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グループディスカッションのファシリテーターはどんな役割ですか?
就職活動のグループディスカッションで、ファシリテーターという役割に興味があります。
グループのなかのリーダー的な存在で目立てるイメージはあるのですが、具体的にどのようなことをすれば良いのかあまりわからず、また、自分に務まるのかも自信がありません。
インターネットで調べると、議論を円滑に進める役割だと書かれていますが、具体的にはどのような行動が求められるのか、具体的な場面の例などを示してもらえないでしょうか?
また、ファシリテーターに求められるスキルや、事前にしておくと良い対策などもあれば、ぜひアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ファシリテーターは議論を結論に導く役割! 要約力と論理思考を磨こう
グループディスカッションにおけるファシリテーターのおもな役割は、単に議論を率いるだけでなく、参加者全員の話を聞いて要点をまとめ、議論全体の流れを管理することです。
意見を発散させる段階から、それらを収束させて結論に導くまでのペースを適切に作ることが求められます。
この役割を担うには、日頃からニュースや動画の内容を要約する練習をしたり、複数人での会話で話の配分を考えたりするなど、論理的思考力とまとめる力を養っておくと良いでしょう。
人と意見交換をすることを楽しめる人や、多様な意見を整理して組み立てる論理的な思考が得意な人に向いています。
視野の広さをアピール! 陰で皆を支えよう
企業側の評価という点では、ファシリテーターは目立つリーダーというよりも、議論を裏から支える「縁の下の力持ち」のような存在と見なされるでしょう。
注目されるのは自己主張の強さではなく、多様な意見に耳を傾け、全体をまとめることのできる「視野の広さ」です。
進行役だけじゃない! ファシリテーターの3つの役割を理解しよう
ファシリテーターとは、議論を円滑に進めるための進行役です。
一般的な研修などでは、ファシリテーターは議論には参加せず参加者のサポートに徹することが多いですが、就職活動におけるファシリテーターは、進行役を務めながら自身も一人の参加者として議論に加わる点が大きな特徴となります。
具体的な役割は、伝える・観察する・働きかけるの3つです。
「伝える」とは、議論のテーマや目的を参加者に誤解のないように伝え、全員が混乱なく取り組めるようにすることを指します。
「観察する」とは、自身も議論に参加しながら、話に入れていない人はいないか、議論が本筋から逸れていないかなど、常に場全体を俯瞰して見ることです。
そして「働きかける」とは、観察を通じて「〇〇さんは発言しづらそうだ」「反対意見も取り入れれば議論が深まりそうだ」と考え、「〇〇さんの立場からはどう思いますか?」と話を振ったり、新たな視点を提示したりすることをいいます。
広い視野が武器になる! 周りを観察し議論を活性化させよう
これらは一見難しそうですが、普段の会話で皆さんが自然におこなっていることでもあるのです。
特に、状況把握が得意な人や、広い視野で物事を見られる人は、ファシリテーターに向いているといえるでしょう。
グループディスカッションの役割を決める際、「そもそもどのような役割があるのか」や「どのようにして決めれば良いのか」など疑問を持つ人もいると思います。以下の記事ではグループディスカッションの役割の種類や決め方などを解説しています。
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