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就活でエントリー数が少ないのはまずいですか?
4月から就職活動を始めたものの、書類の作成や選考対策が大変なので、5社くらいしかエントリーしていません。しかし最近、周りの友人は平均10社くらいはエントリーしていると聞いて、自分とのエントリー数の差に不安を感じています。
興味のある企業に絞ってエントリーしてしまったのですが、エントリー数少ないのはまずいでしょうか? 具体的にどのくらいの数エントリーすれば良いのか教えてください。
また、あまりエントリー数を増やすと選考スケジュールをうまく回せるか自信がないので、エントリー数に応じた就活の進め方のコツなどについても教えていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
エントリー数が少なすぎると選択肢が狭まることもある
私は就活講座なども担当しています。そこでいつもお話ししているのは、大学3年生の夏休みまでは業界を広くみること、そして秋に入ったら3〜5業界に絞ることです。早期選考を除いて、3月からは10〜20社にエントリーすることを推奨しています。
また、業界については1つに絞ってしまうとリスクがあります。興味のある業界に絞って活動しても、業界側から見たときに適性が違うと判断されてしまうと、なかなか結果に結びつかないということがあるのです。
それから別の業界を探し始めると、時期的にも遅くなり可能性が狭くなっていきます。
また、エントリー数でいうと、少なければ丁寧な対応ができるものの、どれだけ数が少なくても選考の過程で不合格となってしまうことも多いです。「途中で持ち駒がなくなってしまいました」とキャリアセンターに相談に来る学生も多くいます。
自分の軸をもって10~20社に応募できるように準備しよう!
だからこそ、10~20社に応募できるように準備を進めてほしいと思います。そのためには、選考が本格的に始まる3月までにエントリーシート(ES)を書いておく、面接対策をしておく、業界や企業研究をしっかり進めておくなどの対策が必要です。
また、業界や企業を脈絡なく選ぶのではなく、自分の就活の軸に合わせて選ぶことが大切だといえます。
自分の持つ価値観が共通して通用する企業であれば、同じエピソードを使って採用担当者の質問に答えることも可能だからです。
少数のエントリーで就活を進めると集中力が高まる!
一般的なエントリー数は、平均10〜15社程度です。当然、数が多い方が内定取得率も上がります。しかし、その分苦労があったり、一定の努力も必要になってくるものです。
質問者さんのように、興味のある企業に絞ってエントリーすることは悪いことではありません。集中もできるので効率も良いと思います。
ただ、エントリー数を増やして場数を踏むというのも良い方法です。どちらのやり方であっても、本命選考に向けて就活力を高めるために経験を積みましょう。
志望度が低い状態でもエントリー可能! 効率的に就活を進めよう
また、新卒選考では複数応募をすることが当たり前であるため、「志望度が低いから申し訳ない」という理由でエントリーをしないという考え方は必要ないと思います。
企業側からすると、応募者にエントリーしてもらうことから採用活動がスタートします。そのうえで、なぜ応募者に選ばれなかったかを企業努力で解決していくのです。
したがって、エントリーはお互いにとっても有益なことだと思います。また、エントリー数に応じた就活の進め方としては、業界研究などの時間も短縮でき同時に比較もできることから、同業他社のエントリーを増やすと効率が良くなると覚えておきましょう。
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