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ガクチカが3つもないです。

就職活動でガクチカを少なくとも3つは用意しておくべきと言われましたが、正直、自信を持って話せるような経験がそんなにないです。

大学では、アルバイトと授業がほとんどで、サークル活動やボランティア、長期インターンといった目立った活動をしてきませんでした。

この状況で、どのようにガクチカをひねり出せば良いのか、悩んでいます。ささいな経験でもガクチカとしてアピールできるものなのか教えていただきたいです。

もしアピールできるなら、どのような視点で自分の経験を振り返れば良いのか、具体的なアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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ガクチカは身近な経験で良い! 没頭した取り組むを話そう

「ガクチカ」と聞くと、表彰経験のような華々しいエピソードを用意しなければならないと思われがちですが、その必要はまったくありません。

アルバイトの経験や、大学の授業で熱心に取り組んだことなど、ごく身近な経験で十分です。

ガクチカは一つの話でも複数の観点で考えると数を増やせる

もし三つのエピソードを用意するのが難しい場合は、一つの経験を異なる切り口から語るという方法も有効です。

たとえば、接客のアルバイト経験であれば、以下の観点が考えられます。

・顧客対応: 顧客に喜んでいただくために工夫したこと
・課題解決: クレームが発生した際にどのように対応したか
・チームビルディング: 共に働く仲間とどのように協力したか
・後輩指導: 新しいメンバーに仕事を教える際に意識したこと

このように視点を変えるだけで、複数のガクチカとして展開できます。無理にエピソードの数を増やすよりも、一つの経験を深く掘り下げ、多角的に話せることのほうが重要です。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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ガクチカは3つ用意するよりも1つのエピソードを掘り下げよう

ガクチカの候補となるテーマは複数あってもかまいませんが、実際に企業に伝えるのは、深く語れる一つのエピソードで十分です。

その一つの内容をできるだけ詳細に分析し、伝えられるように準備するほうが、相手の印象に残りやすいでしょう。

多くの人が経験するアルバイトや授業といったテーマは、差別化が難しくアピールにならないのでは、と不安に思うかもしれません。しかし、まったくそんなことはありません。

エピソードを掘り下げてほかの人にも響く話を作ろう

たとえありふれたテーマでも、その人なりにこだわったことや力を入れて取り組んだこと、その結果うまくいったことや逆に失敗から学んだことなど、一つの物事を細かく分析すれば、話せる内容が思い浮かぶはずです。

ほかの人が見聞きすると、自分が思うよりずっと目立った経験だととらえられることもあります。一つひとつの行動とそのときに感じたことを思い出し、まずは文字にしてみることをおすすめします。

ガクチカがないと悩んでいる人は、次の記事をチェックしてみましょう。ガクチカを見つける方法や作り出す方法を解説しています。

ガクチカが複数見つからないときには次の記事も読んでみてください。おすすめのガクチカのテーマを紹介しているので、参考にしてみましょう。

次のQ&Aでは、ガクチカが一つしかない学生に向けてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて参考にしてみてください。

こちらのQ&Aでも「ガクチカは複数ないとだめなのか……」の疑問にキャリアコンサルタントが回答しています。同じように悩んでいる人は確認してみましょう。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、ガクチカが3分で完成します

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。

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 ツールで作成した例文 
私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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