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転職活動の自己分析で効果的な方法はありますか?
転職を成功させるためには自己分析が重要だとよく聞くのですが、具体的にどのような方法で進めれば良いのかわからず困っています。
漠然と自分のこれまでのキャリアを振り返ってみるものの、結局何が強みで、どんな仕事がしたいのか、なかなか明確になりません。インターネットで調べるとさまざまな方法が出てきて、どれが自分に合っているのか、効果的なのか判断に迷っています。
転職活動における自己分析で、特におすすめの効果的な方法はありますか? 具体的に、どのようなツールやフレームワークを使えば、自分の強みや弱み、本当にやりたいことを見つけられるでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
転職の自己分析では過去の出来事を詳細に書き出してみよう
転職活動における自己分析も、基本的な進め方は同じです。特に効果的な方法としては、紙に実際に手書きで書き出していくことを私はおすすめします。パソコンのExcelシートなどでまとめるのも良いですが、手書きで思考を整理する作業は、より深く自身と向き合うことを促してくれます。
過去の出来事を「いつ、何があったか」「そこでどう感じたか」「どう行動したか」「その結果どうなったか」「反省点や学んだこと」といった項目に細分化して書き出してみましょう。これを繰り返すことで、「ああ、自分ってこんな人間だったのか」という客観的な気付きが得られるはずです。
あなたを知る人からの客観的な視点も参考にしよう
自己分析のツールやフレームワークとしては、手書きをメインにしながら、Excelなども併用すると良いでしょう。手書きで思考を整理した後、デジタルで情報をまとめることで、より体系的に整理できます。
加えて、あなたの記憶だけに頼りすぎないことも重要です。転職活動では、これまでの職務経験が評価されますから、元同僚や上司など、過去のあなたの仕事ぶりを知る人から意見を聞いてみるのも効果的です。「昔のあなたはこうだったよ」といった客観的な視点は、自己認識を深める上で非常に役立つでしょう。
自己分析はゴールを決めずに6~8割の理解を目指そう
自己分析は「ここまでやったら終わり」というものではなく、常にアップデートしていくものです。
現時点で「これくらいは表現できるかな」という、6~8割くらいの自己理解があれば、まずは次のステップである業界・企業研究に進んで問題ありません。
業界・企業研究を進めたり、実際に面接を受けたりするなかで、新たな気付きが生まれ、自己分析がさらに深まることはよくあります。一人で抱え込まず、必要であればキャリアセンターや第三者に相談することも有効です。
自己分析は出来事だけではなくそのときの感情も掘り下げよう
効果的な自己分析の方法としては、漠然とキャリアを振り返るだけでなく、「出来事」に紐づく「感情」や「感覚」も一緒に書き出すことです。
たとえば、仕事名だけでなく、具体的な作業や行動ベースで振り返り、その時に感じた「ワクワク」「しんどさ」「うれしさ」などを記録することで、自分の強みや興味が明確になります。
過去の経験を整理する際は、特に心に残っている出来事として、頑張ったこと、苦労したこと、楽しかったことなどをピックアップし、その出来事を通して「どう考え、どう行動したか」を深掘りしましょう。
就職活動においては、基本的に大学時代の出来事を軸に振り返り、特に大きなインパクトがあった場合は高校時代まで遡ってみましょう。
自己分析のやり方や就活への活かし方はこちらの記事でチェックしてみましょう。さまざまな自己分析方法も解説しているので、自分に合ったやり方を探してみてください。
以下の記事では自己分析シートの作り方を詳しく解説しています。6パターンの自己分析シートを使った手順を丁寧に説明しているので、ぜひ参考にしてみましょう。
自己分析で年表を作るのは効果的なのか? の質問には、こちらのQ&Aで回答しています。併せて参考にしてみましょう。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
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