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ガクチカで課題解決のエピソードがないと不利ですか?

就活始めたての学生です。ガクチカを考えているのですが、課題解決のエピソードがないことに悩んでいます。

インターネットの情報などを見ると、「課題解決能力をアピールすることが重要」と書かれていることが多いので、自分にはアピールできることがないのではないかと不安です。

ゼミやサークル、アルバイトなどで、特に大きな課題に直面したり、それを解決するために試行錯誤したりといった経験があまり思い当たりません。

目に見えるような大きな成果や、劇的な変化を起こしたエピソードがない場合、ガクチカでは何をアピールすれば良いのでしょうか?

また、ガクチカのなかに課題を解決したようなエピソードがないと、選考で不利になってしまうのか、教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師

吉田 隼人

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日常に溢れる経験も課題解決の経験につながる

ガクチカで課題解決のエピソードがなくても、まったく不利ではありません。

この質問は非常に多く寄せられますが、企業は必ずしも課題解決ができる人材だけを求めているわけではありません。多様なプロセスや人間性を見ています。

また、そもそも自分では課題解決だと思っていないだけで、実は課題解決につながっているエピソードがある場合も多いです。何もしていないという人を除けば、ほとんどの人は何かしらの課題解決の経験があります。

たとえば、受験勉強やサークル活動での上達、アルバイトでの改善、さらには趣味やゲームで何かを達成したことも、ある意味で課題解決です。

自身の経験を深掘りして価値を見出そう!

重要なのは、自分の経験をしっかり深掘りして言語化することです。自信がない場合や、客観的な意見が欲しい場合は、第三者と壁打ちすることで、自身の経験のなかに課題解決の要素を見つけることができるでしょう。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

秋田 拓也

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ガクチカで求められているのは課題解決の経験ではない

ガクチカで課題解決のエピソードがなくても、心配はいりません。

課題解決のエピソードはインパクトがあるものの、そもそもガクチカで求められているのは学生時代に力を入れた経験です。

あなたのエピソードのなかでどんなことに一生懸命に取組み、努力したのか、何を学んだか、そして今その経験から何が活かされているかそれを伝えれば良いのです。

ほかの人が成しえない経験は採用担当者の印象に残る!

一般的にガクチカのエピソードとして多いのが、ゼミやサークル、アルバイトのエピソードです。正直なところ、採用担当者は「またか」というのが本音ではないでしょうか。

ただ、エピソードの内容は似たような出来事でも、表現の仕方で印象が違う場合もあります。

そのためガクチカはでは、課題解決にこだわる必要はありません。むしろ、ほかの人がエピソードにしないような内容のほうが、読み手の印象に残ります。

しかし印象に残るだけでは不十分で、当然ながら内容も重要です。

過去には、ガクチカエピソードの詳しい内容が気になったケースもありました。何が良くて、何が悪いという考え方を払拭し、自分らしいエピソードでアピールしましょう。

以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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