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文系が文房具メーカーに就職するにはどうすれば良いですか?
こんにちは。私は文房具集めが趣味で、文房具メーカーへの就職を考えています。学部は文学部なので文系なのですが、文房具メーカーの企業の中には文理の学歴を見ているところもあると聞き、文系の私でもちゃんと就職できるのか心配です。
文系の人が文房具メーカーに内定をもらうには、どんな対策をしておけば良いでしょうか? ちなみに、文房具メーカーの採用でも、理系のほうが有利なのでしょうか?
文房具メーカーの就職事情や採用担当者に響きやすいアピール要素など、いろいろアドバイスしていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
消費者のニーズに応えられる素質をアピールしよう
多くの文房具メーカーが文系、理系を問わず採用をしています。文系出身者に向いている業務は、マーケティングや商品企画、営業などです。
これらの業務では、リサーチ能力、文章力、分析力、プレゼンテーション能力など、文系で培ったスキルを活かすことができます。また、商品企画部門では、創造性やアイデア力も求められます。
どの業務であれ、世の中のニーズに応じて新しい商品を生み出す仕事であるため、仕事に対する熱意や柔軟な発想力が重要になります。
自分の強みをどう業務に活かせるか明確に語れる準備が必須
実際、毎年多くの文系学生が文房具メーカーを志望しています。その理由の多くは、「文房具が好きだから」という理由です。
なかには、「好き」を原点に、より多くの人に喜んでもらえる文房具を世に送り出したいという想いを語ってくれる学生もいます。
文房具メーカーというと、有名な一流企業がいくつか思い浮かぶかもしれません。しかし、特定の分野に特化した企業や、新しい分野にチャレンジするメーカーも数多く存在しています。
たとえばある学生は、マスキングテープを製造・販売している企業への就職を決めました。
その理由として、若手でもアイデアを出して商品開発に携われる環境であること、そしてマスキングテープ自体に大きな可能性を感じたことを挙げていました。
ぜひ、業界、企業研究をしっかりとおこない、自分の持つどの強みをどのように活かすことができるのか、また、入社後何をしたいのか、将来の夢は何かなど前向きな思いを採用担当者に伝えましょう。
その思いが伝われば、内定が一歩近づきます。
自己分析・企業研究・選考対策の基本を徹底しよう
基本的には、文房具メーカーであっても、ほかのメーカーや異なる業界であっても、また文系・理系にかかわらず、就職活動で本質的に対策すべきポイントは変わりません。
ポイントは3つあります。自己分析・企業研究・選考対策です。自己分析では、自分のことを自分の言葉で自信を持って語れるようになるまで、しっかりと自分自身と向き合いましょう。
キャリアコンサルタントや就活塾など第三者を頼ることや、自己分析本のベストセラー絶対内定のワークシートもおすすめです。
企業研究は、納得感のある志望動機を伝えるために不可欠です。
ネット上の情報だけでなく、社会人訪問などを通じて、現場の雰囲気や実際の声を取り入れることで、より深みのある志望理由につながり、他の応募者との差別化にもなります。
次に、選考対策です。Webテスト、グループディスカッション(GD)、エントリーシート(ES)、面接など、各選考段階に応じた準備が必要です。
特にESの添削や模擬面接は、何度もフィードバックを受けながら対策を重ねていくことが重要だといえます。
好きを仕事にすることへの覚悟も必要
また、「文房具集めが趣味で、文房具メーカーへの就職を考えています」と書かれているものの、好きと仕事にすることは別物だという点には注意が必要です。
ご飯を食べるのが好きなことと、ご飯を作るのが好きなことは違うように、趣味と仕事は本質的に異なります。
その違いを理解したうえで、企業への志望動機や将来のビジョンを組み立てていくことが、就職活動では大切になります。
以下の記事では文房具メーカーの特徴や向いている人などを解説しています。文房具メーカーへの就職を視野に入れている人は、事前にチェックしておきましょう。
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