この記事のまとめ
- WEB面接の流れは4段階にわけることができる
- トラブルが発生しやすいWEB面接は網羅的な準備が大切
- 印象面のポイントを押さえることで効果的に差をつけられる
- 面接力診断ツール
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昨今の感染症対策や選考の効率化の背景から、受ける機会の増えたWEB面接。「何に気を付けたらいいか良いかわかりません」「準備すべきことがわからず不安」と、対面での面接の経験が多い人からも、戸惑う声が多く寄せられます。
WEB面接は、対面面接と比較し伝えられる情報が限られているもの。失敗した時の印象は残りやすく、反対にアピールは伝わりにくいという特徴があります。そのため、ミスを発生させない徹底的な準備と、効果的なアピールの仕方を心得ることが大切です。
この記事では、キャリアアドバイザーの木村さん、鈴木さん、早川さん、マナー講師の樋口さんと、WEB面接の特徴や、攻略法を解説していきます。WEB面接を控えている人は、参考にしてくださいね。
WEB面接は対面と同じ対策だと落ちる可能性大
WEB面接に失敗する人に多いのは、必要な準備が多いことを理解できていないケースや、アピール方法を心得ていないケース。
特にアピールについては対面面接と同じような意識や伝え方になってしまう人が多くいます。WEB面接を突破するには、WEBならではの特徴を掴んだ対策ができているかがポイントです。
記事では、まずはWEB面接の特徴や流れについて解説。その後、WEB面接に必要な3つの準備を紹介するので、本番で焦らないように確認しましょう。そして、確実に高評価を狙える5つの攻略法を説明するため、万全な状態で通過できるよう対策していきましょうね。
面接官からのマイナス印象を避けるための注意点や、万が一トラブルが発生したときの対処法も紹介しているので、特に慎重に対策したい人は合わせて参考にしてください。
WEB面接に限らず、就活の面接全般対策したい人はこちらの記事を参考にしてください。押さえるべきポイントを解説しています。
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まずはWEB面接の特徴を理解しよう
まずはWEB面接の特徴を理解していないと、WEB面接にどんな対策がどの程度必要かイメージできないですよね。必要な対策を明確にするために、まずはWEB面接の特徴を押さえることが大切です。
特にWEB面接の経験が少ない人は、これから解説する内容をまず理解しておきましょう。
対面面接との違い
WEB面接の失敗例として、対面と同じ対策で済ませてしまい準備不足になるケースが多いため、異なる点を正確に把握することが大切です。
WEB面接と対面の面接は上記の違いがあります。
伝えられる情報は画面に映し出される内容に限定されるため、画面からはみ出す身振り手振りは伝わりにくくなってしまいます。反対に、画面上に映される顔の表情や、回答内容については対面の面接以上にフォーカスされることとなるでしょう。
WEB面接を受けていると、不意の来客があったり、工事の騒音が入ったりする可能性があります。
万一の時に備えて、インターホンの音量を下げておく、防音シートを貼っておくなど事前に不測の事態に備えて対応を決めておくと安心ですね。
採用している企業の割合
今後どれだけWEB面接を受ける可能性があるかを知るためにも、WEB面接を採用している企業の割合を把握しましょう。
就職みらい研究所の就職白書2024によると、24年卒の採用でWEB面接を実施した企業は、全体の69.3%と前年の23年卒よりも3.3%下回る結果となりました。
実施率はやや低下しているとはいえ、WEB面接を導入することで採用活動の効率化につながるため、今後もWEB面接を取り入れる企業は多くあるでしょう。だからこそ、WEB面接の対策は今後の就活において怠ってはならない対策の一つだといえます。
今までの採用活動は、時間・距離などの問題により、直接参加できる学生のみの採用活動しかできなかったのに対し、WEB面接はより優秀な人材発掘と採用ができるチャンスが企業側にあるので、これからも拡大していくと思います。
Web面接の他に録画面接を導入していいる企業もあります。以下の記事ではweb面接との違いや対策方法をまとめているので参考にしてみてください。
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WEB面接の流れをイメージしよう
WEB面接は、対面の面接と基本的な流れは同じものの、一部異なるところがあります。
流れをしらないままWEB面接に臨むと、自信のない印象や失礼な印象を与える可能性もあるため、事前に理解しておきましょう。
また全体の流れを押さえることで、その時々に必要な準備や対策も見えてくるはずですよ。
①5分前にログインする
まずは、5分前には指定されたツールにログインするようにしましょう。
時間ぴったりにログインをするのでは何かトラブルがあった際に間に合いません。かといって早すぎる時間にログインすると面接官側に通知がいくケースもあるため、5分前のログインを心掛けましょう。
面接を案内されたメールにURLが掲載されていることが多く、そこからログインすることができますよ。
②座ったまま挨拶をする
面接が始まったら、座ったまま自己紹介をしましょう。
対面の面接では入室後立ったまま自己紹介をすることが一般的ですが、WEB面接は座ったままで問題ありませんよ。
「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。」と挨拶し、礼をします。礼をした後顔を上げた際は、しっかりカメラを見るようにしましょう。面接官を見てしまうと、面接官側にとっては目線が下がっているという印象になってしまいます。
③対面と同じように面接する
面接で聞かれる内容は、基本的に対面の面接と変わりません。
WEB面接中の話し方などの具体的な対策は後述しますが、用意する回答内容としては同様と考えて問題ありません。
WEBなので、面接官との応答の間に不自然な間が空いてしまう可能性がありますが、気にせず堂々と回答するようにしましょう。
スマホを利用したり、パソコンのカメラが下に付いている時にありがちですが、面接官を見下ろすような角度になっているケースがあります。悪気はなくても失礼な印象を与えるので、面接中は写り方に気をつけましょう。
④お礼を言って退室する
WEB面接により採用活動は効率化されているものの、企業の人は忙しい時間を割いて面接しているため、面接終了後はしっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。
「これで面接を終わります」といった内容を伝えられたら「本日はお時間をいただきありがとうございました」と挨拶し、礼をしましょう。
また面接官が退室したのを待ってから退室するようにしてください。先に退室してしまうと「早く終わらせたかったのかな」と失礼な印象を持たれる場合がありますよ。
そのほかの面接の流れが気になる学生は以下の記事を参考にしてください。状況別に詳しく解説しています。
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アドバイザーコメント
鈴木 洵市
プロフィールを見る焦って会話が被らないように注意
WEB面接で特に注意しなければならないのは、面接官との会話が被らないようにすることです。
WEB面接は通常の対面面接と違い、面接官の反応を感じとれる情報が、視覚と聴覚から得られるものに限られています。これは慣れていないと非常に大きなストレスになります。
特に皆さんが普段から慣れていない面接という一大イベントでは、非常に緊張しやすく、空気感を感じることができないため、プレッシャーを感じやすくなります。
プレッシャーを感じすぎないようにしよう
ここでプレッシャーに耐え切れずに、「面接官からの質問にすぐに回答しなければならない」と焦ってしまい、面接官との会話が被ってしまうケースがあります。
するとかえって面接がスムーズに進まなくなり、あなたのWEB面接の印象が悪いものになってしまうかもしれません。
時間をかけて準備してきたのに、実力を発揮することができなくなってしまうともったいないですよね。プレッシャーを感じすぎず、会話が被らないように間を取ることを意識しましょう。
WEB面接に必要な3つの用意をしよう
WEB面接に必要な3つの準備
- 環境面の準備
- 身だしなみの準備
- トラブルへの対策
WEB面接で最も時間がかかるのが、面接を受けるための用意です。
WEB面接の場合、対面の時と同じ準備では思わぬアクシデントが発生する可能性があります。そこで、WEB面接ならではの準備をすることが大切です。
用意周到だからと言って高い評価につながるものではありませんが、1つでも抜けていると大きくマイナスな印象につながってしまうので、抜け漏れなく準備していきましょう。
特に環境面では、面接当日では間に合わない準備もあるので、遅くとも前日から目を通してチェックしておくと良いですね。
①環境面の準備
環境面で必要な準備
- 受ける場所を探そう
- 端末や付属品の準備をしよう
- 通信・周辺環境を整えよう
- アプリやアカウントを用意しよう
- 画面の確認をしよう
まずは、WEB面接を受ける環境について、準備すべき内容を説明していきます。
最も起こりやすいのが、環境面の準備不足によるトラブルであるため、万全に準備していきましょう。
環境面で必要な準備は、大きく上の5つに分けられます。受ける場所や端末、付属品の用意などは当日では準備することは難しいため、余裕を持って確認しておくと良いですね。
WEB面接では、些細な音声不良が発生しただけで焦ってしまい面接官への集中力が簡単に途切れる危険性があります。
そうならないために、事前にシミュレーションをおこなうなど、環境の準備をしておくことが大切です。また、いざとなったときの心の準備も忘れないようにしてくださいね。
受ける場所を探そう
WEB面接は、どこで受けるかが特に印象を左右する重要な要因です。
具体的には、下記5つの条件を満たす場所を見つけると良いですよ。通信環境が整っているか、騒音が入らないかも確認しましょう。
特に、画面の明るさは印象面を大きく左右します。おすすめは日光が入る場所ですが、難しい場合はデスクに専用の照明を置くと良いでしょう。また、画面上で明るさを調節することも可能です。なお、背景は白やベージュなど、無難な色の壁を選びましょう。
適している場所の条件
- 通信環境が安定している
- 人の出入りがない
- 声が出しやすい
- 静かである
- 明るい
- 背景として適切な場所がある
背景に適した場所がない場合は、バーチャル背景を使用してもよいです。ただ、バーチャル背景を使用するときは、奇抜なものではなく、基本的に無地無色のものを使うようにしてくださいね。
39点以下は要注意!
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端末や付属品の準備をしよう
面接を円滑に進めるには、端末や付属品の準備も大切です。
面接が中断される理由として、ネットワーク環境の不安定の他に、端末の整理や充電がされていなかったり、設定ミスであったりと端末や付属品側のミスも多くあります。
端末はPCがベストですが、位置を固定できるのであれば、タブレット、スマートフォンでも問題ありません。
上から見下ろしているような目線にならない位置に固定してくださいね。スタンドや本などを使って固定しましょう。
またスマホの場合は、縦画面にすると両端に黒い帯が入ってしまう可能性があるので、横向きにすると良いですよ。
端末や付属品に関する準備
- 端末はPCがベスト
- 充電は満タンにする
- コンセントにつなぐ
- マイクがついたイヤホンを接続する(大きいヘッドホンや派手なデザインは避ける)
- 他のアプリを閉じる
- データ使用量を確認する
- 通知をオフにする
通信・周辺環境を整えよう
WEB面接は、通信環境や周辺の環境が整っていないと、最悪の場合回答が聞こえなかったり、面接が中断されたりと結果を左右することが起きてしまいますよ。
そのため、以下のような通信環境、周辺環境のチェックをしておきましょう。
周辺環境の整え方
- 外の音声が入らないように窓を閉める
- 周囲のものを片づけておく
- 家電などの音が鳴らないようにしておく
通信環境の整え方①WiFiなどの無線を使う場合
- 他の端末の接続は切っておく
- ルーターの容量や状態を確認する
- 同時接続している人がいないかチェックする
通信環境の整え方②有線を使う場合
- 通信速度の目安である10Mbps以上となっているか調べておく
- 有線用変換アダプタなどがセットできているか確認する
アプリやアカウントを用意しよう
WEB面接によっては、アプリのダウンロードや、アカウントの作成が必要なケースがあります。
PCで受ける場合、アプリのダウンロードは基本不要となりますが、スマホやタブレットで受ける場合は必要になるケースがあります。一度指定されたURLからログインできるか試してみて、できないようであればアプリをダウンロードしてくださいね。
また、GoogleMeet、BIZMEE、Chatwork、Microsoft Teamsなどを使ってWEB面接を受ける場合は、アカウントを就活用に新たに作成するようにしましょう。作成時には、以下の点に注意してくださいね。
アカウント作成のポイント
- 氏名:漢字でフルネーム
- 画像:なし、またはフォーマルな写真
- メールアドレス:本名に近いものが望ましい
印象が良いアカウントは、シンプルで見ただけで誰かわかるものです。そうすれば面接後も顔とアカウント名が一致しやすくなります。逆に印象が悪いのは覚えにくい名前や、芸能人など別の人の名前が入っているものなので注意しましょう。
画面と音声の確認をしよう
環境を整えられたら、実際に画面への写り方や音声を確認してみましょう。
自分が思っているよりも印象が暗かったり声が聞こえにくかったりする可能性があるため写り方のチェックは大切です。リハーサルのつもりでおこないましょう。
特に、画面の明るさについてはまぶしすぎない最大限の明るさになっていることで、さわやかな印象につながります。画面に入る前に音声と映像を確認できるアプリが多いため、チェックしてみましょう。テスト環境をネット上に掲載しているアプリもありますよ。
自分が画面の中でどう映るかの確認と共に、面接の場にふさわしくないものが背景に一緒に映ってしまっていないかもよくチェックしてくださいね。テスト環境などで映っているものを確認してみましょう。
Zoom面接を受けるコツはこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
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②身だしなみの準備
身だしなみを整える準備
- 基本はスーツを着用しよう
- 対面と同じように髪型を整えよう
- 化粧は血色の良さを意識しよう
WEB面接は、対面よりも面接官に見られる範囲が狭いことや画質の悪さから、身だしなみを油断してしまうケースが多いです。
しかし、多くの就活生を見ている面接官にとって、オンライン上であっても身だしなみの乱れを見つけることは容易なのです。そのため、WEB面接であっても身だしなみを入念に準備することが大切ですよ。
ここでは、面接官が特に着目する身だしなみについて解説していきます。WEB面接だからと言って気を抜かないように、ポイントをしっかり押さえていきましょうね。
基本はスーツを着用しよう
WEBだからといって服装で気を抜くことは避けてくださいね。企業は画面から受ける情報すべてから判断することとなるため、服装の乱れもチェックの対象です。
基本的にはスーツを着用するようにしましょう。以下で紹介している特徴をチェックしてくださいね。
スーツのポイント
- 色は黒や紺やグレーにする
- Yシャツやブラウスの色は白や淡い色のものにする
- 男性はネクタイを締める
「最後に立ってください」など、起立を求められるケースもあります。そのため、下半身もしっかりと着用してください。
私服の指示があった場合は、オフィスカジュアルな服装にしましょう。その際も、清潔感を意識し、派手過ぎるような格好は避けてください。
オフィスカジュアルのポイント
- ジャケットまたはカーディガンを羽織る
- シャツやブラウスを切る
- 派手な色や柄物は避ける
- シンプルで清潔感があることを意識する
WEB面接中に思いがけない不測の事態が起き、対応しようと立ち上がって全身が映る可能性もあります。その場合に就活生の服装があべこべであったら、面接官からの印象は悪くなってしまいます。万が一に備えて全身の準備をしておいてくださいね。
以下の記事では面接の正しい服装を詳しく解説しているので、WEB面接であってもこちらを参考に服装を整えておきましょう。
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面接で服装を整えることは最低限のマナー。面接における服装の基本マナーを押さえましょう。この記事では服装の意識すべきポイントや評価に与える影響などをキャリアコンサルタントがプロの現場目線で解説します。
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対面と同じように髪型を整えよう
WEB面接では、画面上で首から上が大部分を占めるため、髪型をしっかり整えることが大切です。
ウテナの新卒採用に関する調査によると、Web面接で面接官が最も気になった身だしなみの乱れは、「寝ぐせ」「表面から飛び出している短い毛」といった髪型に関するものとなっています。
つまり、WEB面接では髪型で印象が決まると考えて、以下のリストで挙げているポイントは網羅しておくようにしましょう。
男性の髪型のポイント
- 短髪がおすすめ
- 整髪剤で固める
- 前髪は目にかからないようにする
女性の髪型のポイント
- 長ければ1つにまとめる
- 短ければヘアピンなどで固定し顔にかからないようにする
- 前髪は目にかからないようにする
化粧は血色の良さを意識しよう
WEBでは、画面の設定や光だけでは明るさが不十分であったり、逆に画面が明るすぎて不自然になってしまうこともあります。
そこで画面上映えるような、自然かつ血色が良く見えるような化粧を意識しましょう。具体的には、以下のポイントを参考にしてみてくださいね。
化粧のポイント
- リップやチークはオレンジやピンクの派手すぎない色にする
- アイシャドウはブラウン系の落ち着いた色にする
- ハイライトやシェーディングを使ってはっきりとした印象を残す
WEB面接の場合、対面とは異なり基本的に顔がアップに近い形で表示され、面接官の視線が自然と顔周辺に集中することになります。
必要に応じて証明も調節して、肌の色が自然に見えるようにリハーサル動画で本番のファンデーションや下地などの適量を見つけておきましょう。
アドバイザーコメント
樋口 智香子
プロフィールを見るWEB面接は髪型と顔のマナーを特に意識しよう
常に顔のアップが見られているWEB面接では、髪型や顔そのものへの見え方を意識することが大切です。具体的には、以下の点を意識してください。
①髪型
額と耳が見えているスタイルが好印象です。額と耳を出すと、清潔感が増し、顔色が明るく見えます。
わざとアクセントをつけてはねさせたり、流したりする方法もありますが、就活の場では不向きです。カメラ越しには、寝ぐせのように見えてしまうことがあります。
また面接中には、髪をさわらないようにしましょう。そのためには、整髪料を使って、前髪や耳周りの髪が落ちてこないようにしておくことが大切です。
顔周りの後れ毛を垂らす方法がありますが(いわゆる「触角」と呼ばれるもの)単にまとめていないように見えるので、就活には不適切です。
まとめる際は、ヘアピンは少ない方が好印象です。特に、カメラに映る前髪は、ピンで留めてしまうと子供っぽい印象になってしまいます。できる限り、整髪料でセットしましょう。
②顔
清潔にしておくのはもちろんのこと、盲点になりやすいのが、眉です。事前にカットするなど、整えておくことをおすすめします。
面接のマナーあ不採用理由にもなりやすいです。面接のマナーについてはこちらの記事でも紹介しているので参考にしてくださいね。
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面接のマナーは合否をわける重要要素。念入りな対策が欠かせません。面接時の一連のマナーから身だしなみのマナーまでキャリアコンサルタントが徹底解説します。集団面接やWEB面接のマナーも紹介するので、参考にしてください。
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③トラブルへの対策
どんなに準備しても、思わぬトラブルが発生してしまうことがあります。
トラブル発生時には慌てたりせず、落ち着いて対応することが大切です。トラブルが生じたからといって諦める必要はありません。その後の対応がしっかりできれば巻き返しが可能ですよ。
ここでは、WEB面接で起こりうるトラブルと、その対策について説明していきます。どのような問題が起こりやすいのか、そのためにはどう対応すれば良いのか考えていきましょう。
会社の緊急連絡先を控えておこう
ネットワーク回線が安定したところで面接を受けたとしても、電波干渉が起きたり、ルーター端末の不調などでWEB面接が中断される可能性があります。
その場合に備えて、会社の緊急連絡先を控えておきましょう。面接前に、担当者の名前と電話番号を確認しておくことが大切です。緊急連絡先はWEB面接の案内が送られたメールに書いてある場合が多いため、チェックしておくと良いでしょう。
面接が中断されたら、電話で大学名と氏名を名乗り、ネットワーク不良で面接が中断されてしまったことを伝えましょう。
他の端末でもログインできる準備をしよう
突然の故障や電池切れなどで、用意していた端末でログインできなくなる可能性があります。
そのような場合でも面接の時間に間に合うように、ログインできる端末を2つ用意しておくと安心ですよ。端末は2つとも、面接用に以下の準備をしておくと良いですね。
端末の準備
- 充電は満タンにする
- コンセントにつなぐ
- マイクがついたイヤホンを接続する
- 他のアプリを閉じる
- データ使用量を確認する
- 通知をオフにする
また、いずれの端末も利用できなくなった場合などは、事情により時間に間に合わなさそうである旨を伝えておくと良いでしょう。そのために、企業の緊急連絡先は控えておいてくださいね。
- 利用できる端末がスマホ1つしかありません……。この場合どうすれば良いですか?
念のため使えなくなった時の救済措置があるか聞いてみよう
万一停電などの予測不能な状態により突然面接に参加できなくなってしまった場合、面接日の再設定などの救済措置を受けることが可能か、企業の担当者に聞いておきましょう。
「万一の場合」という前置きをして丁寧に確認することが大切です。ただ、できるだけバックアップ用の端末かPCを確保しておくのがベストです。
ここまでWEB面接の準備について解説しましたが、以下の記事では入室や独自のマナーや準備について詳しくまとめているので参考にしてみてください。
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WEB面接で好印象を残す5つのポイント
WEB面接で好印象を残すポイント
- カメラを見て話す・聞く
- 対面面接以上の笑顔を心掛ける
- はきはきと抑揚をつけて話す
- 大きくあいづちを打つ
- 面接官への配慮を示す
ここまでWEB面接に必要な準備を紹介してきましたが、それはWEB面接を受けるうえでの土台作りであり、それだけでは高い評価にはつながりません。高評価を得るためにはさらなる工夫が必要となります。
ここからは、よくある失敗を踏まえながら、WEB面接でより好印象を残せる5つのポイントを解説します。面接の質問は対面とほとんど変わりませんが、回答の仕方や意識すべき表現方法が異なりますよ。
対面と同じ受け答えをしていたとしても、WEB面接では不合格となってしまうことも考えられるので、WEB面接を攻略するうえでのポイントをしっかり理解していきましょう。
①カメラを見て話す・聞く
対面の面接では、面接官の目を見て応答しますよね。それと同様に、WEB面接では、面接中はカメラを見て話すようにしましょう。
カメラを見ることで、面接官にとっては目を見て話している感覚になります。話を聞く際も、カメラを見て聞くことを意識しましょう。
よくある失敗例としては、面接官や自分を見ながら話してしまい、目線が下がり、自信がない印象を持たれることです。気を抜くと視線が下がるため、意識的にカメラを見るようにしましょう。
他の就活生が話している間は無理にカメラ目線をキープする必要はありません。だからといって明らかによそ見をしたり下を向くのは印象が悪くなります。少なくとも画面の範囲内に目線をおくようにしましょう。
②対面面接以上の笑顔を心掛ける
画面に写っている範囲が限られていることから、面接官の意識として特に就活生の表情がフォーカスされやすいでしょう。
そのため、対面面接以上に笑顔で回答することを心掛けてくださいね。
よくある失敗例としては、対面と同じくらいの笑顔で臨んでも、角度や光の影響でWEB面接だと暗い印象になってしまったというものがあります。心から面接を楽しむという意識でいると自然に笑顔になれますよ。
WEB面接での笑顔の作り方については、口角をあげることを意識してみてください。後はテクニックになりますが、WEB面接の準備の段階で、自分の顔とカメラの位置や高さで笑顔がよく映える位置を研究してくださいね。
③はきはきと抑揚をつけて話す
よくある失敗として、マイクを通すと、声がこもって聞こえにくいケースもあります。
WEB面接ではいつもの0.8倍くらいのスピードを意識してゆっくりはっきり伝えるようにしましょう。加えて、WEBの場合は音の大小に差がつきにくくなるため、抑揚をつけることを意識して話せると良いですね。
また、声の高さも少し上げるように意識してみましょう。普段出している声からワントーン上げるようなつもりでいると良いですね。また、少し高い声を出そうとすると、声の大きさも自然と大きくなるので、明るい印象を残すことができますよ。
話の最後は抑揚を上げて、しっかりと聞き取りやすいボリュームの声にしましょう。そうすることで明るい印象を与えられるだけでなく面接全体の雰囲気が良くなるので、高評価を得られることが期待できます。
④大きくあいづちを打つ
話し方もそうですが、面接官の話の聞き方も大切です。
WEBの場合、あいづちの仕方や頻度に迷う場合もありますよね。そのため、あいづちが少なかったりわかりにくかったりして「話を聞いていない」という印象につながるという失敗もあります。
WEB面接でも、面接官が話している際に、いつも以上に大きくうなずいたり相槌を打ったりすることが大切です。面接官への関心をアピールするとともに、熱意を伝えることができますよ。
オンライン環境では顔の表情やあいづちがお互いに認識しづらいため、通常よりも大げさに、かつ頻繁におこなう必要があります。まとまった意味のフレーズごとに大きくうなずくイメージで、相手の話を聞いていることをしっかり印象付けるようにしましょう。
⑤面接官への配慮を示す
よくある失敗として、面接官がよく聞こえていないままそれに気づかず話し続けてしまい、相手に配慮できていないという印象を持たれてしまうこともあります。
WEB面接は最近になって取り入れ始めた企業が多く、企業側も不慣れなケースがあります。そのため、面接の序盤に「お声が聞こえていますでしょうか」「音量問題ないでしょうか」など声をかけると良いですね。
アドバイザーコメント
木村 千恵子
プロフィールを見る笑顔ではきはき答えることが最重要
WEB面接で高評価を得る就活生に共通しているポイントは、やはり終始笑顔ではきはきと会話のキャッチボールができることです。
そのため、面接に臨む学生が笑顔ではきはきと質問に答えて、自社への入社希望の熱い思いが伝わってくる学生と、終始緊張しっぱなしで、質問の答えの内容には大きな問題はないけれども緊張のせいなのか熱意が伝わりにくい学生とでは、どちらに良い印象を持つかは明らかです。
オンライン環境でも笑顔ではきはきと自信をもって話し、面接官との有意義な言葉のキャッチボールがよくできることが、高い評価につながる可能性が高いのです。そのことを忘れずに、笑顔で臨んでくださいね。
アドバイザーコメント
樋口 智香子
プロフィールを見る返事と復唱を意識して気持ちの良いコミュニケーションを心掛けよう
WEB面接のマナーとして、「返事をすること」「面接官の言葉を復唱すること」この2点を意識すると好印象です。
具体的には、以下に解説します。
面接官:学生時代に頑張ったことについて、教えてください。
良くない例:私は、~に力を入れました。
上記は、返事をせず、いきなり話をはじめています。
良い例:はい。学生時代に頑張ったことについて、お話します。私は、~に力を入れました。
上記のように、話す前に「はい。」と返事をすること、さらには「学生時代に頑張ったこと」という面接官の言葉を復唱することがポイントです。
WEB面接では、自分の声が聞き取れているかどうかは、とても気になる点です。
「返事+復唱」により、面接官は「自分の質問をしっかり聞き取り、理解しているのだな」という安心感を抱き、おちついて話を聞くことができるので、好印象につながります。
御礼とお辞儀も忘れずに礼儀正しく振る舞おう
また、要所で、御礼を伝えることも忘れないでください。
たとえば、学生時代に力を入れたことについて「それはすばらしいですね。」というコメントをもらったとき。「ありがとうございます」や「恐れ入ります」といった、御礼の言葉を伝えましょう。
このとき、カメラ越しでもお辞儀をすると好印象です。お辞儀をしたときの見え方もチェックしておくと安心ですね。
WEB面接の2つの注意点を押さえよう
WEB面接の2つの注意点
- 面接中のメモは避ける
- カンニングペーパーの利用は最小限に
WEB面接では、画面外でしている行動がわからないという特徴から、つい油断してやってしまう失敗があります。
もしくは、面接官の間でタブーと認識されていることを理解しておらず、悪気がなくても印象を下げてしまうことも。
ここでは、WEB面接でやってしまいがちな2つの注意点を解説していきます。中には「そんなに悪いことだと思わなかった」と感じるものもあるでしょう。注意すべき行動をよく理解して面接中は避けるようにしましょうね。
①面接中のメモは避ける
面接中、質問されたことなどをメモし次の面接につなげたいと思う人もいるかもしれません。
しかし、面接中にメモを取っていると面接官の集中を妨げてしまう可能性があるため、メモを取ることは控えましょう。
ただ、逆質問の際はメモをしても問題ありません。「メモを取っても良いでしょうか」と断りを入れたうえで手書きでメモを取るようにしましょう。端末上でメモをするとタイピングの音が響くため、避けてくださいね。
メモをとることについては、問題はありませんが、その行為までの過程に気を配ってください。すなわち、事前に面接官に断りを入れているか入れていないかで大きく印象が変わりますよ。
②カンニングペーパーの利用は最小限に
WEB面接では画面外の情報が見えない分、カンニングペーパーの使用を考える人もいるでしょう。
カンニングペーパーの使用については、できれば利用は控えた方が良いですが、利用するのであれば最小限にとどめましょう。利用すると、目線が不自然になったり棒読みのようになったりする可能性があります。
そのため、利用するのであればメモをカメラの横に着けて目線が下がらないように配慮したり、会話のメモの内容はキーワード程度にして会話のキャッチボールが不自然にならないようにしたり、面接官に失礼にならないように心掛けてくださいね。
カンニングペーパーは本来忘れないようにするためのメモです。面接でそれをすれば、面接官は「忘れてしまうような志望動機や自己PRなら、あまり信ぴょう性がない」と考えるでしょう。浅はかな印象も持たれるので注意してください。
万が一トラブルが発生してしまった時の対処法
どんなに用意していても、トラブルが発生してしまう可能性はあります。トラブルが発生しても、慌てず対応することが大切です。
落ち着いて対処することによって、問題を最小限にとどめることができますよ。また臨機応変な対応力のアピールにもつながります。
トラブルが発生した際の立ち振る舞い方を理解して、いざというときに適切に動けるようにしておきましょう。
声が聞こえにくかった時
WEB面接では、面接官の声が聞こえないトラブルが発生する可能性があります。これは、操作ミスか機械トラブルの可能性があります。
まずは「申し訳ありませんが、回線が混雑しているようです。もう一度お話しいただいてもよろしいでしょうか」などと伝えましょう。聞こえていない様子であれば、テキストチャットの機能を使って状況を話してくださいね。
その後、以下の方法で音声が聞こえるようになるか試してみましょう。
声が聞こえにくかった時の対処法
- PCのスピーカーを確認する
- アプリ上の音量設定をチェックする
- イヤホンを変えるか外す
- 再ログインや再起動をする
それでも聞こえなかった場合は、企業の緊急連絡先に電話して事情を伝えるようにしてくださいね。
途中で聞こえるようになったら「先ほどは途中で音声が聞こえなくなり申し訳ございませんでした」などと断りを入れてから再開を依頼するようにしてください。
画面が停止した時
面接中、画面が停止する可能性もあります。ネットワーク障害などを原因に発生することがありますよ。
企業側のネットワークに原因がある可能性もあるため、落ち着いて対応するようにしましょう。
画面が停止した際も、すぐに画面が止まっていることを先方に伝えるようにしましょう。マイクも反応していなければ、テキストチャットを活用します。そして、以下の対応を試してみてください。ずっと動かなければ再ログインして、断りを入れてから面接を再開してもらうようにしましょう。
画面が停止したときの対処法
- 画面が動き出すまで待ってみる
- カーソルが動かせないか確認してみる
- 再起動する
通知音がなってしまった時
つい通知設定を切り忘れてしまい、他のアプリの通知が来てしまうことがあるでしょう。
通知が鳴ると、面接官はあなたの話の内容よりも通知音に意識が向いてしまうかもしれません。
電話の通知などで面接が中断されてしまったような場合は、通知を切ってから再度ログインし、中断させてしまったことを謝って再開を依頼しましょう。
通知音がなってしまった時の対処法
- 面接が中断されない場合はそのまま続ける
- 中断されたのならば通知を切って再ログインする
機器トラブルで面接を中断してしまった時
その他、面接が思わぬ事故で中断されてしまうことがあります。
たとえば、WiFiのルーターが突如壊れてしまったり、通信料の不足などで接続不良を起こし切れてしまうケースです。
その場合も、企業の緊急連絡先に事情を伝えると同時に、再接続できないかトライするようにしましょう。もし再度接続できないようであれば、日を改めてもらえないか交渉してみましょう。自分に責任がないケースもあるため、必要以上に落ち込まず、冷静に話すことが大切ですよ。
機器トラブルで面接を中断してしまった時の対処法
- 他の端末でもログインできないか試す
- 再接続できないか試す
- 企業の緊急連絡先に電話をして事情を話す
アドバイザーコメント
早川 峻
プロフィールを見るトラブルはマイナス評価につながるケースとそうでないケースがある
トラブルの内容にもよりますが、たとえばネットワーク障害や、システムに不慣れなことによって起こるミスなどは、それほどマイナスな印象を持たれることはないと考えられます。
しかし面接中にスマホやPCの通知音が何度も鳴ってしまったり、ログインの方法がわからなかったり、面接中に部屋に誰かが入ってきてしまった場合などは評価が下がる可能性が高いです。
なぜならこうしたトラブルはあらかじめ防ぐことのできるものなので、いわば「準備不足」として面接官からマイナス評価を受けてしまうのです。
もちろん念入りに事前準備をすることが何よりも大切ですが、万が一何らかのトラブルに見舞われた時は、解決した直後と、面接の終わるタイミングで誠意を持って謝罪しましょう。
トラブル直後と面接の最後に謝罪の言葉を伝えよう
相手に失礼なことをしてしまった時にその場で謝る人はたくさんいますが、相手との別れ際などに再度「本日は失礼いたしました」と一言添えることをおすすめします。
これができるようになることで、「とても礼儀正しい人だな」と思ってもらえるようになり、ミスを挽回することもできるのです。社会人でもできる人は少なく、かなり印象に残りやすくなります。
ここまでWEB面接のコツを解説してきましたが、WEB面接のみならずさまざまな面接のコツもチェックしたい人もいるのではないでしょうか。こちらの記事ではほぼすべての面接のコツを解説しているので参考にしてくださいね。
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一度慣れてしまえば簡単! WEB面接は準備と攻略法を理解して選考を勝ち進もう
WEB面接は、一度必要な準備や攻略法、注意点を覚えてしまえばすぐに慣れることができます。最初は用意することの多さに辟易してしまうこともあるかと思いますが、この記事を使って必要な準備を網羅的に準備することで、抜け漏れなく対策することができますよ。
昨今WEB面接を導入している企業は増えており、WEB面接をマスターすることは欠かせないものになるでしょう。
まずは他の就活生と差を付けられないように準備を徹底し、そこから面接官の印象に残るように攻略ポイントを踏まえて面接を受け、内定を掴みとってくださいね。
アドバイザーコメント
鈴木 洵市
プロフィールを見るWEB面接は準備と練習が何より大事
WEB面接は、通常の面接に比べ、就活生の皆さんも面接官も受け取れる情報が極めて少ない面接です。そのことから、通常の面接以上に気を使う面接になります。
WEB面接で失敗しない為には、面接を受ける環境の準備と、事前の練習が大切です。特に準備は大変重要であり、準備をしてきた就活生の方が他の就活生より面接を優位に進めやすく、希望企業への就職を進めることができる可能性が高いです。
特にシステムの使い方に慣れることがカギ
昨今はWEB面接に使用できる、貸オフィスなどの場所も増えてきました。もし身近にWEB面接に適した環境がなかったとしても、すぐに見つけることができるはずです。情報収集をして万全の環境を整えるようにしてくださいね。
また、事前の練習については、WEB面接に指定されるシステムの使い方と、会話の間を取る練習をするようにしてみてくださいね。特にシステムの使い方は普段使っている人と使っていない人で非常に差が出るポイントですよ。
皆さんのWEB面接が良いものになるよう、準備と練習を丁寧に進めてくださいね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/Koyoriキャリアワールド代表取締役
Chieko Kimura〇2度のアメリカ留学、20年以上の外資系IT企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のクラウドコーチングなどにも幅広くたずさわる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/留学カウンセラー
Shun Hayakawa〇大手就活メディアの営業を経て、現在は留学支援をおこなうアナザーストーリーの代表取締役を務める。キャリアコンサルタントとして学生の強みの発見から選考対策など幅広く支援
プロフィール詳細マナー講師/アカデミー・なないろスタイル代表
Chikako Higuchi〇元資生堂ビューティーコンサルタント。現在は全国の企業・自治体でマナーとコミュニケーションの研修を実施。月間約1000人の新入社員に、社会人に必要なビジネスマナーを伝授
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