Q
面接で言葉遣いを気にしすぎてしまいます……。
面接で、言葉遣いを意識しすぎるあまり、話す内容がスムーズに出てこなかったり、まとまらなかったりしてうまくコミュニケーションできません。
敬語を使うべき場面や、失礼がない言い回しに気を配りすぎてしまい、結局何が言いたいのかわからない内容になって、面接官も微妙な反応をしています。
もちろん丁寧な言葉遣いは大切だと思いますが、内容が伝わらないほど神経質になるのは良くないですよね。
「最低限これだけは気を付けたら良い言葉遣い」みたいなのがあればもう少し楽にコミュニケーションをとれるようになると思うのですが。
気にしすぎは良くないと思うので、うまくコミュニケーションできるするためのアドバイスをいただけたらうれしいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
言葉遣いよりも「敬意」が大切! 相手を尊重する気持ちを優先しよう
面接で言葉遣いを気にしすぎてしまい、スムーズに話せないと感じる人もいるでしょう。そんなとき、私が最も伝えたいのは、「言葉遣いのテクニックよりも、相手に敬意を持っているかどうか」が最も大切だということです。
もちろん、敬語(尊敬語、謙譲語など)の使い方は社会人としての基本ですが、それにばかり頭がいっぱいになってしまうと、あなたの伝えたいことが伝わらなくなったり、不自然な話し方になったりすることがあります。
面接官は、あなたが心を込めて話しているか、相手を尊重しているかをよく見ています。
感謝の気持ちがあれば自然と丁寧な言葉に!
「貴重な時間を使って、ご自身に対して面接をしていただいている」という感謝の気持ちを心に持つようにしましょう。その気持ちがあれば、自然と丁寧な言葉遣いになるはずです。
仮に完璧な敬語を使えなくても、相手への感謝と尊敬の気持ちが伝われば、面接官は良い印象を持ってくれるでしょう。テクニカルな部分に気を配りすぎるあまり、肝心なメッセージが伝わらないのはもったいないです。
面接官を尊重し、あなたの本質的な人柄や熱意を伝えられるように意識して話すことが大切です。
完璧な敬語は不要! 相手への敬意があれば大丈夫
言葉遣いを気にするあまり、うまくコミュニケーションが取れないのですね。最低限、相手への敬意を示す丁寧な言葉遣いができていれば、完璧な敬語にこだわる必要はありません。
学生に対して、ビジネスパーソンと同じレベルの完璧な敬語を求める面接官は、まずいないでしょう。
言葉より中身が大事! 伝えたい内容に集中しよう
言葉の正しさを気にするあまり、本当に伝えたい内容が伝わらなくなってしまっては本末転倒です。尊敬語や謙譲語などを細かく考えるよりも、ご自身が話したい内容を、自分の言葉でしっかりと伝えることに意識を向けたほうが、よほど有意義なコミュニケーションになります。
こちらの記事では、間違いやすい「貴社」と「御社」について解説しています。言葉遣いが気になる人は、参考にしてみてください。
言葉遣い以外にも、面接では注意した方がよいことがたくさんあります。こちらの記事で解説しているので目を通しておきましょう。
こちらのQ&Aでも、面接での言葉遣いについてアドバイザーが解説しています。
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