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自己PRで積極性とボランティア経験をどう結びつければ良いですか?

就職活動の自己PRで、自分の強みである積極性をアピールしたいと考えています。これまでの経験として、大学時代にボランティア活動に力を入れてきたのですが、このボランティア経験を通して積極性をどのように具体的に伝えれば良いのか悩んでいます。

ただ「ボランティアで積極的に取り組みました」と言うだけでは、説得力がないのではないかと不安です。

ボランティア活動の中で、どのような場面で積極性を発揮し、その結果どのような成果や学びを得られたのか、具体的にどのように表現すれば、採用担当の方に伝わるのでしょうか?

ボランティア経験を通して積極性を効果的にアピールするための書き方のポイントや、具体的なエピソードを交える際の注意点、そして、この2つを結びつけることで、どのような自分を印象付けられるか、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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ボランティア経験は積極性の証明材料になる!

ボランティア経験から強みの積極性アピールしていくという大まかな流れは決まっているようですね。

まずは、積極的に行動するようになったきっかけはなんだったのでしょうか。なぜ、積極的に行動するようになったのか。なぜ、積極的にしなくてはいけなかったのかなど振り返ってください。

きっかけ・行動・影響の流れで強みを立体的に伝えよう

ボランティア経験で積極的に取り組んだことを深掘りをするとより具体的になります。

さらに、大学時代のボランティア活動で積極的にそのように取り組んだのか、その取り組みが周囲にどのような影響したのか、どんな活躍ができたのかなど、ボランティア活動を深掘りをするとより具体的になります。

また、積極的に行動することで第三者からお褒めの言葉をいただいたことはあったのかなども振り返ってください。

エピソードを伝える際ですが、ボランティア活動をおこなったことを発表する場ではありませんので詳細な情報を伝える必要はありません。

しかし、相手にわかりやすく想像ができやすいよう伝える工夫をしましょう。

最後には、ボランティア活動で発揮した積極性を今後どのように仕事に活かしていきたいのかも伝えるようにしてください。

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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積極性は自発的な行動で伝えるのが効果的!

ボランティア経験を通じて積極性をアピールする際には、まず自分にとっての積極性とは何かを明確にすることが大切です。

たとえば課題を主体的に見つけて行動したのか、周囲を巻き込みながら目標達成に導いたのかといったように、どのような積極性を伝えたいのかを具体化しましょう。

それがエピソードに説得力をもたらします。

主体性と成果を示すSTARメソッドで説得力あるPRにしよう

エピソードを語る際には、STARメソッドを意識すると、話の流れに一貫性が生まれ、聞き手に伝わりやすくなります。

まず、活動の背景や状況を簡潔に説明し、自分がその場で直面した課題や達成すべき目標を明確にします。

そして最も重要なのは、あなたがその中でどのように行動したかという部分です。

指示を待たずに自分から考えて動いたこと、あるいはほかのメンバーに働きかけてチーム全体を動かした経験など、自らの判断と行動の具体的な内容を詳細に伝えるようにしましょう。

なぜその行動を選んだのかという思考の背景にも触れることで、主体性がより深く伝わります。

その結果、どのような変化や成果が生まれたのかも具体的に示してください。数字や目に見える成果があれば、説得力が一層高まります。

また、その経験から得た学びが、今後の仕事にどのように活かせるのかを最後に述べることで、単なるエピソードの紹介にとどまらず、入社後に活躍できる人材であることを印象付けることができます。

エピソードを選ぶ際には、あなたの積極性が明確に表れている場面を選びましょう。

誰も手を挙げない状況で自ら行動を起こした経験や、課題を感じて自分から提案し改善に取り組んだ経験は、特に強い印象を与えることができます。

その際、曖昧な言い回しは避け、実際の行動や状況に基づいた具体的なアピールを心がけてください。

自己PRなどで使えるSTAR法の具体的な内容や活用方法などは以下の記事で解説しています。どのような文章構成にすべきか迷いがある人はぜひ参考にして、わかりやすい文章の作成を目指しましょう。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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