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面接が長引くのは良い兆候ですか?
就職活動の面接を受けた際、予定時間を大幅に超えて面接が長引くことがあります。これは、企業が私のことをもっと知りたいと思ってくれている良い兆候なのでしょうか?
それとも、単に面接官の都合で時間が押してしまっているだけで、合否には関係ないのでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接が長引くのは企業に興味を持たれている可能大!
まず結論として、基本的には面接時間が長引くのは良い兆候だととらえても問題ないと思います。
たとえば、私が面接練習をおこなう際も、もっと話を聞きたい、深く掘り下げたいと感じる学生さんに対しては、自然と質問が増えて時間が長くなる傾向があります。具体的なエピソードや、それに対してどう考えているのかを知りたくなるからです。
そのため、企業側の面接官が選考にしっかり時間をかけてくれるのは、「あなたに興味がありますよ」という意思表示である可能性が高いといえるでしょう。
良い兆候には該当しないケースも! 手応えは質問内容や雰囲気で判断しよう
一方で、学生側の話が要領を得ず、面接官が理解するために質問を重ねた結果、長引いてしまうというケースも考えられます。
ただこういったケースの場合、もし面接官が「この人の話はよくわからないな」と感じた場合、ある程度のところで見切りをつけて「今回はこのくらいかな」と早めに面接を切り上げてしまうことも少なくありません。
自分が受けた面接が、最終的にどちらのケースに該当するのかを判断するには、「どのような質問をされているか」や「会話全体の雰囲気」を冷静に観察することが大切です。
あなた自身やあなたの経験に興味を持って深掘りしてくれているのか、それとも話のつじつまを合わせるための確認のような質問が多いのか、その場の空気感から判断してみてください。
長引いても一喜一憂するのはNG! 面接時間の合否への影響は少ない
面接の雰囲気にもよりますが、一概に良い兆候とはいえません。結論としては、合否にはあまり影響がないと私は考えています。
面接官側に考えられる面接が長引く事情としては、単に話が長い面接官だっただけという場合が挙げられます。私も採用担当をしていたとき、話が長い経営陣の面接で、途中で「そろそろお時間です」と声をかけることもありましたね。
手応えを予想することは可能! 会話の盛り上がり方や空気感に着目しよう
面接官が一生懸命質問の意図を伝えようとしても、応募者側にうまく伝わらず、何度も同じことを聞いたり、応募者の回答が長かったりすることで長引く場合もあります。
そのため、今挙げたようなネガティブな要因が関係していることもあれば、合否とはまったく関係ない場合もあるのです。
面接が長引いたなかで、どのような雰囲気であれば良い兆候の可能性があるかといえば、面接官との会話が盛り上がっている感覚は、通常の会話と同様にあると思います。
共感できる点が多かったり、企業側から「それはいいですね」といったポジティブな言葉が多く聞かれたりしたのであれば、良い兆候といえるかもしれません。
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