Q
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就活が全然受かる気がしないです……。
就職活動をしているのですが、なかなか内定が出ず、本当にこのまま受かる気がしません。
書類選考で落ち続けたり、お祈りメールをもらうたびに、自分の何がいけないのかわからなくなってしまいます。いつも全力で頑張っています。
もうこれ以上自分のことをアピールできることはありません。周りの友達は内定が出始めている人もいて、焦りと不安で押しつぶされそうです。
どうしたら就活を乗り越えられますか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
これ以上頑張れないと感じたらやり方を見直してみるタイミング
質問文からもあなたが目の前のことに一生懸命頑張っている人柄が伝わります。今感じている焦りや不安も全力で頑張ってきたからこそのものでしょう。
就活に限らず、頑張っているのに結果が出ないという状況は「質」と「量」でいうところの「量」の部分が目一杯になっている状態です。
これ以上頑張れと言われても無理、という状態です。そのようなときは質の部分、やり方のほうを見直してみましょう。
たとえば、就活の基礎となる自己分析や企業研究について振り返ってみてください。
自己分析で見出した自身の強みや就活の軸を今見返してみて、違和感は感じていないでしょうか。企業が求める人物像も踏まえたアピールになっているでしょうか。応募する企業の客層やサービスの内容、同業他社との違いなどをしっかり理解できているでしょうか。
数をこなしたが故に、意外と見落としていたり、できていなかったりする部分が生じている可能性もあります。
他者の力を借りることも就活の自信を取り戻すための手段
また、やり方を変える手段の1つとして、周囲の力を借りることもおすすめです。1人で頑張っていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。友人や家族、大学の先生などに思いきって相談してみましょう。
もし、既に誰かに相談している場合は、「相談する相手を変えること」で新たな気付きやヒントを得ることもできます。
試験や面接を受けるのはあなた自身ですが、就活はすべてを1人でやる必要はありません。
また、たとえ合格できなかったとしても、それはただその企業とあなたが合わなかったというだけで、あなた自身が否定されるものではないのです。
使えるものや頼れる人は存分に活用しつつ、減らせる負担は減らすことも就活を乗り切るためには大切なことだと私は思います。まずは走り続けるための土台を今一度固めていきましょう。
就活につまずいたら書類・面接・メンタルの3つを見直すべし
なかなか内定がもらえないとのこと、さぞつらいと思います。
全力で頑張っているのに就職試験に落ちてしまう理由には、書類の書き方、面接時のアピール、メンタルの3つが考えられます。
書類の書き方については、私はこれまでたくさんの就活生の書類添削をしてきましたが、一定数見づらいと感じるものがありました。
その理由は文章構成力が欠けてしまっているからです。自己アピールの文章に起承転結が無いものは、読み進めにくい印象になってしまいます。私が全体的に赤ペンをいれることになり、書類が真っ赤になった受講生もいました。
ほかにも、文字に乱れがあることも見づらい書類になる要因の1つです。乱暴に書かれた書類は、見た瞬間に目を通す気持ちが半減します。しかし一方で、きれいな字を書くことが苦手なのだろうと感じた場合でも、頑張って書かれているものは心に響くものです。
また、書類作成の際にPCを使ったとしても、心を込めて作ったか否かはすぐにわかります。提出書類が、やっつけ仕事になっていないか、今一度自分の胸に聞いてみてください。
就活のやり方を見直しつつ、心の状態も整えて挑戦を続けよう
就活がうまくいかない2つ目の要因は、面接時のアピールです。これは、アピールポイントが相手目線になっていないことが挙げられます。たとえば、「影響力のある人になりたいです」という一言があったとします。
これは、学生のときには賞賛される言葉ですが、社会人としてはNGです。なぜなら、学校は費用を払って頑張る場所ですが、社会では成果を上げて報酬を得る場所という違いがあるからです。
そのため就活でアピールすべきなのは、自分の「なりたい」ではなく「その企業のためにどのようなことで貢献できるのか」といった内容なのです。
具体的には、「私は、大学3年生の時に、IIBC大学生英語スピーチコンテストで1位入賞となりました。その経験を活かし、国内外の取引先と御社の架け橋となれるよう尽力したいと思います。」といった感じです。
ここでは、数値実績を盛り込むことがポイントになります。理由としては、アピールポイントがコミュニケーション能力など数値化しづらいものだと、明確な評価につながりにくいという特徴があるからです。
そして最後に、メンタル面も就活がうまくいかなくなる原因になり得ます。
質問のなかで「周りの友達は内定が出始めている人もいて、焦りと不安で押しつぶされそう」とありましたが、こういったメンタルが不安定な状態が面接官にも伝わってしまっている可能性があります。
社会人というのは学生時代とは違い、マインドコントロールも自己責任であり仕事の一部なのです。そのため、少しつらいことがあると心が折れてしまうような繊細さを持つ人だと思われてしまうと、そこが懸念点となり採用に至らないことがあります。
心を強く持つことで、面接での結果も変わってくるかもしれません。ぜひ、瞑想や運動など、心を整える活動にも取り組んでみてください。
あなたが1日でも早く内定を勝ち取れるよう願っています。
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