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慶應生はOB訪問必須ですか?
慶應義塾大学の学生です。就職活動において、OB訪問は必須だとよく耳にしますが、本当のところはどうなのでしょうか?
慶応生の先輩は大手企業にも多く在籍しており、OB訪問をしやすいと聞きました。そのため、周りの友人も積極的にOB訪問をしているようで、私も早くはじめないと出遅れてしまうのではないかと不安です。
ただ正直なところ、慶応生という大学のブランドがあるので、わざわざOB訪問をしなくても良い気もしています。実際のところ、慶応生にOB訪問は必須なのでしょうか?
また、OB訪問をしなくても大手企業に就職できる可能性はあるのでしょうか?
もし必須でなくても、OB訪問をすることで得られるメリットがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
慶應生でもOB訪問は必須ではないが有利に働く! リアルな声を聞こう
慶應生だからといって、必ずしもOB訪問をしなければならないわけではありません。
しかし、OB訪問には大きなメリットがあり、多くの先輩が積極的に活用しているのも事実です。
まず第一に、OB訪問を通じて企業のリアルな声を聞けることです。
Webサイトやパンフレットだけではわからない社風や部門ごとの雰囲気、配属後のギャップなどを、実際に働く先輩から直接聞けるのは、何よりの情報収集になるでしょう。
特に慶應に限らず、OBネットワークが強い大学では、先輩たちが後輩のためと親身に応じてくれるケースが多いものです。単なる情報交換以上に、人間関係のネットワークを築くチャンスにもなります。
OB訪問の情報とネットワークが志望理由の深さと説得力を高める
第二に、OB訪問で得た情報をエントリーシート(ES)や面接に活かすことで、説得力のある志望動機や具体的な質問につながります。
「先輩から伺った御社の~という取り組みに共感し、自らも~を推進したい」というように話せれば、面接官の印象は格段にアップするでしょう。
慶應生の場合、一部の企業では書類選考が通りやすいこともあるかもしれませんが、最終的な内定を左右するのは自社への理解の深さと入社後に何を実現したいかです。
これはOB訪問で現場で働く人から得られる情報をもとにした説得力が重要となります。
もちろん、OB訪問が苦手な場合は、インターンシップへの参加や企業説明会、社員ブログ・SNSのチェック、業界研究会など、ほかの手段で情報を深めることも可能です。
しかし、慶應の先輩ネットワークをフルに活用できるのは大きなアドバンテージとなるでしょう。
時間に余裕があるなら、まずは気軽な気持ちで、大学から紹介を受けられる一人か二人のOBに連絡をしてみることをおすすめします。
そこで得られた気付きやアドバイスは、ほかの学生との差別化ポイントになるはずです。
金融や商社などを目指す場合はOB訪問を積極的に活用しよう!
慶應義塾大学の卒業生であるという強みを活かすためにも、OB訪問は積極的におこなうことをお勧めします。ただし、その重要度は業界によって異なるでしょう。
特に、金融・商社・大手メーカーといった学閥が強い業界では、OB訪問が単なる情報収集に留まらず、選考での推薦ルートにつながる可能性もあり、非常に価値が高いです。
たとえ大学ブランドで書類選考を通過しやすくても、面接でほかの候補者との熱意を差別化するためには、現場のOBから得られる一次情報が不可欠となります。
もし訪問先の多さに迷う場合は、所属するゼミの先輩などを通じてOB・OGを紹介してもらうと良いでしょう。
業界問わず3~5社の訪問で納得感を高めよう!
一方で、ITベンチャーなどの実力主義の業界ではOB訪問の必須度は下がります。
しかし、業務内容への理解を深めて志望動機を具体化できるというメリットは共通しており、特に小規模な会社であれば、一人でも相談できるOBを作っておく価値は計り知れません。
業界を問わず、計画的に3〜5社程度のOB訪問をおこなっておくことで、自身のキャリア選択における納得感を高めることができます。
OB・OG訪問のアポの取り方や実際の流れなどについては以下の記事で解説しています。「どのような流れで進めれば良いかわからない」と疑問を持つ人は、事前にチェックしておきましょう。
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