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「人と話すことが好き」は自己PRでアピールできますか?

人と話すことが好きなので、この特徴を自己PRでアピールしたいと考えています。

ですが、この特徴を実際アピールして企業はどのような印象を抱くのでしょうか? プロの視点で教えていただきたいです。

また、アピールするならどのように伝えれば面接官の印象に残りますか? 例文や、実際に「人と話すことが好き」ということをアピールしていた学生で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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「人と話すのが好き」を別の表現に言い換えてみよう

「人と話すのが好き」という性格を自己PRで使うためには、「コミュニケーション能力」がある点を伝えることが大切です。

「人と話すのが好き」といった伝え方では、「おしゃべり好き」とも捉えられかねません。 「話す」という言葉には「一方通行のおしゃべり」といった印象もあるからです。

よりポジティブな印象を与えるためには、「人との会話を楽しめます」の方が印象は良くなります。もう少し就活に響きやすいワードを使用するなら、「コミュニケーション能力が高い」「人見知りがなく誰とでも円滑なコミュニケーションができる」でしょうか。

もしあなたが「会話ではなく、人に話すこと自体が好き」なら、上記の内容には当てはまらないので、違う自己PRを探しましょう。こじつけた自己PRは、面接時に齟齬が起きる可能性があります。

強みを正しくアピールできる言葉で表すことが大切

就活の自己PRは、自分のポジティブな部分をきっちりと相手に伝えるために、違う意味に捉えられてしまう可能性のある書き方はできるだけ避けましょう。

そして、アピールする内容に合致したエピソードも具体的に伝えるとわかりやすくなります。今回の自己PRなら「友人との会話」よりも「目上の人」や「バイト先」でのエピソードが伝わりやすいと思いますよ。

「人と話すことが好き」な人は「誰とでも仲良くできる」とも言えますね。こちらの記事では、「誰とでも仲良くできる」の言い換え13選を例文付きで解説しています。参考にしてみてくださいね。

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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具体的な場面も一緒に伝えるようにしよう

「人と話すことが好き」というのは、どんな場面で感じたことでしょうか。より具体的に述べられると、イメージがよりわかりやすく伝わります。「こんな褒め言葉をもらったことがある」といった記述でもわかりやすいです。

「人を話すことが好き」を深掘りするとほかの強みが見つかる可能性も

これまでの学生の自己PRでは、「アルバイト先の居酒屋で、常連さんたちの人生経験談を聞くのが好き」というエピソードが印象に残っています。好奇心の旺盛さと他者に対する敬意と謙虚さが感じられ、顧客の話を聞く営業志望として適したアピールだと感じました。

また、別の学生は「サークルの新人勧誘で、わかりやすい説明を考えて魅力をアピールするのが好き」と、話す準備プロセスに魅力を感じていることをアピールしていました。

このように「具体的には?」を述べていくと、実のところ、まったく違う強みのアピールをしていることもあります。そのため、エピソードの場面が想像できるように具体的に述べていくことが大切です。「志望している仕事にどう生かせるか」まで想像して書けると、企業側にもより伝わりやすくなりますよ。

「そもそも自己PRの書き方がわからない」と悩んでいる人はこちらの記事を参考に作成してみてください。

自己PRはPREP法・STAR法を使うと効率的に作成できます。こちらの記事もぜひ参考にしてください。

自己PRの質をさらに上げるために、書き出し方のコツをつかみましょう。こちらの記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてくださいね。

自己PRは最後の文章で人事の印象を左右します。こちらの記事も併せてチェックして人事の心をグッとつかみましょう。

「コミュニケーション能力をアピールしたい!」という人はこちらの記事を参考に自己PRを作成してみてください。

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