30秒で読める!AI要点まとめ
自己PRで文章構成が極めて重要となる明確な理由
- 冒頭で結論を述べ強みを分かりやすく相手に伝える。
- 型に沿って要素を埋めることで執筆の負担を軽減する。
- 企業ごとのアレンジや選考対策をスムーズに進める。
PREP法とSTAR法を活用した説得力のある基本構成
- 自分の強みを最初に一つへ絞り結論ファーストで伝える。
- STAR法を用いて状況や課題に対する具体的な行動を示す。
- 最後に入社後の志望職種での貢献イメージを添えて結ぶ。
評価を高める文章作成のコツと字数別ポイント
- 状況説明を1割に抑え自身の具体的な行動を6割にする。
- 具体的な動詞や数字を盛り込み取り組みの成果を示す。
- 文字数制限に応じて強みを絞り深掘りした内容を届ける。
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自己PRを考えていて「アピールしたい強みはあるけれど伝え方がわからない」「ほかと被らない内容にしたい」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
実は、自己PRの骨組みは人によって大きく変わるものではなく、基本の構成に忠実であることが、あなたの強みをアピールするための近道なのです。
どれだけ素晴らしいエピソードがあっても、構成が整っていなければ採用担当者に最後まで聞いてもらえないリスクがあります。
この記事では、3人のキャリアコンサルタントとおもに、自己PRの構成について解説します。
構成の型に自分のエピソードを当てはめながら、あなただけの自己PRを完成させましょう。
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自己PRを作成するときに「構成」が大切になる理由
構成が大切になる理由
自己PRは内容の良し悪しだけではなく、「構成が整っているかどうか」でも評価が左右します。
なぜなら、どれだけ魅力的なエピソードを持っていても、伝え方が整理されていなければ、面接官にその魅力は伝わりづらいからです。
ここでは、自己PRを作成するうえで構成が大切になる理由を解説します。
4つの質問に答えるだけで自己PRが作成できます
自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。
そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
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(リーダーシップが強みの場合)
「どういう自己PRが好印象なのか分からない」という人は、内定者の実際の回答を厳選した「自己PR例文集」をお手本にしましょう!
①強みをわかりやすく伝えるため
面接官は限られた時間のなかで多くの応募者の自己PRを聞いています。
そのため、冒頭で結論が見えず、言いたいことがわかりづらい話が続くと、その時点で評価を下げられてしまうリスクがあるのです。
構成を整えることで話の流れが明確になり、面接官が「この人の強みは〇〇だ」とすぐに理解できるようになります。
自己PRの構成は、あなたの強みをわかりやすく伝える土台となることを覚えておきましょう。
- 自己PRの構成はなぜ重要なのでしょうか。
強みをわかりやすく伝えるために骨組みである構成が重要になる
人と会話をするときにも、順序立てて話す方が相手に伝わりやすいですよね? たまに話がどんどんそれてしまう人がいますが、特にビジネスの場面ではそういう人は敬遠されがちです。
同じように就活のあらゆる場面においても、相手にわかりやすく伝えたいことを伝えるためには、きちんと構成を考えることがとても重要なのです。
特に自己PRは選考のなかで必ずといっても良いほど聞かれるものなので、的確に内容を伝えるために構成は必須になります。
書類選考では文章がわかりづらいと、途中で読むのを止められてしまう危険もありますよ。
②書くときの負担を減らすため
自己PRの構成の型を知っておくことで、何から書けば良いかわからず、筆が止まってしまう時間を避けられます。
そこで、型に沿って必要な要素を順番に埋めていくと、自然と整った文章が完成するのです。
また、一度構成を覚えてしまえば、企業ごとに内容をアレンジする際にもスムーズに対応できるようになるため、自己PRは構成から考えていくことが重要です。
つまり、適切な文章構成を整えることは、就活生にとっても選考や就活ををスムーズに進めるための強力なテクニックと言えます。
アドバイザーのリアル・アドバイス!採用担当者の視点に立って構成を考えることが重要
自己PRの構成を考えるメリットのなかで特に重要なことは、採用担当者に強みをわかりやすく伝えることができる点です。
構成を考えずに作成すると、強みとエピソードだけの自己PRになりがちで、採用担当者が本当に知りたい内容が盛り込まれず、納得感のある自己PRにならない可能性があります。
自己PRは自慢話ではないことを覚えておこう
事実、強みとエピソードだけでは、採用担当者に自慢話としか受け取られないことがあります。
採用担当者が知りたいのは、強みをどのように自社で活かせるかです。「優秀な成績を挙げた」は強みの信憑性を示す材料に過ぎません。
結論を最初に伝え、強みである理由・エピソード・入社後の活かし方という構成で考えることで、採用担当者が納得できる自己PRになります。
コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます

自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?ツールで実際に文章を作成してみてからブラッシュアップする方が効率的に受かりやすい自己PRを作成することができます。
「自己PR作成ツール」 を使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
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(リーダーシップが強みの場合)
当てはめてみよう! 自己PRの構成
自己PRの構成を考えるときは、「PREP法」を活用しましょう。
【解説】PREP法(Point-Reason-Example-Point)とは(タップで開閉)
面接やES(エントリーシート)の回答構成で必須となる「PREP法」の基本定義と概要について、参考にしてみてください。
この型に沿って整理するだけで、採用担当者に説得力が伝わり、自分自身もスムーズに文章をまとめられる自己PRが完成します。
自分のエピソードを4つの要素に当てはめながら、自己PRを組み立ててみましょう。
自己PRのテンプレート
★【】に文章を穴埋めしよう★
私の強みは【① 強み】です。この強みが培われたのは、【② その強みが身についた背景や行動指針】です。
この強みが最も発揮されたのは、【③ 経験した場所】における【④ 直面した課題や目標】の解決です。 当時、【⑤ 具体的な取り組み・取った行動】を行いました。その際、【⑥ 苦労した点や工夫したこと】に特に注力しました。 結果として、【⑦ 得られた実績・成果】という成果を収めました。
このように、私には【① 強み(再掲)】があります。入社後はこの強みを活かし、【⑧ 入社後の貢献イメージ】。
- 調べると自己PR例文やテンプレートがたくさん出てきますが、これらに当てはめて作っても良いですか?
自己PR例文やテンプレートは積極的に活用しよう
学生のなかには、「テンプレートを活用すると差別化ができなくなってしまうのではないか」と不安を感じている人がいるかもしれません。
しかし、強みをわかりやすくアピールするためには、テンプレートを使うことをおすすめします。自己PRの差別化は、テンプレートではなく内容で図りましょう。
ただし、メディアによっては不適切な自己PR例文が掲載されていることもあります。信頼するメディアの例文を参考にしてくださいね。
テンプレを活用すれば受かる自己PR文が作れます
自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。自己PR作成ツールなら、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、分かりやすいテンプレであなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
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(リーダーシップが強みの場合)
Point(結論):自分の強みは何か
まず「私の強みは〇〇です」と結論から伝えましょう。これにより、面接官は「学生が何をアピールしたいのか」を理解しやすくなります。
強みは複数あっても、必ず1つに絞ることが重要です。なぜなら、複数を並べると印象が分散してしまい、面接官の記憶に残りにくくなるからです。
結論を1つにすることで、その後のエピソードとの一貫性が生まれ、「この人の強みは〇〇だ」と面接官に明確に印象づけることができます。
Point(結論)の例
- 私の強みは常にチームのことを考えて行動できるリーダーシップです。
- 私の強みは周りを巻き込む発信力です。
- 私の強みは相手の本音を引き出す傾聴力です。
- 私の強みは誰とでも打ち解けられるコミュニケーション能力です。
- 私の強みは自分の意見も仲間の意見もすぐに取り入れることのできる柔軟性です。
- 伝えたい自分の強みはたくさんあるのですが、どのように選んだら良いですか?
取捨選択のコツは「志望企業にとって必要かどうか」
強みがたくさんあるのは素晴らしいことですね。ですが一方では、自分の強みという情報の取捨選択がきちんとおこなえていないのかもしれません。
強みのなかでも、受けたい会社にとって必要だと思えるものは何でしょうか?
それが会社が知りたい強みです。主観で考えるのではなく、自分を客観視してその会社に必要な強みをピックアップしてみてください。
強みがたくさんあるからといって、すべてを書いてしまうと強みの紹介だけで終わってしまい、何が言いたいのかわからない文章になってしまうので注意しましょう。
自己PRの書き出しが思い付かない人は、以下の記事を参考に作ってみましょう。
Reason(理由):それが強みである理由
次に、なぜそれが自分の強みなのかという理由を伝えましょう。理由を添えることで、強みに説得力が生まれます。
「なぜその強みが身に付いたのか」という背景や、「どんな場面でその強みを実感したのか」を簡潔に語ることが重要です。
なぜなら、理由がなければ、強みの主張は単なる自己申告にとどまり、面接官に納得感を与えることができないからです。
強みの理由を伝える例文
- 強み:リーダーシップ
- 理由:私は高校でも大学でもサッカー部のキャプテンとしてチームを牽引してきました。
キャプテンとして、メンバーの希望を尊重しながら、技術的な指導もおこなうことで、各メンバーのポテンシャルを最大限引き出すスキルを身に付けました。
自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう
ChatGPTを使った自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?
簡単な質問に答えていくだけでChatGPTが自動で魅力的な自己PRを作成します。
作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
Example(具体例):強みが活かされたエピソード
理由を伝えたあとは、強みが実際に活かされた具体的なエピソードを語りましょう。
エピソードを語る際は、以下のSTAR法を活用するのがおすすめです。
Situation(状況):当時の自分の状況
Target&Task(目標):目標や課題
Action(行動):目標達成のための行動
Result(結果):結果や学んだこと
STAR法でエピソードを考えることで、話の流れが整理され、当時の状況をそばで見ていなかった面接官にも情景や行動の背景が伝わりやすくなります。
以下の例文を参考にして、自身のエピソードをSTAR法に当てはめて整えていきましょう。
STAR法を使ったエピソードの例文
大学1年生のときから副キャプテンとしてサッカーチームを率いてきましたが、当時は先輩方に自分の意見を伝えることが難しく、周りの目を気にしてばかりいました。チームは関東リーグ2部に所属していて、1部昇格を目標に掲げていましたが、まとまりがない状態が続いていました。
このままでは1部には昇格できないと感じ、1年以内に先輩方との信頼関係を築きながら、チームの勝率を前年の40%から60%以上に引き上げることを目標に定めました。
まず先輩方と仲良くなるために練習中はもちろん部活以外でも積極的にかかわるようにしました。また、週1回のミーティングを設けてチーム全員の意見を吸い上げ、練習メニューに反映させる仕組みを作りました。一人ひとりの声を丁寧に拾いながら信頼関係を築くことで、チーム全体の当事者意識を高めていきました。
その結果、チームの勝率が前年の40%から65%に向上し、大学3年次にはキャプテンに就任しました。この経験から、技術面でも精神面でもチームを支えられるリーダーへと成長することができました。
アドバイザーのリアル・アドバイス!なぜSTAR法を使うべきかから考えよう
STAR法は単なる型ではなく、採用担当者の知りたい順序に沿っているからこそ効果的です。
面接官は「具体的な状況(S)」でイメージを掴み、働くうえで重視される「課題(T)」への向き合い方を見ます。
続いて課題解決に向けた「行動(A)」から行動力を汲み取り、最後の「結果(R)」で熱意や取り組みの成果を確認しています。
型を使う意味を理解することが自己PRを成功させるコツ
単に型へ当てはめること自体を目的にしてしまうと、自分らしさや魅力を十分にアピールできません。
なぜこの構造で伝えるのかという意図を正しく理解し、採用担当者の心に響く魅力的なエピソードに仕上げましょう。
自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!
「自己PRがうまく書けない」「どんな強みをアピールすればいいかわからない」…そんな悩みを抱えている方には「AI自己PR作成ツール」がおすすめです。
AIがあなたの経験やスキルに基づいて魅力的な自己PRを自動で生成し、短時間で書き上げるサポートをします。
短時間で、分かりやすく自分をアピールできる自己PRを完成させましょう。
Point(結論):強みの再提示+入社後の活かし方
最後に、自己PRの冒頭で述べた強みを再提示しながら、入社後にどう活かせるかを語って締めくくりましょう。
「この強みを御社の営業職で活かしたい」のように、志望職種や企業の事業内容と結びつけることで、採用担当者に入社後の活躍イメージを持たせることができます。
以下のように、あなたの強みと入社後のビジョンをつなげて、説得力のある自己PRが完成させましょう。
最後のPoint(結論)の例
これらの経験から、私には信頼関係を土台にしながら多方面からチームを支えるリーダーシップがあると自負しています。
インターンシップの際に、御社では実力次第で若いうちからリーダーやマネージャーのポジションを目指せること、新事業の発足にともない新入社員からリーダーに抜擢される可能性があるとお聞きしました。
御社に入社した後は、いち早く現場での信頼を積み重ねながらリーダーポジションを目指し、持ち前のリーダーシップでチームと組織の成長に貢献したいと考えています。
- どんな自己PRの構成だと企業からの評価を落としてしまいますか?
企業で活躍しているイメージが思い浮かばない自己PRは響かない
たとえば部活で優秀な成績を収めた、あるいは表彰されたといった実績だけだと、「だから何なの?」という評価になります。
実績や表彰歴は強みを客観的に示す材料に過ぎず、強みを自社でどう活かせるかが盛り込まれていない自己PRは評価が落ちます。
また自己PRのエピソードが具体的な経験に基づくものではない場合、立派な強みでも信憑性に欠けるため、評価されないでしょう。
自己PRの締め方について迷う人は、以下の記事をチェックしておきましょう。6パターンの締め方を解説しています。
自己PRの構成について、理解が進まない人は以下のQ&Aもチェックしておきましょう。キャリアコンサルタントが自己PRの構成について解説しています。
自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!
「自己PRで伝えたいことはあるのに、言葉にできない」そんな悩みがある方には「自己PR作成ツール」が強い味方になってくれます。
表現に悩んでいても、AIがあなたの考えを汲み取り、わかりやすく効果的なPR文にまとめてくれます。
ぜひ効率的に自己PRを仕上げ、選考の準備を整えましょう。
自己PRをきれいに整えるコツ
自己PRをきれいに整えるコツ
構成が整ったら、次は自己PRの質をさらに高めるための細かい工夫を意識しましょう。
同じ内容でも、文章の整え方次第で面接官への伝わり方は大きく変わります。
同じ内容であっても、文章の整え方次第で、面接官の評価は「ぜひ会ってみたい人材」にも「その他大勢の候補者」にも一瞬で変わります。
ここでは、自己PRをより魅力的に仕上げるための4つのコツを解説します。
状況説明=1割/自分の行動=6割にする
自己PRでは、状況説明に多くの文字数を割いてしまうと、肝心の自分の行動や強みが伝わりにくくなります。
状況説明は全体の1割程度に留め、自分がどう考えてどう行動したかというActionの部分に全体の6割を割り当てることを意識しましょう。
そして、残りの3割を理由と結果・学びに使います。面接官が最も知りたいのは「あなたがどう動いたか」であり、背景の説明はそのための補足に過ぎません。
例文
────────状況説明────────
私の強みは英語とスペイン語でコミュニケーションが取れる語学力です。私は幼少期にアメリカに住んでいた経験があり、そこで英語を身に付けました。
───────自分の行動────────
帰国後も継続して英語学習を続け、ビジネス場面に対応できるレベルを目指しました。また、大学1年生のスペイン旅行を機にスペイン語学習を開始。大学3年時にはスペインへ留学し、現地の学生と日常会話から議論までこなす環境に身を置きました。帰国後もオンライン英会話を活用し、スペイン語の会話維持と能力向上に取り組んでいます。
──────理由・結果・学び──────
その結果、TOEIC850点を取得したほか、スペイン語でも議論ができる実践的な語学力を確立できました。御社は海外事業に強みがあるからこそ、この2か国語でのコミュニケーション力を活かして貢献したいと考えます。
「動詞」「数字」で具体性を高める
「頑張りました」「努力しました」といった抽象的な表現は、面接官にリアルなイメージを与えることができません。
たとえば、「毎日2時間練習しました」「売上を前月比120%に伸ばしました」のように、数字を含めることで、取り組みの具体性と成果の説得力が上がります。
数字で表しにくい場合でも、「週3回」「3ヵ月間」「10人のチームで」など、規模感や期間を示す表現を意識して盛り込みましょう。
アドバイザーからワンポイントアドバイス第三者の視点を取り入れると説得力アップ
説得力のある自己PRにするには、主観だけでなく第三者とのやり取りを入れるのが効果的です。
たとえば「自分には柔軟性がある」と述べるより、「後輩から『丁寧に意見を聞いてくれて嬉しかった』と言われた」と客観的な事実を交える方のほうが、格段に伝わりやすくなります。
完成した自己PRは誰かに見せてアドバイスをもらおう
また、完成した自己PRは必ず第三者に見てもらいましょう。採用担当者は数多くの書類を読むため、客観的に状況が伝わらない文章は記憶に残りません。
自分以外の人からフィードバックをもらい、修正を重ねてブラッシュアップすることで、採用担当者の記憶に残る魅力的な自己 PR に仕上がります。
文字量や大きさにも気を配る
エントリーシートの自己PRでは、文字量や文字の大きさも印象に影響します。
指定文字数に対して少なすぎると熱意が伝わらず、多すぎると読みにくくなるため、指定文字数の9割以上を目安に書くことが理想です。
また、文字を小さくして無理やり詰め込んだり、余白が多すぎたりする自己PRは、見た目の時点で読む気を失わせてしまうことがあります。
読み手が快適に読めるレイアウトを意識して、自己PRの完成度を高めましょう。
関連記事
ESや履歴書など、応募書類の自己PRの書き方がわからない人は、以下の記事を参考にしましょう。
ESの自己PR
【30例文】エントリーシートの自己PRの書き方|差別化のコツ
履歴書の自己PR
自己PRの書き方(新卒履歴書用)|就活のプロによる例文添削付き
自己PRの作文
自己PRの作文の書き方|例文付きで就活のプロがコツや注意点を伝授
強調したい箇所は「」(鍵括弧)を使う
自己PRのなかで特に伝えたいキーワードや印象づけたい表現には、「」(鍵括弧)を活用しましょう。
鍵括弧を使うことで、読み手の視線が自然とその部分に集まり、強みや学びが際立ちます。
たとえば「チームの課題を可視化する力」「諦めない粘り強さ」のように、自分の強みを表すキーワードに鍵括弧をつけるだけで、文章にメリハリが生まれます。
ただし、使いすぎると逆に読みにくくなるため、1つの自己PRのなかで2〜3箇所程度に留めるようにしましょう。
「」(鍵括弧)の使用例
- 私の強みは「相手の本音を引き出す質問力」です。
- この経験から、組織が成果を上げるためには「全員が同じ目標を向くための仕組みづくり」が重要だと学びました。
- 御社に入社後も、「諦めずに課題と向き合う粘り強さ」を活かして貢献したいと考えています。
字数別! 自己PR例文15選
字数別! 自己PR例文
先述したとおり、選考では文字数や話す時間を制限されることがあります。文字数および時間別に自己PR例文を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
今まで解説してきたことも反映されているので、復習も兼ねてすべてに目を通すことをおすすめします。
150字(30秒)
150字(30秒)の自己PR例文
面接選考では「30秒程度で自己PRをお願いします」など、突然面接官から指示を受け、短い時間のなかで自己PRをしなければならない場面もあります。
採用担当者が見ているポイントは「短い時間でわかりやすく伝えられているかどうか」です。
なお、30秒で話せる文字数は150文字程度と言われています。これ以上の文字数だと、早口で伝えることになってしまうので気を付けましょう。
ここからは30秒(150文字程度)で伝える場合の自己PR例文について紹介します。
①「リーダーシップ」
150字(30秒)の自己PR例文
私の強みはメンバー全員を主役にできるリーダーシップがあることです。
私は中学から大学までサッカー部に所属しており、それぞれキャプテンを務めていました。チームの目標を掲げ、それを達成するために一人ひとりのどんな才能を活かすべきかを考え続けた結果、リーダーシップを身に付けられました。
御社に入社後はできる限り仕事を覚えて、チームをまとめる役割として活躍したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①中学から大学まで一貫してキャプテンを務めた事実が示されていて、リーダーシップが継続的に発揮されてきた力であることが伝わる点。
②「メンバー全員を主役にする」という独自のリーダーシップ観を語り、一人ひとりの才能を活かす視点を持つリーダーとして差別化できている点。
リーダーシップのアピールの仕方はこちらの記事でも詳しく解説しているのでチェックして、回答の質を高めましょう。
②「実行力」
150字(30秒)の自己PR例文
私の強みはスピード感ある実行力です。
私はこれまで世界中を旅行したり、ブログを始めたり、YouTubeに挑戦したりなど、さまざまなことをやってきました。これらは思い付いてからすぐに行動して1ヵ月以内に開始しています。
御社に入社後も自分の実行力を活かして、早いスピードで成長していきたいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①旅行・ブログ・YouTubeと複数の具体例が挙げられていて、実行力が特定の分野に限らず幅広く発揮されていることが伝わる点。
②「思いついてから1ヵ月以内に開始」という具体的な期間を示すことで、スピード感が数字で裏付けられている点。
③「論理的思考力」
150字(30秒)の自己PR例文
私の強みは物事を体系的に考えられる論理的思考力です。
大学2年生から3年生後半までコンサルティングファームでインターンをしておりました。そこでロジカルシンキングを学び、実際にプロジェクトを進めるなかで発揮した経験がございます。
御社に入社後は自身の論理的思考力を活かして、顧客に根拠のある納得してもらえるような提案をして貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①コンサルティングファームでのインターンという具体的な経験が示されていて、実務のなかで鍛えられた論理的思考力であることが伝わる点。
②「顧客に根拠のある納得してもらえる提案をする」という入社後のビジョンが語られていて、論理的思考力がビジネスでどう活きるかが示せている点。
④「コミュニケーション能力」
150字(30秒)の自己PR例文
私の強みは本音を引き出せるコミュニケーション能力です。
私は友人からキャリアについて相談されたことをきっかけにコーチングを学びました。そこで質問力を身に付け、相手が本当に考えていることを引き出せるようになりました。
御社に入社後は顧客の悩みや課題など本音を引き出し、最善の提案をして自社と顧客の両方に貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①コーチングを学んだというエピソードを示すことで、本音を引き出す力が意図的に身に付けたスキルであることが伝わる点。
②「自社と顧客の両方に貢献したい」と伝えることで、相手と組織の双方を意識したコミュニケーション力としてアピールできている点。
コミュニケーション能力は言い換えることで、より印象付けられます。
こちらの記事では言い換え例を紹介しながらわかりやすく解説しているので、気になる人は読んでみてくださいね。
⑤「主体性」
150字(30秒)の自己PR例文
私の強みは自ら課題を見つけて解決に向けて行動できる主体性です。
私が大学で所属するゼミでは、あるテーマに関して自ら課題や問題点を見つけて、解決に向けて計画・行動するといったスタイルで進められます。ゼミ活動のなかで課題を発見する力や計画力、課題解決力を身に付けることができ、ほかの活動にも役立てられています。
御社に入社後は自身の主体性を活かして、自社または顧客の課題を見つけ、解決に向けて行動したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
① ゼミ活動でどのように主体性を発揮しているかが示されていて、「主体性がある」という主張に説得力がある点。
②「ほかの活動にも役立てられている」という記述により、主体性が幅広い場面で再現できる力であることが示せている点。
計画性の自己PRの作り方・伝え方は以下の記事で詳しく解説しています。参考にしたうえで、自己PRの質を高めましょう。
30秒の自己PRができたら、以下の記事で効果的な伝え方も理解しておきましょう。
関連記事
自己PRは企業によって文字数がさまざまです。以下の記事では自己PRを200字・400字でまとめるコツを解説しているので参考にしてみてください。
200字
自己PRを200字でまとめる要点整理術|ジャンル別15例文
400字
【20例文】400字の自己PRの作り方|プロが差別化のコツを解説
- 30秒だと伝えられる情報も限られているので、内容が薄くならないか心配です。ほかの学生と差をつけるコツはありますか?
内容が薄くならないためには具体的に伝えよう
たしかに、30秒で伝えられる情報は限られているため、ほかの学生と差をつけるハードルが高いですよね。しかし、エピソードの概要を具体的に伝えると差別化をすることができますよ。
たとえば、NG例としては「コミュニケーション能力をサッカー部で活かして信頼関係を構築し、チームの結束力を高めました」などが挙げられます。この例文では、具体的に何をしたのかが伝わらないですよね。
具体的に「サッカー部のメンバー30名へ15分間のフィードバックを毎週おこなうことで、フィードバックし合う習慣をチームにつけられました」と伝えると興味が湧きます。
30秒で伝えられることは限られていますが、事前に準備をすることで面接官から興味を持ってもらえる内容を伝えられますよ。
さらに短い20秒の自己PRの作り方は、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
300字(1分)
次に1分程度で伝える自己PR例文を紹介します。話すスピードによっても文字数は変わってきますが、300文字程度で作成しましょう。
自己PRの構成は長さによって大きく変える必要はないため、30秒の自己PRの内容に少し追加するイメージで作成してみてください。
①「引き出す力」
300字(1分)の自己PR例文
私の強みは、参加者それぞれの意見を引き出す力です。
大学3年時にゼミ長としてファシリテーターを担当するなかで、発言が少ないメンバーには個別に問いかけ、議論が脱線しそうな場面では要点を整理して軌道修正するなど、場の状況を読みながら意見を引き出す工夫を重ねました。
書籍で学んだ手法を実践に取り入れることで、最終的には教授のサポートなしで会議を進行できるようになりました。
御社に入社後も、参加者全員が発言しやすい場をつくりながら、議論をリードできる人材として貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①発言が少ないメンバーへの個別の問いかけや、議論が脱線した際の軌道修正という具体的な行動を示すことで、意見を引き出す力が再現性のあるスキルとして伝わる点。
②書籍で学んだ手法を実践に取り入れたという記述により、自ら学んで改善し続けられる人材であることが示せている点。
②「協調性」
300字(1分)の自己PR例文
私の強みは違う文化で育った人とも協力し合える協調性です。
私は大学3年時に1年間休学をしてオーストリアに留学しました。現地の人と約10カ月過ごしたのですが、当然異なった文化のもとで育っているため、考え方や価値観がまったく違います。
留学中、心ない発言をされたこともありましたが、相手の文化や背景をできる限り汲み取り、認め合うことで半年後には一緒にイベントを開催できるまでになりました。
御社にもさまざまな経歴を持つ人がいるかと思います。御社に入社後は自身の協調性を活かし、異なった考え方を持つ人の意見も尊重し、自社の成長に貢献していきたいと考えています。
現役キャリアコンサルタント・若林さんのアドバイス
一言で「協調性」といっても、伝えるエピソードによってその伝わり方は変わります。
たとえば、「周りの意見をよく取り入れるタイプ」「周囲に目を配って、手助けが得意なタイプ」などが挙げられます。
自分がどのような経験のなかで、どのような協調性があるのかをはっきりと伝えて、他者との差別化を図りましょう。
協調性を自己PRでアピールしたい人は、以下の記事をチェックしましょう。協調性の自己PRの差別化のコツを解説しています。
③「柔軟性」
300字(1分)の自己PR例文
私の強みはその場面に合わせた行動ができる柔軟性です。
私は幼少期から旅行が好きで、大学生になった今では一人旅や友人との旅行を頻繁にやっています。旅行をする前に計画は立てますが、天候や旅行先の状況によって計画通りに進まないときがあります。
そのような場合でも、「今の状況で一番楽しめる方法は何か?」と考える癖がつき、柔軟性を身に付けました。また、旅行から得た柔軟性は学習や私生活にも活かせています。
社会人になると予想外の出来事の連続かと思います。御社に入社させていただいた際には、自身の柔軟性を活かしてどんな状況でも適切な行動をして乗り越えたいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①旅行という日常的な経験から「今の状況で一番楽しめる方法は何か」という思考の癖が生まれたと語られていて、柔軟性が自然と身に付いた説得力のある経緯が伝わる点。
② 旅行から得た柔軟性が学習や私生活にも活きていると語ることで、特定の場面に限らず幅広く発揮できる力であることが示せている点。
柔軟性をアピールしたい人はこちらの記事で自己PRの方法を詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
④「PCスキル」
300字(1分)の自己PR例文
私の強みは大学時代の業務委託の経験から得たPCスキルです。
私は現在も含め、「大学時代はアルバイトではなくライティングや動画編集、写真編集など、スキルを得られることをして生活費を稼ぐ」という考えで行動してきました。
現在では継続して案件を得られるほどになったのですが、PCスキルを身に付けられたことに一番メリットを感じています。WordやExcel、PowerPointに加えて、動画編集ソフトや写真編集ソフトの操作もできるようになりました。
御社に入社後もこれらのツール・ソフトを使用した仕事があるかと思います。すでにスキルを身に付けているので、即戦力として働き、少しでも早く貢献できるように努めてまいります。
✔例文の評価ポイント
①「アルバイトではなくスキルを得られることをして生活費を稼ぐ」という明確な意図が語られていて、PCスキルが目的意識を持って身に付けた力であることが伝わる点。
②WordやExcelだけではなく動画・写真編集ソフトまで習得していることが示されていて、即戦力としての幅広いスキルセットが具体的にアピールできている点。
⑤「語学力」
300字(1分)の自己PR例文
私の強みは英語とスペイン語でコミュニケーションが取れる語学力です。
私は幼少期にアメリカに住んでいた経験があり、そこで英語を身に付けました。帰国後も継続して英語学習を続け、現在はTOEIC850点を取得し、ビジネス場面でも英語でのやり取りに対応できるようになりました。
また、大学1年生のときにスペイン旅行をしたことがきっかけでスペイン語の学習にも取り組んでいます。大学3年時のスペイン留学も含めて3年ほど学習を続け、留学中は現地の学生とスペイン語のみで日常会話から議論までこなせるレベルまで成長しました。帰国後もオンライン英会話でスペイン語の会話力を維持しています。
御社は他社に比べて海外とのやり取りが多い会社かと思います。英語・スペイン語での実践的なコミュニケーション力を活かしながら、さらにビジネススキルを磨き、海外事業を通じて御社に貢献したいです。
✔例文の評価ポイント
①TOEIC850点という具体的なスコアを示し、英語力が客観的な指標で裏付けられているため、面接官に実力レベルが明確に伝わる点。
②留学中にスペイン語のみで議論までこなせるレベルに成長し、帰国後もオンライン英会話で維持しているという記述により、語学力が継続的な努力によって実用レベルに達していることが示せている点。
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450字(1分30秒)
1分30秒の自己PRは450文字程度が文字数の目安となります。
文字数が多くなると、複数の強みを伝えたくなってしまうこともあるかもしれません。しかし、基本的には強みは1つに絞って伝えることを意識しましょう。
「文字数が多い=強みをたくさん提示する」のではなく「文字数が多い=より内容を深くまで伝えられる」という意識で作成してみてください。
①「計画性」
450字(1分30秒)の自己PR例文
私の強みはゴールから逆算した計画を立てられることです。
私は高校でインターハイに出場したこともあり、大学受験の勉強が遅れ、綿密な計画を立てる必要がありました。
高校時代、〇〇大学を志望していたのですが、部活を引退した時点で点数が300点ほど足りませんでした。この状況で闇雲に勉強しても合格できないと考え、入試当日に点数を取るための計画を立てることにしました。
まずは自分の得意・不得意を分析し、伸び代がある教科を明確にしました。その後、各教科の最低点数を決め、それぞれ勉強方法を決めて学習を進めました。
また、受験勉強を進めるなかで計画通り行かないときはすぐに振り返り、改善することも心掛けました。このような計画で受験勉強を進めた結果、〇〇大学に合格することができました。
社会人として計画性は非常に重要かと思います。御社に入社後は何事もまずは計画を立てる時間を設けて、実行・振り返り・改善を繰り返して着実にプロジェクトを進めていきたいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①得意・不得意の分析から各教科の最低点数設定、勉強方法の決定という具体的なプロセスを示すことで、計画性が論理的に裏付けられた力として伝わる点。
②計画通りにいかないときに即座に振り返り改善したという記述により、計画を立てるだけではなく、PDCAを回せる人材であることが示せている点。
計画性のアピールの仕方についてはこちらで解説しています。企業はどのような計画性を求めているのかを理解し、効果的にアピールできるようにしましょう。
②「行動力」
450字(1分30秒)の自己PR例文
私の強みは自分の役に立つと思ったことにすぐに取り組める行動力です。
私は本を読むことが好きで、大学時代50冊以上の自己啓発本・ビジネス本を読んできました。それらの本で共通していたことは「行動あるのみ」ということです。このことを理解してから、自分の将来に役立つと思ったことはすぐに行動に移すようになりました。
たとえば、プログラミング学習です。プログラミングスキルが今後必要になることは承知していたのですが、自分には関係ないものだと思っていました。
しかし、友人がプログラミングでWebアプリを開発し、「自分の考えを形にできる」という言葉を聞いて、私も自分のサービスを作りたいという興味がわき、プログラミング学習を始めることにしました。プログラミング学習は現在も継続しており、HPの制作までできるようになっています。
御社に入社後、仕事で成果を出すために必要になるスキルがあるかと思います。自分に必要と判断したらすぐに行動に移し、着実に成長して貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①プログラミング学習という具体的な行動例を示すことで、「すぐに行動に移す」という強みが実際のエピソードで裏付けられている点。
②現在もプログラミング学習を継続しHP制作までできるようになったという成果が示されていて、行動力が継続力とセットで発揮されていることが伝わる点。
行動力の自己PRには、6つのパターンがあります。自身の自己PRがどのパターンに当てはまるかチェックして、自己PRを効果的にアピールしましょう。
③「忍耐力」
450字(1分30秒)の自己PR例文
私の強みは困難な状況も乗り越えられる忍耐力です。
私は現在も含め、大学で柔道部に所属しています。私たちの大学は全国上位常連校で、他校の選手からも認められるほど厳しい練習をしています。具体的には、朝6時から1時間半のトレーニング、午後は17時から3時間の練習をしています。練習時間だけでなく、日本一を目指す練習をしているため、練習内容もハードです。
このような厳しい練習をするなかで、忍耐力が身に付けられました。最初は付いていくだけでやっとでしたが、徐々に心と体が強くなり、今ではさらに強くなる方法を自分で考えて練習しています。
また、試合で負けた際には、「こんなに厳しい練習をやっているのに」と投げ出したくなることもあります。その際も、めげずに自分に向き合い続けたことで忍耐力を身に付けられました。
社会人になると初めてのことの連続かと思います。そこで「つらい」と投げ出さずに向き合い続け、困難を乗り越えて活躍できるよう努めてまいります。
✔例文の評価ポイント
①朝6時からのトレーニングと午後3時間の練習という具体的な練習内容を語ることで、忍耐力が身に付いた環境の厳しさがリアルに伝わる点。
②試合で負けた際に投げ出したくなりながらも向き合い続けたという内面的な葛藤が語られていて、精神的な強さとして忍耐力が示せている点。
人材コーディネーター・田邉さんのアドバイス
自己PRが1分半に満たずに肉付けが必要な学生は、自己PRに対して5W1Hで質問をしましょう。
すると、エピソードの深掘りをすることができるため、自己PRを肉付けする要素が見つかりますよ。
自己PRで忍耐力をアピールしたい人は、以下の記事をチェックしておきましょう。忍耐力をアピールするコツをキャリアコンサルタントが解説しています。
④「分析力」
450字(1分30秒)の自己PR例文
私の強みは、データをもとに行動できる分析力です。
私は大学入学時にブログを始めました。最初はブログ記事を作成することだけをしていましたが、記事数が多くなるにつれて「想定読者にもっと読んでもらいたい」と思うようになり、ブログの分析を始めました。
最初はただ数字を追いかけていただけでしたが、ブログを読んでくれている層と読んでいない層を明確にして、読んでいない人たちが読みたくなるような記事の作成を心掛けました。
結果、分析を始めてから1年後にはPV数が5倍になり、より多くの人にブログを読んでもらえるようになりました。この経験から、自分の理想的な結果を得るためには分析が必要であることを学び、日々の学習や趣味などに活かしています。どれも分析をして改善した後の方が大きな結果を得られています。
御社に入社後は業界や顧客、自社商品について徹底的に分析をして、根拠のある提案をし売上拡大に貢献したいと考えています。
✔例文の評価ポイント
①読んでいる層と読んでいない層を明確にするという具体的な分析アプローチが示されていて、データをただ眺めるだけでなく行動につなげられる分析力として語れている点。
②分析開始から1年後にPV数が5倍になったという定量的な成果を示すことで、分析力がビジネスでの再現性の高い力であることが伝わる点。
⑤「継続力」
450字(1分30秒)の自己PR例文
私の強みは、コツコツ続けられる継続力です。
私は幼少期から1日中同じことはできない一方、毎日同じことを続けるのは得意という性格でした。当時はこれを治したいと思っていましたが、母親からの「毎日同じことを続けられるのも才能」という言葉をきっかけに、この継続力が自身の強みだと気がつくことができました。
具体的にはスポーツとプログラミング学習を継続しています。スポーツは小学校から現在までバスケットボールに取り組んでいます。最初はレギュラーにもなれませんでしたが、徐々に試合に出られるようになり、大学では新人戦優勝メンバーの一人になることができました。
そして、プログラミング学習は大学入学と同時に「アルバイトが禁止されているから、部屋でできることを探そう」という理由から始め、現在はWebサービスを制作できるまでスキルを身に付けました。業務委託案件も数件受注した経験がございます。
御社に入社後も継続力を活かしてスキルを磨き、少しずつですが、御社の売上拡大に貢献できるよう努めてまいります。
✔例文の評価ポイント
①レギュラーになれない状態から新人戦優勝メンバーになったこと、プログラミングで業務委託案件を受注したという2つの定量的な成果が示されていて、継続力が結果につながる力であることが伝わる点。
②スポーツとプログラミングという異なる分野で継続力を発揮していることが示されていて、特定の場面に限らず幅広く再現できる力であることがアピールできている点。
継続力をアピールしたい人はこちらの記事も確認しておきましょう。業界や職種別の継続力のアピール方法について解説しています。
現役キャリアコンサルタント・若林さんのアドバイス
もし大幅に文字数オーバーした場合は、自分のPRの中からその企業にとってプラスになる部分を残し、必要ない部分をごっそりと削りましょう。
もし少ない量を削りたいのであれば、エピソードの言い回しを変えて短くする方法がおすすめです。
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さまざまな強みを題材にした自己PRの例文は、以下の記事で確認することができます。どの強みをアピールするか迷っている人は、例文を参考にしてテーマを決めるのも選択肢の一つです。
気配り
自己PRの「気配り」は一工夫が必要! 効果的にアピールする秘訣
好奇心旺盛
例文12選|自己PRで好奇心旺盛を最高の武器にする考え方4ステップ
真面目
12例文|真面目さの自己PRでやりがちな3つの失敗パターンと対策
持続力
持続力の自己PR例文9選! 好印象を残すコツとNGパターンを解説
どうしても強みがわからない人向け! 強みを見つけるための方法4選
強みを見つけるための方法
構成を考える途中で、「なかなか文章で埋まらない……」「本当にこの強みをアピールして良い?」と手が止まってしまう人もいるでしょう。
自己PRで伝える強みは特別な実績や才能である必要はなく、日常の習慣でも問題ありません。
なぜなら、面接官が見たいのは華やかな結果そのものではなく、日常のなかでどう考え、どう行動してきたかというプロセスと、その再現性だからです。
ここでは、強みを見つける方法を解説するため、自分ならではの強みを見つけましょう。
①自分の得意なことから探す
まずは「ほかの人より自然にできること」「やっていて苦にならないこと」を書き出してみましょう。
得意なことは自分にとって当たり前すぎて強みと気付きにくいため、「誰かに感謝されたこと」「褒められたこと」を思い出すと見つけやすくなります。
たとえば「話をまとめるのが得意」「数字を扱うことが苦にならない」など、些細なことでも構いません。
得意なことのなかから、ビジネスの場で活かせるものを選んで言語化してみましょう。
②短所を言い換える
自分の短所を裏返すことで、強みが見えてくることがあります。
たとえば、以下のように短所は強みに言い換えることができます。
短所の言い換え例
- 心配性→計画的に物事を進められる
- 飽き性→好奇心が強く、新しいことにも積極的に挑戦できる
- 楽観的→失敗をひきずることなく次に進める
- 流されやすい→協調性があり、相手の立場で考えることができる
- 負けず嫌い→向上心が高い
- 優柔不断→慎重に物事を判断できる
自分が欠点だと思っていた性質のなかに、ビジネスで評価される強みが潜んでいることがあります。
短所を否定的にとらえるのではなく、どう活かせるかという視点で見直してみましょう。
短所を長所に言い換える方法は、以下の記事で解説しています。自身の短所に併せて参考にして、自己PRでアピールできる強みを探してみましょう。
③周りの人に聞く
自分の強みがどうしてもわからない場合は、家族や友人などに聞いてみるのも一つの手段です。
自分では強みだと思っていなくても他人から見たら羨ましいと感じるような大きな強みを持っている可能性があります。
客観的に見てそれが強みであれば、より説得力のある自己PRにつながるのです。
周囲の人に聞くときには「私の強みは何だと思いますか」と聞くだけではなく、どうしてその強みを挙げてくれたのかや、その強みがあると感じたときのエピソードなども併せて聞きましょう。
以下の記事では、他己分析をおこなうときの質問例から選考への活かし方まで幅広く解説しています。参考にしたうえで、周りの人に自分の強みを聞いてみましょう。
④普段当たり前にしていることを振り返る
普段当たり前にこなしていることやストレスなくおこなっていることに自分の強みが隠れている可能性もあります。
できて当たり前と思っていることも、できない人がいたり、周囲が羨ましいと感じることかもしれないので、普段の自分の行動を振り返ってみましょう。
たとえば、毎朝ランニングをする習慣がある人は、「継続力がある」や「努力を重ねることができる」という強みが隠れているかもしれません。
このように何気ない行動や習慣のなかに強みが隠れていることがあります。今までの行動や経験を振り返り、アピールできることがないかを確認してみてください。
アドバイザーのリアル・アドバイス!華やかな経歴のアピールは逆に企業に響かないことも
ある採用担当者は「面接に来る学生の大半がリーダー経験を語る」と話していました。しかし、企業が求めているのは華やかな経歴ばかりではありません。
むしろ「中学から毎日お弁当を作っている」といった一見身近な行動のほうが、強い印象に残ることもあります。
人と違った視点からのアピールが好印象を残すチャンス!
周りが華やかな実績をアピールしようとするからこそ、異なる視点からのPRは「あなただけの個性」を際立たせる大きなチャンスです。
誇れる肩書きがないと焦る必要はありません。日常の継続や独自の着眼点こそが、採用担当者の心をつかむ強力な自己PRになります。
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なかなか自分の強みが見つからない人はこちらの記事も参考にしてみてください。
強み一覧
【強み一覧】自分の強みの伝え方を内定者例文付きで解説
大学生におすすめな自己PRの強み一覧
例文10選|大学生におすすめな自己PRの強み一覧と基本構成を紹介
強み別の自己PR例文17選
強み別の自己PR例文17選|63の言い換えも活用して選考突破
【就活QA集】自己PRの構成に関する質問を一挙に解消
自己PRの構成について、まだ疑問が残っている人もいるでしょう。
ここでは、自己PRの構成に関して寄せられた質問をピックアップしました。自分の自己PRを仕上げる前に、気になる質問を確認してみてください。
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自己PRが完成したら、以下の記事を参考にしながら面接全体の対策をすすめましょう。
自己PRの答え方
面接官を惹きつける自己PRの答え方|例文12選
面接の質問150選
面接の質問150選!回答例から答え方まで質問対策を完全網羅
新卒面接の質問と回答例
新卒の面接の質問&回答例15選! 3つの必須対策も解説
面接の評価ポイント
面接とは? 就活・採用のプロが評価ポイントや突破の秘訣を解説
自己PRは構成次第で印象アップ! 正しい書き方で企業の心をつかもう
自己PRは、内容の良し悪しだけではなく「構成が整っているかどうか」で面接官への伝わり方が大きく変わります。
どれだけ魅力的なエピソードを持っていても、結論が後回しになっていたり、行動よりも状況説明が多すぎたりすると、せっかくの強みが正しく伝わりません。
大切なのは奇をてらうことではなく、PREP法という基本の型に忠実に沿いながら、あなたの強みをまっすぐ届けることです。
この記事で紹介した構成のコツや例文を参考に、面接官が納得できる自己PRを仕上げて選考突破を目指しましょう。
アドバイザーからあなたにエールまずは本文で紹介した自己PRの構成を徹底的に活用しよう
「PREP法やSTAR法を使うと、ほかの学生と差別化できないのでは」と不安になるかもしれません。しかし結論として、テンプレート通りに伝えることが内定獲得の近道です。
これらの型は学生だけでなく、入社後のビジネス現場でも使われる「正しく伝わる優秀な構成」です。
そのため、正しく使いこなせているだけで面接官から高評価を得られます。
自己PRの構成が作成できたら内容をブラッシュアップしよう
ほかの学生と差をつける鍵は構成ではなく「エピソードの深掘り」です。同じ型でも内容が異なれば差別化は十分に図れます。
何度も型を読み返して構成を定着させ、徹底的な自己分析で独自性のある内容へとブラッシュアップしていきましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi




















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キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事
Hiromi Wakabayashi〇女性や学生向けのキャリア講座、行政主催の就職フェアでのキャリア相談に従事。また、ライター経歴を活かし、各種サイトでキャリアについて考えている人に向けた記事を監修
プロフィール詳細キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者
Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる
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