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引きこもりだったことがあるので仕事をするのが怖いです……。
私は数年前から実家に引きこもっています。ちゃんと正社員になって社会復帰したいと考えているのですが、以前職場で受けたパワハラや過酷な労働条件などのせいで仕事に対して強い恐怖心があり、なかなか一歩を踏み出せません。
そもそも勇気が出ないというのもありますが、引きこもりをして親のすねをかじっていた時期があるということも、再就職のときに不利になるのではないかと思うと就職活動すらも不安でたまらなくなります。
引きこもり経験のある人が、社会復帰していくためにはまず何をすべきなのでしょうか? また、仕事への恐怖心を少しでも和らげるための具体的な方法や就活のコツなどがあれば教えていただきたいです。よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
引きこもりから働くのなら自分のペースで進めよう
引きこもりの経験があると、社会復帰に対して不安や恐怖を感じるのはとても自然なことです。
まずは「自分のペースで少しずつ進めていけば良い」ということを覚えておいてくださいね。焦らずに、今の気持ちを大切にしながら、一歩ずつ前に進むことが大切です。
まずは自分を見つめ直して小さな一歩から踏み出してみよう
社会復帰の第一歩としては、まず自分の気持ちや体調を見つめ直すことから始めましょう。
たとえば、カウンセリングやキャリア相談を利用して、過去の経験や不安を整理するのがおすすめです。専門家のサポートを受けることで、自信が少しずつ戻ってきますし、具体的な目標も立てやすくなります。
また、仕事への恐怖心を和らげるためには、いきなり正社員を目指すより、まずはパートやアルバイト、短期の仕事など、負担が少ない働き方から始めるのも効果的です。
少しずつ職場の環境に慣れ、成功体験を積むことで働くことへの不安が和らいでいきます。
就活では、引きこもりの期間があっても隠す必要はありません。大切なのは、その期間に何を考え、どんな準備をして今の自分がいるのかを伝えること。正直に話しつつ、今後どう成長したいかをしっかり伝えられると、誠実さや前向きな姿勢が評価されます。
一歩踏み出すのは勇気がいりますが、あなたのペースで大丈夫です。サポートを活用しながら、自分に合った働き方を見つけていきましょう。応援していますよ。
社会復帰をする前にまずは自分を褒めてあげよう
「以前職場で受けたパワハラや過酷な労働条件などのせいで仕事に対して強い恐怖心がある」とのことで、さぞつらい思いをしたのではないでしょうか。
そのようななか、引きこもりを脱却して正社員として社会復帰をしたいと考えていること自体が素晴らしいことです。
まずは、そのような考えに至った自分を十分に褒めてあげてください。
一度、引きこもると再び外に出るには多くのパワーが必要となります。なかなか勇気が出ないのも無理からぬことだと思います。そのうえで、今後ずっと引きこもっているわけにもいかないというのが実情でしょう。
正社員にこだわらずにスモールステップで自信を取り戻そう
ここからは、メンタル心理カウンセラーの立場から、仕事への恐怖心を少しでも和らげるための具体的な方法や就活のコツについて解説していきたいと思います。
まず、3つの点について考えてみましょう。
・正社員以外は対象外なのか
・どのような業界ならとトラウマが再発しないのか
・自分のスキルを最大限活用できるのはどのような業界なのか
上記3点を考えたときに、まずは正社員として高いハードルを一気に飛び越そうとするのではなく、フリーランスとして案件対応を手掛けながらベイビーステップで社会復帰をしていくという方法もあります。
次いで、短時間のアルバイト、クリア出来たら派遣社員、心と身体の筋力が全快したら、改めて正社員の道を検討してみるといった具合です。近頃では、大手企業でも合併やリストラが相次いでいます。そのため、企業の正社員だけが正義ではないはずです。
無理は禁物。まずは再び転んでしまわぬよう、自身を苦しめない歩幅で歩きはじめ、ステップアップしていくのはいかがでしょうか。あなたが、光の当たる階段を一歩ずつ登っていけるよう応援しています。
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