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就活の面接で、すぐ言葉に詰まってしまいます。
就活の面接で、緊張からかすぐに言葉に詰まるのですが、すらすらと話せるようになるコツはありますか?
用意してきた言葉は覚えていて、練習もしているのですが、本番となるとどうしてもすぐに詰まって、文章と文章の間に沈黙が発生して、そこで焦って、ようやく言葉を絞り出すみたいな繰り返しになってしまいます。
すらすら言えたほうがちゃんとしているように見えるし、そういう人を企業側も採用したいかと思うので、スムーズに話せるようになりたいのですが、どうしたらよいでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接で言葉に詰まるときはゆっくり話す練習をしよう
就活の面接で、すぐに言葉に詰まってしまったり、極度に緊張してしまったりする悩みは、多くの学生が抱えているものですよ。これを改善するまず第一歩として、「早口になっていないか」を確認してみてほしいのです。
スラスラ話すことと、早口でべらべら話すことを混同している人が多いのですが、それは違います。言葉に詰まってしまうのは、頭のなかで文章を練るスピードと、口から言葉を出すスピードが合っていないことが原因の場合が多いです。
特に、口の動きが早すぎると、話すネタが「ガス欠」を起こしてしまうのです。そのため、まずは「ゆっくり話す」ことを意識して訓練するのが最も効果的ですよ。
あなたが話すネタを頭のなかで準備する間、口をゆっくり動かすようにしてみてください。これにより、話すスピードと頭の回転速度を合わせられます。
面接練習を繰り返して自信を持って話せるようになろう
どうしても言葉が出てこないときは、「緊張していて、うまく言葉が出てきません」と正直に面接官に伝えるのも一つの手ですよ。人間らしさが伝わり、かえって良い印象になることもあります。
そして、何よりも大切なのは「鍛錬」です。繰り返し模擬面接をおこない、実践経験を積むことが不可欠です。模擬面接の様子を録画して、客観的に自身の話し方や仕草を見るのも良いですね。最初は難しいかもしれませんが、練習を重ねることで、少しずつ自信を持って話せるようになるはずです。
言葉が詰まるなら暗記はNG! 内容にこだわって話そう
言葉に詰まってしまうのは、用意してきた言葉を丸暗記して話そうとしていることが原因かもしれません。また、「スラスラ話せたほうが採用したいと思われる」という思い込みも、かえって緊張を招いている可能性があります。
面接官が知りたいのは、スラスラ話せることではなく、話した内容がどれだけ真実味があり、採用側のニーズに刺さるかです。
自分の言葉で本当に言いたいことを伝えるようにしよう
対策としては、まず本当に自分が実感していることをエントリーシート(ES)に書いているか、もう一度見直しましょう。相手に良く見られたいという気持ちで作られた内容は、言葉に詰まりやすいです。
次に、面接では暗記した言葉を一言一句再現しようとするのをやめましょう。
原稿を作った際に「要するに言いたいことはこれ」というポイントがあるはずです。面接ではその「要するに言いたいこと」が伝わればOKと自分に言い聞かせ、その内容をさまざまな言葉で言い慣れる練習をしましょう。
言葉に詰まったり、緊張したりしても問題ありません。面接官は学生が緊張していることを理解しています。あなたの言葉に「真実味がある」と伝わるように意識しましょう。
面接で緊張してしまい、上手く話せないと悩んでいる人には次の記事もおすすめです。対処法や心構え、実際の面接で頻出の質問を解説しているので、参考にしてみてください。
あまりにも緊張して「面接が怖い」と感じたときの対処法や心構えは以下の記事で解説しています。恐怖心を和らげる考え方や対策を説明しているので、ぜひ読んでみてください。
面接で緊張して言葉に詰まると落ちる可能性は高くなるのではないか? と不安に感じる人は多いと思います。次のQ&Aでは同じように悩む相談者にキャリアコンサルタントがアドバイスをしているので、併せて参考にしてみましょう。
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