Q
大学3年生
男性
保険業界はやめとけと言われますが本当ですか?
保険業界に興味をもっている大学3年生です。
保険会社の説明会にもいくつか参加し、社員の方々はやりがいを持って働いているように見えましたが、インターネットでは「保険業界はブラックだからやめといたほうが身のため」という意見もちらほら見かけます。
ほかにも「離職率が高い」「ノルマがきつい」「激務」などといったネガティブな情報も多く、不安を感じています。
実際のところ、保険業界は本当にやめておいたほうが良いのでしょうか? やめとけと言われている理由について、皆さんのご意見お伺いしたいです。
また、もし保険業界を目指すとして、どのような人ならうまくやっていけると思いますか? 向いている人の特徴や就職のコツなどについて、アドバイスしてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
イメージで決めない! 重要な仕事を担っている
保険業界はネガティブなイメージを持たれることもありますが、実際には非常にやりがいのある仕事です。
多くの人が万が一の事態に備えて保険を求めており、顧客に安心を届けるという大切な役割を担っています。
諸外国では、顧客の生活に深くかかわる仕事として、銀行員よりも社会的信用が高い国もあるほどです。
高収入も目指せる! 希望の持てる業界ととらえよう
また、営業職、特にフルコミッション(完全歩合制)の場合は、成果次第でサラリーマンでは得られないような高収入を目指すことも可能です。
そういった側面においては、夢のある業界とも言えるかもしれません。
一視点で決めない! 魅力ややりがいにも目を向けよう
「保険業界はやめとけ」という意見は存在しますが、それは業界の一側面を切り取ったものであり、すべてではありません。
確かにノルマの厳しさや高い離職率といった課題はありますが、同時に社会貢献性の高さや専門性による自己成長、実力次第での高収入など、大きな魅力とやりがいがある業界です。
ネガティブな意見の背景には、個人の契約獲得が直接評価につながる成果主義、複雑な商品知識の学習負荷、顧客の都合に合わせた働き方などが挙げられます。
志望理由とアピールが重要! 意欲を持って臨もう
しかし、保険は人々の万が一を支え、人生設計に深くかかわる極めて社会貢献性の高い仕事であり、顧客から直接感謝される機会も多いです。
私の過去の支援でも、保険業界で活躍できる人は、人の役に立ちたいという貢献意欲が強い人が多いと案内してきました。
また、粘り強く諦めない精神力や、常に学び続ける知的好奇心と自己管理能力も求められます。
就職活動では、「なぜ保険なのか」という明確な理由、学生時代に培った傾聴力、課題解決能力、粘り強さを具体的なエピソードと共にアピールしましょう。
数字で成果を示したり、ストレス耐性や学習意欲を伝えたりすることも重要です。
「やめとけ」という声に惑わされず、あなたが「人の役に立ちたい」「自己成長したい」という強い意欲を持っているなら、保険業界は大きなやりがいと成功のチャンスを提供してくれるでしょう。
保険営業を目指している人のなかには「保険営業はやめとけ」という声を耳にしたことがある人もいると思います。以下の記事では「保険営業はやめとけ」と言われる理由や業界のリアルなどを解説しています。
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