょう。9ステップで進めるとスムーズなので、選考に参加する前にこちらの記事で確認しておきましょう。
グループディスカッションの進め方|選考を通過する7つの極意
初めてグループディスカッションに臨むなら、流れを押さえておくのが大切です。次の記事では初めてのグループディスカッションに挑戦する人に向けて、活躍できるコツを解説しています。
グループディスカッションが初めての人必見! すぐに実践できるコツ
似たようなテーマでも回答の型によって話し合いの進め方は変わる
グループディスカッションでは、参加者が似たようなテーマについて話し合うことがありますが、その進め方は回答の型によって異なります。具体的には以下の通りです。
【課題解決型の進め方】
- 問題の整理:まずは問題の要点を整理し、グループで共有する
- 解決策の提案:それぞれが解決策を考え、積極的に意見を述べる
- ディスカッション:提案された解決策について、検討や評価をする
- 最終的な結論:全体の意見をまとめ、最終的な解決策を決定する
【売上アップ型の進め方】
- テーマの理解:与えられたテーマや商品について十分な理解を深める
- アイデアの出し合い:グループメンバーそれぞれが売上アップのためのアイデアを出し合い、共有する
- アイデアの評価:提案されたアイデアに対して評価やフィードバックをする
- ベストなアイデアの選出:最も効果的と思われるアイデアを選び、グループ全体の合意を取る
【新規事業立案型の進め方】
- 市場の分析:与えられた市場や業界についての情報を集め、分析する
- アイデアのブレインストーミング:グループメンバー全員がアイデアを自由に出し合い、議論する
- プレゼンテーション:それぞれが自分のアイデアを短時間でプレゼンテーションする
- 優れたアイデアの選定:グループ全体で最も有望だと思われるアイデアを選ぶ(アイデアの掛け合わせも効果的)
【自由討論型の進め方】
- テーマの共有:与えられたテーマについて、グループメンバーで意見を共有する
- 意見の発表:それぞれが自分の意見を発表し、ほかのメンバーと意見交換をする
- 詳細なディスカッション:意見の相違点や根拠について詳細にディスカッションを重ねる
- 共通点や解決策の探求:意見の共通点や解決策へのアプローチを探る
【選択型の進め方】
- 選択肢の整理:与えられた選択肢を整理し、メリットやデメリットを把握する
- 評価基準の設定:選択肢を評価するための基準を設定する
- 選択肢の評価:それぞれの選択肢に対して評価をして、意見を述べる
- 最終的な選択:グループ全体で最も適切だと思われる選択肢を選ぶ
たとえば、同じ「SNS」をテーマにした討論であっても、売上アップ型と自由討論型では回答の着地点が大きく変わります。
売上アップ型の場合、参加者はSNSに関連する具体的なアイデアや戦略を提案することになるでしょう。新しいマーケティング手法や販売促進事業など、売り上げを向上させるための具体的なアクションプランの提案を求められることもあるかもしれません。さらに、データや統計情報を用いた提案の裏付けを求められる可能性もあります。
一方、自由討論型の場合、SNSの危険性や広報活動におけるメリットなど、より大きなテーマについて自由に意見を求められる可能性が高くなります。この型では、学生は自由な発想を持ちながら、ほかのメンバーの意見を受け入れることが求められているのです。
グループディスカッションでは、回答の型によって異なる着地が求められるため、学生はそれぞれの型に合った話の進め方を知っておくとスムーズでしょう。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見るグループディスカッションは回答の型を知らないと話がまとまりにくい
グループディスカッションは、決まった時間内にディスカッションをおこない、グループとして結論まで導くことが目的であり、メンバーとの協力体制、積極性、論理的思考力などを見極められています。
また前述のとおり、同じようなテーマでも、回答の型によってディスカッションの内容や結論、進め方が違ってきます。
そのため課題解決型、売上アップ型、新規事業立案型、自由討論型、選択型などの回答の型を理解せずにディスカッションをおこなうと、話がまとまらず時間内に成果のある結論を出すことができなくなってしまいます。事前にどんな進め方をすべきなのかは確認しておきましょう。
それぞれの進め方を理解してスムーズに結論を導こう
それぞれの型の進め方について具体的に説明すると、課題解決型では問題を整理してから解決策を提案し評価したうえで、有効な解決策を出します。新規事業立案型は、市場分析をしたうえでアイデアを自由に出し合い、それぞれがプレゼンをおこなってベストなアイデアを選択します。
売上アップ型は目的が明確なので、商品について理解を深めたうえで売り上げをアップするためのアイデアを出し合い、ベストなアイデアを選びます。
選択型では、それぞれのメリットとデメリットを把握したうえで、選択肢を評価する基準を制定し、評価基準をベースに意見を出し合い、ベストだと思う選択肢を選びます。
このように与えられたテーマの回答の型を理解することで、円滑にディスカッションができて結論まで到達することができるのです。
グループディスカッションを進めたいのに、喋ってくれないとどのように対応すべきなのか不安ですよね。そのような人と同じグループになった際の対処法をキャリアコンサルタントに聞いてみました。
グループディスカッションのテーマは5つのカテゴリに分けられる!
グループディスカッションに頻出するの5つのテーマ
グループディスカッションのテーマがどのようなカテゴリに分けられるのかを知っておけば、話し合いの中で活かせる具体的な情報を事前にリサーチできるようになります。
ここでは、グループディスカッションのテーマの5つのカテゴリを紹介します。
①社会問題・時事問題関連のテーマ
社会問題や時事問題は、グループディスカッションでよく取り上げられるテーマの一つです。たとえば、貧困問題や環境問題、政治的な議題などが該当します。
実際のグループディスカッションでは、参加者がそのテーマに関する情報や見解を共有し、解決策を模索します。最新のニュースの内容や時事問題に関心を持ち、幅広い知識を持っていることが求められます。
社会・時事問題が取り上げられやすいのは、金融業界や商社などが多いようです。
ただそのときどきのニュースによっては、これら以外の業界でも業界に関連する時事問題がテーマになる可能性もあります。そのため受ける業界の動向はチェックしておいてくださいね。
時事問題については面接で質問してくる企業もあります。以下の記事では時事問題の答え方を業界別で解説しているので参考にしてみてください。
面接で時事問題に答えるための5ステップ! 業界別の例文12選付き
②ビジネス関連のテーマ
ビジネス関連のテーマもグループディスカッションで頻繁に出題されます。たとえば、新しいビジネスアイデアや売り上げの向上策、経営戦略の改善などです。
参加者は、経済やビジネスに対する知識や洞察力を発揮し、有益な意見を提供する必要があります。また、選考を受けている企業がおこなっている新規事業や業界のビジネスモデルに関するテーマが出題される可能性もあるので、事前に押さえておくと安心です。
どの業界でもビジネス関連のテーマは出題されやすいです。その中でも商社、製造、コンサルティングファーム、金融、サービスなどは、職種を問わず新規事業立案や売り上げの向上策といったビジネス関連のテーマが出題されやすいでしょう。
③リーダーシップ・チームワーク関連のテーマ
リーダーシップやチームワークといったテーマは、入社後のチームマネジメントでも重要視される要素です。この手のテーマでは、リーダーシップの発揮方法やチームビルディングの手法について意見を交換し、協力して結論を導くことが求められます。
自分の意見をしっかりと伝えることはもちろん、その場のディスカッションでの態度と矛盾がないようにグループの一員として役割を果たす姿勢が求められます。
新入社員に求められるリーダーシップは、自ら行動して影響力を発揮することです。そのためこのテーマで重要なのは「できることを探す」「報連相をする」など、チームの一員として求められる役割を自ら果たすことといえます。
これはどんな業界・職種にも求められる要素ですが、あえていえばチームで動くIT開発や介護、医療などで出題される可能性があります。
④技術・科学関連のテーマ
技術や科学の進歩に関連したテーマもグループディスカッションの中で出題されることがあります。具体的には、AI(人工知能)やロボット技術の社会への影響、バイオテクノロジーの可能性などが該当します。
そのほかにも、業界に関連する最新の技術についてのトレンドと、AIの活用法に関する知識は最低限持っておくと良いでしょう。
IT、建築、製造、医薬品業界などは、技術や科学関連のテーマがグループディスカッションに出題されやすいといえます。
ただし「AIに代替される職業は?」「AIの活用法は?」などは、業界を問わずテーマになりやすいでしょう。
⑤人間関係・社会心理学関連のテーマ
人間関係や社会心理学に関連するテーマも、グループディスカッションで取り上げられることがあります。このテーマは、おもにストレス耐性やチームにおける人間関係のトラブル解決などについて取り扱うことが多いでしょう。
まとまった結論の内容だけでなく、学生が話し合いの中で主張するトラブル解決法から、入社後に他者との良好な関係を築きながら双方向のコミュニケーションができるかどうかも判断されることがあるので、議論の最中も気を抜かないようにしましょう。
人間関係・社会心理学関連のテーマは、人材系や広告系の会社での出題がやや多いようですが、意外とまんべんなく出題されるテーマの一つです。
CSR(企業の社会的責任)に力を入れている会社で出題される傾向もあるので、企業の取り組みもチェックしておきましょう。
5つのカテゴリに沿ってチェック! グループディスカッションのテーマ50選
カテゴリ別のグループディスカッションのテーマ50選
ここからは、グループディスカッションのテーマについて、5つのカテゴリに分けて50個の質問を紹介します。同じ質問が出るとは限りませんが、50問に対して自分の意見を述べられるようになっておけば、本番でヒントになるかもしれません。
それぞれのテーマについてのキャリアアドバイザーのアドバイスも参考にしてくださいね。
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①社会問題・時事問題関連のテーマ
社会問題・時事問題関連のテーマ
- 新型コロナウイルス感染症の拡大は、〇〇業界にどのような影響を与えたでしょうか? また、企業はその影響に対してどのような対応策をとるべきでしょうか?
- 環境問題とビジネスの調和は、今後ますます重要になると考えられます。企業は、環境に配慮した事業活動をどのように進めるべきでしょうか? 既存の事業を参考にしながら、新しいアイデアをチームでまとめてください。
- オンライン教育は新型コロナウイルス感染症の影響で急速に普及しましたが、オンライン教育の未来はどのようになるでしょうか? また、その課題と解決策は何でしょうか?
- 日本の就職活動の問題点を3つ挙げ、1つを取り上げて解決策を示してください。
- 日本での成人年齢は「18歳」と「20歳」どちらが最適でしょうか?
- 貧富の差が、世界的に大きな社会問題となっています。企業は、世界的な格差に対する社会的責任をどのように果たすべきでしょうか?
- 日本の少子化対策に対して、既存のサービスを活用してどのようなアプローチができるでしょうか?
- 教育改革は日本の将来にとって重要な課題です。教育改革の課題と方向性について、チームの意見を述べてください。
- 日本のホームレス問題の解決策についてアイデアを共有しながら、チームの意見をまとめてください。
- グリーンエネルギーは持続可能な社会を実現するために重要な技術です。グリーンエネルギーの普及と持続可能性について、実例を挙げながら企業が今後とるべき対応をまとめてください。
社会問題・時事問題関連のテーマでは、「社会情勢の一般知識があるか」「自分の意見があるか」を見られます。
ネットニュースで構わないので、自分はどう思うかを考えながら毎日ニュースに目を通すようにしましょう。
②ビジネス関連のテーマ
ビジネス関連のテーマ
- リモートワークは企業にとってコスト削減や生産性向上などのメリットがあります。しかし同時に、コミュニケーションの課題や社員のモチベーション維持などの課題もあります。これらの課題をどのように解決していくべきでしょうか?
- Eコマースの成長は小売業に大きな変化をもたらしています。その変化とはどのようなものなのでしょうか? またその変化の中で弊社が参入できる新規事業を提案してください。
- インフルエンサーマーケティングは、消費者の購買行動にどのような影響を与えているのでしょうか? 過去の成功事例をもとに、弊社のマーケティングにインフルエンサーを交えるとすれば誰を起用するかを考えてください。
- この業界の10年後はどのような状態になっているでしょうか? 理由も併せて教えてください。
- 企業のブランド価値とは、どのようにして高めることができるのでしょうか?
- グローバルなサプライチェーンは企業の経営に大きな影響を与えます。その課題とリスクとはどのようなものでしょうか?
- デジタルマーケティング戦略を立案するうえで、企業が最も注意するべきことと対策法をまとめてください。
- ソーシャルメディアの使用がプライベートと職場でどのように異なるべきかについて議論してください。
- サステナビリティを実現することは、企業にとってどのようなメリットをもたらすのでしょうか?
- ブロックチェーン技術は、さまざまな産業に大きな影響を与える可能性があります。その可能性と弊社の事業における応用について、チームの意見を述べてください。
ビジネス関連のテーマの対策は、応募企業の業界や企業研究だけでなく、関連する業務について理解しておくのが良いでしょう。
把握したうえでより具体的に踏み込んだディスカッションをおこなえば、採用担当者が納得できる提案ができますよ。
③リーダーシップ・チームワーク関連のテーマ
リーダーシップ・チームワーク関連のテーマ
- リーダーシップのスタイルにはどのような種類があるのでしょうか? そのうえで、ビジネスにおいて最も効果的なリーダーシップのスタイルを教えてください。
- チーム内で対立が発生した場合、どのように対処すべきでしょうか? 対立を解決するための戦略を共有してください。
- パフォーマンスが落ちているチームを立て直すために、リーダーはどのような行動をとるべきでしょうか?
- 3日間にわたる弊社の新卒の研修を任されたと仮定して、最も効果的なプログラムを考えてください。
- プロジェクトリーダーを育成するために、企業はどのような取り組みができるでしょうか?
- チームのモチベーションを高めるために、リーダーはどのような行動をとるべきでしょうか?
- 「成功するチーム」に共通する3つの要素とはなんでしょうか?
- チームの問題解決スキルを向上させる方法を3つのステップに分けて提案してください。
- 社内コミュニケーションを活性化させるための施策を考えてください。
- フィードバックを効果的におこなうためにはどのような点に注意すべきでしょうか?
日本企業では他者との協力や協調性を重視されるので、自分勝手に聞こえる回答にならないように注意しつつ、コミュニケーションの大切さなど自分が大事にすべき点を強調すると良いです。
事前に社風を研究しておくと、社風に合わせた回答がしやすくなりますよ。
④技術・科学関連のテーマ
技術・科学関連のテーマ
- 人工知能の進歩は社会にどのようなメリットとデメリットをもたらすのでしょうか? また、デメリットを補うには企業としてどうするべきでしょうか。
- 量子コンピューターは企業の研究開発や生産性にどのような影響を与えるでしょうか? その影響を踏まえたうえで、弊社のビジネスにおける量子コンピューターの活用法を提案してください。
- バイオテクノロジーは10年後の企業の医療や食品などの分野にどのような影響を与えるのでしょうか? 過去の事例を交えながら、今後の影響を予測してください。
- サイバーセキュリティの脅威が企業の事業継続や情報漏洩にどのような影響を与えるのか、あなたの経験や知識を活かして説明してください。
- あなたは弊社の社員です。アメリカ、ヨーロッパ、中国、インドの中で、どこかに進出して、〇〇業界で新規事業をおこないます。国を選んだ理由とどんな事業をやるかを合わせて教えてください。
- デジタルヘルスケアが企業の医療サービスや医薬品開発にどのようなインパクトを与えるのかを提示したうえで、弊社に取り入れられるサービスのアイデアをまとめてください。
- サステナビリティとテクノロジーの進歩は共存できるでしょうか? 理由と合わせて、回答をまとめてください。
- AIに代替されない人材とはどのような人材でしょうか。
- プログラミングの義務教育化について是非を述べてください。
- ロボティクスの進歩は産業と社会に大きな影響を与える可能性があります。最もインパクトがあると思われる産業を挙げたうえで、弊社のビジネスと接点を持たせてサービスを提案してください。
生成AIの影響が学生の論文作成やビジネスパーソンの企画書作成などにも出ているように、技術・科学分野のテーマは理系職種だけに限定したものではなくなってきています。
ニュースに関心を持つだけでなく、自分の生活や希望職種・業界への影響なども考えておきましょう。
⑤人間関係・社会心理学関連のテーマ
人間関係・社会心理学関連のテーマ
- メンタルヘルスの重要性について議論してください。組織が従業員のメンタルヘルスをサポートする方法についてアイデアを出してみてください。
- クリティカルシンキングとは何であり、どのように練習することができますか? また、 クリティカルシンキングは日常生活や職場でどのように役立つと思いますか?
- ダイバーシティと組織の文化の関係について議論してみてください。多様性は組織の成功にどのように寄与すると考えますか?
- ストレスの発生源や影響について話し合ってください。ストレスを管理するために効果的な戦略は何でしょうか?
- 雇用主と従業員の間の信頼関係の構築について考えてみてください。信頼はどのようにして築かれると思いますか?
- ワークライフバランスの実現に向けて、組織はどのような対策を講じるべきだと思いますか? 従業員の幸福感と生産性に与える影響について議論してください。
- コミュニケーションにおける非言語要素(ジェスチャーや表情など)の重要性について議論してみてください。非言語コミュニケーションは、実際の言葉よりも強力な影響を持つことがあるでしょうか?
- グループでの意思決定において、意見の多様性はどのように役立つと思いますか? 一致を求めることと異なる意見を尊重することのバランスについて話してみてください。
- 自己効力感と成功の関係について議論してください。自己効力感を高める方法と、それが目標達成にどのように寄与するかについて考えてみてください。
- エンパシーと共感の違いについて説明してください。どちらがより重要であり、どのように向上させることができると思いますか?
人間関係・社会心理学関連のテーマの回答のコツは、自分の考えを一方的に押し付けるのではなく、相手の意見をしっかり聞いたうえで意見をまとめることです。
チームワークや組織適応力を見られていることが多いので、日頃から相手の話を聞き、協調性を意識すると良いですね。
5つのカテゴリ以外にも志望業界の最新の話題は最低限チェックしておこう
志望業界の最新情報を押さえておくことは、グループディスカッションでの成功につながる重要な要素です。具体的には、業界の動向やトレンド、競合他社の情報などを事前に調査しておくと良いでしょう。
グループディスカッションのテーマは業界に関連することが多いことから、知識を持っていることで的確な意見を述べることができ、会話を有利に進められるケースもあります。自分が志望する職種や企業に関連するニュース、最新の取り組みなども把握しておくと良いですね。
また企業は、自社の業界に関心を持ち、情報を追いかけている人材を求めているので、企業側から見ても魅力的な要素となる可能性が高いですよ。
- 志望業界の最新トレンドを知るにはどんな方法がおすすめですか?
業界団体のホームページを探すとヒントがあるかも
おすすめは業界団体のHPを探して読んでおくことです。業界団体のHPには、その業界の動向や課題を知るための情報が掲載されていることがあります。
たとえば商社なら「一般社団法人日本貿易会」という団体があります。HPには「提言・要望」「商社がわかる」「日本貿易会月報」のページがあり、商社をとりまく環境や課題、業界共通の関心ごとなどが読み取れます。
ほかの業界でも業界団体を検索してみると、参考になる情報が得られるでしょう。
グループディスカッションの前には企業の最新情報のチェックも欠かせません。次の記事も併せて読んでおきましょう。
企業分析のやり方を完璧にマスターする3ステップ|よくある注意点も
普段の生活の中でもできる! グループディスカッションの練習法
グループディスカッションは、就活やビジネスシーンにおいて非常に重要なスキルですが、自信を持って発言するためにはしっかりと準備をする必要があります。
ここでは、普段の生活の中で簡単にできるグループディスカッションの練習方法を紹介します。
1人で対策する方法
グループディスカッションの準備は、1人でも十分におこなうことができます。話し方の練習も大切ですが、まずは新聞やニュースアプリで時事問題を知ったり、ニュース番組を視聴したりすることで、さまざまな社会問題に関する知識を身に付けましょう。
そのうえで、実際のディスカッションの様子を参考に、求められる振る舞いを理解するとわかりやすいかもしれません。詳しくは次の5つの手段を参考にしてください。
以下は面接練習の方法ですが、グループディスカッションに活かせるコツもあるので確認しておきましょう。「基礎」と「状況別対策」の2本立てで効果が絶大になりますよ。
効果絶大な面接練習|最短で内定に近づく状況別練習法を紹介
ニュースに対して自分の意見を持つ
グループディスカッションでは、ほかの参加者と議論をするために自分の意見を述べる必要があります。そのため、普段からニュースに対して自分なりの意見を持つことが重要です。
社会問題に関するニュース記事を読み、どのような立場や意見を持っているのか考えてみてください。自分の意見を明確にすることで、グループディスカッションでの発言も自信を持っておこなうことができます。
動画サイトで模範例を見る
グループディスカッションは、ほかの参加者とのコミュニケーションが重要です。実際のグループディスカッションの場面をイメージしながら準備するためにも、動画サイトで模範例を見ることをおすすめします。
就活やビジネスに関するグループディスカッションの模範例は数多く公開されています。実際のディスカッションの流れや参加者の話し方を学び、自分なりのアプローチを見つけましょう。
おすすめのYouTubeの例
SNSで他者の意見を吸収し発信する
SNSを活用することでも、グループディスカッションの練習ができます。たとえば、X(旧Twitter)やブログなどのプラットフォームでほかの人の意見を確認し、自分の意見や考えを発信してみましょう。
自分の意見を考えるだけなく、ほかの人の意見に対して反論や賛成意見を述べることで、自分の主張をより具体的にすることができます。また、ほかの参加者とのコミュニケーション能力も養うことができます。
SNSは便利な反面、発言一つで反感を買って炎上してしまうリスクもある点を留意しておきましょう。学生のSNSをチェックする会社もあるため、日頃から発言には気を付けてくださいね。
特に反対意見を述べるときには、攻撃的にならないように、かつ議論がヒートアップしすぎないように注意が必要です。
ケース問題の参考書を活用する
企業によっては、グループディスカッションでケース問題に対して議論をする場合もあるので、関連する知識を身に付けることも重要です。
ケース問題とは
面接で使用される問題形式の一つ。特定の課題に対して、仮定や仮説を立てて整理し、解決策を論理的に考える力が求められる。
ケース問題に関する知識を付けるためには、参考書や問題集を活用して異なる視点から問題を考える練習をするのがおすすめです。自分の意見を論理的に展開する力を身に付けることができます。
ケース問題はコンサル業界でよく出題されますが、正解がないので、解決策を導くプロセスが重要です。
対策としては自分の考えを頭で思い浮かべるだけでなく、書き出してみることをおすすめします。可能なら誰かに見てもらい、意味がわかるか、結論が納得できるかを評価してもらいましょう。
ケース面接の例題で練習がしたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ケース面接の例題45選! ジャンル別で出題内容や考え方を解説
話している姿を動画で撮影する
自分がグループディスカッションでどのように話しているのかを客観的に確認するために、自分の話す姿を動画で撮影してみるのも有効です。表情や話し方など、自分自身の発言スタイルを客観的に評価し、改善するポイントを見つけることができます。
また、録画した動画を家族や友人に見てもらい、フィードバックをもらうこともおすすめですよ。
第三者や外部の組織と協力して対策する方法
第三者や外部の組織と協力して対策する方法
グループディスカッションの練習を自分1人で進めていると、自分だけの偏った意見になってしまう場合もありますよね。そんなときは、第三者や外部の組織と協力して対策する方法をおすすめします。情報のインプットが終わった後は、第三者や外部の組織と協力して、より実践的な練習を積んでみてくださいね。
模擬グループディスカッションをおこなう
模擬グループディスカッションは、自宅で手軽に取り組める練習法です。友人や家族を集めて、特定のテーマについてディスカッションをおこなうことで、グループディスカッションにおける意見の出し方やプレゼンテーションのスキルを磨くことができます。
ディスカッションの際には、まずはテーマを設定し、それぞれが事前に意見をまとめるようにします。またグループ内で意見が分かれた場合には、ほかのメンバーの意見を尊重しながら議論を進めることが重要です。
このような模擬グループディスカッションを繰り返すことで、実際のグループディスカッションに慣れることができます。
外部開催のグループディスカッションセミナーに参加する
グループディスカッションに特化したセミナーやワークショップに参加することも有効です。外部の組織が開催するセミナーでは、専門の講師やほかの参加者とともにグループディスカッションの技術を学ぶことができます。
これらのセミナーでは、さまざまなテーマのディスカッションやグループワークがおこなわれるうえに、本番同様に初対面の相手と話し合いの場を持てる貴重な機会です。
実際のグループディスカッションと同様の環境で経験を積むことができるため、練習でありながら改善点を見つけやすいというメリットがありますよ。
就職エージェントを運営している会社などで、無料でグループディスカッションセミナーを開催している場合があります。オンラインでおこなっているものもあるので、「グルディス セミナー」などで検索してみましょう。
そのほかYouTubeなどで、セミナー動画を配信しているものもあります。
グループディスカッション選考を実施している企業を積極的に受ける
多くの企業では、採用選考の一環としてグループディスカッションをおこなっています。あまり気負わずに、興味のある企業なら積極的にグループディスカッション選考を受けてみるのも一つの手です。
もちろん書類選考を通らなければならないケースも多いので、必ずしも受けられるとは限りませんが、挑戦してみる価値は十分にあるでしょう。
この方法は、「グループディスカッションで緊張してしまう」という学生に特におすすめです。実戦で慣れることでスムーズに話せるようになったりコツをつかめたりするケースもあるので、ぜひ選考の機会を活用してみてください。
グループディスカッションの選考を受ける中で、クラッシャーと呼ばれるような態度の人と同じチームになることもあるかもしれません。その際の対処法をキャリアコンサルタントにアドバイスしてもらいました。
キャリアセンターで練習する
最後におすすめなのが、キャリアセンターでの練習です。大学や専門学校のキャリアセンターでは、グループディスカッションの実践練習の機会を設けてくれる場合もあります。
キャリアセンターでの練習は、実際の企業のグループディスカッションに近い形式でおこなわれるため、貴重な経験となります。
この方法のメリットは、ほかの参加者とともにグループディスカッションをおこなうだけでなく、フィードバックを受けられることです。第三者の視点からの意見も参考にしてグループディスカッションの対策をしたい人におすすめです。
頻出テーマを押さえてグループディスカッションを突破しよう
グループディスカッションは、コミュニケーション能力や主体性、論理的思考力など、多くの要素が求められる試験です。そのため対策が難しいと感じている人もいるかもしれませんが、回答の型をもとに対策をおこない、ポイントを押さえながら参加することで、成功への道は開かれます。
今回はグループディスカッションを突破するための方法として、5パターンの回答の型を解説しましたが、実はこのスキルは社会人になってからも役立ちます。全員の意見を聞きながら話し合いをスムーズに進めるコツとして、記事の内容をしっかりと覚えておいてくださいね。
さらに頻出テーマを押さえれば、グループディスカッションは格段に突破しやすくなります。事前の準備を徹底して、グループディスカッションでライバルと差をつけましょう。
アドバイザーコメント
平井 厚子
プロフィールを見るグループディスカッションはアイデアを出し切ってから解を考えよう
グループディスカッションは、「発散思考」と「収束思考」を覚えておくと便利です。発散思考はアイデアをたくさん出すことで、収束思考は基準を設けてアイデアを絞り込むことです。
この2つの思考を使い分けることがポイントです。たとえば誰かが「Aのやり方が良い」と話したときに、別の人が「Aにはこんなデメリットがある」と発言したとします。これでは発散と収束を同時にしているため、グループディスカッションが進みづらいのです。
まずは発散で「Aが良い!」「Bも良い!」「Cもある!」とどんどんアイデアを出すことに集中します。次に収束で「では実現可能性を判断基準にして、どのアイデアにするかを決めよう」と、解を決めていきます。
発散と収束を分けて話し合いを進めるだけで、話し合いの質がグンと上がるのです。
同じグループの学生は仲間なので全員で乗り切るつもりで臨もう
就活をしていると、同じ企業を受けるほかの学生が「ライバル」に思えるときがあるかもしれません。
しかしグループディスカッションでは、同じグループの学生は「共通の課題に取り組み、解を出す仲間」です。協力して、グループ全員が次の選考に進むつもりで取り組んでみてください。応援しています。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事
Hiromi Wakabayashi〇女性や学生向けのキャリア講座、行政主催の就職フェアでのキャリア相談に従事。また、ライター経歴を活かし、各種サイトでキャリアについて考えている人に向けた記事を監修
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Atsuko Hirai〇ITメーカーで25年間人材育成に携わり、述べ1,000人と面談を実施。退職後は職業訓練校、就労支援施設などの勤務を経て、現在はフリーで就職・キャリア相談、研修講師などを務める
プロフィール詳細キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
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