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面接で「笑わせたら勝ち」って本当ですか?
就職活動中の大学生です。就活に関するアドバイスのなかには、「面接官を笑わせることができれば、場の雰囲気が良くなり、内定に近づける」というものを見かけることがあります。
たしかに、和やかな雰囲気で面接が進むことは良いことだと思いますが、面接で笑いを取ろうとすることは、本当に選考において有利になるのでしょうか?
もし、面接官を笑わせることを意識しすぎると、真剣さに欠ける印象を残してしまったりする可能性はないのでしょうか? また、もし意識する場合にどのような点に注意すべきか、採用担当者の方や経験者の方のご意見を伺いたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接は誠実さが一番! 笑いのエッセンスはユーモア程度に留めよう
まず結論から言うと、「面接官を笑わせたから合格」ということには、必ずしもつながりません。場合によっては、失笑を買ってしまうリスクもあります。
しかしだからといって、面接にユーモアが不要というわけではありません。面接の場に笑顔や笑いが生まれること自体は、場の空気を和ませられるため、非常に良いことです。あなたの素の人間性や社交性が伝わるきっかけにもなります。
無理に笑わせようとするのはNG! 面接本来の目的を見失わないことが大切
避けるべきなのは、「笑いを取ろう」と意識しすぎることです。その意識が強すぎると、かえって空回りしてしまう可能性があります。
面接は、ご自身が学んできたことや志望動機を伝える場です。ユーモアを狙うよりも、誠実さや、相手の話を理解し自分の考えを的確に伝えるコミュニケーション能力のほうが、間違いなく重要視されているのです。
自然な笑顔や軽いユーモアは武器になり得ますが、それを目的にしないようにしましょう。
面接官を無理に笑わせる必要はない! 自然なユーモア程度が吉
たしかに、和やかな雰囲気を作れることは大切なことですね。ユーモアを交えた会話で面接官に笑顔が生まれれば、「コミュニケーション能力が高い」という好印象につながりやすく、記憶にも残りやすくなります。
そのため、面接で笑いが生まれることは評価を高める一つの要素にはなり得ます。
しかし大前提として、面接はお笑いの舞台ではありません。 無理に笑わせる必要はまったくないのです。
笑いで評価を取りに行くのではなく、自分自身のアピールに徹しよう
「笑わせたら勝ちだ」と考えて笑いをとることを意識しすぎると、かえって話が滑って気まずい空気になったり、本来伝えるべき自己PRや強みがきちんと伝わらないまま終わってしまったりと、逆効果になる危険性があります。
もっとも理想的なのは、あなたの強みや志望動機をしっかりと伝えたうえで、自然な会話の流れのなかで、結果として笑顔が生まれるという状況です。
あくまで基本は自己アピールに注力しましょう。そのうえでの少しのユーモアが、あなたをもっとも魅力的に見せることにつながります。
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