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研究を学生時代に頑張ったこととして書くコツを教えてください!

現在大学生で、就職活動に向けて「学生時代に頑張ったこと」について考えています。

私は大学で研究室に所属しており、研究内容をガクチカとしてアピールしたいと考えているのですが、どのようにまとめれば良いか悩んでいます。

研究は地道な作業が多く、成果が出るまでに時間もかかります。そのなかで私がどのような努力をして、何を学んだのかを、採用担当者にわかりやすく伝える自信がありません。特に、専門性の高い研究内容を、専門外の人にも理解してもらえるように説明するのに苦労しています。

研究をガクチカとして効果的にアピールするためには、どのようなポイントに注意してまとめれば良いでしょうか? 具体的な構成例や、研究成果の伝え方など、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

加藤 賀子

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地道な努力と成果を洗い出してみよう

研究は、研究は地道な作業が多く、成果が出るまで時間がかかるものです。

そのなかでどのような努力をして何を学んだのかを、まず一旦書き出してみましょう。

どのような成果を上げられたのかという点も書き出してみて、どう伝えるとわかりやすいのかという視点でまとめていくのが一つの方法です。

専門用語は入れないように! 小学生にもわかる内容を心がけよう

もしまとめるのが難しいのであれば、キャリアセンターなどを利用して、第三者の力を借りながら深掘りし、まとめていくことも必要です。

専門性の高い研究内容を、専門ではない面接官にも理解してもらえるように説明するのは難しいことですが、小学生に伝えるとしたらどう説明するかと考えて、説明する言葉や文章を選んでいくと良いでしょう。

注意することは、専門用語は入れないということです。

研究した内容と志望する業界の方向性が少し違う場合でも、学生時代の研究内容をガクチカとして伝えることは可能です。

ただし、それが本当に専門職の人にしかわからないような内容であれば話は別ですが、いかに小学生にも分かりやすい内容で書いていくかが重要です。

そうすることで、ガクチカとして活用できるでしょう。

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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プロセスや学びが重要! 求められる人物像に結び付けてアピールしよう

研究内容を学業で頑張ったこととしてアピールする際、専門的な内容をいかに採用担当者にわかりやすく伝えるかが重要です。

研究内容をアピールする際は、単に「こんな研究をしました」と述べるだけでは伝わりません。採用担当者はその分野の専門家ではないため、専門用語を多用すると理解してもらえません。

自身の研究を、課題発見、試行錯誤、解決策、そしてそこから得られた学びという一連の流れでわかりやすく説明しましょう。専門用語は避け、誰にでも理解できる言葉でかみ砕いて伝える工夫が必要です。

研究を進めるうえで、どのような課題に直面し、それに対して自身がどのように考え、どのような行動を取ったのかを具体的に述べましょう。

たとえば、「このような視点を取り入れてアプローチしました」といったように、自身の工夫や思考プロセスを明確にすることで、あなたの問題解決能力や主体性をアピールできます。

研究の成果は、必ずしも大きなものである必要はありません。たとえ思うような結果が出なかったとしても、その過程で得られた学びを強調することが大切です。

たとえば、「継続するなかで粘り強さを学びました」といったように、研究を通じて培われた力を具体的に伝えましょう。

企業が求めるスキルや人物像と、あなたの研究経験を結びつけてアピールすることも効果的です。

研究経験が企業にどう貢献できるのか具体的に示そう

研究職を目指すのであれば、計画性、実行力、緻密な管理能力などが高く評価されます。

事務職やエンジニアを目指す場合でも、論理的思考力、問題解決能力、継続力などは共通して役立つスキルです。

多角的な視点で物事を捉え、新しいアプローチを試みた経験は、企画力のアピールにもつながります。

このように、自身の研究経験が、応募する企業の業務や求める人物像にどのように貢献できるかを具体的に示すことが、採用担当者の心に響くアピールとなるでしょう。

以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。

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