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転職の二次面接が部長面接のときの対策法について教えてください。

現在転職活動中の者です。近々、とある企業の二次面接を受けるのですが、面接官が応募先の部署で部長をされている方だと知り、念入りな対策がしたいと思っています。とはいえ、具体的にどんな面接対策をして臨めば良いのか自信がなく、不安が大きくなってきました。

部長面接では、一次面接とは異なる視点で見られると聞きます。どのような質問で、どのような点を重視して評価されるのでしょうか?

部長の方に評価されるための具体的な準備や、そうしたクラスの方に響くアピールなどについて、プロのキャリアコンサルタントの方からのアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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深掘りに備えて転職理由と目的を明確するのがポイント

部長クラスとの二次面接は、一次面接とは見られる視点が異なります。自己PRや志望動機について、より深く、鋭く掘り下げられることを想定しておく必要があります。

特に転職活動においては、「なぜ今の会社を辞めるのか」という転職理由と、「入社して何を成し遂げたいのか」という目的を、矛盾なく、かつポジティブに説明できることがきわめて重要です。

この2つが曖昧だと、「うちの会社に入っても、また同じ理由で辞めてしまうのではないか」という懸念を抱かれてしまいます。

高い視座を持ち会社への貢献を最大限にアピールしよう

また、部長クラスの役職者は、現場の担当者よりも経営に近い視点を持っています。

そのため、単なる一個人の希望を語るのではなく、部署全体や会社の方針をふまえたうえで、経験やスキルをどのように活かして貢献できるのかを具体的に話すことが求められます。

そのためには、企業の事業内容や今後のビジョンについて、一次面接以上に深く理解しておくことが不可欠です。

高い視座を持ち、キャリアプランと会社の成長を結びつけて語れるように、万全の準備をして臨んでください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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部長面接は即戦力性と未来への貢献意欲を示そう

転職活動における部長クラスとの面接では、「配属後にどの業務を任せられるか」「将来のチームにどう貢献してくれるか」という、実務レベルに加えて未来の視点も踏まえて評価されます。

これまでの経験やスキルを短い時間で伝えきるため、成果物をPDF1枚にまとめるなど、視覚的な工夫も有効です。

冒頭2分くらいで自己紹介とともにプレゼンテーションできるよう準備しておきましょう。

担当案件はKPIとセットで具体的に語ろう

面接では、担当した案件の規模や自身の役割、困難を乗り越えた経験などを具体的に聞かれます。

STAR法に加えて、KPIの達成度合いなどをセットで回答すると説得力が増します。

逆質問では、「部長が描く組織の3年後の未来像」という未来に関するものや、「私に期待する役割」など実務に関するものをたずねると効果的です。

二次面接で深掘りされる質問や落ちてしまう人の特徴などは以下の記事で解説しています。突破して次の面接につなげるためにも以下の記事を確認して入念な対策に取り組みましょう。

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