調整力の自己PRの例文12選! 作り方を就活のプロが解説

5名のアドバイザーがこの記事にコメントしました

  • 中小企業診断士/キャリアコンサルタント

    Shigeki Komatsu○営業企画・マーケティング・情報システム・総務・人事・経営企画室など幅広いキャリア経験を持つ。現在はキャリア形成や能力開発に向けた企業研修や個人面談などを提供している

    プロフィール詳細
  • キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

    Mihoko Endo〇メガバンクで法人営業や新人研修講師、採用面接に携わる。現在は「その人らしさを引き出すカウンセリング」をモットーに、大学での就活支援、社会人向けキャリア開発研修をおこなう

    プロフィール詳細
  • キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

    Yuichi Nishi〇大学では就活に関するスキルを身に付けられる実践中心の授業を展開。また、講師として企業で新人や中堅社員に向けてコミュニケーション研修、キャリアコンサルティングをおこなっている

    プロフィール詳細
  • キャリアコンサルタント

    Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味

    プロフィール詳細
  • 就活塾「我究館」副館長/キャリアコンサルタント

    Hayato Yoshida〇東証一部上場の人材会社で入社2年半で支店長に抜擢。これまで3,000名以上のキャリアを支援。現在はベストセラー書籍「絶対内定」シリーズを監修する我究館で副館長として従事

    プロフィール詳細

この記事を訪問した理由は?(リンクを押して飛ぶ)

調整力はビジネスで求められるスキルですが、単に「調整力があります」と伝えるだけでは、採用担当者の印象に残りにくくなってしまいます。

調整力を効果的にアピールするには、「誰と誰の間で」「どのような対立があり」「どう解決したか」をエピソードとして伝えることが重要です。

この記事では、5人のキャリアコンサルタントとともに、調整力の自己PRの作り方と活動別の例文12選を解説していきます。

【完全無料】
大学3年生(28卒)におすすめ!
選考前に必ず使ってほしい厳選ツール

1位:自己PR作成ツール
自己PRが思いつかない人は、ツールを活用して自己PRを完成させよう

2位:志望動機作成ツール
5つの質問に答えるだけで、受かる志望動機を自動で作成します

3位:WEBテスト対策模試
模試で実力チェック!WEBテストの頻出問題をこれ1つで効率的に対策できます

4位:面接回答集60選
見るだけでOK!面接でよく聞かれる質問と模範解答をまとめました

5位:逆質問例100選
面接官から「志望度が高い」と思われる逆質問例を厳選しています

【併せて活用したい!】
スキマ時間3分でできる就活診断ツール

適職診断
たった30秒であなたが受けない方がいい仕事がわかります

面接力診断
39点以下は要注意!面接を受ける前にあなたの面接力を診断しましょう

調整力とは?

調整力とは、さまざまな立場の人の意見をくみ取り、全員が納得したうえで同じ方向に進めるように働きかける力のことです。

ビジネスの現場では、意見の対立や利害の衝突が日常的に起こります。

そのため、全員の意見を取り入れつつ、それぞれの譲れない一線を見極めてゴールへ誘導できる人が企業から評価されます

企業が求める調整力の具体例

  • 問題を円滑に解決する能力
  • チームをまとめるリーダーシップ
  • 対立する意見を調整して全員が納得のいく形へ導く能力

採用面接の経験が多数・遠藤さんのアドバイス

遠藤 美穂子

プロフィール

ビジネスシーンで全員の意見が一致して、都合良く物事が進むことはなかなかありません。

部署横断のプロジェクトや商談といったさまざまな場面で、関係者の考えや立場を勘案し、みんなが納得してゴールを目指せるよう調整する力は大いに役立ちます。

関連記事で自分の強みに合った自己PRを探す(タップで開閉)

対人能力・チームワーク
例文17選|自己PRでリーダーシップを最強の強みとして伝える方法
例文8選|自己PRでチームワーク力の高さを効果的に伝える方法
コミュニケーション能力は12個の言い換えで勝負しよう! 例文つき
縁の下の力持ちとは? 魅力が伝わる自己PRのコツと例文15選

思考力・対応力
自己PR例文付き|問題解決能力を鍛えるコツと就活でのアピール方法
柔軟性の自己PRで理解必須の注意点と伝え方のコツ
適応力は現代の必須スキル! 高め方や就活でのアピール方法を解説

行動力・遂行能力
例文15選! 主体性を自己PRで伝える3ステップと注意点を解説
就活は業務遂行能力で差がつく? 能力向上・アピール方法を解説
例文6選|吸収力の自己PRを魅力的にするには? 書き方のコツを解説

「調整力」をアピールするなら、自己PR作成ツールを活用しよう

自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。

そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

 ツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。
編集部より

「どういう自己PRが好印象なのか分からない」という人は、内定者の実際の回答を厳選した「自己PR例文集」をお手本にしましょう!

活動別! 調整力を自己PRでアピールするときの例文12選

活動別!調整力を自己PRでアピールするときの例文12選

ここからは活動別に調整力を自己PRするときの例文を紹介します。

部活やアルバイトなどの活動別で、150字と300字の2パターンずつ用意しているため、自分の経験に近いものを参考にしてみてください。

使い分け

150字:インターンシップ(インターン)選考や、履歴書での使用
300字:一般的なエントリーシート(ES)で使用

部活

例文(150字)

私の強みはさまざまな意見をまとめる調整力です。

サッカー部のキャプテンとして、主力選手の急な体調不良に際し、メンバー全員の意見を集約しながら全体のバランスを考慮した新フォーメーションを提案しました。

その結果、全国大会出場を果たしました。御社でもこの力を活かしてチームの成果に貢献します。

例文(300字)

私の強みは、多様な意見を調整して全員が参加しやすい環境を作れる点です。

部活動の合宿企画において、メンバー同士の日程調整が難航した際、全員にアンケートを実施して参加可能な日程を把握しました。

その結果、休日の予定が重複するメンバーが多かったため、参加率が最大になる日程をベースに合宿を短縮する妥協案を提案しました。

食事や宿泊先も予算と各自の希望を考慮しながら調整し、最終的に全員が納得できるプランを作り上げました。参加者からは「楽しかった」との声を多くもらい、チームの結束も一層強まりました。

御社でも、関係者の意見を丁寧に汲み取りながら全員が納得できる解決策を提示し、プロジェクトを円滑に推進できる人材として貢献したいです。

3,000人強のキャリア支援実績・吉田さんのアドバイス

吉田 隼人

プロフィール

部活の結果や成果のみをアピールしている学生は、良い評価にはつながりにくい傾向があります。

企業が求めているのは成果を出したプロセスの再現性なので、「どのようにしたのか」「なぜしたのか」とプロセスを言語化することが大切です。

関連記事で部活動の経験をエピソード化する(タップで開閉)

サークル

例文(150字)

私の強みは、意見の対立を解消してまとめる力です。

サークルのイベント企画でメンバーの意見が対立した際、個別にヒアリングして各自の優先事項を把握し、全体ミーティングで議論を整理しました。

その結果、全員が納得できる形でテーマと役割分担を決定できました。御社でもチームの円滑な業務推進に貢献します。

例文(300字)

私の強みは、課題の本質を見極めて解決できる点です。

サークルの定期練習で、メンバーのスケジュールがばらばらで全員が参加できる日程を確保することが困難な状況でした。そこで全員のスケジュールを把握するアンケートを作成し、曜日ごとの出席率を分析しました。

その結果、特定の曜日に参加が集中していることがわかったため、出席率の高い曜日を定期練習日に設定し、それ以外はフリー練習日として柔軟に参加できる仕組みを提案しました。

これにより参加人数が増加し、練習効率が向上しただけでなく、メンバー間のコミュニケーションも活発になりチームワークが強まりました。

御社でも課題を分析して最適な解決策を提示し、チームが円滑に動ける環境づくりに貢献したいです。

課題解決に向けて主体的に動ける人は、企業からどのような評価を受けられますか?

キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

遠藤 美穂子

プロフィールを見る

主体性のある人材は企業からも積極的にチャンスを与えられる

受け身で待っているのではなく、課題を見つけて解決しようと自ら動ける人にはどんどん仕事やチャンスを与えたくなります。

自分でやれることを見つけて、状況をより良くするための努力ができると期待できるからです。

上記の例文であれば、練習参加者が多い日を機械的に決めただけでなく、なぜ全員がそろわなくとも参加者の多い日を定めることが必要と考えたかという目的意識も示せると、考えたうえでの行動であることも伝わります。

テンプレを活用すれば受かる自己PR文が作れます

自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。自己PR作成ツールなら、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、分かりやすいテンプレであなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

 ツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。
関連記事でサークルの経験をエピソード化する(タップで開閉)

ゼミ

調整力の自己PR例文(150字)

私の強みは、目標達成に向けてチームを動かす力です。

ゼミのグループプロジェクトで進捗が停滞した際、全メンバーの状況を把握したうえで作業分担を見直し、ペア作業も導入しました。

結果として、発表日までに質の高いプレゼンテーションを完成させることができました。御社でもチームの力を引き出し貢献します。

調整力の自己PR例文(300字)

私の強みは、状況を的確に把握して仕組みを作り、チーム全体の動きを改善できる点です。

リモート中心のゼミ活動をしていた際、メンバー間の情報共有が不十分なために作業が滞る問題が発生しました。

そこで原因を探るためメンバーに個別に連絡を取り、進捗状況と各自が抱える課題を把握しました。

その結果、情報が分散していることが滞りの根本原因だと判断し、全員がタスクと進捗を入力できる共有ドキュメントを作成して運用を提案しました。

この仕組みの導入により進捗状況が可視化され、遅れているメンバーをチーム全体でサポートする流れが自然と生まれました。

御社に入社後も、問題の本質を見極めて再現性のある仕組みを作り、チームの生産性向上に貢献したいと考えています。

現役の大学講師・西さんからのアドバイス

「ゼミのメンバーとコミュニケーションを円滑におこなうことができた」という自己PRで、「円滑」とは具体的にはどのようにおこなったのかが見えてこない事例がありました。

意見が対立したとき、どのような役割をはたしたのか、どのようにメンバーに対してアプローチをしたのかを具体的に述べることでより再現性のある自己PRになります。

関連記事でゼミの経験をエピソード化する(タップで開閉)

アルバイト

例文(150字)

私の強みは、対立する意見を調整してまとめる力です。

カフェのアルバイトでメニュー変更をめぐりスタッフの意見が対立した際、双方の意見を取り入れた期間限定メニューを提案したところ、顧客から好評を得て売上を前年比15%アップさせることができました。

御社でもこの力で成果に貢献します。

例文(300字)

私の強みは、課題の原因を分析して周囲を巻き込みながら仕組みを改善できる点です。

アルバイト先で新人育成を担当していた際、新人スタッフがすぐに離職してしまう状況が続き、業務体制をすぐに変える必要が出ました。

既存スタッフと話し合った結果、業務の複雑さが離職のおもな原因だと判明しました。そこで、業務を細分化して研修内容を見直し、一目で理解できるマニュアルを新たに作成しました。

その結果、新人スタッフの離職率が低下し、安定した業務体制を整えることができました。

御社に入社後も、組織の課題を見極めて再現性のある改善策を提示し、チームの生産性向上に貢献したいと考えています。

3,000人強のキャリア支援実績・吉田さんのアドバイス

吉田 隼人

プロフィール

アルバイト経験の自己PRでも、総合商社や外資コンサル、総合デベロッパーなど難関企業に内定している学生はいます。

共通するのは、「自分になぜその成果を出せたのか」という能力・価値観を含めた本質的な自己分析ができていることです。

調整力を自己PRする場合も、「そもそもなぜ自分には調整力があるのか」という観点で言語化しましょう。

自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう

ChatGPTを使った自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?

簡単な質問に答えていくだけでChatGPTが自動で魅力的な自己PRを作成します。

作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。

関連記事でアルバイトの経験をエピソード化する(タップで開閉)

留学

例文(150字)

私の強みは、異なる意見をまとめて全員が納得できる落としどころを見つけられる点です。

カナダ留学中の文化交流イベントで各国の意見が対立したことがありました。そこで、それぞれの文化的背景を聞き取り、各国の文化要素を取り入れることを提案した結果、全員が楽しめるイベントを実現しました。

御社でも状況に応じた最適案を提示して組織に貢献したいです。

例文(300字)

私の強みは、異なる背景を持つ人々の意見を丁寧に調整して、全員が納得できる形にまとめられる点です。

留学中、ホストファミリーと週末を共に過ごす機会を設けることになりましたが、家族それぞれの予定や好みが異なり、日程と内容の調整が難航しました。

そこで家族一人ひとりの希望を個別に聞き取り、全員が参加できる日時を特定したうえで、互いの文化を共有できるアクティビティを複数提案しました。

私の国の料理を一緒に作る日や家族の好きな映画を観る日を組み合わせることで、全員が楽しめるプランを実現しました。

この経験から、異なる価値観を持つ人々との合意形成には、まず相手の背景を理解することが不可欠だと学びました。

御社でも、それぞれの立場を丁寧に把握しながら最適な提案をおこない、納得感のある解決策を導き出せる人材として貢献したいと考えています。

現役の大学講師・西さんからのアドバイス

単純に「TOEICの点数が大幅にアップした」や「知らない人とでも仲良くなれた」など、結果のみに焦点を当てている自己PRは評価が低くなります。

「留学先での困難に対してどう乗り越えたのか」について、具体的な行動を示すことで入社後も「再現性がある」と判断されます。

自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!

「自己PRがうまく書けない」「どんな強みをアピールすればいいかわからない」…そんな悩みを抱えている方には「AI自己PR作成ツール」がおすすめです。

AIがあなたの経験やスキルに基づいて魅力的な自己PRを自動で生成し、短時間で書き上げるサポートをします。

短時間で、分かりやすく自分をアピールできる自己PRを完成させましょう。

関連記事で留学の経験をエピソード化する(タップで開閉)

インターンシップ

例文(150字)

私の強みは問題解決に向けてリーダーシップを発揮できる点です。

インターンシップ先で複数部署がかかわるプロジェクトのスケジュールが乱れた際、各部署の進捗を把握して問題点を整理し全体会議で共有しました。

これにより、情報の透明性が高まりプロジェクトを予定通り完遂できました。御社でも組織の円滑な推進に貢献します。

例文(300字)

私の強みは、問題を早期に察知して先回りで仕組みを整えられる点です。

マーケティングチームのインターンシップとして新製品発売プロジェクトに携わった際、複数部署間での情報共有が不十分なため、スケジュールの認識がバラバラになっていることに気付きました。

このまま放置すれば大きなトラブルに発展すると判断し、各部署の担当者を集めた定期的な進捗確認ミーティングの実施を提案しました。

ミーティングの導入によりリアルタイムでの情報共有が可能になり、問題の早期発見と対処ができる体制が整いました。その結果、大きなトラブルを未然に防ぎながらプロジェクトを予定通り進行させることができました。

御社に入社後も、潜在的なリスクを先読みしながら仕組みを整え、チームが円滑に動ける環境づくりに貢献したいと考えています。

3,000人強のキャリア支援実績・吉田さんのアドバイス

吉田 隼人

プロフィール

インターン経験は、成果が数値で表れやすい分、わかりやすいのですが、本質的な人物像が伝わりづらい傾向があります。

調整力の自己PRとしてインターン経験をアピールする場合も、「結局、私は何者なのか」という観点から深掘りしましょう。

自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!

「自己PRで伝えたいことはあるのに、言葉にできない」そんな悩みがある方には「自己PR作成ツール>」が強い味方になってくれます。

表現に悩んでいても、AIがあなたの考えを汲み取り、わかりやすく効果的なPR文にまとめてくれます。

ぜひ効率的に自己PRを仕上げ、選考の準備を整えましょう。

調整力の自己PRの作り方

調整力の自己PRを作る際は、論理的で説得力のある構成を心がけることが重要です。

なぜなら、調整力は抽象的な能力であるため、筋道を立てて話せないと面接官に具体的な能力やスキルが伝わりにくくなるからです。

採用担当者にあなたの調整力を過不足なく伝えるために、これから解説する調整力の自己PRの作り方を参考にしてみてください。

①強みを端的に表現する

まずは結論として、自分の強みである調整力を端的に表現しましょう。

自己PRの冒頭で調整力が自身の強みであることを伝えることで、採用担当者はあなたにどのような調整力があるのかを理解しやすくなります

また、単に「調整力があります」という抽象的な表現では、採用担当者があなたの能力を具体的にイメージできません。

「対立する意見をまとめる調整力」や「チーム全体のモチベーションを高める調整力」など、より具体的な言葉で表現することを意識しましょう。

②具体的なエピソードを交えてアピールする

冒頭であなたの強みを伝えたら、その調整力を実際に発揮したエピソードを伝えましょう。

調整力を発揮した際の具体的な状況や行動を示さなければ、採用担当者に独自の調整力がアピールできません

調整力を強みとしてアピールする就活生はほかにもいるため、以下の点を意識して差別化を図りましょう。

調整力の自己PRを差別化するために意識すべきこと

  • 誰がどのような立場で対立していたのか
  • どのような方法で調整したのか
  • なぜその調整方法を選んだのか
調整力を発揮したエピソードが思い浮かばないときはどうすれば良いですか?

キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

西 雄一

プロフィールを見る

調整力のエピソードは4つの視点から考えてみよう

「調整力」に限らず、エピソードが思い浮かばない場合は、次の手順を試してみてください。

①学校や部活、アルバイトなどの過去の経験を振り返る

②家族・友人・先輩・後輩など周りの人からの意見を聞く 

③ニュースやドラマなどを見ていて意見が対立する場面があれば自分ならばどうするかを考える 

④大げさなことではなく、日常生活の些細なトラブル解決の経験はないかを思い出す 

このようなことに取り組むことで具体的なエピソードが思い浮かぶ可能性が高まります。要するに、与えられたテーマに対して「細分化」して考えることで、さまざまなヒントが得られるのです。相手にエピソードを伝えるときも同様で、細分化したイメージを伝えましょう。

③入社後の活かし方を考える

自己PRに強みとエピソードを伝えたら、最後は調整力を入社後にどう活かせるかを述べて締めましょう。

採用担当者は「この応募者が組織でどう活躍できるか」をイメージしながら自己PRを読んでいます。

調整力は多くの職種で求められるスキルだからこそ、応募先の業務内容や職種に合わせた具体的な貢献イメージを示すことが重要です

たとえば、営業職であれば、「顧客と社内の要望を調整して最適な提案を作成する」のように、職種特有の調整場面を想定した内容にしましょう。

アドバイザーのリアル・アドバイス!プロセスと成果で独自性を出すのがカギ

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

プロフィールを見る

今までの面接で印象に残ったのは、学園祭の協賛出店で保健所、消防、企業、大学の要件が衝突した件です。

ある学生は、自身で「リスク一覧+判断基準表」を作成して論点を整理し、無事に各ステークホルダーの要件を満たすことができました。ま

た、当日は問い合わせ導線を一本化して事故ゼロ、協賛企業からの次年度リピート意向100%を実現しました。

経験で得た成果を会社でどう活用するかを語る

入社後の活かし方についても、「制作進行において『キックオフで判断基準を合意、各ステークホルダーとの議事録運用、意思決定に関する進捗更新、変更管理ルール化』といったプランで貢献したい」と、具体的に再現性のある形で宣言できていました。

たとえばカスタマーサクセス職なら、「エスカレーションの基準と窓口を一本化することで対応工数を減らす」といったように、成果を将来の活用までつなげて語ると独自性が際立ちます。

関連記事で自己PRの対策をする(タップで開閉)

自己PRを作るときのポイント

自己PRの構成が整ったら、内容をさらに磨いていきましょう。調整力の自己PRは、伝え方次第で「組織に欠かせない人材」としてアピールできます。

採用担当者に自身の強みを効果的に伝えるために、自己PRを作るときのポイントをチェックしておきましょう。

具体的な言葉に置き換える

「調整力があります」という表現は抽象度が高く、採用担当者に具体的な能力が伝わりにくいため注意が必要です

以下の言い換え例を参考に、自分の調整力にはどのような要素があるのかを深掘りして表現しましょう。

調整力の言い換え例

  • 物事を俯瞰的に見て判断できる
  • 異なる意見をまとめて合意形成できる
  • 状況に応じて柔軟に対応できる
  • 周囲を巻き込んで目標達成に向けて行動できる
  • 課題解決に向けて主体的に動ける
  • 全員が参加しやすい環境を作れる

問題解決のエピソードとセットで伝える

調整力の自己PRを作る際、問題解決のエピソードとセットで伝えることで、主体的な問題解決ができる人として、自身をアピールしやすくなります

具体的には、以下の3点に注意しましょう。

調整力の自己PRを作る際の注意点

  • 受動的な言葉・表現を使わない
  • その場しのぎの印象を与えないように説明する
  • 結果とチームへの影響を具体的に示す
結果として成功には終わりませんでしたが、経験によって得た学びの中から調整力をアピールしても良いですか?

中小企業診断士/キャリアコンサルタント

小松 茂樹

プロフィールを見る

成功しなかった経験でも万事を尽くしたことを示せればOK

もちろん構いません。むしろ、失敗経験こそどんどん語っていきましょう。成功している話ばかりだと、逆に容易なチャレンジしかしない人だと思われる可能性もあります。

難しいことや高い目標に挑めば、失敗することも当然あります。失敗から立ち上がり、なおも挑戦しようとする人の方が、頼もしく、魅力的に映ります。

ただし、失敗経験を語るうえで重要なのは、万事を尽くしたかどうかです。自分ができることを十分にやりきれず、手を抜いたり、途中で諦めたりしたことは失敗とは呼びません。それは断念と呼びます。

あくまでも成功を求め、自分がやれることをやり尽くしたうえで、それでも力及ばなかったというストーリーを語ったうえで、そこから何を学び、今後にどう活かすのかを伝えてください。

企業の求める人物像と関連させる

どれだけ優れた調整力をアピールしても、企業の求める人物像に当てはまらない場合、選考通過にはつながりません

企業HPや会社説明会・OB・OG訪問を通じて企業理解を深め、自分の調整力がその企業でどう活きるかを具体的に言語化しておきましょう。

また、アピールポイントは1つに絞ることが重要です。複数の強みを詰め込むと伝わりにくくなります。

企業の方針・社風・業務内容に最もマッチする強みを1つ選び、一貫性を持って深掘りして伝えましょう。

自己PRにまつわる疑問や悩みにプロが答えるQ&Aも併せてチェックしよう

自己PRについてほかの人がどのようなことに悩み、解決しているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。

下記ではPORTキャリアに寄せられた自己PRの悩みに関する8つのQ&Aを紹介しています。

自分の悩みに関するキャリアコンサルタントのアドバイスがあれば、参考にして問題解決に役立ててくださいね。

調整力の具体性を高めて企業が求める人材だとわかる自己PRを作ろう

調整力を自己PRでアピールするときは、具体的な言葉で強みを表現して端的に伝えましょう。

また、エピソードを交えて説明することで、説得力が増して入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。

企業が調整力で重視するポイントや、自己PRの作成で気をつけるべきポイントに注意しながら、あなたの強みを効果的にアピールできる自己PRを作成しましょう。

アドバイザーのリアル・アドバイス!調整力の自己PRは強みを発揮した経験が肝

キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

西 雄一

プロフィールを見る

冒頭の1文目では端的に「私は〇〇に取り組んで問題解決をおこなってきました」など、相手にイメージしやすい表現を用いましょう。

そして、その裏付けとなるエピソードでは、「周囲とのコミュニケーションからどのような変化が生まれたのか」「チームがどのように改善され、個々がどのように生産的になったのか」「課題解決後に起こった変化」などを数値やデータを交えながら伝えることがポイントです

再現性や貢献意欲も示して高評価を狙おう

また、エピソードは、「再現性のあるもの」、つまり、入社後も同様のトラブルが起こった際に調整力を発揮できるかどうかにつながる内容を選びます。

最後に、その調整力が企業にどう役に立つのかを示す「貢献意欲」について書きましょう。これらが企業があなたの調整力を評価するポイントとなります。

ただし、企業が求めている人物像とマッチしているエピソードかどうかも重要なので、しっかり照らし合わせましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

> コンテンツポリシー

記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

> メッセージを読む
就活対策資料&ツール一覧 About Our Materials

関連Q&A

記事カテゴリー

Q&Aカテゴリーはこちら

関連Q&A

おすすめ対策ツール・資料

TOP

PORTキャリア
会社情報 プライバシーポリシー グループ会員利用規約 コンプライアンスポリシー 反社会的勢力排除ポリシー 外部サービスの利用について 情報セキュリティ基本方針 行動ターゲティング広告について カスタマーハラスメントポリシー