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自己分析がどうしてもできません……。

就職活動で重要だと聞く自己分析ですが、何から始めれば良いのかまったくわからず、前に進めません。

自分の強みや弱み、興味のあることなどを考えてみても、どれもしっくりこなかったり、抽象的で面接でどう伝えれば良いかイメージできなかったりします。自己分析がうまい人はどのようにおこなっているのでしょうか?

自己分析ができないまま就職活動を進めるのは、やはり不利でしょうか? 自己分析がうまくできない場合、ほかにどのような方法で自分の適性や本当にやりたいことを見つけることができるでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

加藤 賀子

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自己分析は難しく考えないことが鍵! 3つのステップで進めよう

自己分析につまずいてしまった際はまず、「綺麗にまとめよう」という考えを捨てましょう。

裏紙でも何でも良いので、大きな紙を用意して、以下の3つの手順でとにかく手を動かしてみてください。

1.「殴り書き」で全てを吐き出す

用意した紙やノートに、あなた自身の「好きなこと」や「嫌いなこと」、「長所や改善したいこと」といったテーマを設け、思いつくままに走り書きでどんどん書き出していきます。

文章にする必要はありません。単語やフレーズで大丈夫です。

2.「なぜ?」で深く掘り下げげる

次に、書き出した内容の一つひとつに対して、「なぜ自分はこれが好きなんだろう?」「なぜここは改善したいと思うんだろう?」と、矢印を引っ張るなどして理由を書き加えていきます。

これも「なぜ?」という自分自身への問いかけに対して、思いつくままに書いていきましょう。

3.一日寝かせて、客観的に見つめ直す

この作業が終わったら、その紙を一度しまって、一日置いてから改めて見直してみてください。不思議と、客観的に自分自身が見えてくるはずです。

この「殴り書き」から始めるプロセスそのものが、もっとも効果的で本質的な自己分析につながると私は考えています。

結果として、あなた自身のことを深く理解できている状態になるのです。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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自己分析は可視化がポイント! おすすめはマンダラチャート

自己分析はまず、頭の中だけで考えるのではなく、書き出すなどして自分の思考を「見える化」することが必要です。

一般的な自己分析ツールや、マインドマップ、ジョハリの窓などを活用して、客観的に自分を見つめましょう。

個人的にはマンダラチャートもおすすめです。

就活の目的に合った自己分析が必要! 困ったら専門家に相談しよう

また、自己分析は就職活動のどの段階でおこなうのかによってもおすすめの方法が変わります。

ガクチカや志望動機がある程度固まっているのであれば、特定のテーマを決めて深掘りしていくのが良いですね。

逆に、まだガクチカなどが決まりきっていないのであれば、たとえばアルバイト経験について「何を頑張ったのか」などを掘り下げる自己分析をするのも有効です。

ツールに頼ることにバイアスがかかるという懸念があるのかもしれませんが、それを軌道修正するのが私たちのようなキャリアコンサルタントの役割だと考えています。

だからこそ、どんどんツールを活用したり周囲の人を頼ったりするほうが、自己分析を進めるうえでは良いことだと私は思います。

具体的な自己分析の方法は以下の記事で解説しています。「自己分析のやり方がわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。

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自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください

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