Q
大学3年生
女性
国際学部卒は就職に不利になりますか?
国際学部に在籍しているのですが、就職活動において、国際学部出身であることは不利になるのでしょうか?
というのも、国際学部=他言語が話せる学部というだけで、その他の専門的なスキルが身に付きにくいというイメージがあるという話を聞きました。
英語が話せることも武器にはなると思うのですが、とはいえ語学はあくまで手段なので、国際学部にいるというだけで就活の場で良く見られるということもないのはわかります。ただ、不利になるということのほどなのでしょうか。
もし不利になるのであれば課外活動にも力を入れていかなくてはと思っており、お伺いしたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
国際学部は就職に不利ではない! 大切なのは学びの活かし方
不利になることはありません。
しかし、英語が話せるという強みだけでは弱いでしょう。国際学部で何を学んできたのか、その学びから国際的な視野を持ち、活かして活躍できることをアピールできるでしょう。
業界でいうと、総合商社やメーカー、貿易関連、航空などほかにもさまざまあります。
また、自分自身が大学での学びにこだわらず就職したいというのであれば、業界はほかにもさまざま選択できます。
英語力だけで勝負せず視野の広さと具体的な活用を示そう
どのような業界や働き方でも、国際的な視野を活かす事ができます。具体的に志望企業のなかでどのように活かせるのかを考えてみましょう。
私が支援している大学にも国際学部があります。学生たちはさまざまな業界に就職をしていきます。私が担当している学生で、国際学部が不利だと感じている学生はあまりいないと感じています。
そのなかでも、やはり海外にかかわって仕事をしたい、得意な言語を活かしたいと考える方は多くいます。
その場合、どの企業のどの部門であれば、実際に海外にかかわることができるのかをよく調べる必要があります。同じ企業でも採用の枠が違う場合もあります。
ここまで述べたように、不利になることはありませんが、課外活動はいろいろなものに挑戦してほしいと思います。
学業だけでなく、さまざまな経験をしていることはプラスになります。ぜひサークルやアルバイト、学内での活動やボランティアなど挑戦してみてください。
学部名は関係ない! 経験と姿勢で堂々と勝負しよう!
国際学部出身であることが就職活動で不利になることは、基本的にありません。特に文系学部の場合、学部名によって選考の通過率が大きく変わることはないと考えて良いでしょう。
企業が最も重視しているのは、その人が大学で何を学び、そこからどんな行動に移していったのか、という経験そのものです。
大事なのは大学で何を学びどう行動したか
あるいは、物事にどう取り組んできたか、という個人の姿勢や思考プロセスのほうです。
学部がどこかということよりも、あなた自身がどんな人間で、何をしてきたのかをしっかりと伝えることができれば、何も心配する必要はありません。
国際学部卒におすすめの就職先は以下の記事で解説しています。「国際学部で学んだことを活かしたい」「どのようにして仕事を選べば良いかわからない」と悩む国際学部出身の人はぜひ参考にしてください。
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